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2016年07月20日(Wed)
「私たちの海をアイディアで売り出そう!」
熊本・天草市でポスター教室を開く
河浦高生徒、一ノ瀬みかさんら参加


海の日」に合わせて、「地元の海をスター★にしよう。」と、みんなでポスターづくりをする「うみぽすグランプリポスター作りワークショップ」が7月18日、梅雨が明けたばかりの熊本県天草市の富津地区コミュニティセンターで開かれました。ポスターで海おこし、町おこしの運動を続けている「海洋連盟」が主催、日本財団などが共催して開いたもので、国土交通省、文科省、観光庁が後援しています。

崎津天主堂をバックに記念撮影する河浦高校の生徒と一ノ瀬みかさん

崎津天主堂をバックに記念撮影する河浦高校の生徒と一ノ瀬みかさん(右端)ら参加者



海洋連盟の内田理事から説明を受ける生徒ら

海洋連盟の内田理事から説明を受ける生徒ら

この日のイベントは、海洋連盟が「海のポスターコンテスト・うみぽすグランプリ2016」と銘打って、北は北海道から南は沖縄まで、全国50カ所で開催中の「うみぽすグランプリポスター作りワークショップ」の一環です。会場の天草市河浦町は熊本市から飛行機で約10分、さらに車で約50分走ったところにあります。天草は上島、下島の二つに分かれていて、この町は下島の南西端に位置しています。

イベントに参加したのは、県立河浦高校3年の生徒4人と担任の大河原由美先生。それに、「うみぽす」のテーマソング「うみぽす♡大好き」を歌っているアイドルユニット「神宿」の一ノ瀬みかさんと、この曲のプロデュースと振り付けを担当したヒップホップダンスボーカルユニットDA PUMP(ダパンプ)の元メンバー、KENさんが加わっています。河浦高校は全国高校軟式野球選手権大会の常連として知られていますが、少子化の影響で来年3月末で近くの高校に統合され、閉校になることが決まっています。

生徒たちと一緒にコピーを考えるみかさんとKENさん

生徒たちと一緒にコピーを考えるみかさんとKENさん



「にわかグランプリ」に選ばれた作品の横に立つ田中和泉さん

「にわかグランプリ」に選ばれた作品の横に立つ田中和泉さん

会場の体育館に集合した参加者は、海洋連盟の内田聡理事からイベントの説明を受け、加藤才明(としあき)さんの指導でポスターをつくりました。ゴシック様式の崎津天主堂をバックに写した漁港の写真に、どんなキャッチコピーをつけるか、がポイント。みな思い思いのコピーを考えて発表しましたが、「にわかグランプリ」に選ばれたのは「ブー 天草」のコピーをつけた田中和泉さんの作品。「なんでそうつけたの?」との質問にも笑って答えませんでしたが、なぜか一番ウケていました。

ダンスを披露するみかさんや生徒たち

ダンスを披露するみかさんや生徒たち

この後、元DA PUMPのKENさんの指導で生徒らが「うみぽす♡大好き」のダンスを練習しました。みかさんがセンターでリードしましたが、最初はなかなか合わずNGの連続。それでも次第に慣れてきて、全員の呼吸が一致。海に面した空き地で全員そろってダンスを披露しました。

「うみぽすグランプリ2016」では、海の宣伝ポスターを全国から募集しています。写真、絵画、立体造形など、表現手法を問わず、受け付けます。ポスターには、テーマの海の名前や地名を入れるのが必須です。一般の部、子どもの部、それにアプリの部の3つに分かれ、締切りは8月31日です。応募作品は安倍昭恵・首相夫人らが審査し、一般の部グランプリに30万円、準グランプリに10万円(各1組)、子どもの部グランプリには図書券3万円分、準グランプリには同1万円分(各1組)、アプリの部グランプリは10万円、準グランプリに5万円、ユーザー投票賞海の幸(各1組)が送られます。また、入賞の100作品は作品集に掲載・出版し、入賞者全員に贈呈されます。


● うみぽすブランプリ2016 ウェブサイト
● 海と日本PROJECT ウェブサイト
タグ:海の日
カテゴリ:海洋







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