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南国の陽気な風:地域活動支援センターかふぇらて

南国宮崎から精神障がい当事者が地域で自分の持っている特性を活かすことを、お互いサポートしたり、支え合うことを、日々実践する居場所としての地域活動支援センター「かふぇらて」から発信するブログ


【7月13日】ヒレカツ 野菜サラダ 味噌汁 [2019年07月13日(Sat)]
【支え合う支援センターかふぇらてFBから転載】

今日の食育のメニューは、ヒレカツ、野菜サラダ、味噌汁、ご飯でした。

ヒレカツ.jpg

ヒレカツはタンパク質が最も多く、ビタミンではビタミンB1が多く含まれています。

ビタミンB1はおもに炭水化物の代謝を助けてくれ、筋肉疲労時にたまる
乳酸の燃焼にも関与するため「疲労回復ビタミン」と呼ばれています。
不足すると、倦怠感や脚気、疲労などが生じます。

今日も大きなテーブルで、疲労回復ビタミンのヒレカツを、
皆で美味しくいただくことができたことに感謝です。

午後のプログラムは、栄養講座(脳に効果のある栄養)でした。

県立看護大の川村准教授のライフワークである食事の栄養素が
脳に働きかける効能を講座として実施することになりました。

精神疾患の原因が脳内ホルモンのバランスが崩れた時に罹患するのが
原因であれば、脳の働きを正常に回復させるのに、現代は薬物治療が
メインですが、それ以外の方法として栄養学での試みも可能なのではないか
ということで講座を実施してもらうことになりました。

今日は2回目で、前回の講座の中で特にセロトニンが重要なホルモンで
あるということだったので、今回はセロトニンを深堀して話して頂きました。

セロトニンは、ハッピーホルモンや癒しホルモンといわれるように
興奮系と抑制系の物質のバランスを保つ作用をします。

セロトニン.jpg

セロトニンを合成するには、トリプトファンとビタミンB6が必要で、
食材として、トリプトファンは、豆腐・納豆・味噌・しょうゆなどの
大豆製品、チーズ・牛乳・ヨーグルトなどの乳製品、米などの穀類、
その他、ごま・ピーナッツ・卵・バナナ。

ビタミンB6は、鮭、さば、さんまなどの魚類、鶏胸肉やささみ、
豚のモモ肉、牛レバーなどの脂身の少ない肉類、酒粕や抹茶、
ごま、ニンニク、生姜 などに豊富に含まれています。

うつ.jpg
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