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2018年04月02日(Mon)
アジア太平洋障害者芸術祭シンガポールで開催
約20カ国のアーティストが参加
2020東京へつなぐイベント


日本財団とユネスコ(国連教育科学文化機関)が主催する障害者芸術祭「True Colours Festival」がこのほど、シンガポールで開催された。アジア太平洋地域を中心に約20カ国から、視覚や聴覚、身体などに障害を抱えるアーティストが参加し、迫力ある演技を披露した。

世界銀行とWHO(国連世界保健機関)の推計によると、アジア太平洋地域の障害者数は約6億5千万人に上る。その大半は依然として、教育や就業などさまざまな側面で社会に参加する機会を奪われている。障害者の参加と平等を実現するためには、障害者へ向けられる偏見、差別を取り除き、本来持つ能力と可能性に目を向ける必要がある。自身が持つ卓越した能力に焦点を当てたのが今回の芸術祭だ。

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開会式であいさつする日本財団の笹川陽平会長


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技術の高いパフォーマンスの数々



この催しは現地パートナーのVSA(Very Special Arts)が完成させたイベント。シンガポールは多様な民族を包み込み、民族の融和を重んじる国。地域的にみてもアジア太平洋地域における情報発信の中心地だ。シンガポールで芸術祭を開催したことは重要な意味を持つ。開会初日は約3800人の観客が集まり、障害者アーティストによる力強く美しい演技の数々に、会場は熱気に包まれた。シンガポール大統領ハリマ・ヤコブ氏も臨席し、イベントに花を添えた。

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日本人アーティスト(BOTAN×DAZZLE)の演技



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華やかなフィナーレ



日本財団はこれまで、ラオス、ベトナム、カンボジア、ミャンマーなどASEAN(東南アジア諸国連合)各国で障害者芸術祭を開催してきた。今回の芸術祭はアジア太平洋へと対象地域を広げ、20年にパラリンピックと併せて東京で開催する「国際障害者舞台芸術祭(仮称)」のプレイベントとなる。こうした一連の芸術祭は、単に障害者の能力開花を目的とするだけでなく、多様性を受け入れる社会の実現を目指す取り組みの一つ。

今回、日本から出演したグループは、障害者と健常者が合作した演技を披露した。ともに一つの作品を創り上げていくことは、皆が互いに助け合う社会の促進につながる。障害者が持つ能力に目を向け、社会の側にある障壁を取り除き、障害者だけでなく、すべての人の「True Colours(本当の自分自身)」が受け入れられる社会の実現に向けて、日本財団は引き続き活動を続けていく。



TRUE COLOURS FESTIVAL ウェブサイト
日本財団DIVERSITY IN THE ARTS パフォーミングアーツ・グループ ウェブサイト
日本財団DIVERSITY IN THE ARTS ウェブサイト
国際障害者舞台芸術祭(日本財団公式ウェブサイト)







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