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南国の陽気な風:地域活動支援センターかふぇらて

南国宮崎から精神障がい当事者が地域で自分の持っている特性を活かすことを、お互いサポートしたり、支え合うことを、日々実践する居場所としての地域活動支援センター「かふぇらて」から発信するブログ


宮崎もやいの会HPに実施要項を掲載! [2015年08月06日(Thu)]
平成27年度委託事業「人権啓発活動恊働推進事業」に関する
実施要項を掲載しました。

今回も当事者の力を発揮できる事業運営と企画内容の実施を
ピアサポート宮崎のメンバを中心にやっていただく予定です。

この事業を通じて、当事者であるピアサポート宮崎のメンバーの方達が
よりエンパワーメントを高め、
自分自身の社会参加する上で必要なスキルや
日常生活でのスキルを高めるのに活用するのと、
仲間と一緒に事業をやっていく上で、
お互いが支えあいながら事業目的を達成していくことが
大事であるということを気づいてもらう
事業活動であることを願っているとこです。

前年度の恊働事業を実施したことで、
今回の事業を実施することが可能になり、
今回の事業を通じてよりピアを活かした事業展開をして、
次年度は自主事業ができるようになることを
関係者としては切に願っているとこです。
ピアスタッフの雇用拡大! [2015年08月06日(Thu)]
今、宮崎でも取り組んでいるピアスタッフによる
仲間同士による支援を広めていこうと進めているとこで、
ピアスタッフの効果などを出して、
その効果をどのような場面で活かして、
ピアスタッフが活躍することを雇用につなげる視点で
話合ったりしているとこです。

そのような中、他県でのピアスタッフの事例が掲載されている
冊子「働く広場」の
「行政と精神科病院が協働した精神障害者雇用
〜自らの経験を専門性として生かす、精神障害者ピアスタッフの雇用拡大に向けて〜」
を紹介している「働く広場」がネットで見れるので案内しました。

鹿児島県の障害福祉課が、国の緊急雇用創出事業臨時特例基金事業
(地域人づくり事業)を活用して、この事業を実施しているのですが、
宮崎県でこの臨時特例基金事業を活用しているのは
商工労働課が大半で障害福祉課の名前などまったくと
いっていいぐらい記載されていないのが現状です。

他県では、このようにピアスタッフの持っている資源を
積極的に国の予算を活用して雇用促進として実施している県もあるなかで、
我が宮崎県も積極的に1歩踏み出して雇用につなげる展開を
推進するように働きかけないといけないと
メンバーで話したとこです。

単純に、前回も記載しましたが、
べてるでできて宮崎でできないことはないし、
鹿児島県でできて宮崎県でできないことはないわけで、
担当にやる気があるかの問題でしかないと最終的には思えます。

それだけ、県が精神障害者の雇用推進を真剣に考えているのか、
一般企業や事業所に任せればいいという問題でもないと思いながら、
国の予算を使って企画提案すれば雇用につながる事業があると
いうことではないでしょうか。

精神科医の呉秀三氏の言葉ではないですが
「この病気になってよかった、この宮崎県に生まれてよかった」
といえる日が近いと思いながら活動している日々です。
「ピアスタッフ宮ア」の集り [2015年08月06日(Thu)]
今日は、「ピアスタッフ宮ア」の集りが14時から
江南よしみ地域生活支援センターであったので、
参加してきました。

今回は、当事者が関わる関係機関に対する本音トークという言葉が
ふさわしいぐらい、各当事者のストレスの原因になる
人間関係(医療・福祉・保健など)が語られ、
その原因を如何に解消することができるかという問いに、
ストレスがたまる前に話す場があり話を聞いてくれる人がいる
ことが大事であると、
皆さん共通した認識でした。

そのような場面こそピアとして仲間をサポートできることを提供することが、
より求められている活動ではないかと、話し合いました。

また、一番社会生活で求められている当事者に対する
当事者による相談事業を
事業的に成立つよう行政に
働きかけることも話合いました。

これからピアの活動が色々な場面で重要な役割を果たすことになることを
再認識して、まずは、ピアスタッフ自身が力を付けていくには、
実践しかないので色々な課題に取り組みながら活動実績を積むことで、
新たな仕事の領域を開拓できることにもなると妄想しています。

参加している当事者の方が、ピアスタッフとして精神科病院に雇用されている
鹿児島の事例が載っている雑誌の記事を持ってきて、
このようなことが他県では実施されているのに、
なぜ宮崎では実施されないのか、
病院での精神障害者の雇用という話など
宮崎では聞くこともないことに憤りを
感じていると話されました。

このように当事者自身が色々な事業や活動に関する情報を
集めて自分たちの活躍する事業の必要性を訴える事例として
この記事を活かして関係機関にプレゼンすことで、
宮崎でも可能性が生まれることになると思っているとこです。

徐々に、ピアスタッフの進むべき道が見えてきているとこです。
「ピアサポート宮崎」の活動内容! [2015年06月22日(Mon)]
「ピアサポート宮崎」の設立趣旨は以下です。
 当事者による当事者のためのピアサポートが必要であるということから、
宮崎県で当事者が「ピアサポート宮ア」という任意団体を立ち上げました。
 お互いが支え合うことを目的にメンバーによる仲間づくりと
ピア活動の普及啓発を推進し、
宮崎の各地域に「ピアサポート宮ア」の支部ができることで、
安心して地域で生活できる宮崎県を作っていくことを目指しています。

 当事者による当事者のための相談支援など、効果が実証されている事例が多く
あることを踏まえて、宮崎県でも当事者自身がピアサポーターとして支えあう
地域づくりを目指して活動していきます。

第1弾として、同じ精神障がい当事者がつながってピアスタッフとしての活動を
理解し推進する。
第2弾として、ピアスタッフの活動として地域住民や学生(特に思春期)などに
精神疾患及び障害の理解促進事業の中心的役割を担う。
第3弾として、ピアスタッフの資源を活かした事業の企画案を官民に売り込んでいく。

 まず、地域で孤立している精神障がい当事者が、孤立せず、仲間とつながって、
現実の生き辛さの課題を解決するための場として、
各地域の公的施設を利用して定期的に集って楽しく話合ったり交流しながら、
仲間と共にアクションを起こして自らのエンパワーメントを高めて
自立と社会参加を目指すことを、支援していくシステムを構築することが
「ピアサポート宮崎」のミッションと考えています。
ピアサポート宮崎の設立! [2015年05月18日(Mon)]
今まで色々なイベントや講座など週末に開催されているのを1年ほど行かずに
去川でカフェをやっていましたが、これからはそのような開催場所にも
参加できることになりました。

早速、今日は宮崎でも必要である当事者による当事者のための
ピアサポートをやっていきましょうということで
「ピアサポート宮崎」という名称の任意団体として
活動していくための初めての集まりをやりました。

定例会としてやっていくということで、月2回集まることになり
日時を決めました。

日時は、第2・第4土曜日 午後2時〜午後5時
(今月は今日集ったので第2週無し)

場所は、江南よしみ地域生活支援センター

事務局を、江南よしみ地域生活支援センターが引き受けてくれました。


「ピアサポート宮崎」に関する連絡先として対応してくれます。

支援センターとしてもピア活動に力を入れて取り組む課題なので、
丁度よかったとセンター長とも話したとこです。

7年ぐらい前になりますが、国が退院促進強化事業という施策を
実施している時に、自立支援員(専門職)と同伴して当事者の
ピアスタッフと入院患者に退院を勧める方が効果があると
言う事例が出たり、支援センターなどでの当事者支援として
当事者のピアスタッフの支援が効果があると言う事例が
あったりすることを踏まえて、宮崎でも当事者誰もが
ピアサポートが出来る地域になっていくことを目標に
活動をしていけたらと話合ったとこです。