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2013年04月25日(Thu)
鉄の女の中国観
(朝雲 2013年4月25日掲載)

日本財団会長 
笹川 陽平 

「鉄の女」マーガレット・サッチャー英元首相が逝去された。多くの報道にあるように、衰退しつつあった英国を蘇生させ、冷戦終結に大きな役割を果たした偉大な政治家だった。

 亡き父・笹川良一とウマが合ったようで、何度かお目に掛かる機会を得た。最初にお会いしたのは一九八四年六月。父がダウニング街一〇の首相官邸の夕食会に招かれ随伴した。閣僚を交えた夕食後、私たち二人を閣議室に招き入れ、父を首相席に座らせた上で「長時間、この椅子に一人座り一万三千キロの長征を決断した」と二年前のフォークランド紛争を問わず語りに振り返られた。


2013年04月05日(Fri)
【正論】「民」の情熱を再犯防止に生かせ
(産経新聞【正論】2013年4月5日掲載)

日本財団会長 
笹川 陽平 

seiron.png 犯罪白書によると、2011年、一般刑法犯で検挙された人のうち43・8%を再犯者が占め、別の調査では「全犯罪の58%が再犯者の犯行」との結果も出た。3年前から再犯防止や少年院の在り方について有識者を交えた研究などに取り組んでいるが、これほど難しい問題は滅多にない。
 政府も2006年から元受刑者の総合的就労支援対策に乗り出しているが、ここ7年間、刑法犯全体は減少傾向にあるのに、再犯者が占める割合は逆に上昇し続け、実効は上がっていない。


2013年04月01日(Mon)
強権中国が熱心な「笹川医学奨学金制度」
(リベラルタイム 2013年5月号掲載)
日本財団理事長
尾形 武寿


Liberal.png 中国に「笹川医学奨学金進修生同学会」という組織がある。一九八七年にスタートした、「日中笹川医学奨学金制度」で日本に留学経験を持つ医師の同窓会で、会員は約二千三百人。百五十万人を超す中国医学会の中でも中核的な位置を占め、二〇〇二年のサーズ(重症急性呼吸器症候群)騒動や〇八年の四川大地震では、ボランティア診療に取り組み国民から感謝された。