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志は満たすべからず 楽しみは極るべからず

満たせないほどの大志があり、
楽しみを極めないだけの慎み深さをもつのは
なかなか、大変なことだ…と、思いますね…。

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わし

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身体ぼろぼろ(笑)[2006年09月18日(Mon)]
 土曜日、道場内での練習試合が行われた。23日に大きな大会があるから。多少の準備運動の時間はあったが、実は出がけに小手がバッグの中に入っていないことに気がついて、取りに帰ったりしたため、稽古場に着いたのは、こどもたちの稽古が終わる少し前。だから、防具をつけて身体を動かす時間はなかった。しかも、試合のために通常重量の軽い竹刀を持ってくるのを忘れた。練習で使う500gごえの竹刀しかない。

 自分のようなぺーぺー下っ端は、たいがい一番最初に試合の順番が組まれる。もう少しで2連ちゃんの試合をするところだったが、番付表で少し間を開けてもらった。で、第一試合。このお相手は、ハッキリ言って分が悪い。三段審査から一緒にずっと稽古をして、時々一本勝負をするが、年間成績で行くと三勝二十敗ぐらいになる(笑)もっと負けていると思う(汗)しかも、この方、昨年の同じ大会で段位別で三位に入賞されている。だから、とりあえずがんばろーぐらいの気持で。ところが、始まってみたら、もうアップもすんでできあがっているお相手の方の動きが妙である。あれれ?と思いながらも思い切って手を出したらめったに決まったことのない面が決まる。最初は相手に取られた!!と思ったのだが、およよ?と思って仕切り直して、がちゃがちゃしているうちにぼかん!とまたまた面が入った。(コナン君風に)あれれぇ〜?と思っているうちに終わった。その後の息がぜぇぜぇはぁはぁぐひぐひ…上がったまま終わらない。次の試合の間に…と思っていたら、次の試合の人がまだ面を着けていなかった。…「つづけていけるかぁ〜?」というこの言葉は「つづけてやるぞ〜」という意味。

 はぁ〜いぃ〜とばかりに立ち上がって、次の試合。お相手は、面を着けて三年になるかならないかという方で先日二段に合格された方。絶対に負けられない試合なのだが、既に息が…。風邪を引いたのか、喘息気味なのでその性なのか、酸欠になっている。朝から咳が止まらないのでとりあえず薬飲んで( ̄ii ̄)と咳を止めたせいで、のどの乾燥がひどい。フラフラながら、向かっていった。正直に…いうと、この方との稽古は絶対苦手なのである。特にどんな癖があるというわけではないのだが、とにかく苦手なタイプで苦戦は覚悟、でも負けられない。
 やっぱりである。相手のペースに飲まれたら最後だと思ってひたすら自分のタイミングだけを守って攻めていった。でなければ危ないものがたくさんあった。勝てない相手に勝ってしまい、勝たなくてはならない相手に負けてはいけない。もうその思いだけで自分が何をしたのか覚えていない。またまた面が決まって、このまま時間いっぱい守るか?と思ったが、息が続かない。意を決してたった一つ、最後の一手だけ。この夏、船長先生に教えてもらった「巻き落とし」の応用編というか、不完全な巻きで起こせる相手の中心線を奪う方法で面を狙う。表から攻めることがほとんどの中で唯一裏から攻める。めったに使わない技だが、たまに使って自分の呼吸を取り戻すのにだめもとでやる場合がある。これが…決まった。で終わり。
 二本勝ちで二勝…いいのかオレ?という雰囲気だけが残った。 最初のお相手が動きが悪かったというのがほとんどの人の評価。だから勝ったというだけのことだな…。

 日曜日、三道場(ホントは四道場の予定だった)の合同稽古に行った。またもや練習試合。昨日の稽古でワシの身体はごわごわになっている。しかも、咳が止まらずよく眠れていない。ちょっとぎりぎり気味である(笑)そしてまたしても、第一試合だった。お相手は名門剣道大学のレギュラーだったかた。つえーよ。見るからに、スゲー稽古してきたぞってな人。そして、気がついた。また…軽い竹刀忘れてきた。(T_T)
 とりあえず準備運動などあったので、アップもできたし、条件は相手も同じ。後はどこまでできるか勝負でしたが、小手×小手で引き分け。正直言いますが、退き小手なって生まれて初めて打ったんですが、旗上がってびっくらしました。先に一本取ったので、後は守れ?と思ったのだが、どうやって?という迷いばっかり。攻守同一が剣道の一つの極意であれば攻めるしかないが、相手は名門出身の方でどっから打ってくるんだこの竹刀は!!!???ってなぐらい竹刀が当たってくる。先取したので相手は取り返しに来ているので、当然である。あわあわしているうちに取り返されて、にゃんと〜ぉ!?とこちらも必死の攻防。後の記憶なし。足が止まってしまい、とりあえずしのぐだけで精一杯。
 W君に、「一本取ってからの攻防の勉強せなあかんな」と。他の方の立ち会いを見ながら色々教えてもらった。実際に自分でできるかはまた別の話だが、勉強になった。

 その後、高段者の先生三人と若手?の方お一人とのお稽古をさせていただいて帰宅。風呂にはいる間もなく夕食の支度と仕事をして、約束しているものを作る作業。ふにゃふにゃになりながら風呂はいって布団に入る。で、起きたら今朝は声がない、身体が動かない、熱がでて、重い竹刀のせいか、左手首が腫れ上がり、前二試合でいためた左アキレス腱がいた〜い。腰がぎごぎごいうし、腕は上がりません。ぼろぼろである。敬老の日?ワシ、動けません。

Posted by さんちん at 14:57 | 稽古など… | この記事のURL | コメント(15) | トラックバック(0)

秘密の道具[2006年08月10日(Thu)]
 稽古をしていると、色々と面倒なことがある。防具は…本当は洗えない。だから、専門のクリーニング屋さんにお願いする方がいい。大変手の込んだ道具だから。とはいえ、毎回お願いすることはできないし、実際お願いしたこともないし、そのご予算というものすらない。
 ご存じ、貧乏人である。だからお金はかけられない。これは本当は最終的には道具を傷めることにつながるので、あまりおすすめしない内容もある。

 一番の問題は面と小手の臭い。そして汗と脂で、ちょっと独特の感触になる。だから時々きれいにしてやりたいと思う。面はできるだけ、面金まわりがぬれない用に特に気を遣ってそっと洗ってやる。これには道具も何もない。細心の注意と度胸で洗う。

 小手は…こんな小道具を作って使用中。極稀にしか洗いませんが、とにかく現在とうとう残りの一組になってしまったので使う頻度は100%。だから相当臭うし…。それまでは、使っていない手ぬぐいや、タオルを入れたりしていたが、いまいちダメ。洗濯用のネットに中身を何か入れて…それもいまいち。で、結局たどり着いたのが…これ。

 本当に道具を作ってくださる職人さんには失礼かと思いながら、これを小手の中に突っ込んで洗濯ネットに入れて…脱水をかける。時に…ちょっとだけ洗剤を入れて弱洗い…もしてしまう。(これは何年かに一回)
 型くずれしません…。どなたかが教えてくださった方法を改良してやってみました。ペットボトルはそのまま入れると中に水が溜まるので、逆に脱水した意味がなくなる。水が切れないとダメだということで、側面に三つ穴を開け、強度を落とさない程度のところで頭と底を切り落とした。まあまあである。悪くない。

 で、防具の乾燥は?ということになりますと、色々試して、やっぱりエアコンの室外機です。温風でもなく冷風でもない。ぬるい風、そしてその風力と持続性。布団乾燥機でやったときにちょっと 革がバリバリになってしまって、なかなか元に戻らない様な気がした。急ぎの時には布団乾燥機が一番いい方法。不織布や、ナイロンの袋に入れて、稽古着も乾かせる。

 そして、これ以前に考案した、自慢でも何でもないが、一押しの…逸品。元々かなり気をつけて洗うので、めったに起こらないが、ある先生の袴の腰板がぼろくなっているのが気になって、片づけをお手伝いしたときに聞いてみた。「先生これ…どうしてこうなるんですか?稽古ですれるんですか?」と。そうしたら、「それもあるかもしれないけど、袴をね…洗濯機に入れて洗うとどうしてもねぇ…」と。それで、おぉ、そういうことか…と。奥様に洗っていただいているらしい。だから、手洗いをお願いするのは申し訳ないし…とのこと。
 自分も洗濯機で洗うことがあるので、自分の袴を見てみたら、ほんのちょっとだけ角がすれている。で、考えたのがこれ。一番最初に作ったもの。腰板のかたちに縫い合わせているが、下の方はかなり広めにあけてかけ紐とボタンを付ける。これを腰板に付けて、腰ひもの下でボタンを留める。その上でネットに入れて弱洗いする。おかげで初段を取るときに買った袴は今でも、多少の色落ちはあってもいたみもほとんどなく健在である。
 カバーの内側になる縫いシロもそのまま保護能力を発揮しているようだ。こんなものは、ちくちく手縫いでもあっという間にできるから、どうぞ、稽古着などを洗うのに洗濯機をお使いの方々、古い手ぬぐいでも、どんな布でもいいのでおためしあれ。洗濯機で洗っても多少のいたみは防げます。もっと簡単なのは何でもいいから布を巻いておけばいいんです。ただ、洗濯干すものが増えるのでめんどくさい。これなら、洗濯ばさみでちょいと干しておけばそれでオシマイ。

Posted by さんちん at 13:37 | 稽古など… | この記事のURL | コメント(3) | トラックバック(0)

なさけない…[2006年07月09日(Sun)]
 久しぶりに試合に出た。数年前から試合に出れば、どの試合も負けてばかりでちょっとイヤな予感がしてはいた。今日は午前が個人戦、午後から団体戦で、久しぶりにメンバーをかき集めての一日勝負だった。

 たとえ僅かな時間であっても…と思い、時間の許す限り週に三度の稽古に通い、急に暑くなったこの季節が身体に堪えるとはいえ、とことんまで自分でやってみようと思っていた。道場での稽古はメンバーの誰よりも多かったはずである。ところが、やはり没頭できない事態でもあったといういいわけがしたくなるほど、自分の稽古には全く満足がいかなかった。そのままでの参戦である。

 結果は言わずもがなである。相手はいわゆる超一流選手ではないのだから、勝ち目がなかったわけではない。どちらの試合にも共通したことだった。個人戦は情けないの一言だった。最後まで時間いっぱい使ったつもりだがおかしなところで小手を取られてあえなく一回戦敗退。そして団体戦もせっかく先鋒が勝ってきたのにもかかわらずつなぐことができずに一本負け。そのせいで中堅から後へのプレッシャーがかかりすぎてしまった。全くもって情けない限りである。先輩に「チームワークができてないね」といわれた。全くもってそうであるが上に、自分の稽古の足りなさには全くもって面目ない思いである。

 もうちょっと…稽古の内容も考えよ〜っと。

Posted by さんちん at 21:08 | 稽古など… | この記事のURL | コメント(2) | トラックバック(0)

審査会があった[2006年06月25日(Sun)]
 今日、京都市で剣道の段位審査があった。所属の道場からは少年部・青年部あわせて6人が受験。一人残念だったが後は全員合格した。長い間、苦しんだであろう先輩が一人合格され、自分も正直に嬉しいと思った。
 今から一年後、自分もようやく審査を受ける資格が発生する。審査を見に行くことは自分の稽古のこれからを模索する上で大切なことを教えてくれる。後どれくらい自分の稽古が必要なのか、目安がそこにあると思う。

 審査のとらえ方は人それぞれだと思う。自分の場合は、試合で結果を出すことは非常に難しいと感じるため、審査が自分の稽古日誌のようなものだと考える。入門後、三ヶ月目で過去の遺物的な経験をムリヤリ引き出して初段。一年かけて剣道そのもののスタイルをかえた。そして二段。二年かけて剣道形を全体の基本と考えて更にスタイルと全面的な磨きをかけることを心がけた。勘も技も呼吸も、体力も、精神力も自分にはまだまだ足りないものがある。それは端からわかっていたことだったが、焦っても焦っても結果は出ない。不安を大量に抱える結果になったまま、三段審査。なんとまぁ…運が良かった。合格。あれからさらに二年。今の自分がある。最高のレベルの最低な状態である。どの世界にいっても「追い求める」世界は深みにはまれば入っただけ己にないものの方が見えてくる。まさに道場旗にある「求道」世界である。

 来れば迎え去れば送る 相対すれ則ち和す 心どこまでも広く 
自分をよく知り 相手をよく知る 剣の道は自ら拓け その道を求道という

 貫首様の言葉である。

 審査にいった。見てみて思った。審査はやっぱり自分の持っているものの6割でればいい方である。だから次受ける段位の審査を見てもしかたがない。自分が記憶に留めたのは五段審査の同世代の人たちである。彼等の審査のできばえが普段の稽古でだせること。これが自分の一つの目安かと。ただ、ほとんどすべての場合に思ったことは、剣道形の稽古の足りない人が多い。あれだけの実技を見せておいて剣道形は目も当てられない…とおもった。つまりこれも、自分の課題と思った。あれだけの実技を見せる人たちでも剣道形のできは今ひとつ…と感じるということは自分はもっと悪い。であれば、やる。或る意味、意地っ張りなほど完璧主義かもしれない。

Posted by さんちん at 23:41 | 稽古など… | この記事のURL | コメント(4) | トラックバック(0)

中身の軽重は様式によるかどうか[2006年04月25日(Tue)]
大変よい稽古をつけてくださった先生が遠方にいる。
もちろん、お一人ではない。
現在はとても便利な携帯電話というのがあり、
携帯電話には電子メールをやりとりする機能がある。
当然の事実を改めて書いたのは、
昔であれば…と久しぶりに小説などを読みながら
ふり返ってみたからである。

昔、教えを請うには直接出かけて行った。
直接指導を受けて、縁があれば文のやりとりになる。
文はおそらく季節の挨拶や近況を知らせる内容、
そして、やはり教えを受けたお礼から、
新たな疑問を書くこともあるだろうと思う。
届くまでの時間と返事が来るまでの時間が
当然生じるわけであり、返事を待つ忍耐を要する。
その間も試行錯誤して稽古に励むことになる。

現在ではそれはとても簡単にできる。
何百キロと離れた所から、数分で返事が来る。
あきれるほど便利であるが、内容の重さは
変わっただろうかと、ちょっと考えた。

色々なことを、自分の経験に基づいて
押し付けることなく教えてくださる先生は、
電子メールを返してくださると、大変長いのである。
そして、その文章は多少の差はあるにしても、
「きちんとした文章」であるから、わかりやすい。
そして、わからないところがはっきりとする。
わからなければ、またお返事を送らせていただく。
届く返信は相手に対して大変丁寧な文章であり、
携帯電話の画面はスクロールしなければならない
内容であることがしばしばある。

そうした教えを消してしまうのがもったいなく、
できる限り保存して、必要なときに見直したりする。
余りに簡単にやりとりできてしまうから、よけいに
その大切さを忘れてはいけないなと感じる。
相手を思いやる人の文章は、とても温かい。
そして、何となくであってもずっと心に残る。

教えていただいたことを何気なく稽古に
取り入れてみる。難しいことを体験する。
しかし、時に効果を見出す。ちょっと、感動する。
こうして、「次はもっと…」とおもう。

人間関係には誠実さが何よりも大切だと思う。
メールでのやりとりだけだがわたしの中で、
そんな強引なつじつま合わせが
いとも簡単に成立してしまうこともある。

教えられたことを実際に稽古でやってみて、
偶然成功したが、運悪くひどいケガを負った(笑)
板書がちょっと、つらい今日この頃である。
未熟者はこうして、今日も前を見て歩くしかない。

Posted by さんちん at 23:44 | 稽古など… | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

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