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2014年07月16日(Wed)
2周年記念イベント開催 活動広がる仙台・国分町駆け込み寺
 日本駆け込み寺の仙台支部「国分町駆け込み寺」が7月7日、開設2周年を迎え、12日、記念イベントが行われた。この2年間に500件近い相談が寄せられたほか、相談員の養成や東日本大震災の被災者を訪問する「出張駆け込み寺」、専門家による法律相談など活動を広げ、中島一茂支部長(46)は「人々が発するSOSをひとつでも多く拾っていける強靭な組織にしたい」と語っている。

抱負を語る中島支部長
抱負を語る中島支部長
 仙台支部は国分町3丁目のビル3階にあり、同じ町内にあった当初の事務所に比べ3倍近いスペース。中島さんは3年前から1年間、日本駆け込み寺の玄秀盛代表の下で修業、現在、千葉梨枝子さん(47)とともに支部を運営する。青森市に連絡所を設けているほか、相談員養成では受講した約50人のうち10人近くが“新たな戦力”として駆け込み寺の活動に参加している。

入口の看板=左=と支部長名を付けた凧
入口の看板=左=と支部長名を付けた凧

 昨年4月から今年3月まで1年間の相談件数は計225件。76%を女性が占め、東日本大震災を反映して「こころの相談」も目立つ。相談員やボランティアが月一回、仮設住宅を訪問して悩みを聞く出張駆け込み寺も被災者から“いのちの喫茶室”と呼ばれ好評。「話を聞いてもらって心が晴れた」と笑顔を取り戻す老人も目につくという。

浅野元知事=左=と玄代表のトークショー
浅野元知事=左=と玄代表のトークショー

 仙台支部開設1周年の昨年は玄代表の主催で比叡山から大阿闍梨の藤波源信氏を迎え「護摩法会」を開催、宮城県の沿岸被災地を中心に2日間にわたり鎮魂巡礼も行われた。「東北の土地柄か、困った問題があっても我慢して耐える人が多い。誰もが気楽に相談できる駆け込み寺にしたい」というのが中島さんの目標。仙台市内の高校に出向き、さまざまな講和を行う“市民講師”も計画しており、玄代表も「歌舞伎町のスタイルではなく“攻め”を中心にした国分町独自のスタイルを確立してほしい」とエールを送っている。

書家・高奈さんのパフォーマンス
書家・高奈さんのパフォーマンス

 記念イベントは駆け込み寺事務所の隣室を借り受けて開催。詰め掛けたボランティアや市民ら約50人を前に、自ら“駆け込み寺応援団”を買って出る浅野史郎・元宮城県知事と玄代表が軽妙なトークライブで駆け込み寺の歴史などを紹介、創作書家・高野こうじさんのパフォーマンスなども披露された。

 日本駆け込み寺は当初の一般社団法人から公益社団法人に衣替えし、創立12周年を迎えた現在、仙台支部のほか、兵庫県三木市など全国23カ所に連絡所を設け、活動を広げている。(宮崎正)
タグ:駆け込み寺





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