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ラテン日系留学生

私たちは中南米で生まれ育った日系人です。
現在、日本財団から奨学金をいただき、それぞれの夢の実現のために日本で猛勉強中です。
「中南米日系人から見た日本」をテーマに、28人のラテン日系留学生が毎週記事を掲載します。乞うご期待!


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しつけ [2007年04月30日(月)]

最近の子供は行儀が悪い、というような意見をよく耳にする。電車の座席に靴のまま上がる、周囲のことをまったく考えずに飛び跳ねたり走り回ったりしている、というのである。さらに若者に関しても電車で化粧をする、大声で話すなど、悪く言われることが多い。

家庭で親から受けるしつけはとても重要だ。嘘をつかない、ご飯をきちんと食べる、他人に迷惑をかけないように行動する、というような家族の一員としてのルール、そして社会人としてのマナーを家庭で身につけることが多い。

だからといって家庭ですべてのしつけを受けることは不可能だ。他人だからこそ気がつくこともあるだろう。子供が身内以外に出会う社会である学校でも、しつけを怠ってはならない。学校では、知識以外にも家庭では教わることができなかったしつけを行うべきである。しつけというと厳しいイメージがあるが、決して厳しくすることがしつけとは限らない。優しさをもってマナーや人間関係、思いやり、敬意などを教えることが望ましい。

では家庭でも学校でも十分なしつけを受けることができなかった人にはどうすればよいだろうか。それは社会全体で教えるべきである。

 その人を叱るべきだと言っているのではない。一言注意するだけのことだ。大声で話していることに気づいていない場合もあるし、音漏れなんかは自分ではめったにわからないものである。もちろん相手から良い反応を引き出すためには、注意する方も適切な言葉使いでなければならない。

 見知らぬ人に注意するためには勇気がいる。しかし誰も注意をしなかったら、その人はしつけを受ける機会を失っているのだ。そして正しいしつけを受けなかった人は、社会へ出たときに苦労することになるだろう。

 したがって、家庭、学校、そして社会全体でしつけを行うべきだと私は考えている。

飯田博子
パラグアイ
3期生

初めての茶事体験 [2007年04月23日(月)]
昨日は、法政大学国際日本学研究所の石田雅彦先生に茶事のご紹介をいただき、午前8時より四ツ谷で、留学生だという事で、学割で茶事に参加させていただきました。茶事の体験は人生で初めてでした。

私が日本に留学に来た目的は日本の伝統文化について学ぶことです。「日本の文化を理解したければ、茶道を習ったらいいです」と先日、先輩のアドバイスをうけ、今年から大学での茶道の授業で勉強しようと思いました。

茶道は日本において、十五世紀に中国から伝われた文化です。茶道の基本は人が人にお茶をたてることだという事や日本における茶の由来について、初日の授業で学びました。


先日体験させていただいた茶事で、椿の花と一緒に生けてあった枝の葉っぱの上に濃い紫色の点がいくつかついていました。言われなければ気がつかなかったと思いますが、その点はとても小さな紫色の小花でした。江戸時代の着物の柄のように、見えないけれども、良く見れば、とても細かくて、大変な技術の高い模様だったりして。。。又は、いただいたお抹茶の茶器も100年ぐらい前の物でお抹茶をいただきました。与えられているものの価値がわからないと本当に茶事に参加できる資格はないことがよくわかりました。しかし、「腕前よりも心であり、技術よりも人間性である」という文章を読んでなんとなく、一応、安心しましたが、わからないこと、知らないことばかりでした。お茶をたてる人は伝えることを知り、お茶をいただく人は対象の受けいれのために適切な心持つことの大切さがわかった気がします。

これから更に、茶道について体験、発見、感動、勉強したいと思います。

石田先生を始め、先日やさしく受け入れてくださって、そして色々教えてくださった先輩の皆様方に感謝致します。


佐々木 涼子
ペルー
三期性
ブラジル移民100周年 [2007年04月20日(金)]


2008年は日本人のブラジル移民百周年になります。日本とブラジル両国でたくさんのイベントが行われる予定があります。私たちブラジルの日系人にとっては大変喜ばしいことでもあるし、とても誇りに思うことでもあります。よく考えたら、百年ってかなり長い時間ですね。一世紀前の移民が始まったころの世界は、今生きている私たちにとって想像も出来ないものですね。私たちの先祖は日本でどんな暮らしをして、どうやってブラジルに渡って、そしてブラジルでどのような生活を送っていたのでしょう

 このようなことを教えてくれるのは博物館、本、映画や写真などといった資料があります。しかし、私たち日系人にとって、自分たちの祖父母や両親の「証言」が何より一番身近で現実的な生きた移民の記憶なのです。人から昔話を聞くと、その人自身の観点から歴史を見ることができて、さらにその人のそのときの感情によって、何回も同じ話を聞いても聞くたびにまた違う面白さを発見したりするわけです。残念ながら、親戚になかなか移民の事や昔の暮らしの事を聞く機会がないのは現実です

そこで、ブラジル移民100周年記念をきっかけに、是非みなさんに自分の両親やお年寄りの方に移民のことについて話してもらいたいですずっと日本に住んできた方の中でも、南米に渡った親戚がいたり、自分も移民する計画があった人もいたりします。特に70歳以上で南米移民のことをよく知っている方がたくさんいます。こうして、自分と移民の歴史とのつながりを知ることによって、南米移民記念は特別に面白く感じるかもしれませんね。

ちなみに、神戸では4月22日から一週間にわたって「ブラジル移民祭2007」が開催されますので、来られる方は是非神戸まで足を運んでください。神戸からたくさんの日本人が海を渡って南米に移民しましたけれども、出発する前に神戸移住センターに滞在して研修を受けていたそうです(http://www16.ocn.ne.jp/~cbk.bras/)その他、日本政府が計画しているイベントなども参考にして欲しいです(http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/brazil/jb2008/index.html)ブラジル側では民間組織がブラジル移民100周年記念のため本当に多くのイベントを企画しています。(http://www.centenario2008.org.br/portal/)(皆さんも是非これらのイベントに参加しましょう!

福島マルセロ
ブラジル出身
3期生
SAKURA [2007年04月18日(水)]

私は日本の季節で春と秋が大好きです。ちなみに、冬は苦手で夏は平気です。その中で、春は大の苦手な寒さから徐々に暖かくなり、あちらこちらで花の香りがします。そして、何よりも桜が満開になり、心を穏やかにしてくれます。幸せな気持ちにしてくれます。
 日本人にとって、一年の四季はごく普通で当たり前かもしれませんが、私にとってはこれ以上ない不思議な気持ちで四季を感じているのです。なぜかというと私が生まれ育ったところでは一年中夏だからです。
 おおざっぱな気温ですが、夜明けは23℃、お昼の暑いときには40℃近くにグンと上がり、夕方から夜には27℃ぐらいの過ごしやすさの温度に下がります。仕事終わりにいっぱいビールが最高においしいです。現地の言葉では、一応夏と冬がありますが、日本のような夏でも冬でもありません。また、昼間にほぼ決まった時間に大雨が降るので、暑さを和らげ過ごしやすいです。ただ、雨が降っているとき、傘をさしてもずぶぬれになってしまうので、雨宿りをします。

 ところで、日本の季節の中で、私が一番困るのは、衣類選びです。私は基本的に大量の夏服と少数の冬服しかありませんので、今の季節は何を着ていいのか毎朝あまりない服選びに悩まされています。寒いと思ってセーターを着ていたら、友達に「寒いの?・今日は寒いからね・・・」と声をかけられます。また、暖かいと思って薄着で出かけて、帰りに冬のような寒さを感じてしまい、本当に困難する季節な感じも実際に感じています。
 このように日本の季節を肌で触れ、心で感じ留学生活をしています。そして、大好きな桜を色んな角度から写真を取ってみました。今回、一枚目は、肌寒い満開の桜を載せます。そして、2枚目は桜の花びらが散っている雰囲気を載せます。
  
Neide Ayumi Kuzuo 一期生
Brasil

今の“美”ではなく10年後〜20年後“綺麗”を目指して♪ [2007年04月16日(月)]
突然ですが、私は「綺麗な人」を見るのが好きだ

男の人に「あの男の人どう思う?」と聴くと「俺、男だから良く分からない」と答える人が多いです。

異性であろうと、同姓であろうと“綺麗☆魅力的”な人を見る事が自分にとっては大切だと思います。20代なのでおしゃれなどに敏感である自分がいます。しかし、いくら着飾ったとしても魅力的な女性にはなれないということに気がつきました。
 
 体の中から綺麗にすることによって本当の美しさを求める事ができるのではないのかと思います゚*(。+u艸u●)*゚。

 私達がどれだけ自然と共に生き、ストレスをなるべく感じない生活が出来るかという事かも知れません。現代の日本人の生活は、便利で効率がいいことが重視されている環境におかれています。しかし、それが新の豊かさでといえるものなのでしょうか?

 「良く親元を離れると、両親の大切さを知ることが出来る」
といいますが、同じように昔当たり前だと思っていたものが☆環境が変わる事によって見えてくる事があります

最近は自分がどれだけ恵まれた環境で育ったのかという事を実感させられました。
パラグアイでは当たり前のように良い水を飲み、良い空気を吸い、自然な食材を口にしていました。

私は今の「美しさ」ではなく、身体ともども10年後、30年後の「美しさ」を目指したいと考えています

 
子どもの教育 [2007年04月11日(水)]
発展途上にある子どもの個性を知り、それを伸ばしていくのは、親と社会に与えられた重大な責務である。「人間は一人で生きてゆくことは出来ない」という前提で、社会の中で生き、その社会のもつルールの中で、「自分探し」を行い構成していくのである。子どもたちは、学校、近状のお友達など様々な集団に所属し、新しい自分又自分を発揮できる環境でアイデンティティを構成していくと考えられる。

しかし、現在の日本法律では「日本国籍の子ども達は、小学校6年間と中学校3年間が義務教育です(...)日本国籍ではない子どもを、市立の小・中学校へ入れたい場合は、自分から市役所へ連絡しなければなりません」とある。外国にルーツのもつ子ども達は、自動的に所属する集団が決まらない。「所属する団体探し」、「社会探し」、又は、「アイデンティティ」の問題が多く見られる。

日本国内で「居場所のない子ども達」を受け入れる多くの機関がある。名古屋大学大学院の調査によると、東海地域だけで、16校の「私塾」といえるブラジル学校又はペルー学校があることが分かる。子ども達は、日本で母国の勉強でき、社会のストレスから開放されるといわれる。自分達に友達が出来、楽しんで登校ができるといわれている。

しかし、学校とは子ども達の居場所であると同時に社会に適用できる勉強を身につける場所でもある。「各種学校」では、帰国先の教育に適用できるようにカリキュラムが設定されている場合が多い。しかし、多くの子ども達は帰国を考えているから通うのではなく「日本の学校になじめない」、「母語を学びたい」、「同国人の友達がいる」といった理由で「各種学校」に転校する。日本の学校と各種学校を往復する子どもは多い。中途半端な言語習得がみられる。

問題を抱えた学校は社会を反映する社会現象である。その社会に向き合い主体的に学び、新たな問題解決方法を生み出すことが可能と考えられる。

古堅 マリア クラウディア 和賀
アルゼンチン
人間との出会い [2007年04月09日(月)]
今回のブログ記事には先月行った事を書きます。

日本の3月は卒業式・転職・退職・別れの時期です。長い出会いも短い出会いもこの時期になると区切りを迎える(離れる)可能性がありますね。

しかし、僕はこのような人達に自分のベストをやったかな その人達にとって僕は印象にどのように残るのかな このような事を自分に聞くようになっていました。

短い出会いでもたくさん良い思い出が出来た友達・先輩や指導担当から教えてもらった事・後輩でよく面倒見れた卒業生・もっとお話したかった友達・・・
あまり親しくなかった友達・あまり気が合わなくて近づかなかった人・何かで謝りたかった友達・・・

本当に心細くなる部分もあります。さらに、昔の出会いを思い出したり、長い間会わない友達のことを思い出したり、人生で大切な人の事まで思い出しました。心細いけれども、それ以上に感謝の気持ちが大きいです

先週、あるテレビ番組で:『人は人を育つ』。確かに!! だってとので生きているから『人間』。ブラジルでよく言うのは:『人と出会った時は僕に何かをくれて僕の何かを持って行く』です。その繰り返しのお陰で今の僕があると思います。だから人生で出会う人には出来るだけ良くするように努力しています。当然、気が合わない人間と出会うこともありますが、時間をかけてでも相手を理解しようと頑張るようにしています。

人生の今までの出会い(=友達)を大切にしながら、これからの出会いを本当に楽しみにしています。

このブログを読んでいる皆様はどのような人を大切にしているのでしょうかな・・・

ブラジル出身
2期生
Robson Ryu Yamamoto
ユニフォーム [2007年04月04日(水)]
前に、高校の教師をしている方がある本に寄せた記事を読んだとき、なるほどと納得したことがあります。

この記事を書くに当たってその本を探したのだけど、大掃除のどさくさに紛れたらしく、見つからなかったので曖昧ですが悪しからず

その教師が言うには、生徒たちはスカートを長くしたり、もしくは短くしたり、パンツを腰ではいたり、とにかく創意工夫をほどこして
「かっちりした制服姿」「皆おんなじ」
から抜け出そうとするのだそうで。

ところが、年に一度だけ私服が許される遠足の日が近づいてくると、友達同士で
「何着て行く?」
と探りを入れあい、仲のいい友達とで揃えたりするのだそうな。

結局、皆同じでないと落ち着かないのだろう。と、本には書いてあったと思う。

この現象は、おとな達にも現れているように感じる。ブランドというのは、大人たちのユニフォームになっているのではないか。

パラグアイ出身
2期生
ティナ
Neideの短大卒 [2007年04月02日(月)]
ピカピカの成人たちと一緒にベテラン成人が一人”ホワイトスーツ”着て短大を無事卒業することができました。私とかかわりのある全ての人のおかげです。ありがとうございました。
 卒業式で”思い出の”大きな袋をもらい、その中に提出のレポートやノート類、卒業証明などが入っていました。
ビックリなのは、お祝いの土産があるとは思わなかったので、うれしかったです。

すぐ後に卒業パーティ”37人の女性パーティ”がありました。
寮生活なので、残念ながら2次会へは行けず、あくる日はすぐに親戚のところに泊まりに行きました。
 
 卒業式から1週間ぐらい経って、やっと落ち着き、整理をしていると何と、お土産の中にファイルと筆箱のほかにきれいな箱の中には、お祝いの白とピンクのまんじゅうがあることにビックリです。期限はとうに切れていたが、もったいないので、食べました!!!(大丈夫でした)

 留学生のみなさん、期末試験や卒論が終えてから、卒業式まで時間があるが、ぜひ卒業式には出席してみてください。私は、母国ではなかなか味わうことが出来ない日本の儀式を経験することが出来たことうれしく思っています。
 
 Neide Ayumi Kuzuo 一期生