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2017年09月01日(Fri)
【学生が見た日本財団】表参道でバリアフリー調査
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誰もがアクセスしやすい街に
10月のアート展に向けて



8月27日(日)、「日本財団DIVERSITY IN THE ARTS(ダイバーシティ・イン・ジ・アーツ)」とバリアフリー地図アプリ「Bmaps(ビーマップ)」のコラボ企画「ブレーメンの調査隊」が、表参道(東京都港区)で開催されました。「ブレーメンの調査隊」は、街のバリアフリー情報を集め、Bmapsに投稿する調査イベント。約30人の大人から子どもまで、障害のある人もない人も皆が垣根を超えて交流しながら、車いすでも入りやすい店などを調査しました。

「ブレーメンの調査隊」参加者の記念撮影

「ブレーメンの調査隊」参加者の記念撮影


このイベントは10月に表参道のスパイラルで開催される「Museum of Together(ミュージアム・オブ・トゥギャザー)」展を、誰もが行きやすいものにするために行われました。スパイラルは表参道のおしゃれなビルで、エントランスには様々な現代アートが展示・販売されています。個性の多様性を芸術で表現する「Museum of Together」展にぴったりの会場だと感じました。

今回イベントで使用した、日本財団と株式会社ミライロが共同開発したBmapsは「情報のバリア」を解消するバリアフリー地図アプリです。Bmapsでは行きたい場所にある段差、広さ、明るさなど、障害のある方のみならず、ベビーカー利用者など誰もが自由に行動するために必要な19種類の情報を、共有することができます。

情報のバリアフリーの重要性とBmapsについて講義する岸田ひろ実さん(株式会社ミライロ)

情報のバリアフリーの重要性とBmapsについて講義する岸田ひろ実さん(株式会社ミライロ)


「ブレーメンの調査隊」では6つのグループに分かれて表参道にある店舗や施設を巡り、バリアフリーの情報を集めていきます。目標は10スポット以上レビュー(調査)すること。1グループにつき車いす1台が貸し出され、車いすユーザーの目線からも調査します。初めて車いすに乗った参加者からは「ちょっとした坂道や段差が怖く感じられる」、「行きたい方向に思ったように行けない」などの声があがりました。

表参道で貸し出された車いすに乗って調査する様子

表参道で貸し出された車いすに乗って調査する様子


調査を通じて、普段何気なく通り過ぎる道が、店舗が、障害のある方にとってはとても使いにくいものであることにも気が付きます。普段から車いすで過ごされている方からは普段どのように出かけているのか、その不便さについてグループワークの中で共有されました。大多数に合わせて整備された社会や環境が誰かのバリアになっていることを強く感じさせられます。

車椅子に乗って引き戸を開けるのは難しい

車椅子に乗って引き戸を開けるのは難しい


Bmapsで店舗のバリアフリー情報を共有

Bmapsで店舗のバリアフリー情報を共有

参加者の中には大学生の私と同じくらいの年齢の方も何人かいらっしゃいました。彼らは東京オリンピック・パラリンピックに向けて多様性に理解のある社会を作ろうと今回のイベントに参加しています。一参加者としてこのイベントに参加し、彼らのような未来の世界のあり方を見据えている学生の方と出会えたことももちろん、普通に過ごしているとあまり話す機会のないような方々とも話をすることができてとても嬉しかったです。

Bmapsでは2020年までに世界中で100万件のレビュー投稿を目標にしています。今日の皆の「行けた!」が明日の誰かの地図になっていくことを期待したいです。



(上智大学上智新聞編集局/岩崎瑠美)



● 日本財団DIVERSITY IN THE ARTS
● Museum of Together展
● バリアフリー地図アプリ「Bmaps」







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