第8回モンゴル交流ツアー報告(その2) [2012年09月01日(Sat)]
理学療法士のための研修会
を開きました 5月の専門家派遣でモンゴルの障がい児療育の現状をみた理学療法士(PT)の諸石真理子さんが3日間くらいPTの研修ができるならとツアーに参加されました。 そこで、ウランバートルにいる協力者のヒシゲーさん、高橋生仁子さんの協力をお願いして国立母子センター小児研究センターのリハビリテーション科を会場に、8月13日から15日の3日間、PTを対象とする研修会を実施しました。 研修の内容は「脳性まひ児の理学療法と家庭療育」で、11時間の研修となりました。 研修生は、母子センターのPT2名および医師1名、第10治療保育幼稚園のPT2名、ソヴド治療保育園1名、NGO Sujatashand 1名(高橋生仁子さん)の7名 看護大学に設けられたPTのコースを卒業したPTが第10治療保育幼稚園から2名参加していますが、脳性まひ児について臨床指導できる人がモンゴルにはいないため、経験豊富な諸石PTの訓練指導と理論の講義を熱心に受けました。 諸石講師が執筆し、ヒシゲーさんがモンゴル語に翻訳したパワーポイントの資料を使って講義しているところ 3日目午後は、ソヴド治療保育園で補講 母子センターのPTツォルモンさんに抱かれているのは保育園開設のきっかけとなったソヴドちゃん |