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2017年06月09日(Fri)
北の国から、またパラアスリート奨学生が誕生
日本財団パラアスリート奨学金

日本財団がパラアスリート支援のために設立した「日本財団パラアスリート奨学金」にまた1人、奨学生が増えました。日本体育大学附属高等支援学校1年の水泳選手、山口源起(やまぐち・げんき)くん(16)です。2017年6月6日、北海道網走市にある同校で授与式が行われ、日本財団の佐藤英夫常務理事から山口くんに奨学生証書が贈られました。

日本財団の佐藤英夫常務理事から証書を手渡され、笑顔の山口源起くん(左)

日本財団の佐藤英夫常務理事から証書を手渡され、笑顔の山口源起くん(左)



緊張した面持ちで証書を受け取った山口くんでしたが、「これを励みに頑張ります」と力強く答えてくれました。
山口くんは中学時代、知的障害者の全国大会で200メートル自由形に優勝した実力の持ち主で、高校進学後も全国大会の北海道代表に選ばれています。奨学金は6月11日に横浜市で開催の「日本知的障害者選手権水泳競技大会」や9月2、3日に行われる「2017ジャパンパラ水泳競技大会」(東京)といった全国大会に出場するための交通費や宿泊費など遠征費用に充てられます。

この日はまた、3月に行われた第1回奨学生の証書授与式に出席できなかった同校1年の斉藤双希(さいとう・そうき)くん(16)にも奨学生証書が手渡されました。陸上競技選手の斉藤くんは180センチの長身、跳躍や投てきを得意にしています。まだまだ伸び盛りで将来性豊かな選手です。この奨学金で「自分の力をもっと伸ばしたい」と意気込みを話していました。
式には学校法人日本体育大学の今村裕常務理事も東京から駆けつけ、島崎洋二校長とともにふたりに激励のエールを送りました。

左から、日本体育大学附属高等支援学校の栗原太郎先生、山口源起くん、斉藤双希くん

左から、日本体育大学附属高等支援学校の栗原太郎先生、山口源起くん、斉藤双希くん



山口くんを含め、奨学生は19人となりました。この制度は世界レベルでの活躍が期待される障害者アスリート支援を目的に日本財団が昨年10月創設、障害者スポーツ指導に実績のある日本体育大学グループ在学生が対象です。2020年までに、成績や期待度などをもとに50人規模に増やす予定です。

日本体育大学附属高等支援学校の校舎

日本体育大学附属高等支援学校の校舎

今年4月に開校した同校は、日本体育大学が地元の網走市や数多くの企業の支援を受けて設立した私立では初の高等支援学校です。知的障害のある子どもたちが、スポーツや就労作業などを通して自立し、社会に巣立つことを目的としています。附属学校として、スポーツを通じ日本体育大学進学も可能です。

現在は1年生19人が在籍し、全員が学校敷地内に創られた寄宿舎「雄渾舎」で共同生活しています。もちろん、山口くん、斉藤くんもここで寝起きし、授業にスポーツ活動に青春を謳歌しています。部活動は陸上競技、水泳、卓球部があり、日本体育大学スキー部出身の島崎校長は「スキー部創部も視野に入れている」と話しています。

敷地内にある寄宿舎「雄渾舎」

敷地内にある寄宿舎「雄渾舎」




● 日本財団パラアスリート奨学金授与式(2017.04.05)






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