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志は満たすべからず 楽しみは極るべからず

満たせないほどの大志があり、
楽しみを極めないだけの慎み深さをもつのは
なかなか、大変なことだ…と、思いますね…。

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わし


いまのネタ
今月のしょぼい更新
3度目でしたが[2009年11月23日(月)]


 結果は不合格。

 4年目、3度目の挑戦をした。
昨年はケガからの復帰挑戦でぼろぼろなりにやる気をもって。
で、不合格。
 今年は8月からずっと準備をして、体力作りも、筋肉増強も、
課題をもっての稽古もずっとしてきた。

 悪いところを探せばいくらでもあるのだけれど、
見ていてくださった皆さんが「良かった」とおっしゃってくださった。
自分ではなにかしらしっくりこない立ち会いだったが
これまでの中で最高のできで、これ以上今の自分に望めないのでは…
という所までやったと思う。

 結果はともかく、周りの皆さんが、良かったとおっしゃってくださったのは
本当に、本当にありがたい気持ちで一杯だ。
 一度はもうあきらめようと思った剣道だったが、
ここまで戻ってこられたのは、周りの皆さんのおかげだ。
最近はずっと体調がすぐれず、入院一歩手前までいったが、
なんとかやってこられたのも、自分一人ではないから。

 ちょっと本業の方に集中しないといけないから、
気が向いたら、次、また挑戦するかも。

 もちろん稽古はいける範囲で続けるけどね…。

 

Posted by さんちん at 13:28 | 稽古など… | この記事のURL | コメント(2) | トラックバック(0)

五月の京都は…[2009年05月04日(月)]

 京都は連休になると、いろいろな意味で全国から人が集まる。もちろんその中心は観光客なのだが、そうではない千何百人がいる。まず、連休の最初いつの間にやら「昭和の日」から、剣道の全国審査が始まる。6段審査から始まり、8段審査まで4日間、西京極の体育館で審査会がある。
 今年は、10年来、親交のある「も」先生が一発7段合格で、偶然スケジュールが空いたのでおいしいご飯でお祝いした。単に御利益に預かろうというせこい考えかもしれないが、「祝いをおろそかにするヤツにろくなヤツはいない」と思っているので、久しぶりに道具箱までもちだして、お祝いをした。見に行きたかったのだが、あいにく講義日でメールをいただいて大びっくりだった。

 それが終わると、今度は岡崎の武道センターの敷地内にある、京都武徳殿で、「全日本剣道演武大会」(通称京都大会)が行われ、全国の錬士6段以上が参加する。この初日は剣道だけではなくて古武道の演武もあり、以前に拝見して驚いたのは鎖がまとかだった。今年は562組、のべ1124人の全国から集まった諸先生方がわずか2分程の間に全力を尽くす。
 ここしばらく稽古から離れているため、全体的に問題の多い自分ながら、先生方の姿は本当に勉強になる。できればもっと見に行きたいのだが、本業が…ということで、断念して4年ぶりの京都大会も本日の午前中の見学だけで切り上げた。



 まず、到着してすぐに始まったのが、いつもこのブログに書き込みをしてくださる谷ヤン先生である。ぎりぎり飛び込んだら二組前というタイミングだった。お相手が、驚いたことに、よく自分の所属の道場に来ておられて一時は所属もしておられた先生だった。その先生もずいぶん強い先生なのだが、そこはそれ、谷ヤン先生は「めぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」、と打ち切って間合いも離れて、そろそろ仕切り線に戻ろうかと言うところになっているのにまだ「ぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん」とながぁ〜い面を決められて、見事なお姿だったが、思わず笑ってしまったので、周りの人に変な顔をされた。谷やん先生の剣道は、一人でぶらりと長崎を訪れて以来、ずっと頭の中のお手本としてある。何年かぶりの再会で、奥様にもお目にかかれて、本当にうれしかった。



 そして、その後、我が道場のほぼ常連、中○先生登場。いつもなんだか、にょろ〜んとかわされるのだが、今日のお姿は何年か前の7段審査でやはり今回どうよう背の高いお相手の先生に堂々たる姿勢だった。あいにく、引き分けたが、それはそれ、互いにこれまで磨きに磨いてこられた先生方の立ち合いである。圧倒的な差がなかなかない中での立ち合いだ。当然だが、引き分けの演武も多い。



  そして、同郷の○羽先生が。いらっしゃらないなぁ〜と見回していたら、すぐ横にいらっしゃったりしてびっくりしたが、いつもながら、朗らかで、屈託がなくて、気さくで、明るい人柄で、そして鋭くて切れのいい立ち合いだった。



 そこまでみて、満足することにした。タケノコも育てば竹になり、それが竹刀になるんだなぁ…。
上のキャラクターはあんぱんまんに出てくるかしわもち三兄弟のかぜまる。よく見ると…防具を付けてるではないか。…なるほど、特技は剣道らしい。

Posted by さんちん at 14:32 | 稽古など… | この記事のURL | コメント(3) | トラックバック(0)

信じがたいけれど…[2009年02月16日(月)]
 2月16日、稽古始めとなった。いや、ほんとに。ずっと…12月の末に稽古納めをしてからこの日まで稽古を一切していなかった。筋トレも基本的に部屋でできる範囲。素振りも木刀でせいぜい100〜150をゆっくり振るだけ。



 いろいろあったため、稽古を控えていた。ま、単に忙しかったのだが、もしケガでもしたら…ということを絶対に避けたいことなどもあった。なので、この日まで延び延びに。

 やはり、普段走り回って仕事をしているせいもあってか、稽古でもまぁまぁ…動くことはできた。感覚的反応に対する身体的呼応は一切…考慮のうちに入っていない。感覚が反応しても身体的には一呼吸どころか、二呼吸遅れて出ようとする…のは、2ヶ月も休んでいれば…そうなる。まして、別段うまいわけでも強いわけでもない自分が…であるから。

 初日から先輩の洗礼で、思わず…らしいが突かれた。しかも、突き垂れの下に入ったため、瞬間的に力を抜いてくださったにもかかわらず、首が…。のど仏の下が若干腫れたまま…である。

 そしてやはり…稽古こなくてよかった…と思ったのが…



 慢性化してる親指の付け根を痛めて、採点も翻訳も論文書きもある中で、鉛筆をもつのがかなり大変な状態になった。このあと、急ぎの採点があって、仕方なく、ペンを握った状態で上から伸縮テーピングでぐるぐる巻きに。

 稽古始めは…こういう始まりだった。さて、今年はどうなるかなぁ…。


Posted by さんちん at 23:49 | 稽古など… | この記事のURL | コメント(2) | トラックバック(0)

あそこはよかった…って?[2008年11月22日(土)]
 審査が終わって、ぼろくその気分になっているが、稽古だけはまじめに通っている。夏前までの自分であれば、稽古に行く気すら失っていたと思う。実は、審査「失敗」後の方が、稽古における評価をきちんといただけるようになってありがたい。

 先日の稽古でとある先輩に稽古をつけていただけるようにお願いした。いつも快く引き受けてくださる先輩方で本当にうれしい。で、正直心の中の迷いばかりでまともに出られていないと思いながらも、本能の赴くままに打突をくり返していた。もちろん、10分ほどの稽古時間にはまともに一本も取れない。取れないどころか相手にまともにふれることもなかった。

 稽古が終わると、お互いに稽古をお願いした相手同士が挨拶をする。その日は確か4人のk方と稽古をしたのだが、その先輩との挨拶での会話がずっと疑問に残っている。

 さんちん 「ありがとうございました。やっぱり審査だめだってのは今日の稽古でも出てますね」

 先輩 「いやぁ、そうでもないよ。よかったんじゃない?あれでいいんだよ。」

 さんちん 「どうなんでしょうか…。自分では何がなにやら…」

 先輩 「いやいや、あれはよかったよ。ああいう風にやらないと。」

 さんちん 「ああいう風…ですか?」

 先輩 「そう。ああいう稽古をつんでいけば、ちゃんと身につくから。あれはいいね。僕もやられそうだったよ」

 さんちん 「 それは具体的に…?」

 先輩 「あそこで、出られちゃうとね、こっちも難しいからね。あそこはよかった。あれが次回の審査で出るといいね。」

 さんちん 「あそこ…ってのは? どこなんでしょ?」

 先輩 「… え? だから…」

 先輩方は稽古の流れなどを結構きちんと記憶しておられるのだが、実は、自分はほとんど記憶にとどめられないほど本能的に動いている。自分のした「アホな立ち合い」は覚えているが、「周りが褒めてくれる立ち合い」についての記憶がほぼない。それと同時に、「こういう風に攻めよう」とか「こういうところに気をつけよう」というのがあっても、それは考えているのではなくて反射的に、または自然にできるようになろうと思っているだけで、何か意図をしていることは少ない。

 先輩…「あそこ」ってどこなんでしょう?
 こんど具体的に聞いてみたいが、たぶんその時々の感じでおっしゃっているのだろうから、もう忘れているだろうな…。

Posted by さんちん at 15:58 | 稽古など… | この記事のURL | コメント(7) | トラックバック(0)

七転び八起き[2008年11月17日(月)]
 あれこれ書こうと思っていたのだが、やっぱりやめた。昨日、1年半ぶりに審査を受けた。結果は不合格で、これは初太刀をまともに喰らった時点でわかったことだ。

 初めての審査から、半年後に再挑戦を誓って稽古を積んだつもりで、不覚にもケガ、手術、リハビリ…と1年を費やしてしまい、まともに稽古ができるようになって3ヶ月。それでも必死にがんばったつもりだったが、その「自分なりにがんばった”つもり”」は自分の力を正しく認識していなかったことを明らかにした。

 細かいことはもう、書かないことにした。言葉にすると自分の中にあるあれこれが空虚と化してしまいそうだから。

 わかったことがたくさんあった。「妙薬口に苦し」今回の審査は自分にとってまさに苦い妙薬であり、「慢心は萬難のもと」だと。

 不合格の理由は一つや二つではなかったはず。考えられるだけの脳みそを、別のところで鍛えてきたせいか、どんどんその悪い部分が見えてきた。最大の問題は「慢心」ではないかと。

 さて…これでも意外と後悔はしていない。反省はしている。三ヶ月後になるか、半年後になるか、一年後になるかまだわからないが、いつでも真摯に向き合いたいと思った。


 

Posted by さんちん at 10:43 | 稽古など… | この記事のURL | コメント(2) | トラックバック(0)

やっぱりダメだった。[2007年06月24日(日)]
 本日剣道四段の審査を初挑戦で受けてまいった。
もちろん結果は × でござりました。

 実技を終えて、同じ道場の人のいるところに行くと
「いけてるんちゃうか〜?」とか
「あれはなかなかよかったで。ちょっといらんことしたのが気になるけども、悪くなかったで…」
 自分の感触は「だめだこりゃ…」であり、二人との立ち会いで、一人目の人とはまあまあだった割りには横から追突されて大転倒。オケツぶっていたいの何のって(笑) 



 二人目の方とは全くかみあわず、二の太刀ぐらいであごから竹刀が面の中にぶっささって、しかもそれがこめかみまで刺さるという怪力。それを丁寧に抜いてくれたらいいのに、これまた力任せに引っこ抜かれてしまったため、みみず腫れが…。目から火花散るくらい痛かったのである。そのまま調子を取り戻せず終わり。(ちなみに剣道歴十数年の外国の方)



 自分の予想通りの結果にはある種?満足?というか納得…しかぁ〜し… 全く予期せぬできごとが…

 予期せぬできごと…それは、救われたような、しかし、よけいに不合格が悔しいような…だったのは、「惜しかった人」リストというのが掲示される。これに…20代後半から40代後半ぐらいの30人ほどの不合格者の中で自分だけが張り出されたこと。だったら合格にしてくれ〜!って泣きつきたい気持だった。



 ま、柳の兄さんも、谷やん先生も、せんちょ〜師匠もおっしゃった通り、負けにまぐれの負けはナシ。自分の稽古が足りないと言うことだろうな…。あぁ〜できる時間内での稽古はしてきたつもりだったが、やはり充分ではなかったなと反省するばかりである。さぁて、明日からまた稽古にいこう。あちこちヒビってる骨もそろそろつながってくれるといいのだが…。と思う反面、稽古の内容をもう一度考えて課題を持ってこなしていこうと考える、かなりへこみ気味の雨降りの日曜の夕方である。

Posted by さんちん at 17:09 | 稽古など… | この記事のURL | コメント(9) | トラックバック(0)

楽しみ方はいろいろ。[2007年02月05日(月)]
 だんだんと、審査の足音も近づいてきて、あと数ヶ月だな…と思うと、「直そう、直そう」と思ってしまう。そうなると、稽古が楽しいものからとても遠いものになったような気になる。稽古の後も、「今日はこれがダメだった、あれがダメだった…」と考えてしまう。「ここが良かった、あれが良かった」と考えた方がいいのだとはわかっているけれど。

 剣道の世界というのはなんというか、わりと「おきまりごと」が多い。楽しみ方もそれほど見出すのは難しい。竹刀にこる人、防具にこる人、色々である。ただ、それもある程度限界があって、しかも高額になる。どうだけで100万円とかいうのを聞いたときには、「関係ない世界」へと変化した部分もある。贅沢しようと思えばとことんできるのもこの世界である。なのに、なかなか「小さい楽しみ」は見出しにくい。
 一時期、かなりのレベルで凝ったのは「竹刀袋」である。自分で色々な和柄の素材を探してきて仕立てる。これも、結構好評で、昇段審査に合格したお友達や、出稽古に行くときのおみやげに…と、色々な柄を仕立てて持っていく。「オリジナル」の楽しみかた。

 それ以前からずーっとしているのが「手ぬぐい」である。多くの手ぬぐいには「ありがたい」言葉がたくさん書いてある。ちょっとしたきっかけで、ありがたいお言葉手ぬぐいに興味を失った。そのころ、自分の誕生日に姉から雪だるまの手ぬぐいをもらった。本当は「叢雲」とかいうのが本来の柄で、それは灰色に団子続きに白い雲が群れている状態なのだが、それに雪だるまの顔が書き加えられているというもの。ちょっとしゃれていてかわいい。そのご、犬の柄や金魚から始まり、凧揚げ、伊達巻き、豆まき、雛道具、桜、鯉幟、あじさい、蚊取り線香、秋刀魚、きのこ、クリスマスツリー、梅、竹、菊、菖蒲、など、歳時記や季節の絵柄をとくに選んで使うようになった。



 旬の食べ物を楽しむことと同じように、季節の花を楽しむように、こうして身近な所で季節を楽しみながら稽古するのも一つの楽しみ方、と思っている。そろそろ梅の季節だ、そろそろ節分だ、桃の節句だと思いながら、稽古に向かえば、何となく上達しない自分もちょっとだけでも楽しむことを忘れないで足が道場に向くような気がする。

Posted by さんちん at 16:30 | 稽古など… | この記事のURL | コメント(4) | トラックバック(0)

しばしの休暇期間 [2006年11月25日(土)]
 今日から大学では学園祭があり、しばしの間講義はお休みである。こんな時でないと…と思い、色々やりたいことをするのだが、実は26日、無謀にも試合に参加。もともと勝つつもりで行かないので気が楽である。勝てるわけがない人たちとの対戦だから。だが、こうした機会に積極的に参加することで、やっぱり社会人になっても何かに熱意を注げる何かがあるってことに感謝しながら、毎日の稽古をふり返るために、そしてこれからの稽古の目安とするために、いいことだと思う。



 前は、英語の試験を受けてみたりしていたが、ちょっとなんだか自分らしくない違和感を感じるモノが多くあって(実は英語(の勉強)嫌いなんで)やめてしまった。それで、せっかくだからと大会があれば時間さえ合うならば参加しようということに切り替えた。そっちの方が実際問題机から離れることができるからである。
 いつもいつも机に向かう作業が続くので正直言ってつらい。稽古に行くと何となくいろんなめんどくさいことを忘れるので楽しい。これが日々の生活のメリハリと言うことかなと。



 月曜日には学園祭を覗きに行こうと思っているが、とりあえず明日の試合が先。生きて帰ってくることが先決である。誰とどんな試合条件で当たるのかさっぱりわからないわけではないが、正直誰と当たっても、どれだけ当たっても結果はだいたいわかっている。その中でどれだけ自分ができるかを計ってみるというのも大事なことかなと思っている。余分なヤツが一人は行ってくることで、試合の進行に余分な時間がとられることでご迷惑かなと思うが、いいじゃないかたまにはサラブレッドじゃないのが出てきたってさ。ダークホースにすらなれませんぜ。どっちかというとブラック・シープ。



 11月のご奉公が終わって、これから新しい論文の調査と執筆に入る前に、ちょっとこれをこなしてから、気分の切り替えをして入ろうと思う。明日まではだらだらの週末。月曜日から、計画をきちんと立てて作業を始めることにしよう。

Posted by さんちん at 17:17 | 稽古など… | この記事のURL | コメント(11) | トラックバック(0)

今日は京都府剣道優勝大会[2006年10月01日(日)]
 おはようございます。おぉ?こんな早起きして大丈夫か?と思った方もおられるかも。早起きが得意じゃない自分としてもなかなか大変(笑) ところが最近、やっぱりトシか?とおもう。結構起きられる。

 で、タイトルの大会。これは男子の選手が団体戦で15段の部とか20段の部とか、5人の総合の段位の合計でチームを作る。だから高校生から出場可能。また、大人になって始めたひとばっかりでチームを作ることもできる。所属の道場も、多いときは5チーム程出るときもあった。今年は、無制限の部で2チーム出場する。これから応援に行くところ。

 で、入門してから7年目になるが、6年程前から毎年この大会には参加している。といっても選手ではない。できるだけ試合の応援には行く。ただ、自分も選手として出場する場合があるから、総ての大会ではない。この大会に自分なりの参加方法で。それはお昼ご飯の調達。…調達といっても、できあいを買うのは好みではないので、毎年先生から有機農法で作られた新米を分けていただき、おにぎりを作る。で、時間があれば、だし巻き卵を作る。…で、今気がついた。卵焼きに…味付けをちゃんとしてない(笑) 



 年に1回か2回しか登場しない炊飯器はこのためにある(笑) 今年は僅か10人の選手、補欠2人で、12人。それだけのひとのお昼ご飯を用意すればいいので、6時頃に起きて炊きあがったご飯で作ればいいからこんな時間がある。菜めしと紫蘇は某有名メーカーのもので。鮭はスーパーで買ってきた塩鮭を夕べ稽古から帰ってきて焼いてほぐして置いたもの。梅干しは、父の学生さんの自宅で作られた敦賀方面の名産品。とはいえ、作り手がこの私だ。うまいかどうかはわからない。それよりも…試合見に行こうかな、そろそろ…。結果は後で報告します。

続きを読む...

Posted by さんちん at 08:45 | 稽古など… | この記事のURL | コメント(2) | トラックバック(0)

二十年選手と共に[2006年09月24日(日)]
 今使っている面は、二番目の姉が剣道でとてもいい成績を残し続けて大舞台を目指した頃に母が姉のために仕立てたものである。母が仕立てたといってももちろん本職に作ってもらうわけだが…。せっかく作っても1年ちょっとで姉は稽古をやめてしまった。別の道にどっぷりはまり今でもそれを続けている。 そして、何組もの防具は自宅の納戸?にゴロゴロと置かれたまま年月が過ぎた。自分も中学だけで稽古をやめてしまった。

 2000年、ミレニアムイベントはないだろうかな〜と思ったのが発端で稽古を再開。15年はあいてしまった。段位を持っていなかったので、何となくずっと気になっていたというのもある。きっかけが欲しかった。しかしなかった。ということで、きっかけとしてミレニアムイベントである。
 2000年5月7日、京都の名門?M覚寺道場に入門。素振りや足さばきからやり直して8月に初段審査に合格した。初段審査に合格して思った。「これが?」と。物足りなさを感じることしきりである。この審査の時、N嶋先輩が防具の話をしてくれた。「見せ方も大事やで。ええ防具があるならその方がいい。稽古着ももっと慣れてきたら試合用や審査用がある方がいい」と。それで、この古くなっているが眠ったままの母の作った防具を思い出した。本当に続けるのか不安そうな母に「このまま置いておいてもどんどんぼろぼろになるだけだから」と適当な理由で自宅から持ってきたこの防具。それ以来ずっと一緒に稽古をしてきた。1年か2年前、とうとう面金を止めている革が割れてしまいとてもこれ以上使うのは危険な状態になった。教えてもらった職人さんの所に直接持っていくと、「とても古い道具ですし、直すのにかかるお金と比べるともったいないですよ」と最初はいわれてしまった。他の先輩にもそういわれた。「安いのなら2〜3万で買えるのに」と。でも、何となくこの面は自分にとってちょっと特別だったので、もう一度職人さんの所に行って「やっぱり直してください。この道具は全部柄もそろっているので。」といい、ちょっと眉をしかめた職人さんも引き受けてくれた。そうして面は再生したのである。今では面金はチタンなど軽量の金属でできている。なのにこの面は旧型なので「鉄」であり、非常に重い。そのことも職人さんには指摘された。それでも自分にとっては大事なものだから、と。既に防具として生まれて二十年を超えているのだから。自分よりも選手歴は長いのがこの防具である。

(名前は一応ご勘弁を(笑))


(これが胴の内側。60本の竹胴)


 稽古再開から今年7年目に入った。恐るべき時の流れの早さである。精神的な揺らぎの多い自分でもずっと続けてこられたのは道場の気風のおかげであった。試合に出るのも皆さんが後押ししてくださった。審査の時もいつも応援してくださった。わからなければ教えてくれた。いまでも何かあれば声をかけてくださる。
 なのに結果が残せない。本当につらいなぁと思う。今年の大会も、絶対に勝てないという試合でもなかったのかもしれないのに、つまらないところで足が止まってしまった。そこでやられた。先生が審判をされるコートでの試合だったから審判が終わって上がってこられた後から挨拶に行った。いつもなら「頑張ったな」とか「惜しかったな」だった。それで終わるかなと思ったら今回は「何をしてんねんな。」が第一声でびっくりした。「前に出て行ったと思ったらつまらんところで下がって打つ。こればっかりでちっとも攻めてない。足幅も広いし前に向かっていってないやろ」と。厳しい指導をいただいた。他の皆さんからも結構厳しい指摘をいただいた。いつもだったらふにゃっと笑ってオシマイだった人からも「なにしてんの〜!」と。だから本当に悔しかった。後から知って悔しさ倍増だった。皆さんがちょっとだけでも期待してくれていたのかなと、初めて知ったことに悔しかった。個人戦でもチームってあるんだなと正直に初めて実感した。

(左が現在使用中の博多屋さんの小手。右がオリジナルの小手。姉のサイズなので小さくて指がつまるので今は使用していない)


 二十年選手と共に六年稽古した。なのにまだまだだ。十数年の袋の中の生活から自分に引きずり出されたこの老練の選手もやっぱりいたみには勝てない。自分でできる範囲で修理したり、時には専門の職人さんに助けてもらう。持っていくたびに「これは直せない」というのも少しずつでてくる。だからこの老練の戦士がすこし休めるように、仕事がちゃんと落ち着いたら、もう一組新たな相棒となる自分の防具が欲しいなと思う。

 再開した日を今さらふり返ってみて思った。自分がメリケンに旅立った出発の日も1990年5月7日だったなぁ。

Posted by さんちん at 19:04 | 稽古など… | この記事のURL | コメント(6) | トラックバック(0)

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