CANPAN ブログ検索
Loading
  • もっと見る

« 刊行物(安全マニュアル) | Main | 通常総会»
プロフィール

さんの画像
社団法人日本造船協力事業者団体連合会
プロフィール
ブログ
<< 2012年04月 >>
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          
月別アーカイブ
最新記事
カテゴリ
http://blog.canpan.info/nichizoukyou/index1_0.rdf
http://blog.canpan.info/nichizoukyou/index2_0.xml
コラム さざなみ 3月5日号 ☆日造協☆ [2009年03月26日(Thu)]



春の雨

春先の雨が続いて木々や地面を濡らしている。
うるおった大地から木々や草花が芽吹いて
花のつぼみがふくらんでいる。



梅は咲いた。桜はこれから。
黄水仙が庭の片隅を明るくしている。
食卓のうえのヒヤシンスはピンクから赤に色を変えていく


寒風が吹き、乾ききった大地に降る雨はいのちを生き返らせるようだ。
自然は春になれば花咲き、秋に実を結ぶ。

しかし人生の嵐は時を待たない。
        今日一日をどう生きよう。
               誰しも苦労を負っている





四時を忘れずめぐり来る季節に
草木、花、鳥、風、雨、雲、
そして空に日に月に星に、
人は支えられている。

このいまを共に生きる人たちとの信頼によって人は支えられている。
生きてあることは喜びに違いない。



春だ 窓枠を一枚はずすと
  部屋の中へ 物音が
  近くの寺の 祈祷をしらせる鐘の音が

人声が 車輪の響きが とびこんできた
わたしの心にも命と力がかえってきた
 かなたに青く遠景が見える
  心は野原へ 広い野原へとぶ




あそこでは 花をまきながら 春が歩いていよう    


          マーイコフ(樹下節訳)



写真はイメージです。
 コラムをお楽しみいただく 参考になれば 幸いです。

機関紙「日造協」が、変わります。
新年度から、新聞型ー縦書きーから通信型ー横書きーへ

もう少しで、みなさまのお手元に届きます。
御期待くださいませ。

☆日造協でした☆
コラム「さざなみ」1月5日☆日造協☆ [2009年02月02日(Mon)]




牛くらい有益でありがたい家畜はない。
田畑を耕し、ミルクを出し、肉まで食べさせてくれる。
それどころか、皮の衣まで与えてくれる。


牛は古代の中国では
祭祀のときに供えられる最も重要な犠牲とされた。
闘牛もあるが、忍耐強く温和な性質をもつ。
馬は戦いの象徴、牛は平和の象徴であった

牛車もあった。
昔、高貴な人をのせ牛に引かせた屋形ぐるまで
枕草子や源氏物語に出てくる。
月夜に水たまりの路を牛車がゆく。
車輪がはねた水滴が月のひかりに光るなどと書いてあった。


牛にまつわる言葉は少なくない。
「牛耳る」―組織の中心となって思い通りに支配すること。
「牛の歩み」―ものごとの進み方がのろのろしていること。
国会の「牛歩戦術」が浮かぶ。
お正月でも「牛飲馬食」は慎もう。
本好きな人には「汗牛充棟」がある。
牛に引かせれば汗をかくほどに、
  家に積めば屋根の棟に届くほどに本の数が多い

幸いを皆で公平に分けて、
  遅々とした歩みでも希望に向って進む一年でありたい。




 長き夜をひとり爐により
 唐びとの詩讀みをれば
 こころ足り時ぞ過ぎゆく
 愁なき人にかも似る

    「長き夜を」佐藤春夫詩集より


写真はイメージです。
 コラムをお楽しみいただく 参考になれば 幸いです。


      ☆日造協☆
コラム さざなみ 12月5日号 ☆日造協☆ [2008年12月25日(Thu)]



嵐電に乗った。
京福電鉄嵐山線はいまや京都を走るただひとつの路面電車として
「嵐電」とよばれ親しまれている。


嵐電に乗って嵯峨のもみじを見に行き、
人波に押されて風情を楽しむところまでいかず、
ラッシュを恐れて急ぎ京都駅に帰った。

京都駅から地下烏丸線に乗り、二つ目の四条で降り、
阪急京都線烏丸線からひと駅乗り、大宮で降りる。
四条大宮駅が嵐電の始発駅なのだ。
地下鉄烏丸線の四条駅は阪急京都線の烏丸駅、
阪急京都線の大宮は嵐電の四条大宮駅になる。
駅名が違っていても同じ所なのだ。
梅田が大阪であるように。


観光地でよく目にする光景は、女子洗面所の列で、広くして数を増やしたら、
お土産が二倍売れやすまいか。
日本では、財布の紐はご婦人が握ってるい場合が多い。
西洋では反対らしい
地下鉄で乗り合わせたスウェーデンのご夫妻、
 御主人が席を立ち、御老人に席を譲った。
座っているお内儀に、京都はどうかと聞くと、素晴らしいと笑顔で答えた。



十二月になってしまつた
名越の山々の
麓を曲がる小路に
はみ出た蒼白な岩かどに
海しだの墨色のみどり



西脇順三郎
「旅人かへらず」より


写真はイメージです。
 コラムをお楽しみいただく 参考になれば 幸いです。

今日は クリスマス。素敵なことが ありますように
  メリークリスマス     ☆日造協☆
 
コラム さざなみ ☆日造協☆ [2008年12月03日(Wed)]





昼間は晴れていて、夕方に驟雨の来る日が続いた。
雷が鳴りみぞれが降った。



十月二十七日月曜日から神田神保町で、
第四十九回 東京名物神田古本まつりがはじまった。
年に一度、百万冊の本が並ぶ。

本の回廊と称して、靖国通り沿いの歩道に、古書店と向かい合って
縁日の出店のような本棚が作られる。
本の背を照らす提灯の列がえんえんと続く。
仕事を終えて閉店間際に駆けつけた勤め人やOLで賑わっていた。



株価の暴落、急激な円高よって、経済が混乱している。
世のなか真っ暗闇のようだ。
夜の暗がりの中に、点々と どこまでも続く提灯の明りに、
何か希望のようなものを感じた。


この古本まつりに来ている人たちも、
生きるよろこびを与えてくれる言葉を探しているに違いない。

「世界の歴史」全百巻を五千円で買っていかれた中年男性。
わが子に読ませるのだろうか。


おほきな河のうへを
夜の汽車がとほる
むかうのはうにも
橋があるらしく
いちれつの灯がかわにうつつて
ひとつびとつ
ながいながいひかりになってゐる



八木重吉詩集 
「鞠とぶりきの独楽」より


写真はイメージです。
コラムをお楽しみいただける 参考になれば 幸いです。
さざなみ 10月5日号 [2008年11月10日(Mon)]




ニセコ、札幌へ行った。
翌週は雪が降った。

晩秋の北海道だった。
どもまでも打ち続く田畑、高い針葉樹の林、
草をはむホルシュタインの群れ、
木の間から突然現れたみずうみ、
稜線の美しい山やま



忘れえぬ人々にも会った。
清楚に身づくろいした小柄なおばあさんが、
駅のベンチで日に何本もない列車を待つ。
肩から斜交(はすか)いにかばんを下げた
おじいさんが方言で公衆電話をかけている。



札幌農業学校開校は明治九年、
初代教頭に就任したウイリアム・S・クラーク博士は、
体罰も含む過酷な校則を示されて意見を求められたとき
「そんなことで人間をつくることはできない
『ビー・ジェントルマン』
この一言を持って足れり」
               といった。

内村鑑三、新渡戸稲造、宮部金吾、
    志賀重昴(しげたか)、有島武郎、
近代の礎を築いた人物が綺羅星のごとく輩出した。



「朝食 飯、汁、香の物、湯
 昼食 飯、一菜、香の物、湯
 夕食 パン、バター、肉魚の肉にて二品、湯
 但し一日おきにライスカレー、他に二品」
これは明治十四年末、札幌農学校の学生の食事。
いまこそ、真の教育が求められる。


豊かに稔れる石狩の野に 
雁(かりがね)遥々(はるばる)沈みてゆけば

羊群声なく牧舎に帰り 
手稲の嶺(いただき)黄昏(たそがれ)こめぬ

都ぞ弥生
(北海道帝国大学予科寮歌)




さざなみコラムをお楽しみに皆様
掲載が遅くなりまして、申し訳ございませんでした。


写真はイメージです。
コラムをお楽しみいただける 参考になれば 幸いです。
「さざなみ」2008年9月 [2008年09月19日(Fri)]

「さざなみ」最新コラム



夏の終りの天候は変わりやすい。
朝、雨が降ったかと思うと、
昼には陽が照り真夏のような暑さになる。
また、別の日は、爽やかな朝で、
雲は出ているものの陽が射している。


しだいに秋の気配がしてくる。
木々の葉が少ずつ色を変えていく。
陽の光も柔らかになり、
静かに透明に降ってくる。
それでも秋になり切らずに
真夏のような日が戻ってくる。
楽しかった夏の日のことを思い返す。



そんな日が幾日かあって、お彼岸を迎える。
野分きの吹きあれた翌朝、
秋草やコスモスの咲く庭の景色に秋の訪れを思う。
鈴虫も秋の音を奏で始めた。
北京オリンピックが多くの感動を残して終り、
この機会にジョギングを始めた人もいるのではないか。
スポーツの秋



勤め帰り、商店街の八百屋台、
笊に盛られた豊水の緑、富有の朱、
秋の味覚に引かれて家路を急ぐ。



あはれ
秋風よ
情(こころ)あらば伝へてよ
−男ありて
今日の夕餉(ゆうげ)に ひとり
さんまを食(くら)ひて
思いにふける と
    佐藤春夫「秋刀魚の歌」から



祝日・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・月

日造協の機関紙9月発行分からコラム「さざなみ」
を御紹介しました。
上旬に発行されているものですが、
今回はブログへの掲載がやや遅れてしまいました。

せっかくの週末ですが、関東には台風が接近しています。
九州では被害も出ているとのこと。
連休前ですから旅行などで、移動を計画されている皆さんは
注意をして下さいね。

太陽天候も気候も不安定で雲朝夕の寒暖の差が出ています雨
風邪をひかないようにしましょう。困った
「さざなみ」2008年8月 [2008年08月08日(Fri)]

「さざなみ」最新コラム




一日に何度口にするだろうか。
「暑いですね」、「お暑うございます」。
七月の中旬から真夏日が続いて二十日間にも及ぶ。
摂氏四十度にも届こうという
最高気温が各地で観測されている。
体が暑さに慣れる間もなく
気温が急上昇したために、熱中症に罹る人が多い。


暑い夏だが、家族で休暇を過ごす一年で最も楽しい時だ。
ガソリンが高騰し遠出にお金がかかるが、
お盆の帰省、お墓参りは欠かせない。
また夏ならではの海、山への行楽はうれしいものだ。




夏祭りが目白押しだ。
弘前ねぷたは一日から七日、青森ねぶたは二日から七日
秋田竿燈まつりは三日から六日、
山形花笠まつりは五日から七日、
仙台七夕まつりは六日から八日、
高知よさこいまつりは九日から十二日、
徳島阿波踊りは十二日から十五日、
京都大文字五山送り火は十六日




三十一日は二百十日の秋風が立つ。
まことに季節の移ろいは早い。


夢はいつもかへつて行つた
山の麓のさびしい村に
水引草に風が立ち
草ひばりのうたひやまない
しづまりかへつた午さがりの林道を
  立原道造詩集「のちのおもひに」より




花火・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・〓

来週発行される機関紙「日造協」から、
いち早くコラム「さざなみ」をご紹介致しました。
今日の東京は、今年初めての猛暑日となっています・・汗
少しでも暑さを忘れてもらえる様に(無理だと思いますが)
コラムに合わせた写真は、清涼感のあるものを選択しています。

車今週末から、帰省や旅行で移動される皆様。
どうぞ気を付けてお出かけ下さいね。飛行機
「さざなみ」2008年7月 [2008年07月15日(Tue)]

「さざなみ」最新コラム



銀座三丁目に七夕飾りがあった。
短冊に書かれた言葉。



「今年こそ幸せになれますように」
「お金が貯まりますように」
「良いご縁に恵まれますように」
「若返り」
「養ってもらいたい」
「就職して自立できますように」
「あと五センチ背丈が欲しい」

企業が正社員の採用を手控えたり、
社会保険庁の年金記録がいい加減であったり
若い人にも年老いた人にも
生活の不安がある。
子どもたちにとっても物騒な世の中だ。
安心・安全が揺らいでいる。



梅雨の晴れ間、土曜日の昼下がり
銀座通りの歩行者天国には人が溢れていた。
縁石に腰掛けてアイスクリームを食べる親子
ビーチパラソルの下で赤ちゃんにミルクをあげる母親
手を繋いでゆっくりと歩く老夫婦
金管楽器を手に闊歩する若者たち
浴衣すがたの娘たち

一人ひとりに願いがある。
叶えられずとも、とにかく
いま天国を歩いている。
一様に幸せそうに見える。
一陣の風が立ち笹の葉を揺らした。


朝だ、
野菜畠と果樹園をよこぎって
わたしは出かけた
わたしのいつもの散歩道を
風と光につつまれて
さわやかに身もかるく
   「朝」から ヴェルハーレン




クローバー ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 花
日造協の機関紙発行が
少々遅れてしまいましたので
「さざなみ」コラムを楽しみにされていた皆様
お待たせ致しました。

早くも7月の半分が過ぎています。
関東の梅雨明けも間もなくでしょうか。
最近は猛暑を予感させる暑さが続いていますね汗
外での仕事が多い造船業界ですから
この気温に負けないように体調管理しましょうびっくり
コラム 「海洋汚染」 [2008年06月17日(Tue)]

「さざなみ」 1996年8月号掲載



すべてのものは、ついに海に帰っていく
大陸をめぐる大海原の流れのなかに
海は時の流れと同じく永遠に流れつづける
海は始まりであり終わりである


『沈黙の春』の著者、レイチェル・カーソン女史が
その著書『海辺』の最後に書いている。


カーソン女史は、海と大地の汚染と破壊を
最初に告発した生物学者として知られ、
かけがえのない地球の美と神秘に深く思いをめぐらし、
あらゆる生命の尊厳を守り通そうとした海の詩人であった。


『沈黙の春』がセンセーショナルを巻き起こしてから三十年、
事態はかならずしも好転していない。
むしろ悪化の道をたどっているようにみえる。
殺虫剤や化学薬品の害に加え、
放射性廃棄物の投棄やタンカー事故による
石油汚濁が新たに起きている。


国際海洋シンポジウム’96の開会式において、
曽野綾子日本財団会長は



「海洋汚染は人間の
 強欲と甘えの結果だ。
 海と人間との
 健やかな関係を保つために、
 人間と人間、海と人間との間に
 畏敬の念を持たなければならない。
 それが海を救い、
 地球を救うことになる」


と語った。


熱帯魚*******************************クジラ

怒り 12年前のコラムですが、未読の方も含めて
  今いちど読んでいただきたく掲載しました。
  あれから改善するどころか、様々な要因はありますが
  地球温暖化が深刻になり、食料危機も起こり始めて、
  ますます環境破壊が進んでいる地球になっています・・・・・。

「さざなみ」2008年6月号 [2008年06月10日(Tue)]

「さざなみ」 最新号コラムクローバー



「四書は」と問われて返答に窮し、
調べると中国の経書、
大学・論語・孟子・中庸の称。
大学・中庸は礼記中の二篇であったが、
宋の二程子は之を尊信し、
礼記中から表章して論語・孟子に配し、
四書と名づけた(平凡社・大辞典)
宋の二程とは、程明道と程伊川との兄弟。

日経新聞五月の「私の履歴書」は
民俗学者谷川健一であった。
弟は詩人の谷川雁。
兄弟が斯界で活躍する例は多い。
ライト兄弟・グリム兄弟・etc。
うるわしい兄弟愛によって、
進歩した学問や技術は少なくない。

江戸の中期頃だろうか。
満六歳の男の子は
六月六日から
論語の素読を日課とした
と聞いた。
音読の大切さは、
読み;書き・ソロバンの
順序からして明白だ。
ゲーム機を捨て
本を目の高さに持ち
音読して欲しい。


紫陽花の頃となった。
梅雨が近い。
静かな雨音に混じって
「子曰く」が聞こえてくる
紫陽花の
垣根越しの家はいいものだ。







畑はいつもきれいな色と
よい風の吹いてゐる
四季の卓子である
新しい耕作の力は
光と熱で出来た風車のやうに
もろもろの種子から
花と葉をとりいだし
水と夜とのふしぎな時間の
まはりを廻る

    佐藤惣之助 「畑」から








傘********************************雨

 いよいよ梅雨本番となりました。
 ジメジメした憂鬱な時期ですが、
 空梅雨となると夏が水不足という、大変な事態となりますので
 適度な雨を望みたいですね。

今月号の機関紙「日造協」は総会の模様が紹介されています。
会員の方々の写真もたくさん掲載されました。
是非ご覧になって下さい。カエル
| 次へ