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ラテン日系留学生

私たちは中南米で生まれ育った日系人です。
現在、日本財団から奨学金をいただき、それぞれの夢の実現のために日本で猛勉強中です。
「中南米日系人から見た日本」をテーマに、31人のラテン日系留学生が毎週記事を掲載します。乞うご期待!


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一年目 [2014年04月04日(Fri)]
皆さん、こんにちは!

今月、私が来日して1年になります。この1年を振り返ってみると、私は自分の夢、目的の一部を達成できた。それは、私の家族がある神経変性治患の治療法の研究。私はとても良い大学で勉強しており、何でも丁寧に教えてくれる先生(担当教授ではなく、助教授)、博士研究員や研究室の学生達も色々と手伝ってくれます。今年はたくさん勉強し、たくさん学び、充実した1年でした。博士課程の研究は順調ですが、私はまだ研究生で、今年度から正式に博士課程となります。だから、去年研究室に入った時は、ちゃんと大学の日本語のクラスに通いながら研究室の生活に慣れることができると思いました。しかし、私が研究室に入って1か月後に、もう研究課題が決まり、それ以来その研究に取り組んでいます。スケジュールはぎっしりになり、日本語のクラスにも通う事ができませんでした。毎日12〜13時間程研究室にいて、お昼ご飯も、弁当を買って研究室で食べます。平日はあまりにも忙しい為、毎週土曜日、JICAで日本語の授業を受けることにしましたが、週末や祝日も研究室に行かないといけないことになり、結局土曜日の授業も続けることが出来ませんでした。一時、私の足が腫れ、ひどい頭痛も何回かありました。私の友達とかが出かけたり、遊んだりするのを見ているが、私は、私の大学の周りにどんなレストランがあるかもわからない。休み?休みは年末年始に1週間。
 凄く大変で、たまに考えてみると、凄く非常識な生活にみえる。私の友達もいつも心配してくれます。日々の生活の疲労があっても、私は幸せだから今の生活には文句は言わない。8年間以上、この研究に夢を持っていた。私はこの研究の勉強が可能になる為、今まで一生懸命やってきた。この研究へのコミットメントと努力は、私が今までずっとやりたかった事の満足感のおかげである。
 私は日本語のクラスやボランティア活動のような、研究室以外の活動をもっとやりたい気持ちでいる。今年度は、この新たな目標を達成するために頑張ります。
全ての目標を達成できると良いです。


ジュリアナ 母倉 谷口
10期生
ブラジル
Posted by 日系留学生管理者 at 23:25 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
私の名前は、越智ブルーーーーノです。 [2014年04月04日(Fri)]
はじめまして、NFSAに仲間入りさせていただきました。
ブラジル出身の越智ブルーノです。←「オチ」と読むんです。

初投稿ということですので、少しだけ自分の話をさせてくださいー

私は日本の大学で国際関係論を学びました。卒業後、ブラジルに帰国して、しばらく「サンパウロ新聞」という日系人社会を対象にしている新聞社で翻訳記者をしておりました。

しかし私は学問が好きで、今年の4月から大阪大学大学院の国際公共政策研究科の修士課程に入学しました。今までの勉強とは違って、これからは数学/統計学/経済学を取り入れた社会科学研究の仕方を学びます。

というわけで、汗と涙の修士課程が始まります。

せっかくですので、研究テーマについても少しだけ述べましょうー

私は在日ブラジル人労働者(いわゆるデカセギ労働者)の送金について研究を予定しております。つまり日本でがんばって稼いだお金は、地域レベルでどのような社会的・経済的効果をもたらしているのか・・・というシンプルな問いを突き詰めたいです。

ちなみに、欧米諸国に在住している外国人コミュニティーによる送金について研究がたくさんあります。アメリカに住んでいるメキシコ人のケースが特に有名です。

それはなぜかと言いますと、アメリカのメキシコ系コミュニティーは、アメリカで皆で募金を集めて、地元の学校や診療所などの建設、奨学金の支給、街の美化プロジェクトなどに貢献しているからです。

メキシコ政府や地方自治体は、このようなチャンスに目覚めて、より送金しやすく、かつ募金の効果を最大限に活かせるように、様々な政策を工夫しているそうです。

在日ブラジル人の現状では、このような活動が現実的かどうかはとりあえずさておき、「送金にはこのような可能性もあるんだ!」・・・ということを念頭に置いて、研究を進めたいです。

結構長くなりましたので、この辺にしておきましょうか。
ここまで呼んでいただいてありがとうー

それではー

越智ブルーノ
ブラジル
11期生
Posted by 日系留学生管理者 at 15:26 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
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