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練馬区社会福祉協議会 ボランティア・地域福祉推進センターは、ボランティア・市民活動情報誌「ぽけっと」を毎月発行しています。このブログではそこには書ききれない「ボラセン」の日常・裏側をお伝えします。
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お金はどう使われるかわからない?[2011年03月30日(Wed)]
先ほどボラセンにあったご相談から、改めて考えることがありました。

ご相談は「光が丘でボランティア活動ができるの?」ということから始まり、物資の受付についてなどいくつかありましたので、昨日のブログに書いたようなことを説明しました。その中で出てきたのがこの言葉です。


「義援金というのもあるけど…やっぱりお金はどう使われるかわからないからね。。。」


なるほどなぁと改めて思いました。私たちは、物資は余ってしまうこともあるけれど、お金は必要なものにカタチを変えられるからすごくいい!と思っています。でも、それが「本当に必要なものに使われるのか?」という不安から、そうはならないモノを送りたい…という気持ちになる方もきっとたくさんいるんですね。

ここで大切になるのは、義援金と支援金の違いです。

もし「どう使われるかわからないから不安」とお思いの方は、ぜひ「義援金」のご協力をお願いします。あなたが払った金額はすべて、被災者の方に届けられます。この場合はできるだけ早いうちにご協力いただけると、よりありがたいです。というのは、これだけ大きな災害となると「義援金がすべて集まって、被災者が何人いて、どのぐらいの状況にいるか」がすべてわかってからでは時間がかかりすぎてしまうんですね。なのである程度の時期で「今このぐらい集まっているなら、被災者に○○円ぐらいは渡せるだろう」という見込みを出すんです。この見込みのときにたくさん集まっていれば、被災地にいる方たちに少しでも早く多くの金額をお渡しすることができます。

じゃぁ支援金って何?

実は私たち練馬ボラセンはこの「支援金」もとても大事だと思っています。これは被災地で活動するボランティアやNPO団体の活動資金となるお金です。直接どこかの団体に寄付することもできますし、とりまとめをしている団体に寄付して、そこから分けてもらうこともできます。

では、支援金は全額が被災地の方に渡るわけではないのでしょうか?

答えは「はい」です。被災地での活動をする団体にも、当然人件費がかかります。そこは団体でまかなうべき、と思いますか?でもそうなると、元から資金に余裕のある大きな団体しか活動ができなくなってしまいます。しかも今回の災害は大変大きなもので、おそらく復興までには長い期間の関わりが必要です。その間ずっと、団体が自腹を切って活動し続けるというのは現実的ではありません。もちろん寄付のお金で飲み会をする!とか自分の車を買う!とか、そんなことは言語道断ですが、経費は必ずかかります。そしてその部分をみなさんにサポートしていただけたら、多くの団体が長い期間活動を続けることができ、結局は被災地の方たちに大きな力となると思います。そのことのご理解をぜひいただけたらと思います。

支援金の寄付先はどうやって選べばいいの?

実は、ここにすごくすてきな要素があると、私は思っています。「選ぶ」というのはとても難しいですが、「選べる」よさもすごくあると思うからです。
例えば、

「昔、岩手県○○町に住んでいたから、できればそこに役立ててほしい」

こういう思いがあったとき、義援金として寄付した場合はその町だけを選ぶことはできません。でも、○○町を対象にして活動している団体を見つけることができれば、そこに寄付すると必ずその町で寄付を活かしてもらうことができます。

「被災地の子どもたちのことが心配」

こういう思いがあったら、特に“子ども”を対象に活動している団体を選べるといいですね。

ボランティアやNPOは行政と違って全体的に、広くすべてを対象に活動することはできません。その分、自分たちの強みを活かして、地域や対象を絞って活動を進めています。だからこそ「私はここが気になる!」というところに自分のお金を託すことができるのです。

その団体はちゃんと活動してるの?あやしくない?

次に必ず出てくるこの不安。もっともですよね。今はブログなどで活動の報告をしているところがほとんどです。現地でどんなことをしているか、写真はあるか、自分がいいな、と思える活動だろうか?そんな視点で探すことも一つの方法です。それでも不安だったら、練馬ボラセンにもぜひご相談ください。


「モノが足りない」という報道はあっても「お金が足りない」という報道はあまり聞きません。でも、家を建て直す、引っ越す、身の回りの物をもう一度そろえる…そんなことを考えると、お金がどれだけあっても「多すぎる」ということはないような気がします。私たちにできる大切な支援として、今もう一度「お金」のことを考えられたらと思います。



(じ)

〈参考〉
義援金の寄付先:
中央共同募金会
日本赤十字社





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