2012年01月23日(Mon)
綿花にかける再起への願い
(SANKEI EXPRESS【ボランティア被災地通信】2012年1月23日掲載)
「違う形で恩返しをしたかった」 経営支援グループ 情報コミュニケーションチーム 神谷 圭市 冬の寒さが身にしみる12月初旬。午前7時半、JR福島駅で学生ボランティアを出迎えた。ボランティア経験は人によってまちまち。互いに自己紹介をし、一路バスで活動場所へ向かう。いまだ震災の爪痕が色濃く残る風景を目にしながら約2時間。一行は福島県新地町(しんちまち)に到着した。昨年までは稲穂が実っていたであろう田んぼは荒漠(こうばく)とし、学生たちは巨大津波の破壊力を思い返していた。 |