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ラテン日系留学生

私たちは中南米で生まれ育った日系人です。
現在、日本財団から奨学金をいただき、それぞれの夢の実現のために日本で猛勉強中です。
「中南米日系人から見た日本」をテーマに、28人のラテン日系留学生が毎週記事を掲載します。乞うご期待!


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田舎 [2006年12月29日(金)]
今年はじめ、私は両親の故郷である岩手の花巻市というところに、親戚を尋ねて行ってきました。

そうしたら、親戚の筆頭のような叔父さんが、
「よく来たな!歓迎会用意してるから、まんず楽しんでってな。」
と言って、レストランのほうへ案内してくれた。

そこには会ったこともない親戚が沢山あつまっていて、何十人いただろう、とにかく盛大な集まりでした

「遠いところ、よく来たなぁ。」「ばあちゃんはどうだ?元気にしてたか?」
と、遠い南米に移住した祖父母のことを、今も気遣ってくれているのがなんとも嬉しかった。

なんだかその雰囲気が、自分の生まれ育った移住地のようだなぁ、と感じた。
よく日本の方がパラグアイに来ると、
「昔の日本のようなところですね。」
と言うけれど、ここで私は

「移住地みたいですね。」

と言いそうだった。う〜ん、でも、ウチのおじいちゃんやおばあちゃんそっくりの親戚が沢山いたから、というのもあったかもしれないけど
学会で拾ったノロウイルス [2006年12月27日(水)]
12月7〜10日まで仙台で開催された「子共虐待学会」に参加しました。

仙台で有名な料理と言えば牛タンと生かきと聞いたので、たくさん食べました。美味しかったのですが、鹿児島に帰ってから、病気になってしまいました

朝6時から8時の間に10回以上もトイレに行って、家では食塩水を作ったんですが、飲もうとすると全部吐いてしまいました。気分が悪くなり、病院に行き、点滴をうってもらいましたが、それでも立つこともできませんでした。目が回わったり、吐いたりの繰り返しで、意識がもうろうとしていました。気づいた時はベッドに横たわっていました。。。

「生かきのせいかな」と思いましたが、こんな病気になったのは、初めてですからよく分かりませんでした。ニュースを見て、「ノロウイルス」の注意を聞きましたが、やっぱり遅かったですね



すごくお腹が空いていましたが、三日間、何も食べられませんでした。スープを飲むのもだめで。。。病気になってから四日後、やっとゼリーを食べられるようになりました。食いしん坊の私にとって大変嬉しいことでした!!お腹がすいている時に何も食べられないのは、思っていた以上に大変です。私は病気が治ってから好きな料理を食べられるようになりましたが、世界中ではお腹がすいている人がたくさんいます。貧困で食べ物を手に入れることも出来ず、パン1個も買うことが出来ません。

我々はどうやって彼らの空腹を軽減させることが出来るのでしょうか?
私は特に飢餓でなくなる子供たちのことが可愛そうでたまりません。
今回病気になって、4日間何も食べられず、お腹を空かすことによって、よりこの悲しい現状について考えるようになりました。

Shuyama Karem
コロンビア
1期生
クリスマスとケンタッキー [2006年12月25日(月)]


みなさんメリークリスマス!!!
どうお過ごしですか?良いクリスマスを過ごせたこと祈っています。

さて今日は「日本のクリスマス」について話したいと思います。
日本でクリスマスを過ごすことでいろんな疑問がわきあがってきます。

1.どうしてキリスト教ではないのにクリスマスを祝うのだろうか。
2.どうしてこの日にケンタッキーフライドチキンが食べられるのだろうか。
3.クリスマス=カップルデート???

そう、日本はいろんな文化を取り入れて自分の物にすると言われますが
特にクリスマスがその中でも一番目立つと思います。
ちょっと調べたところ、日本でクリスマスが祝い始められたのは
戦後、米兵が日本でクリスマスを祝うのを見て、はじまったそうです。
しかし、そのプレゼントを貰ったり、サンタに変装する兵隊を見て
真似ただけなのです。その本当の感謝の意味や家族で過ごさなければ
いけない時期を娯楽や買い物の時期に変えていった感じです。

南米でもプレゼントのほうが重視されるようになったにも関わらず、
この日だけは協会が満員になります。

しかし、もっともびっくりしたのはこの日、ケンタッキーフライドチキンの
5人分のチキンバケツが一ヶ月前からも予約されるということです。
キリスト教が大半の国では七面鳥をよくこの日に食べますが
それは豪華な鳥としてディナーに出す一品。
日本ではファーストフードチキンが食べられているから
僕はびっくりしています。

そうしてもうひとつの疑問。
この日はラブラブカップルの勝負日になっているようですね。
ニュースで一番聞くのが、とこの場所が一番デートスポットなのか、
どのホテルが今流行っているのかなどなど。
バレンタインデーに続くカップルデーが日本のクリスマス。

僕の実家ではこの日だけはずっと家族で過ごします。
日本のお盆みたいな感じかな?

別に良い悪いは言いませんが、やっぱりどこかの
風習を取り入れるのならば、ちゃんとその意味をよく分かってから
取り入れてほしいなと思いました。

今年もあと少しですが来年もよろしくお願いします!
Feliz Navidad、Merry Christmas、メリークリスマス。

打村 明
チリ出身
一期生
http://blog.canpan.info/akira
しなくなった挨拶 [2006年12月22日(金)]


最近挨拶をしない人が増えている。「こんにちは、さようなら、いただきます、ご馳走様、ありがとう」、というような簡単な挨拶がめっきりへっている。挨拶をする必要性も意味もないというのである。さらに深刻なのはそのことを聞いてもっともだ、と思う人が増えているということである。

挨拶とは人間関係を和らげるために大きな役割を担っている。『おはよう』、『こんにちは』は今日も一日お願いします、というような意味もこめていると思う。『おやすみなさい』は、ゆっくり休んでください、『さようなら』は、また会えるときまでお元気で、だろうか。

学校の給食のとき、お金を払っているのだから子供に『いただきます』と言わせないで、という母親がいる。ご飯を食べるときに『いただきます』という日本の習慣が、物質的に豊かになった今、消えてしまうのではないかと密かに案じている。

挨拶とは、その一言でその場が和む魔法の言葉だと思う。朝出かけるときに『行ってらっしゃい』と言われれば元気が出るし、疲れて帰ったときに『お帰りなさい』の一言で一瞬にして疲れが吹っ飛ぶだろう。けんかをして口をきかないといつまでも仲直りができないが、ちょっと気持ちをやわらげて挨拶をしてみると、それまでのことがうそのように忘れ去られてしまう。
ほんの少しの手間、気遣いで人間関係が豊かになる。だからみんなでこの魔法の言葉を惜しまずに使うことを私は勧める。

Ida Hiroko
三期生
パラグアイ

Best Student Paper Award [2006年12月20日(水)]


今月、国際会議があり、中国へ行きました。毎日勉強になることが非常に多く、忙しかったので、 町を散歩することができませんでした。初めての中国でしたので、有名なところぐらいはみられるのかな〜と期待していましたが、残念ながら全然見る余裕がありませんでした。

会議中に有名な研究者に会うことができ、様々な話しをすることが出来ました。個人的に私の研究と彼らの研究で「共同リンク」を作成したいと相談したのですが、どうも難しいそうです。

今回、一番うれしかったのは「Best Student Paper Award」をもらったことでした。全然期待をしていなかったので、びっくりしました



それから、印象に残っているのは、中国の美味しい料理です。毎日食べ過ぎてしまいました。「もう食べない」と心に決めても、中々食べるのを止めることが出来ませんでした。お陰で数キロ増えたと思います

Isotani Seiji
三期生
ブラジル


教育でしょうか、遺伝子でしょうか? [2006年12月15日(金)]
ある日、駅から出てタクシーに乗らなければならないことがありました。その駅には出口が2つあって、その1つの出口をでるとタクシーが沢山通っていて、一台を拾おうとしたら、止まってくれませんでした。その次のタクシーも止まってくれませんでした。しかたなく線路の方へ歩き、線路を渡ると、なんと、タクシー乗り場の看板もなかったのに、皆さんがもう1つの出口の前で静かに行列で並んでいて、1人1人順番通りにタクシーに乗っていました。なるほどね!それでタクシーは止まってくれなかったのですね。。。 本当に感心してしまいました。私も列に並んで、これはぜったいに母国のペルーには見られないことだわ!と思いました。自分の番が来るまで、行列で並んで、ふとあることを思い出しました:

6月に東京にあるペルー領事館で用事があって、初めて行ってきました。ペルー領事館は五反田駅の前にあるビルの6階にあります。その日エレベータを降りた時、まず目立ったのは子供の大変な泣き声でしたね。泣き声に慣れると、右側にはペルーの食品点、そして、左側にはペルーの領事館がみえました。領事館に入って、びっくりしました。まず、はやいものがちで窓口で用を済まそうとする何人かの人たち。そうです、6月には、領事館には順番チケットがなかったのです。それで「自分の方が先だったのに!」と叫ぶ人に「そんな態度で大声で叫ぶなら手続きをしてあげられません!」と焦る役人。現在、ビルの他の階にある事務所の苦情のため、やっと領事館が順番チケットを配るようになり、少し以前より静かになりました。

いよいよ私の番が来て、タクシーに乗りました。ため息をついて、タクシーの運転手さんに日本人の行列(我慢強さ、忍耐、他の人に対する思いやり)に対する思いを話してみました。これは絶対自分の国で見られないことですねと言い、タクシーの運転手さんはこう答えました:「日本人は昔から並ぶことに慣れています。もう遺伝子に入っているものですね。」それから、少しタクシーの仕事について話してくれて目的地に到着しました。

皆さん、どう思いますか?自然に行列をすることは教育のみの問題だと思いますかそれとも、遺伝子の問題だと思いますか? 私にはまだ疑問が残っています。。。

佐々木リョウコ
ペルー出身
3期生
「いじめ」問題と文化の違い [2006年12月13日(水)]


最近テレビをはじめ、各メディアにおいて「いじめ」問題を大
々的に報じられるようになっています。子供たちが何気ないこ
とでいじめの対象となり、お金を盗られたり、暴力を受けたり
、集団無視されたりするそうです。そこで、追い詰められた12
、3歳の少年や少女が、報道されるように、自殺という極端な
道を選ぶという事実は決して少なくないでしょう。私はテレビ
ニュースでそれを聞く度に腹が立ち、自殺した子供の親が、学
校の先生に責任を押し付けようとしているところを見るとさら
に腹が立ちます。私だけでしょうか?

いじめ問題は非常に複雑な問題であり、社会的・文化的背景を
無視しては理解できないでしょうし、解決策を探ることはもち
ろん不可能だと思います。私はいじめ問題に全く詳しくないで
すが、ブラジルの学校環境を思い出すと、いじめはもちろんあ
りましたけど、一時的なものであったり、半分は冗談だったり
した様な気がします。そして、一番違うところは「集団」によ
るいじめがなかったことだと思います。いじめられる人がいた
ら必ず誰かがその人を守ったり、いじめる側をやめさせたりし
ていました。それでもだめでしたら、最終的には親が出てきて
、いじめをやめさせていました。

自分の子供を守るのは親の責任だと思います。学校がいじめの
事実を隠した場合は、学校にも責任があるかも知れないが、自
殺に追い込まれるほど人に助けを求めることができない子供の
環境を許した親に責任があると思います。重い話で申し訳ない
ですが、皆さんはどう思いますか?

福島マルセロ
ブラジル出身
3期生
異文化大好き! [2006年12月11日(月)]
私(日系ブラジル人)と友達(日本人大学生)のお出かけの時に持ち運ぶバックの中(財布以外)の基本セットあれこれと違うのにびっくり!!!
           大学生の持ち物セット@AB

@ペン!シャーペン!ボールペン!水性ペン!油性ペン!蛍光ペン!筆ペン!ペン!
バッグの中にはペンとメモ帳(何か紙を持っている) 

Aハンカチ!キャラクターハンカチ!土地限定ハンカチ!タオルハンカチ!王子ハンカチ!
ハンカチを持ち歩く習慣を教育実習した小学校の生活習慣で取り上げていました。
ハンカチを持ち歩くように、習慣づけよう」(マナーだそうですよ!)


Bファンデーション!アイライナー!リップライナー!リップ!口紅!その他
化粧品のお店ができるほどの化粧品類を持ち歩いています。

ブラジルではペンを持ち運ぶ習慣があまりないので、会社や大学での研修会等ではよくペンと用紙が用意されてあります。

3年以上も在日している私は、いまだに財布があればOK!と思い、さっと出かけてしまいます。後で、ペン、ハンカチなどを持ってないことに気がつきます。
でも、大学に持っていく筆箱の中は次のとおり、文房具店みたいです!!!

そんなこんなで日常ではほとんど違和感を感じず生活しているが、細かく観てみると、面白い違いがみえてきます。
以上!
一期生 葛尾あゆみネイデ (ブラジル出身)
硫黄島からの手紙 [2006年12月06日(水)]
今週末に全国で公開される「硫黄島からの手紙」にすごく興味を持っています。

大好きな渡辺謙氏が主演してる映画だけではなく、米人の Clint Eastwood氏が監督としてどのような形でこの第二次世界大戦を見て我々に伝えようとしたのを実際に見たい。ほとんどの見た映画では、米国が作った映画では第二次世界大戦の日本を「悪」として見せました。逆に日本で作られたものはあまりにも日本の「良」を意識した感じがしました。
25万人の米兵士対2万3千人の日本兵士との戦い、5日間の予定された戦いが36日間と長引いた、戦っている兵士が愛する家族などに書いた手紙・・・ 戦争だけを意識してこの映画を見るのではなく、ドキュメンタリー感覚で見た方がよいのかな?本当に楽しみにしています。

詳しくは:
http://wwws.warnerbros.co.jp/iwojima-movies/

山本ロブソン隆
ブラジル出身
2期生
大げさに対応するのは後から笑い話になる... [2006年12月04日(月)]
 先週の土曜日、「サークル活動におけるリーダーシップ」の研修がありました。この研修は毎年行われ、部活の次期リーダが義務的に参加しなければいけません。私は、茶道部を代表として出席しました。次期リーダのことは、一言も聞いていませんが
研修は学長先生のお話から始まりました。7月に起きた奥秩父山岳事故を例に(一年生の学生がなくなりました)、とっさの判断の難しさ、それに伴う責任について話されました。 その他、「リーダと管理職」の話、「自由」の話など、興味深い話が聞けました。
 二人目の講師の方は、『アルハラについて』。 アルコールによる様々な知識や飲みの場で許される行動や飲みすぎた人に対しての対応や体制を学びました。
 三人目の講師は小金井消防署の方々。『心肺蘇生法とAED(自動体外徐細動器)について』。胸にパッドを当てて電気を流して、脈を戻すやつです。実際、使ってみたり大学の設置されてある場所を教わりました。
 最初は、とっても眠い思いをしながら参加しましたが、話に夢中になっていたらあっと言う間に時間が過ぎていました。大学の「命を大切に」というメッセージが心に強く伝わりました。「大げさに対応するのは後から笑い話になるけど、大丈夫は...命取りになるかもしれない」と研修を開いて伝える大学を尊敬に思いました。忙しい学長が土曜日にわざわざ私と同じく早起きしたことも嬉しかったです。
 これから、忘年会のシーズンに入りお酒が多く出回りますが、お酒を楽しむためにも改めてアルコールについて学習しなおすべきかもしれませんね。

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