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2017年11月16日(Thu)
「パラフェス2017〜UNLOCK YOURSELF〜」
来年3月の韓国・平昌パラの機運盛上げ
元SMAPの3人、パラサポーター就任


パラスポーツの普及・啓発を目指すスポーツと音楽の祭典「パラフェス2017〜UNLOCK YOURSELF〜」が11月15日、東京都墨田区の両国国技館で開かれ、約4,300人が入場した。「冬」をテーマに、来年3月の韓国・平昌(ピヨンチャン)冬季パラリンピックのパラアイスホッケーへの出場権を得た日本チーム・アスリートらが参加、パラリンピックに向けてムードを高めた。日本財団パラリンピックサポートセンター(パラサポ)が主催して開いたもので、元SMAPの香取慎吾さんら3人がスペシャルサポーターに就任したことも発表された。

ロックバンド「WANIMA」の演奏後、出演者全員でフィナーレ

ロックバンド「WANIMA」の演奏後、出演者全員でフィナーレ


午後7時、開演と同時に鮮やかな映像と強烈な音楽が鳴り響く中、歌舞伎俳優の中村壱太郎さんが登場し、パラリンピックの歴史などを口上。ブラジルから来日した両腕欠損のピアニスト、ジョナタ・バストスさんや、パラフェス・キッズらがパフォーマンスを行い、オープニングを盛り上げた。

続いて本田朋子さん、nicoさんの司会で森喜朗・東京五輪・パラリンピック競技大会組織委員会会長、野田聖子・2020年パラリンピック東京大会成功作業チーム座長、山脇康パラサポ会長が登場。山脇会長は「たくさんの参加、ありがとうございます」と述べ、観客席に向かって手を振った。森会長は「私も長い間政治家をやってきたが、集会を開いてもこんなには集まらない」と言って笑わせた。野田座長は「我々3人で掛け合い漫才をやる予定だった。健常者、障害者の壁を乗り越えてやって欲しい」と呼びかけた。

あいさつする森会長(中央)と野田座長(右)、山脇会長

あいさつする森会長(中央)と野田座長(右)、山脇会長


この後、応援ゲストの俳優、斎藤工さんが登場し、平昌パラリンピックで活躍が期待されるパラリンピアンのゲストとトークを行った。まず登場したのは、パラアイスホッケーの有力選手、須藤悟、高橋和廣、安中幹雄の3選手。いずれも2010年のカナダ・バンクーバー大会で銀メダルに輝いた日本チームの主力選手だ。選手たちから競技の説明を受けた斎藤さんは、初めてスレッジ(そり)に乗り、感激していた。高橋選手は平昌パラリンピックの抱負を聞かれ「バンクーバー以来、7年ぶりにようやく出場することができる。チームを信じて精一杯闘いたい」と意気込みを語っていた。

トークするパラアイスホッケーの(左から)須藤、高橋、安中の3選手

トークするパラアイスホッケーの(左から)須藤、高橋、安中の3選手


続いて、パラアルペンスキーのメダリスト、森井大輝、狩野亮、鈴木猛史の3選手が登場し、3人の競技ぶりや練習風景の映像などを見ながら斎藤さんとトーク。3人とも過去の大会でメダルを獲得しているので、平昌パラリンピックでは3人とも「金メダルを取りたい」と抱負を語った。なかでも、まだ金メダルを取っていない森井選手は「僕たちの目標は表彰台独占だ」と意気軒昂だった。パラリンピアンとのトークを終えた斎藤さんは「パラリンピックの競技をひとつずつ知っていくことで、ハマっていきたい」と、パラファンになることを誓っていた。

トーク中のパラアルペンスキーの(左から)森井、狩野、鈴木の3選手

トーク中のパラアルペンスキーの(左から)森井、狩野、鈴木の3選手


この後、コンサートに移り、和製スティービーワンダーと呼ばれる全盲のシンガーソングライター、木下航志さんが、ジョナタ・バストスさんと一緒にピアノを演奏、万雷の拍手を浴びた。フィナーレは、東京在住熊本出身3人組のロックバンドとして人気の「WANIMA」がエネルギッシュな歌を次々に披露し、観客を喜ばせた。終了後、出演者全員が舞台に勢ぞろいし、「来年もまた会いましょう」と再会を誓い合った。

最後に、元SMAPの香取慎吾さん、稲垣吾郎さん、草なぎ剛さんがパラサポのスペシャルサポーターに就任したことが映像で伝えられると、入場者の間から歓声が上がった。3人は今後、パラスポーツを盛上げるために様々な活動を行う。まずは、来年3月4日に駒沢オリンピック公園陸上競技場で開催予定の「パラ駅伝 in Tokyo 2018」の応援に駆けつけるという。また、香取さんはパラサポのキーメッセージである「i enjoy!」をテーマに描いた記念壁画を実物大のレゴブロックを使って再現するプロジェクトを開始、来年3月のパラ駅伝で披露する予定だ。



● パラリンピック支援(日本財団公式ウェブサイト)
● 日本財団パラリンピックサポートセンター ウェブサイト









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