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2017年08月17日

国際理解教育講座2017ファシリテーター編 第1回

参加型の意味と意義、『気付き』のアクティビティ

NIEDの自主講座「国際理解教育講座」2017ファシリテーター編、
第1回のプログラムです。

全3回を通して「参加を文化に、アドボカシーとしてのファシリテーション」を
テーマに、第1回は(1)共通基盤づくり (2)アクティビティ体験 (3)参加型の理論を
ポイントにプログラムを提供しました。

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【ねらい】
・参加型の意味と意義を体験的に確認し、ファシリテーターとしての共通基盤をもつ。
・持続可能なよりよい社会を築くために、越える必要のある課題を共有し、越える
 必要のある課題を共有し、越える手立てを考える。
・個々の思いや考えを引き出し、話し合いを活性化させ、参加者のチカラの発揮と
 変化のプロセスを支援するファシリテーションのポイントを共有する。

【対象】 10名

【実施日時】 2017.7.9(日) 10:00〜17:00

【場所】 本山シェアオフィス共有スペース

【プログラム内容】
1)はじめに
・ファシリテーター自己紹介
・テーマ説明
・スケジュール説明
2)アイスブレーキング
・何でもバスケット(参加者アンケート)
3)アイスブレーキング「もの物語」
-1.A4用紙に、自分の大切にしているものを10個書き出す。
-2.その中から「特に大事にしているもの」トップ3を選び、○で囲む。
-3.選んだ理由をテーマに、ペアで自己紹介を行う。
4)参加型ってなんだろう/ブレインストーミング
5)参加型の良いところ
6)参加型の3つの約束レクチャー
  @:尊重・多様な人が集まる。自分とは違う意見に賛成しなければいけないわけではない。
    多様な意見を尊重し、受け入れることが大切
  A:協力・聞いているだけでは進まない。みんなで貢献しあって進めていくことが大事
  B:守秘・ここで出た話は外では話さない
7)参加型ってなんだろう〜場面ごとに比べてみよう/対比表
  @:会議系
  A:まちづくり系
  B:人間(教育)
8)参加型ファシリテーターが理解しておく3つのこと
  @:人間を理解している・人は多様であるということ。そして心の同質性をもっている
    ということを理解している
  A:コミュニケーションを理解している・参加型は、対話で成り立つ。
    より良いコミュニケーションのポイントは何か。活発なコミュニケーションとは
    どういうものか理解しておく。
  B:参加型を理解している。
9)グループ替え・カードで自己紹介
10)心の同一性を感じてみよう/カード式分類法
11)人の多様性を確認しよう/怒りの温度計
12)よりよいコミュニケーションのポイント
13)共に生きる社会のための参加型「みよし町の中華街構想」/ロールプレイ
14)私たちの生きる社会を振り返る
  「このままでは持続不可能だと思うところ」「このままではヤバイ!変えなくては!
   と思うところ」
15)持続可能なよりよい社会のビジョンを描こう!/派生図
16)1日のふりかえり
posted by NIED at 19:52| NIED自主講座