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2017年03月14日(Tue)
「ゆいごんは 最後に書ける ラブレター」
遺言の日キャンペーン
大賞、入賞など決まる


遺言の日.jpウェブサイトの画面

遺言の日.jpウェブサイトの画面

毎年1月5日を「遺言の日」と制定した日本財団は、それを記念して川柳、手紙(400字以内)、つぶやき(140字以内)の3部門で「書こうよ、ゆいごんキャンペーン」を展開してきました。応募作品を審査した結果、大賞には川柳の作品「ゆいごんは 最後に書ける ラブレター」が選ばれました。川柳だけでなく、手紙、「つぶやき」でもハートがこもった作品が多く、大賞以外に入賞16点、佳作10点が選ばれました。受賞した作品は3月14日午後3時、日本財団のウェブサイト「遺言の日.jp/award/」に公開されました。


「ゆいごん大賞」は遺言の重要性を伝えるとともに、家族で遺言について話し合うきっかけにしようと企画しました。遺言の日キャンペーンは、昨年12月6日から今年2月5日まで実施され、ウェブによる応募も含め、合計5,868点の応募がありました。とくに川柳の作品が多く、4,915点の応募がありました。次いで、Twitterによる「つぶやき」562点、手紙390点の順(不明1点)(以下の名前はいずれもペンネームです)。

紀伊国屋書店新宿本店で行われた「書こうよ、ゆいごん」書店フェア

紀伊国屋書店新宿本店で行われた「書こうよ、ゆいごん」書店フェア

応募者の年齢は、最年少が13歳、最高齢者は99歳でした。年代別では50〜60代男性が過半数の52%を占めました。大賞選定では、日本川柳協会はじめ専門家による厳重な審査が3日間にわたって行われました。大賞受賞者には10万円、入賞者には各3万円、佳作には各1万円が贈られます。つぶやきの入賞者は各5,000円です。

ゆいごん大賞に選ばれた川柳「ゆいごんは 最後に書ける ラブレター」は、さごじょうさん(30代男性)の作品。選評では、遺言を恋文と同格にするのは思案のしどころ、としながら、「最後に書ける」のところで本人しか書けないことを強調している点が目立つと評価しています。

川柳部門では、このほか「終活へ はじめの一歩 遺言書」=アカエタカさん(60代男性)、「遺言の 文字が長寿で 色あせる」=夏みかんさん(50代男性)、「あっちでも 夫婦になって くれますか」=ハナオさん(40代男性)の3点が入賞しました。

日本財団で開催された「ゆいごん図書館〜偉人たちの言霊〜展」

日本財団で開催された「ゆいごん図書館〜偉人たちの言霊〜展」

また、手紙部門では、入賞が3点、佳作が10点選ばれました。入賞したのは、妻宛てにプロポーズの言葉から書き始めた天豊さん(70代男性)の作品、終戦後に樺太から引き揚げた家族の苦しい時代を綴った大阪のアンさん(70代男性)の作品、阪神・淡路大震災(1995年)でガレキの中から救出された子どもに宛てた父親(空のかなたにいる父より、50代男性)の作品の3点。これらの作品は、妻や子どもたちなどに宛てたものがほとんどで、実体験に基づき“泣かせる手紙”になっています。

「つぶやき」部門では、「財産は置いて行く。秘密は墓場に持っていく。」(酒井具視さん、40代男性)、「人間はいつか死ぬ。タブーじゃない。当たり前のこと。だから、将来設計のひとつとして、遺言も考えればいいんだよね。その将来はみんなに平等にやってくるんだから。」(いもねーちゃん、40代女性)、「相続時、知らないきょうだい『君の名は?』」(level35さん、40代男性)など10点が入賞しました。これらの作品は本音が垣間見えると共に、ユーモアや皮肉が交じっているものが多く、くすっと笑える内容です。

日本財団が1月5日を「遺言の日」に制定したのは、1と5の語呂合わせ(いごん)からだけでなく、正月には家族が集まる機会が多いことから、遺言について話すきっかけになって欲しいという思いからです。今回の「書こうよ、ゆいごんキャンペーン」が、そうした皆さんの思いをさらに後押しする契機になれば幸いです。


「遺言書はハートを込めて書きましょう!」(2017.01.06)
● 遺言の日.jpウェブサイト
タグ:遺言の日







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