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南国の陽気な風:地域活動支援センターかふぇらて

南国宮崎から精神障がい当事者が地域で自分の持っている特性を活かすことを、お互いサポートしたり、支え合うことを、日々実践する居場所としての地域活動支援センター「かふぇらて」から発信するブログ


ピアスタッフとして関わった実施体験レポート! [2016年03月04日(Fri)]
昨日は、午後からピアサポート宮崎の集まりを江南よしみ支援センターで行いました。

ピアサポート宮崎のメンバーがふれあい交流会のピアスタッフとして企画・運営・
実施を担ってもらったのも後2回(日向市・西都市)で終了することになりました。

去年の7月から6ヶ月間、ふれあい交流会にスタッフとして関わった実施体験レポートを
報告書に掲載するので書いてもらうことにしています。

レポートには、自分自身の変化を見つめてもらったり、ふりかえってどのような気づきが
あったかなどを記載してもらうことで、ピアという存在に対して認知する切っ掛けになり、
多くの方がピア活動によってお互いが支え合うことの大事さを知ってもらうことで、
地域貢献につながると思っています。

今回の「ふれあい交流会」を通じて、精神疾患・障害を理解してもらうことで、
偏見解消と疾患予防につながる事をメインに実施してきましたが、もっと深読みすれば、
無縁・孤立社会に精神障害者が身をもって感じている人と人のつながりをピア(仲間)を
通じて身近な人がお互い支え合う関係が大事です、と精神障害者が伝えていることを真摯に
受け取ってもらえば、地域の再生にかかせない存在であると認識してもらえるのでは
ないでしょうか。

精神障害者は、社会を新しく変えていく存在でもあるのです。
小林市での打合せ! [2016年01月23日(Sat)]
昨日は、来週の10日(木曜)に「ふれあい交流会」を開催する小林市の社協に
打合せにいってきました。

社協の会議室に担当の方に通されたら福祉部会の会長さんと副会長さんも座って
おられたのでお互い名刺交換して、今回の「ふれあい交流会」の1部と2部の
プログラムの内容を説明をして民生委員や福祉協力員さんが疾患と障害を理解
していただく交流会であることを伝えた次第です。

積極的に会長・副会長も打合せに出席して前もって内容を理解して進めていこうと
いう姿勢に感心した次第です。
民生委員や福祉協力員の名簿を持ってきておられて、出席・欠席の中からグループ分けを
その場でやっていただいて進行係はこの方で大丈夫というぐらい、この地域では人と人が
つながっているのを感じました。

社協担当の方には、アナウンスと会場を提供していただくのと、打合せに会長・副会長に
声かけて出席していただいたことに、お礼を言って小林市社協を後にした次第です。

10日の小林市社会福祉協議会の会議室での「ふれあい交流会」は、15時から開催されます。
当事者スタッフ運営会議! [2015年11月05日(Thu)]
「ふれあい交流会」の当事者スタッフの運営会議を行いました。
9月29日の赤江東地区と10月7日の公立大学での開催が終わったとこでの
運営会議だったので、これからも各地域で開催するので改善点など
意見を出してもらってより語りとグループワークの流れがスムーズに
進行するためにも、それぞれが感じたことを言っていただきました。

また、ふれあい交流会に参加した方が、当事者の語りやグループワークでの
意見交換などを通じて感じたことをアンケートに記載していただいている
コメントをメンバーに読んで紹介しました。

参加者の意見は、実施報告として主催者や当事者スタッフによい効果を
反映することになるので、運営会議で直接読んだり宮アもやいの会のHPに
掲載したりしています。

ふれあい交流会を実施した結果のコメントをダイレクトに聞くことで、
当事者スタッフのモチベーションが高まったりしますが、主催者も一緒で
よりベストな「ふれあい交流会」を実施することを、共に考えることに
なります。

実施したら、ふりかえる、ということを繰り返すことで「ふれあい交流会」が
新しく進化していくことになるので、毎回終了後にふりかえる時間を作って
スタッフ全員でミーティングをやっているとこです。

11月末から12月末まで当事者スタッフに取ってはタイトな日程になりますので、
まずは自己管理をしっかり身に付けることと体調を崩しそうな時に仲間同士で
支え合うということが、今回の事業のテーマでもあると考えています。

今回の事業のマクロなテーマは、精神疾患及び障害の理解促進を通じて
精神障害者に対する具体的な偏見をなくしていくことが目標ですが、
当事者スタッフや主催者は、ミクロな個々のテーマを持って関わって
もらうことが大事と考えているので、自分のストレングスを伸ばすことを
メインに取り組んでもらうことにしています。

あらゆることを一般的とか普通を求められて、それができるレベルに
なることを求められてきた、今までの支援から、よりその人の強みや
力や長所を引き出していく支援がより当人に適した支援であることを
当事者が一番求めているのであり実証していることでもあります。

無駄な労力を使いたくないと言うのは、誰もが思うことで、
障がい者であるが故に何でもできないと社会参加ができないと
いうことは、不条理ではないかと当事者自身が発言をしている
昨今です。
当事者スタッフの運営会議! [2015年11月01日(Sun)]
今日は、「ふれあい交流会」の当事者スタッフの運営会議を
江南よしみ支援センターで行いました。

12名の方に参加していただき本郷地区とネットワーク宮ア例会での
「ふれあい交流会」に関してふりかえって気づいたことなどを、
次回の交流会に活かすというとこを中心に話合いました。

プログラムの2部でグループワークを実施するのは、
当事者と親しく話合って交流を通じてお互い理解することが狙いなので、
各グループに当事者が参加することにしていますが、
今回、当事者とふれあうことは地域で初めて行うので色々と聞かれることを
了承して参加してもらっています。

ただ、質問内容や質問の仕方に一人で対応することに
負荷がかかるのではないかという意見もあったので、
そこらを当事者自身がどう思っているのか
意見を出してもらいました。

当事者に取ってストレスや負荷がかかりすぎるとリバンドの要因になるので、
そこはしっかり話し合うことが大事と、参加した当事者に聞いたら、
質問されることで負荷ではなく嬉しいことでもあるとか、
自分の体験を通じて話せることは苦ではないという
前向きな意見がありましたが、そこに関して、
負荷がかかる、かからないは、当事者の個別性があるので
負荷になる方には用心してもらって支援者をつけたりする
対応を考えていくことで乗り切っていくことにしました。

実施すると、色々な課題が当然発生するのは当たり前で、
そのことをどのように改善していくか、みんなで話合い
共有することが大事だし、話合うことで自分達に合った
グループワークのシステムを作ることにもなります。

また、課題を話合うことでスキルアップになったり、
自分の意見を伝えることでコミュニケーション能力を
高めることになったり、多くの効果を生み出すことになる
「ふれあい交流会」だと考えています。

当然、支援者も学ぶことの多い事業であるし、活動している
当事者に適した支援とは、実践を通じて考えさせてくれる
ことになると思っています。

お互い新しい課題を作り出して協働して実践しながら目的を達成することに
歓びを感じられる支援者でありたいというスタンスだけは持ち続けていたいと
思っています。
スタッフ運営会議! [2015年09月19日(Sat)]
昨日は、九州ろうきんのNPO助成式に出席した後に「ふれあい交流会」の
スタッフ運営会議が江南よしみ地域生活支援センターで行われていたので、
まつり宮崎で交通規制されていましたが、一時間半ほど遅れて出席しました。

レジメの前半部分が話合われていていたので経過を聞いて気分調べと
近況を話して参加しました。

まずは、9月17日の本郷地区と29日の赤江東地区で開催するので、
ピアスタッフ宮アの当事者メンバーが中心になって交流会を進める
ことになっているので入念な打合せになりました。

特にグループワークを2部で行いますが、ピアスタッフが
小グループのファシリテーターを担当することになっているので、
不安などを出してもらって細かくグループワークの進め方を話合いました。

全体でアナウンスしてもらうこと、小グループでの最初にファシリが
伝えることなどを流れに即して意見を出してもらいました。

また、話し合いの中で参加者の方が精神障がい者に直接聞いてもよいのか
悩むことなく聞くことができるには、
「当事者は、答えたくないことは答えませんので、何でも聞いて下さい」
と全体アナウンスでグループワークを始める最初に伝えることが
いいのではないかとなりました。

今回の「ふれあい交流会」を実施するにあたり、色々な課題を出して
どう対処していくかメンバーで話し会って実行することが、
メンバーの社会生活スキルアップの資源になっていくのと
一番盛り上げる手であると確信しています。