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ラテン日系留学生

私たちは中南米で生まれ育った日系人です。
現在、日本財団から奨学金をいただき、それぞれの夢の実現のために日本で猛勉強中です。
「中南米日系人から見た日本」をテーマに、28人のラテン日系留学生が毎週記事を掲載します。乞うご期待!


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人種 [2008年11月04日(火)]


アメリカの大統領選挙が無事終わり、
これからが期待されるところですね!

今回アメリカ初めての黒人大統領ということで
いつも以上の賑わいでしたね。
さまざまな人種がいるアメリカでさえ、人種は大きな判断の決定要因になる、
ということが 浮き彫りになりました。
人が人としでわ無く、自分の努力ではどうすることもできない
人種により、個人が判断される、という現状。

言葉はよくありませんが、「人種差別」とは、どこにおいてもあります

私の国パラグアイは もともとが スペイン人と先住民族との間から生まれ「パラグアイ人」となったことから
人種にはより理解があるように思いますが、
私は親が東洋人ということから 外見が少し違うので、パラグアイ人でありながら、
そうはみられず、時には差別を受けることもありました(感情の問題ですので、あくまでも個人的にです)。
そのような環境で育った私
「人」 を人種で判断することに疑問を感じていましたが、
機会があり、宗教心が強い人と交流したとき、その忠誠心に心のとこかで、
その国の人を「怖い」と思いました。

 自分で経験していて理不尽な思いをしたにも関わらず、自分もしているということ、

自覚して、これからはそのようなことがないようにしたいです。

 また今回のこの オバマ氏の就任により、より
「人種」ということについて 良い理解が広がればよいと思います。

四期生
シノトウ リョウコ
パラグアイ
中南米カリブ海地域間貿易投資フォーラム [2008年11月03日(月)]


先週、NPO「日本ラテンアメリカ友好協会」の言語サポータとしてJETROで行われた「アジア・中南米カリブ海地域間貿易投資フォーラム」に参加しました。


エクアドルのブース


このフォーラムは「米州開発銀行(IDB)」の主催により行われ、アジアと中南米カリブ諸国 との貿易・投資の拡大やビジネスパートナーシップの強化に向け、両地域の官民代表者を招いて開催されました。フォーラムは2日間に渡り行われ、30日はインフラ、資源等に関するシンポジウム、31日は各国の貿易投資促進機関の代表者との個別面談が行われました。



僕は主に31日の個別面談の言語サポータを務めました。様々な国の代表者や企業家と知る会ういい機会でした。


エル・サルバドルのブース


残念なことが一つだけありました。世界の不況により、参加団体が大幅に減少したことでした。アメリカから始まった不況が全世界に影響しているのを感じ取ることができました。


「外国人の子どもに教えることは日常的なチャンレンジである」 [2008年10月02日(木)]


私は岐阜県内にある中学校の研究会で報告をしました。研究会の参加者は、岐阜県に在住している日系ブラジル人小中学校生の日本人の日本語指導教師でした。私は、外国人に教えている日本人の先生はどんな悩みを持っているかを疑問に思っていました。日本とブラジルの文化的差異は激しく、自分が慣れている環境とまったく違う環境から来ている子どもを教えることは難しいだろうと思っていました。そこで、この研究会は、日本人の先生と交流するために良いチャンスだと私は考えました。

日本人の先生が、ブラジル人の子どもを教えているなかでいくつかの問題がありますが、特に学校に望ましい適応をしてないブラジル人生徒やダブル・リミテッド※の問題を抱えている生徒の問題がもっとも目立っています。これらの問題が解決に導かない場合、生徒はドロップアウトや転校をする恐れがあります。

日本に在住しているブラジル人の教育に関する研究のほとんどは、かれらの子どもに焦点を当ててますが、日本の公立学校に教えている先生と日本にあるブラジル人の学校に教えている先生を対象とした研究も必要だと思いました。これからは、先生たちは、どんな悩みを抱えているかについて注意を与えるべきであると思います。

この研究会で、私が研究したことと教育現場で得た経験を伝えることが出来ました。自分自身が研究している問題ごとを実際に経験している先生たちに役に立てられば、私は嬉しく思います。特に、ブラジル人生徒と日本人の先生の人間関係に少しでも、促進することを望みます。

私は、研究会で次の結論を出しました:外国人の子どもに教えることは日常的なチャンレンジであり、この仕事はチャンレンジとして思っていなければ、先生は仕事をあきらめる傾向を持っています。先生は、インスピレーションを与える人であります。特に、マイノリティ・グループの子どもに教えている先生にはこのような能力が必要だと思います。そこで、先生を重要とすることは教育全体に良い影響を与えられます。最後に、昨年アメリカでベスト教師に選ばれたロン・クラーク先生(Ron Clark)を引用して、私の報告を終えました。
『君たちは想像以上のものを手にすることができるんだ 』


※日本語とポルトガル語における日常的会話の言語能力を持つが、授業についていくための言語能力は不足している。この問題は特に、基本教育を受けているうちに転校を経験している(日本学校・ブラジル人学校)移民の子どもに見られる経験する問題である。

Patricia Yano
ブラジル出身
4期生
平和を求める [2008年09月19日(金)]
1943年、アブラハム・マズローという心理学者が、人間の欲求を5段階の階層に理論化した。人間の基本的欲求の5段階は、次の通りに現れた:

生理的欲求
安全の欲求
親和(所属愛)の欲求
自我(自尊)の欲求
自己実現の欲求

上記のことから、「自由」、「安全感」、「機会」、「成長」、「平和」、「絆」…などが人間として誰もが幸福に存続するには必要であるとわかる。脅威を感じると人間の基本的欲求に対して即時に反応をもたらすと理解できるでしょうか。
最近私の国のニュースが世界的に流れている。それを一つの言葉に表すと「動乱」。
国の愛する家族や友達のため、今の私にできることがあまりないかもしれないと思っていた。
だが、ある有名な作家の言葉にある:

“…that this is not a day for remembering violence, but for memorializing your decision to heal every wound that could cause it.”



前向きに考えると、現在のボリビア国民一人一人「今までの生き方」について真剣に反省する時期であるかも知れない。国家として、社会として、家族として、そして個々としてどうしたらこの世界で皆が仲良く生きられるようになるのだろうかと。
ボリビアやロシア、中東だけではなく…我々の世界全体が転換する時期に来ている。
「今後みんなの力を合わせながら未来を迎えられますように…」と遠くから願っている、あるボリビア人の祈りです

古木マキ
ボリビア出身
一期生

ベレン市 [2008年07月01日(火)]
この間、誰かに私の故郷について聞かれ、私は悩みました。なぜならば、故郷と言えば、生まれた場所なのか、あるいは自分がホームとして選んだ場所なのかはっきり答えられませんで した。いずれにせよ、故郷は自分が選んだ居心地の良い場所のであるとして、ここで私は少し「故郷」ベレン市について、お話したいと思います。

ベレン市( Belm)はブラジルのパラー州の主都であり、アマゾン河口に位置している町からです。ベレン市はアマゾンの都市、そしてマンゴ―の町と呼ばれています。ベレンという名前は、クリストが生まれた町の名前から来ています。そういえば、ベレン市の人々は熱心なカトリックです。毎年、 10月の第2 日曜日に、世界最大の聖マリア祭りが行います。

  ベレン市は1616 年、ポルトガルの植民地開拓者に創設されました。現在、ベレン市の人口は 1,500.000人であり、先住民やブラジル全国と外国から来ている人々で形成されています。

  ベレン市の気温平均は26 Cであり、湿度は 80%-90% の高いレベルです。湿度の高さは川と雨林の影響を受けています。降雨も高く、特に12月から1 月まで毎日雨が降ります。

 自然が好きな方には、 ベレン市は暮らしやすい町だと思います。世界の最大川の島はベレン市の近くにあるマラジョー島です。マラジョー島では、バファロー群れが多く、自然が美しく島です。

 しかし、私の「故郷」で最も好きなことは自然や町の歴史などではなく、 ベレン市の人々の心の温かさ、明るさ、食べ物と果物に私は特に好みました。私は5年間ベレン市に戻っていませんが、最近日本の梅雨の影響で、 ベレンのことを特に思い出すようになりました。私は来年、ベレンへ戻る予定ですが、ベレンに行きたい気持ちを持つ方に町を案内します。



矢野パトリシア
4期生
ブラジル出身
Country roads take me home [2008年06月24日(火)]
“MINHA TERRA TEM PALMEIRAS
ONDE CANTA O SABIA,
AS AVES QUE AQUI GORJEIAM
NAO GORJEIAM COMO LA”.

“My homeland has many palm-trees
and the thrush-song fills its air;
no bird here can sing as well
as the birds sing over there.”

この詩は1843年に作詩された有名な詩です。ブラジルの豊な自然や空気、夜空の星、ブラジルを代表するサビアーと言う小鳥の歌の音もブラジルの地を離れて初めて恋しさ、大切さを実感しその切ない気持を表現した詩です。

160年以上経った今でも、この詩はブラジルを代表し愛国心のシンボルとして一般的に学校の文学の授業などで学習されています。この詩は世界的に有名になり、生まれ育った国が一番良いと言うことを現わしています。

ブラジルはあらゆるトラブルがあります。経済的や政治的に不安定な部分もあるほか、貧富の差が激しいうえ、治安がとても悪い地域もあります。しかし、ブラジル人は不思議なことにブラジル人であることにプライドを持っている人たちが非常に多いです。

私は日本に来て今年で3年目になります。しかしながら、日本の習慣になかなかなれない部分がたくさんあります。理解できない部分もあります。1843年に書かれた詩のようにブラジルを恋しく思います。そして、昔理解できなかったこの詩の本当の意味を今初めて理解できるようになりました。

浅津なをみ 
4期生
Brazil
森を守ったエクアドルのコーヒー [2008年06月16日(月)]




6月12日の夕方、東京有楽町のNature Info Plazaでおこなわれた「エクアドルの森を守った男」の講演会(ナマケモ倶楽部主催)に参加をしました。今回、エクアドルで実際にコーヒーの森林農法をおこなっている「カルロス・ソリジャさん」が招待され、様々な話しをしてくれました。


講演中のカルロスさんと通訳のBさん


エクアドルは南米の多くの国の様に、豊かな自然を持っていますが、鉱山開発のために壊されています。鉱山は想像できないほどの大金が動くので、無残な姿に変えられていく自然を止めるのは本当に難しい・・・

この様な現状の中「森を鉱山開発による環境破壊から自然を守りたい!」という思いから、コタカチ郡のインタグ地区で「アグロ・フォレストリー(森林農法)」と呼ばれる方法でコーヒーが栽培されるようになったそうです。カルロスさんはこの運動の第1人者です。 森林の中にコーヒーの樹を植えることで、多様な生態系が生まれ、農薬や化学肥料に頼らないで済む環境に優しい農法です。このお陰で鉱山開発を止めることができ、大切な自然を守ることが出来たそうです。

でも、いいことばかりではなく、「大きな力・経済力」を反対したので、危険な目にもあったそうです。この事件を説明している記事がありますので、興味のある方は是非読んでみてください:http://www.sloth.gr.jp/ecua/junin_061017.htm


会場の様子


カルロス・ソリジャさんは自分の家の周りにある豊かな自然の写真を見せながら、様々な話しをしてくれました。驚くほど美しい自然を見ながら僕は大きな感動に包まれました。そして、自分もペルーに帰ったら「自然を守る活動」に必ず関わると、強く思い直すことが出来ました。


カルロスさん、貴重なお話しを
本当にありがとうございました。


カルロスソリジャの紹介文:http://www.sloth.gr.jp/library/others/080226carlosami.htm
ナマケモノ倶楽部のホームページ:http://www.sloth.gr.jp/
エクアドル情報:http://www.sloth.gr.jp/ecua/ecua_top.html




一期生
ペルー出身
橘谷エルナン
アレイダ・ゲバラ氏の公演 [2008年05月19日(月)]


チェ・ゲバラ(Che Guevara)、本名エルネスト・ラファエル・ゲバラ・デ・ラ・セルナ(Ernesto Rafael Guevara de la Serna, 1928年6月14日 - 1967年10月9日)は、アルゼンチン生まれのマルクス主義革命家で、キューバ革命の1人の指導者。



革命的に、チェ・ゲバラは自由と社会的公正を守るために争いました。さらに、キューバの公衆衛生でも大切にして、色んな保健制度改革していました。それから、保健制度でも発展して、おかげでキューバの公衆衛生状況は世界一です。なにせ患者/医師の比率が日本の3倍!

チェ・ゲバラは1959年1月8日にキューバで成功した革命後、離婚して、キューバ人のAleida March(アレイダ・マーチ)と結婚しました。二人は4人の子供がいました。母親のように、二人の長女はアレイダと命名されました。

父親のように、アレイダ・ゲバラは、マルキシストと医師です。 彼女は、ハバナにウィリアムソラー・チルドレンズ病院に拠点を置かれていて、また、医師としてアンゴラ、エクアドル、およびニカラグアで働いていました。



アレイダ・ゲバラは来日し、東京・広島・大阪でも発表する予定で、先週末アレイダさんの「心」を聞きにいきました。公演では歌まで披露してくれました。アレイダさんは心から面白くて大切なことについて話して、私はとても感動しました。医者の私にとって、彼女のメッセージは大事なレッスンにもなりました。彼女の言葉を大切にしたいです。


アレイダさんは緑色の服の人です


アレイダさん、どうもありがとうございました!

3期生
ペルー出身
岸本グスタボ