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2014年11月25日

出張型災害再現実験教育 平成26年11月20日実施

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今年度15箇所目となる「出張型災害再現実験教育」が福岡造船(株)長崎協力会を対象として行われ、47名の方にご参加いただきました。

(写真:福岡造船株式会社長崎工場 工務部工務安全課課長 中田 広幸 氏)


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≪火傷≫空気中と酸素中内での綿生地の燃焼実験

酸素には燃焼を助ける働きがあります。
写真は、酸素が充満しているボックスに火種を入れた時の様子ですが、ご覧のようにあっという間に燃え広がります。火気を使った場所で、<酸素でのエアー吹かし>は危険!


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≪飛来・落下≫ レバーブロック使用時、荷重を掛け過ぎ破損実験

実際にどのくらいの力が掛かっているのか確認してもらいました。実は思っている以上に力が掛かっている事が多く、そのためフックが開き外れて大惨事につながる可能性があります。


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≪玉掛け≫吊り角度0度と120度時のワイヤー張力/ロープ切断実験

ロープとロードセルを使って張力の確認。
0度(垂直)で吊るす場合と120度の場合とでは、1本のロープに掛かる負荷は後者がおよそ2倍になります。吊り角度が大きくなるとワイヤーロープには大きな張力が加わり、切れる可能性が高くなります。


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こちらは保護具メーカーがヘルメットの劣化をチェックしている様子。

受講者のヘルメットと安全帯の劣化状態を確認しているの図.JPG


参加されたみなさま、お疲れ様でした。
posted by 日造協 at 10:45 | Comment(0) | TrackBack(0) | 出張型災害再現実験教育
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