第3回「多読のためのリライト講座」後半 6月26日(日)電通大 1:30〜
第2回の講座を受け、その後の震災で後半を受講できなかった仙台の方2人
5月の講座から引き続きの方3人、
初参加の方2人
合計7人の参加者。
初参加は、われわれの「よむよむ文庫」を出版している出版社の編集者とスウェーデンの大学の先生。
始めに簡単に自己紹介。
多読研究会のDVDを一部見る。何人かはHPで見てくださっている。ありがたいことです。
日本語学校の授業の様子とボランティアでの学習者の反応を見せる。
なんでも聞いてくださいタイムに出たおもな質問、疑問
・みなで同じものを読んで、ディスカッションしたりはしないのか?
・日本語学校の場合、文法や会話など他の授業もありのなかの、ひとつの授業なのか?
・読むのは、家や図書館でもできるし、ひとりひとり勝手にできるような気がするが、授業時間に取り入れる意義は?
・映像でヘッドホンを聞いている人がいるが、音楽を聞いているのか?本の音声をきいているのか?
・多読というのは、自分のスピードでどんどん読むのだと理解しているが、CDの速さは決まっている。それは、問題ないのか?
・質問ではないが、学校で教えていると文字と音声は同時に習得していくので、ボランティアでの音声で獲得している言葉を文字と一致させる、ということにびっくりした。
それぞれの疑問には、私だけでなく、すでに多読授業を実施していらしゃる先生からもコメントがありました。
休憩をはさんで
いよいよ、ふたつのグループに分かれて、芥川龍之介「蜘蛛の糸」のリライト作業へ

レベル3のグループとレベル4のグループになりました。
どちらも、終わりまではいかなかった。工夫する箇所が違うのがおもしろい。レベル4にすると、やはり表現が大人っぽくなる。が、逆に、それにあわせてやろうとして、うまくいかず、煮詰まってしまった。
終了後、「よむよむ文庫」レベル3収蔵の「蜘蛛の糸」を見せて読む。手前味噌だが、原作にはない、極楽や地獄の概念を説明した部分を加えたことに、一様に感心してくれた。
感想など
・面白かった、これからもやりたい!の声多し。
・続けてやりたいが、遠隔地だから、参加できない。(ML参加もあることを伝える)
・この作業は、ひとりでは、とてもできない。
・実際には、誰かがたたき台を書いてきてやるのですか?
・何回ぐらい推敲をするんですか?

・何人かでやるよさがわかった。ひとりひとり思考の癖のようなものがあるので、複数でやることで、バランスがとれる。そこが面白い。
・易しくするだけじゃなくて、読み手がどんどん読みたくなるような読みやすさと面白さが大切であり、それが大変だということがわかった。
・こういう活動をするための資金はどうしてるのですか?
・・・・・みなさんの会費が主な資金です!!!どうぞ、よろしく!!!!!
期せずして、素晴らしい終わりの言葉に(笑)
(川本)