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2015年12月01日(Tue)
産後ママがリフレッシュ
育児を学び、友達づくり
親子で人参掘り ママカレッジの旅



出産後閉じこもりがちなママに、外に出る機会を届けようと、2歳以下のお子さんを持った子育て真っ最中のママ限定の日帰りバスツアーが11月29日、小春日和に恵まれた千葉県北総地域で実施されました。日本財団と株式会社エイチ・アイ・エスが「学んで、リフレッシュして、つながろう!」と呼び掛けた共同企画「ママカレッジの旅」です。参加した親子は、バスの中では触れ合いの時間をたっぷり過ごし、新米ママさんたちは、子育て支援団体の先輩講師の体験話や助言に、しっかり耳を傾けていました。外では人参の収穫体験もあり、掘ったばかりのニンジンを目の前で絞った純粋の生ジュースを、おいしそうに飲む子もいました。産後ママがリフレッシュする旅になったようです。

ニンジン掘りの後、全員で記念撮影
ニンジン掘りの後、全員で記念撮影

ママが「産み、育て、活躍しやすい社会」を次世代につなげていこうと日本財団は2012年10月、「ママの笑顔を増やすプロジェクト」(通称ママプロ)を開始しました。その一環として「ママが学び、ママを学び、ママと学ぶ」を基本概念にして13年秋から、子育てや仕事との両立、パートナーとの意思疎通などをママが学ぶだけでなく、周囲にいるパパや会社の同僚がママのことを学ぶきっかけになることを願い「ママカレッジ」の取り組みを始めました。

バス車内のなごやかな様子
バス車内のなごやかな様子


ママカレッジの旅は昨年に続き2回目です。今回は10組、計21人の親子が参加しました。バスは集合場所の東京駅を午前8時半すぎに出発しました。車内で日本財団の国内事業開発チームリーダーの田代純一が「産後、ママが行けないところが映画館、コンサート、美術館と言われていますが、もう一つ旅行に行けないということで、この企画を始めました」と説明し、「ママの応援、ママによる社会貢献企画をプロデユースしているママの支援団体『はなはな*みかん』の3人の方に参加していただいておりますので、いろいろな学びをここで得ていただきたいと思います」と話しました。

久保みどりさん
車内で自身の子育て経験を紹介しながら各種アドバイスをしていく「はなはな*みかん」代表の久保みどりさん


はなはな*みかん」から加わった3人の講師は、小学生の男児2人と1歳半の女児を育てている同団体代表の久保みどりさん、長年保育士を務め子育て応援隊として活動する石津由美さん、女性のためのビジネス心理講座講師の砂田美和さんです。久保さんは「2011年にこの団体を設立し、25人のママさんたちで活動しています。今月、5年目にしてやっと浅草に拠点を持つことができました」と説明。「子どもをしかる回数と、認める回数どっちが多いですか」と問い掛け、「うまく自分の思いを伝えられずママを困らせてしまう子どもの心に耳を傾け、寄り添い、認める子育てについて考えてみましょう」と話を進めました。しかる場合、認める場合、両方のケースでの注意点をたくさん例示しながら「子どもの心の声に耳を傾けてください。子どもにとって何にも勝るのは、やはりお母さんです」と述べ、「お母さんの笑顔」と「子どもを認める言葉」の大切さを訴えました。

お子さんが27歳と24歳になった石津さん、15歳になった砂田さんも「やっぱり子どもには、いつもそばにいるママなんです。ママの笑顔って大事なんです」と同様に話し、砂田さんは子育てで心配していた時期のことを紹介しながら「いろいろなことがあっても大丈夫。いいなぁと思ったことは挑戦してみてください。今は託児付きのイベントや講座がたくさんあります。私のように悩みが起きても、明るく積極的に生きていけるヒントがたくさんあります。今日のツアーのように自分のペースで、好きなことに挑戦していってください」と励ましの言葉を贈りました。

講師は話の途中に、ミニミニの紙芝居やわらべ歌を織り込んで、子どもたちが退屈しないように工夫をしていました。「今日は何が楽しみですか」という車中での子どもたちへの質問で多かったのは、やはり「ニンジン掘り」でした。

自分の畑で本日がニンジンの初収穫と説明する古谷長武さん
自分の畑で本日がニンジンの初収穫と説明する古谷長武さん

ニンジン掘りを楽しむ親子の様子
ニンジン掘りを楽しむ親子の様子

小1のお姉ちゃんもツアーに参加しました
小1のお姉ちゃんもツアーに参加しました


体と環境に優しい「ちばエコ農産物」生産ほ場として認証されている、千葉県八街市八街の農業古谷長武さん(47)のニンジン畑で親子待望の収穫体験が行われました。同県印旛地区の農業女性たちで結成したグループ「姫農(Menou)」さんが一行を出迎え、古谷さんとともに収穫を指導。古谷さんが「長雨が続き実はニンジン収穫、今日が初めてになります」と紹介すると、親子から「ほー」という驚きの声が上がりました。何人かの幼児は自分の背丈ほどに葉が伸びたニンジン畑に中に分け入って楽しんでいました。

とりたてのニンジンでジュースを作ってくれました
とりたてのニンジンでジュースを作ってくれました

「ニンジンジュース、甘くておいちいな」
「ニンジンジュース、甘くておいちいな」

四季の野菜の食育紙芝居
パペットを使った四季の野菜の食育紙芝居もありました。思わず近づき見上げる幼児もいました


この後、姫農の皆さんが、とれたての素材でニンジンジュースを作成。その甘い味に全員、驚きを見せていました。「食の大切さ、土から生まれる食物のことを知ってほしい」とパペットを使った食育紙芝居も用意されていました。

この後、印旛郡内の老舗酒造メーカーの蔵を改装したスペースで、オーガニック野菜を使った松花堂弁当を楽しみながら、子育ての悩みなどを共有。最後に同郡内のプレミアムアウトレットに寄って思い思いに買い物を楽しみ、午後5時半すぎに東京駅に戻り散会しました。




● ママの笑顔を増やすプロジェクトウェブサイト
● はなはな*みかんウェブサイト






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