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ラテン日系留学生

私たちは中南米で生まれ育った日系人です。
現在、日本財団から奨学金をいただき、それぞれの夢の実現のために日本で猛勉強中です。
「中南米日系人から見た日本」をテーマに、28人のラテン日系留学生が毎週記事を掲載します。乞うご期待!


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刺身か! [2008年11月06日(木)]
ペルーで生まれた日系人の私は子供の時から日本料理を良く食べられました。
天麩羅、うどん、ラーメン、巻き寿司など週末とかパーティーでも母と祖母に作ってもらいました。特に刺身が父は大好きなので、1週間3−4回食べていたものだ。しかし、醤油と山葵ではなく、醤油とカラシとレモンを混ぜて刺身を食べて喜びました。 

それで、来日したから、様々な寿司の型を食べさせてもらいました。もちろん、醤油と山葵混ぜて食えます。
鮭、イカ、マグロ、トロ、中トロ、サバ、タコなどを試食できました。その上で、フグ、馬刺し、鯨でもできました。

ところで、やくざの映画でみた女体盛りで刺身を出すのはまだ体験したことがありません。

前週送別会で、珍しい刺身を食べさせてもらいました。前菜後、店長はマグロの骨格をテーブルのうえに置いて驚かせました。「どして骨だけくれましたか」と聞きたかったら、皆は隣に置いていた貝を持って、マグロの骨をこすって食べていました。写真を撮りながら、早く食べたほうがいいと友達は言われていました。楽しかったです。





ペルーの3期生
岸本グスタボ
1ドル90円台の為替の動きを見て大泣き [2008年10月23日(木)]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081024-00000571-san-bus_all

先ほど為替を見ていたら、13年ぶりに90円台に到達したことを初めて知った。ブラジルに行ってた時は1ドル120円だったからそれだけでも25%暴落したことになる。その上、ブラジルの通貨であるレアルも1ドル1.6レアルが2か月で43%アップで2.3に急上昇。。。

つまりこのダブルパンチで、2か月前の旅行で使ったお金も例えば50万円だったとしたら、今なら26万円となんと半額になっていたはずです。トホホ

しかし、個人的な話は別として、この為替の移動は何を意味するのだろうか?

実際はこの円高や世界的不況に合わせてもうすでに在日日系人を多く雇っている派遣会社などは大量にクビにされているという情報がすでに何件も耳にしています。派遣社員であり、外国人である彼らは生産ラインの一番の弱者であることは否定できない。

その上、社会保険に入っていないどころか、雇用保険にも加入していない人もいるので解雇されたらどうするのだろうと心配です。福利厚生や保険は確かに安くはないが、不況の中ではある程度の安心感をもたらすので、やはり加入するべきと多くの人たちが肌に感じる結果になりそうです。

そしてこの90円台より円高になるのかと心配です。日本は材料を輸入して、製品を輸出することで生計をたててるようなものですから、このままですといくら材料が安くなっても製品が売れなければ意味がないです。特に車関係は厳しそうで、このまま行くと外国人に止まらず、日本人も解雇されると予測できます。

さて、日本政府もこれらのことは百も承知でしょうし、月曜日からどのように動くかと期待がかかります。

猪嶋イーゴル
ブラジル
第5期生
夏休みのたび [2008年09月22日(月)]
二週間前、私の兄が初めて日本を訪ました。兄は、もっと長く滞在し、いろいろな場所に行きたいと思っていました。しかし、時間が限られていたので、日本の歴史的な都である京都とそこからアクセスできる都市に行くことに決めました。関西に行こうと思ったのは、もう10年以上会っていない親戚にも会いたいと思ったからです。



まず、私たちは大阪を訪れました。大阪では、大阪城を見学しました。大阪城は、1931年に天守閣が再建され、1997年に改修されました。お城からの眺めはとても素晴らしかったです。お城の中は、博物館になっていて、大阪城の歴史を知ることができます。



京都で、私が一番好きだった場所は、清水寺です。清水寺に行くには、坂道を上がって行かなくてはいけないので、疲れていましたが、舞台からの眺めはとても美しく、行ったかいがありました。清水寺にある音羽の滝で水を飲みました。音羽の滝は3つの滝からなり、それぞれの滝の水を飲むと、英知、健康、長命を手に入れることができると言われています。しかし、日本人の中には、3つのうち2つだけ選ばなければならないと考えている人もいます。なぜなら、欲深くなりすぎて、全ての滝の水を飲むと、不幸を招くと信じているからです。



山本タミ
ペルー
4期生
日本の「ベリーダンス」? [2008年08月08日(金)]
7月とは夏!
夏とは花火、夏休み、お盆、夏祭り!
夏には、日本人は休みを取って、海外旅行や国内の祭りなどを予定を決めてゆっくり楽しみます。
特に、浴衣を着ている美人は花火に参加します。
それで、へそ踊りに誘われた時に、外国人の僕はベリーダンスを思わせました。
「いいね〜。美しい日本人がベリーダンスをして、すごい!」と思った僕は失望してしまいました。

4年間ぐらい日本に住んでいる僕は外でそんなベリーダンスはあり得ない。
その日、道はどんどん込んできて、賑わっていました。
18:00時に近づいて、みんな浮き浮きしていました。
突然に、和太鼓が沈黙を破って、へそ踊りが始まっていました。
遠いから姿が踊ってきて、珍しかったです。
近づいたら、驚きました!
ベリーダンス全然違いました!
本当に「へそ」踊りだった!
太かったおじさん達は大きいお腹を揺り動かして、自分のへそを躍らせました。
困った!!!



ペルーの3期生
岸本グスタボ
携帯 [2008年07月29日(火)]
日本に来た頃、とてもびっくりしたことがある。それは「ケイタイ・カルチャー」なのだ。当然、僕の出身でも携帯電話の普及はどんどん進んできているが、日本ほどは使われていないような気がする。日本は、小学生さえ自分のケイタイを持っているし、電車内でケイタイで遊んだりする人が大半だし、授業中にケイタイと遊んでいる人が数多い。どうだろう?ちょっと気になるところがある。それは人間関係の悪化なのだ。例えば、友だちと一緒に電車に乗っても、全く話し合いせず、自分のケイタイに夢中する学生は少なくない。



僕の個人的な意見に過ぎないが、それはとても切ない社会問題だと思う。というのは、本物の人間関係・人と人の触れ合い・人間らしいコミュニケーションなどよりも「バーチャルリアリティー( Virtual Reality )」を選ぶ人がいるわけだよね?もちろんケイタイはその社会問題の代表的なものだけだが、テレビゲームやらアイポットやら、人間らしくない社会をさせていくものが山ほどあるのだ。



そういったものが流行っていくと、将来社会はどうなるだろう?去年、ある留学生対象のエッセイコンテストに参加しており、僕が発表会で話したテーマは大体それだった。そして、発表が終わったら、ある京大の教員と話す機会があって、彼によると、「現代コミュニケーション」こそ最も危ない日本における社会問題だということだ。僕にとってそれは第2問題になるけれど、確かにとても危ない状況になりつつあると思う。というのは、人と人の関係が悪化することによって、社会全体がどうしようもない社会になるからだ。



とはいえ、僕はケイタイが悪いと思うのではなく、ケイタイの使い方がちょっと間違っているということなんだ。まあ、あるブラジル音楽によると、1980年代生まれの人々は「コカコーラ世代」だそうだが、おそらく「ケイタイ世代」の方が正確なのかもしれないね?


新谷 光 アルベルト
ブラジル出身・5期生
神戸大学文学部日本史学専修2年生
へそ祭り! [2008年07月28日(月)]
みなさんこんにちは!

日本に初めて来て早くも3ヶ月がたちました。この期間に日本独自の伝統文化やものの見方、考え方について学ぶことがたくさんありました。



先週末(6月19日)、仲間の日系留学生のタミー、グスタボと奥さんで中板橋のへそ祭りを見に行きました。この祭りの目玉はもちろん、へそ踊りですね。老若男女みんな一緒にこのおもしろい踊りをいろんなキャラクターやデザインをおなかに塗り、踊っていました。



女性の場合は直接おなかに塗るのではなく、白Tシャツの上からでした。
大きな顔がたくさんあり、アンパンマン、マイメロディー、トトロ、ピカチュー、ぽちゃこう、ミッキーマウスなどなど!

「おへそ」が顔の真ん中に位置して、顔の一部になるのにとっても感動しました。へそ踊り子さんたちは頭に大きな帽子をかぶり、その下には半被と手作りの腕と手をつけます。



私にとって、とってもインパクトのあるイベントでした。不思議でもあったし、集まっていた日本人も知らない祭りだと知り、またびっくり。良い思いでになりました。

それではまた。

名嘉アンヘリカ
ペルー出身
5期生
東京大学入学式 [2008年05月05日(月)]
先月、九段下にある日本武道館で東京大学の入学式に新入生として参加しました!私にとって不思議な経験でした、なぜかというとペルーでは(私の大学では)こういった入学式がないからです。卒業式はあるのですが入学式は存在しません。
プログラム自体はシンプルなものでした。大学教授からのお言葉そして大学の演奏部による国歌。




私がびっくりしたのは生徒の人数でした。3100人です!!大学院の生徒だけだと思っていたのでなお更です。しかもこの数では一緒に勉強する院生すら見つけられなかったです。でも、とっても良い経験でした。

食べ物を粗末にするな〜! [2008年05月02日(金)]
最近テレビの番組で目にするのは大食い対決のプログラムです。おなかもすいていないのに無理やり食べ物を食べ、かむ間もなく水を飲んで流しこむ光景を目にして非常に怒りを感じました。

私は幼いときから食べ物は粗末にするな〜って親から言われ続けました。父は戦後食べ物がない時代に育ち、好き嫌いなど絶対にあってはならい、食糧はありがたくそして美味しく頂く物だと言われました。

世界の様々な国で食糧不足で苦しむ人達が数多くいます。アフリカや南米では食べる物がなく飢えで命を落とす人達も数多くいます。

そんななか大食い対決の番組は何を伝えたいのでしょうか?食べ物を粗末にすることを笑いのネタにすることがそんなに楽しいのでしょうか?私ははじめてこういう番組を見たとき本当に悲しく思いました。

更に、人間は必要以上に食べると健康に悪いです。テレビにこういう番組が放送されることで視聴者に悪影響を与えないのでしょうか?

私は両親の言葉を忘れずに食事をする時にはいつも感謝をこめて美味しくありがたく頂き続けたいと思います。

浅津なをみ
ブラジル出身‐4期生
日本での始めてのライブコンサート  [2008年05月01日(木)]
皆さんゴールデンウィークの初日をどうお過ごしですか?。
神戸は今日青空でちょうど良い温度になりました、もう春だと言う感じですね
今回この前のある出来事について記事を載させて頂きます。それは日本で始めてのライブコンサートです。
世界中で良く知られてる、フランス国籍の歌手「セリーヌディオン」は今年の三月に日本にやって来ました。
私は大分前から彼女の大ファンで、いつかライブショーに行きたいと夢がありました
今年大阪京セラドームでやっとそのチャンスが来ました。
その日は思い出に残ると思います。もちろんライブショーは楽しかったけどそれ以外にいろんな事も体験しました。
私の国で、コンサートと言えばまるでスタヂアムでの大勢のパーテイという意味にとられてます
ですから、めちゃくちゃ賑やかで時々うるさ過ぎることもあり得ます。自分の頭の中で同じイメージをもちながら コンサートに向かって行きました
大阪ドームに着いたとたん、数えられない人数が居て、それは普通だと思いましたがちゃんと見るとまず皆は均一に並んでいて、人にぶつけれたり足を踏まれるなどぜんぜんなかった。ホットしました
そして、スタッフをたいな人々が看板を持ちながら分からない事を大声で叫んでいました。「それは何だろう」と思いながら近付いていきました。書いてあったメッセジはなんと「ジャンピング禁止」、本当に驚きました
そればかりではなく、「携帯電話禁止、カメラ禁止、ビデオレコーダなども禁止」と書かれとった看板も張ってあった。
私の国でこんなに厳しくセキュリテイーの注意が一度も見たことないのでびっくりしました。
ドームに入り、又驚いたことに、20分後予定通りに心の準備もせずにライブショーが始まりました
「これからだ」とテンション上がった時で最後のびっくりが起こってしまった。それは聴衆のおとなしさでした。私の習慣通りで、騒いだり踊ったりを待ってたのに「シーン」までめちゃくちゃ静かでした
最初はショックであまり楽しめなかったけど、どんどん気分を取り戻してちょっとだけ騒いだり踊ったりしました
日本での驚きはまだまだあると笑いながら、自分の夢をもう一つ叶わせて頂きました

古木マキ
ボリビア出身
一期生
古文書っか… [2008年04月24日(木)]
皆さん、こんにちは〓


今回は自分の大学生生活について書かせてもらいます。僕は学部2年生になり、今年からやっと専門科目を受けることができます。 というのは、神戸大学文学部の場合は、1年目の終わりぐらいに15専修(専攻)の中で1つを選んで、残りの3年間の間それを勉強していくということです。最初から自分の目指していた専攻は「日本史学」であり、かなり決めやすかったですけれど、同級生の大部分はそうじゃなかったようです...今年は日本史学専修の希望者が割と多くて10人になり、男女同人数でした。


今期は専門科目があるといっても、いわゆる「一般教養」と「言語学」のがまだまだ多いです。当然、専門科目は、全員が同じ授業を受けることはなく、それぞれの興味のあるテーマ、やりたい時代などによって自分のスケジュールを作るわけ。僕らの出身である中南米と違って、日本はかなり永い歴史があるため、どんな時代をやりたいかも決めなきゃいけないわけです。(ちなみに、この前ブラジル発見記念日でしたっけ?1500年4月22日じゃん?)


僕の場合は近代史、特に「日本人ブラジル移民史」をやろうと思っていますが、今期は授業の選択範囲がまだ狭くて、しかもせっかくですから中世とか古代なども勉強しようかなぁと思って、中世の1コマも受けることにしました。


「近代史」の授業というのは岩波新書の日本近代史シリーズを読んで、それをもとにしたディスカッションというかいくつかの論点に関する議論の形で話し合うという授業です。僕なんか日本語を読むのがめちゃくちゃ遅くて、どうしようどうしようと戸惑いながら、「中世史」の授業にでてみました。いきなり50ページぐらいのコピーをもらってきて、なんとなく周りの雰囲気は「何これ?全く読めへん〜」とか「やっべぇー」という感じになって、古文書(こもんじょ)の授業だとわかりました。 鎌倉時代の史料を読み解くことによって、史料の扱い方や古文書の解読を習うのが目的だそうです。興味はあるけれど、やっぱりきつそうだなっていう感じですね。学部生留学生は残念ながら僕しかいないけれど、院生留学生は中国人が2名であり、2人とも「留学生班」に入りましたが、僕はなぜかそこに先生に入らせてもらいませんでした。別にいいんですが、先輩とそれについて話していて、「僕も留学生なのに...」と言ったら、「なぁに言ってん?新谷君は留学生じゃなくて、日系人ゃから、できるで〜、絶対」。


それに似た話ですが、先日僕は教員の一人に別の人に紹介してもらって、「こちらは留学生...あっ、ちゃうなぁ...なんやっけ?...ブラジル生まれの日系ですけれども」という風におっしゃっていました 不思議ですよね?日系人ですから、留学生にはならないのか?あの2人の中国人より日本語がずっと苦手な僕は不思議に思うけれど、皆さんも似たような経験ありますでしょうか?


とにかく、それを考えるよりもいますぐ勉強に戻った方がいぃんだろね?では、週末にまた皆さんに会いますので、それまでお元気で!


新谷 光 アルベルト
ブラジル出身・5期生
神戸大学文学部日本史学専修2年生
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