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2018年02月02日(Fri)
朗読劇『あん』最後の上演
世界ハンセン病の日
早大で600人が観劇


世界ハンセン病デー特別企画「朗読劇『あん』と映画『あん』」(オンザフィールド主催) が「世界ハンセン病の日」の1月28日、早稲田大学大隈記念講堂で開催されました。同会場での開催は今年で3回目ですが、今回が最後の上演となり、600人もの観客で超満員でした。

朗読劇「あん」の様子

朗読劇「あん」の様子


朗読劇『あん』は、作家であり道化師でもあるドリアン助川さんのベストセラー小説『あん』を再編成し、ハンセン病を背景に逆境を生き抜いた女性を描いたものです。カンヌ映画祭のオープニングを飾り、世界中で注目を浴びた映画『あん』とは違った切り口で、生きることの普遍的な意味を浮き彫りにしています。この日は、ドリアンさん、中井貴恵さんが迫真の朗読を披露、観客をうならせました。

また同日開かれた、日本財団フォトグラファー富永夏子さんによる写真展「ハンセン病を考えることは、人間を考えること。」は、日本財団がハンセン病の周知・啓発のために行っているキャンペーン「THINK NOW ハンセン病」の一環です。世界各国で撮影されたハンセン病の回復者の写真約40点が展示され、多くの来場者の関心を集めました。中には写真の前で立ち尽くしてしまう方も見受けられました。

日本財団主催の写真展の様子

日本財団主催の写真展の様子



このほか、中国のハンセン病隔離村支援に取り組んでいる原田燎太郎さん(NPO法人 家-JIA-)とドリアンさんの対談も行われました。この法人は、地元の学生が元ハンセン病患者の隔離村で、快復者の生活支援ボランティアを自主的・継続的に行えるようにしています。これまでに延べ2万人以上の学生が、華南五省50ヶ所以上の元隔離村で活動しました。

原田さんは対談の中で自身の過去を振り返り、学生の頃に受けた、いじめをきっかけに差別のない世界を志すことになったこと、当初はハンセン病の患者を恐れて避けてしまっていたことなど、目に涙を浮かべつつ、赤裸々に語っていました。

聞き役のドリアンさんは、資金集めに苦労をしているNPO法人の現状に触れ、観客にクラウドファウンディング(ネットによる寄付金集め)への協力を呼びかけました。
タグ:ハンセン病 あん
カテゴリ:健康・福祉







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