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ラテン日系留学生

私たちは中南米で生まれ育った日系人です。
現在、日本財団から奨学金をいただき、それぞれの夢の実現のために日本で猛勉強中です。
「中南米日系人から見た日本」をテーマに、31人のラテン日系留学生が毎週記事を掲載します。乞うご期待!


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別の世界 [2014年11月01日(Sat)]
 皆さん、こんにちは。「涼しくなりましたね!」といいたいところですが、「寒い!」としか言えない六甲山からブログを書いています。私の投稿日から12日間遅れているのは申し訳ありません。最近、色々と忙しいです。。。(言い訳ばかりで恰好悪いですね!)
 今回は私が最近参加し始めたゼミのことについて紹介します。
 私の分野は国際私法であり、その国際私法の中にまた色々な分野があります。私は国際私法の中の家族法を研究していますが、やはり、国際私法の研究者として、他の分野の知識を持たないといけません。そこで、後期の授業から国際取引法のゼミに参加することにしました。実は同じ国際私法でありながら、まったく別の世界のような感じがします。普段家族の問題を研究している私が、違う国の企業同士の問題を研究すると色々違うものが見えてきました。今参加しているゼミでは、国際取引法全般ではなく、模擬仲裁をテーマにしているものです。つまり、A国の会社とB国の会社が売買契約を結び、そこでいくつかの問題が発生し、その企業の弁護士として、どうすればいいかという内容です。普段、甲国出身のXさんと乙国出身のYさんが離婚したいという事例が多いので、今回のゼミは「別世界」にしか感じません。
 この様な「別世界」に出会えるのは日本財団の奨学金のおかげです。今留学していなかったら、自分の視野がもっと狭く、世界中に何が起きている(少なくとも、自分の専攻分野では)のは絶対に知ることはありませんでした。本当に感謝しています。
 新しいゼミで色々忙しいですが、紅葉のシーズンが近づいています。どこかで時間を作って、写真を撮りに行きたいです。では、次回はその写真の話にしようかな?

佐藤エバートン
11期生-ブラジル
Posted by 日系留学生管理者 at 19:24 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
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