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ラテン日系留学生

私たちは中南米で生まれ育った日系人です。
現在、日本財団から奨学金をいただき、それぞれの夢の実現のために日本で猛勉強中です。
「中南米日系人から見た日本」をテーマに、28人のラテン日系留学生が毎週記事を掲載します。乞うご期待!


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女性専用車−ビックリ日本 6 [2006年03月30日(木)]


アルゼンチンからの留学生です。よろしくお願いします。

何にビックリしたかと聞かれて…うんん…悩んだすえ、自分も女性専用車のかわいらしいポスターに含まれている人間であることかなと思いました。

日本へ来る前から痴漢が多いと聞いていましたが、かわいらしいピンクのポスターを見て、正直、「これは単純な男女差別ではないか、対策になっていない」と感じました。「痴漢の問題解決は愚か、女性の社会進出に影響を与えるのではないか」とまで考えました。

でも、ものは考えようだと思い、女性専用車両に乗ることを試みました。しかし、女性専用車両の列に並ぶのは、私にとって想像もできないほど困難でした。そこに立っているだけで、「自分は弱いもの、特別扱いが必要・・・」などとアピールしている感じがして…その日はピンク色のポスターに負け、女性専用車の試乗計画は、失敗に終わりました。負けを認めたくなく、自分で「乗れる人がおかしいのでは」と納得していたころ…その日がやってきました。

遅刻しそうになっていて、一番手前にあった列車に乗ったのです。「間に合った」とほっとした瞬間、自分が犯した行動に気づきました。そこは恐れに恐れていた女性専用車だったのです。もちろん、周りは女性ばかりでした。しかし、多少の違和感はあったものの、そこには何とも言えない居心地の良さを感じました。仲間?安心?自分でもうまく説明できませんが…不思議と穏やかな気持ちになりました。(乗りたくても乗れない男性には申し訳ない気はしますが・・・)

女性専用車は世論の賛否を集めていて、「痴漢対策」「女性客集め」「男性差別」など1912年から色々な趣旨でこのようなスペースが設けられたり、撤退されたりしてきました。私は、情報不足なのでこのようなスペースについての結論は出し難いですが、ただ言えるのは、遠いアルゼンチンでは、文化・社会的背景からしてこのような対策はまず取れないということです。

来日して早くも一年が経ち、アルゼンチンと日本の違いがたくさん見えるようになりました。その違いが両国についてもっと詳しく知るきっかけになり、又、その違いを体験することで新しいものの見方が生まれたと思っています。これからもたくさんの発見を通し、自分の視野を広げていければと思います。
                                              
アルゼンチン

古堅マリアクラウディア和賀
日本と海外情報−ビックリ日本 5 [2006年03月27日(月)]

2002年には1年間研修生として、そして今回は2005年1月に来日して、出来るだけテレビニュースを見ながら日本語の勉強をして来ました・・・そのつもりです。


 この国旗はどこ国の?

外国人だから気が付くのか分からないけど・・・ 
日本には海外からの情報があまり入ってこない気がします。例としては、ブラジルのある朝刊のニュース番組では「世界の新聞記事」と言うコーナーまであります。だから日本人って「世界の地理」がどちらかと言うと苦手なの??


 しってた??世界エイズ撲滅運動シンボル

テレビを見ながらもう一つ発見しました。ブラジルやアメリカと違って日本では全然エイズやHIVに関するニュースやCMが放送されないことに気が付きました。エイズ/HIVのCM?? ブラジルでは特にカーニバルの時期に放送されるのです。どうしてかなぁ〜??
「国立国際医療センター/エイズ治療・研究開発センター」(http://www.acc.go.jp//accmenu.htm)の「エイズ動向委員会報告」を見ると、平成18年1月1日現在のHIV感染者は7,338人及びAIDS患者は3,623人、と他の国と比べたら極めて少ないです。だからって、エイズ予防法やHIVなどの説明をする必要はないのでしょうか?逆に、ブラジルではテレビなどで放送しているからHIV感染者及びAIDS患者が多いのかな?


日本財団・日系スカラーシップ2期生
筑波大学・大学院生
ブラジル出身・日系2世
山本ロブソン隆
和式トイレ−ビックリ日本 4 [2006年03月23日(木)]
日本に関しては、パラグアイにいた頃から日本の新聞や雑誌や本などを読んでいたので、「暮らす」ことには慣れていなくとも、国自体のことは結構把握できていたと思う。なので、友達になった日本人の学生が
「厚顔無恥」

「あつがおむはじ」
と読んだところでそんなに動じなかったし、医者が多少ヤブだったりしても、ワンクッションおいた驚きだった。ピンもあればキリもある、幅広い国だという理解があった。

でも、でもね。和式トイレは驚きました。なんだこれ、です。
食中毒で、お腹がねじれるかと思うくらいの痛みで、駅で駆け込んだときのトイレが和式だった時には、頭の中真っ白。初対面だったし、使い方分からないんだもの。

その後よくデパートや駅のトイレに入ることも増えたのだけれど、和式トイレを使えない人からすれば数がすごく多い。西洋化が著しいとされている日本の、それも東京のど真ん中で、何故これだけ和式トイレの数が多いんだろうといつも思っていた。さすがにこれは、暮らしてみなければ分からなかった日本の内側だった。

洋式トイレは、間接的に人のお尻と接触があるから不潔、という考え方があると知ったのは最近の話。慣れ切っている自分からすればその考え方自体が不自然で、どこが汚いんだ、という気分だが、そこが文化の違いなのかなぁと思ったり。

外観は確かに西洋化してしまって、巷では「日本らしさが失われている」とか言う人もいるけれど、いやいやどうして。根底ではしっかりと残っている気がしました。

パラグアイ

ティナ
ミネラルウォーターは本当に安全でしょうか?−ビックリ日本 3 [2006年03月20日(月)]


ミネラルウォーターは本当に安全でしょうか?

専門学校(鍼灸専門学校)の一般教養科目で「水の科学」と言う授業を受けました。そこで面白いことを聞きました。

日本は世界の中でも、食品の品質管理に厳しい国だと知られています。それを反映するかの様に、水道水のクリアしなければいけない「水質基準項目」は50個あり、これ以外に「水質管理目標設定項目」、「残留農薬」などを合わせると約200項目にもなります。「水準基準項目」は定期的にクリアしなければいけなく、法律上、厳しく取り締められています。

水道水に比べてミネラルウォーターの「原水基準」は18項目しかありません。pHすら含まれていないそうです。それに、ミネラルウォーターの多くは地下水脈を使用しているため、1度「原水基準」をクリアすれば、定期的にやる必要がありません(少なくても定期検査を義務付ける法律はありません)。地下水脈汚染が起こっても、定期的検査は義務付けられていないため、見過ごされる可能性はあることになります。

不思議に思った私は「これで本当に安全なのですか?」と聞いたところ、「水道水とミネラルウォーターを取り締まる法律が違い、ミネラルウォーターは食品扱いされるので、法律上問題はない」と返事されました。先生取締機関に何度も直接問い合わせたそうです。その度に「法律上決まりがないため、何も出来ません」としか返事されないそうです。。。(-_-;)

これで本当に良いのでしょうか?
生命に欠かせない水であるのにもかかわらず「ルールにないから何も出来ない」とすまされています。

食品品質管理に厳しい日本でこの様な落とし穴があるのに、「ルールに縛られて」なにも出来ないことにビックリしました!

日本財団日系スカラーシップ1期生
橘谷 エルナン
http://blog.canpan.info/heiji
-10℃でナマ足!?−ビックリ日本 2 [2006年03月16日(木)]
−10℃でナマ足!?


はじめまして、パラグアイの日系3世です。 来日して2年目を迎えます。
最初の1年は東京で日本語学校に通学し、
その後、祖父母の故郷である北海道の大学に入学しました。

今回びっくり日本のパート2を書くことになったので、私が北海道でびっくりしたことを皆さんに伝えたいと思います。

はじめて迎える北海道の冬、札幌の中心部といえどもその積雪量は半端ではありません。
ましてや南国育ちの私には一日の最高気温がー(マイナス)なんてありえない現実。。。

外に出るときには、ババシャツにババパンツ+毛糸のパンツ、ソックスの重ね履きなんて当たり前で、「ユキちゃん、もしかして太った?」と聞かれるほど着ぶくれしていました。

そこで驚いたのは彼女の服装。なんと、ミニスカートにナマ足!!
思わず、「寒くないの〜!今日―10℃だよ〜」と聞いてしまいました。

彼女いわく、寒さよりもファッションのほうが大事なのだとか。。。
周りにいた他の子達も同感しているなか、私だけがキョトンとしていました。

世の中には自分とは違った個性の人がいるのだな〜と改めて実感させられました。

寒さよりも自己満足に重きを置いている彼女たちにエールを送りたいです。

パラグアイ国
一期生
ウエスギ ユキ
日本男児の女性化−ビックリ日本 1 [2006年03月13日(月)]
【日本男児の女性化】


団体ブログ第一回の記事を書きます!よろしく〜

僕ら7人が最初に手がけるテーマは「ビックリ日本」ということなので僕が日本でもっともビックリしたことについてはなします。

僕は7年前、日本で高校に通っていたのですが3年間東京にいてもまだわからないことがあります。それはタイトルの通り、日本男児の女性化です。

人にはいろんな好みがあり、それが普通だと思うけど、
日本の男性があまりにもモダン?すぎる女性っぽい格好をするのに今でもビックリする。

高校の友達に「君はどうして眉毛を整えないの?」と聞かれたときに僕はすかさず「オカマじゃないから!」と怒って返事してしまった

脱毛したり、一日中髪の毛をいじっていたり、さらには化粧をする男たちにはどうも
僕の勝手な「男の定義」には会わない。

でも僕は一方的に男たちを攻めているのではなく、変わりつつある日本女性の好みに疑問を感じる。

60年間、日本が平和でいたおかげで男たちに力強さや「男らしさ」が求められなくなっているのかな?女性がリードする社会に変わりつつあるから?などとふと思ううことがある。


ひさびさに来日して、担当者たちが一人も眉毛を整えていなかったのに嬉く思った。

打村 明