平成23年度のぴあサポーター研修の一環として、
今年度はてとてとが主催する「子育てすてっぷあっぷ講習」を受講します。
さて、その第一回、「子育て支援概論」が湯田地域交流センターで開催されました。
のびっこからの参加者は3名。
おしゃべり会の場を運営するスタッフです。
山口市内から13名の、子育て支援の実践者や興味がある人が集まり、
3つのグループになって座りました。年齢層は現役ママからおばあちゃん世代まで幅広く。
(この時点で「今日はWS?」の予感

)
グループで最近の子育ての特徴として感じる事をふせん紙を使って挙げ、
それに対して原因・背景を考える。
そして、子どもの置かれた現状・子育て支援が必要とされる背景について学んだあとは、
グループに戻り「真に機能する子育て支援とは何だろう」を考えました。
「支援」と「サービス」は違う。
子育て支援が「サービス」になっていないか。
では一体「支援」とは何だろう。
この講座を振り返ると、その答えを体感していた時間がありました。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
アイスブレイクと自己紹介を兼ねて、
「あなたの子育てで一番大変だったことは何ですか?」
を1分間スピーチがありました。
改めて「大変だったこと」を話すとなると、何を話そうかと考えます。(まして1分)
長男を出産した当時のことを考えると…
「子育て」で「大変」とは言えない気がしました。
それで、次男出産後に、
赤ちゃん返りのひどい長男の世話と、新生児の世話でうつうつとした日々のことを話しました。
「お兄ちゃんのことを大切にしてあげたら、下の子を可愛がるようになる」
「赤ちゃんのお世話は放っておいてもいいから、上の子と」
…ってその通りにしているのにうまくいかない。
「2人目だから大丈夫でしょ」「今度は大きいからよかったね」
と言われることに違和感を覚え、
苦しくて実母に助けを求めても「あなたが選んだ道」と突き放される。
今まで長男の事・家の事をみんな自分ができていたのに…
今までやっていたことが完璧にできない自分を受け入れる事ができず、
夫にあたり、訳もわからず涙の出る日がありました。
…でもどうしてその頃あんなにうつうつとしていたのか…。
産後のホルモンバランスとしか今となっては思えませんが、辛かったこととして思い出すのはこの時期が一番。おおざっぱで適当な性格のワタシがなぜ「完璧」を求めていたのか謎です。
これから先、もっと「たいへん」な局面が来るのかもしれませんが、
今よりちょっとずつ、ぶれない育児の芯ができていくのではないかなと
子育ての先行く先輩方の発表を聞いていて感じました。
また、恥ずかしながら人前で話すことにより
その経験をみんながふんわりと受け取ってくれたような、
かかえていた気持ちが軽くなる実感がありました。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
「あなたの話を聴いていますよ」
という場の雰囲気がそうさせてくれたのではないかと思います。
振り返るとこれこそが「真に機能する子育て支援とは」そのものなのかも。
あたたかい雰囲気(支援の場)の中で自分自身が発言(行動)し、気づき、気持ちが変わり前に向いて進んでいける(自立)こと。
講座の中で
子育ての目標が「子どもの自立」なら
子育て支援の目標は「母親の自立」だというお話がありました。
私達はのびっこの活動で、ピアサポートの場を設けたり、情報発信していますが、
私達自身も「自立」していく過程にあるのではないかと思いました。