中国映画「山の郵便配達」を見る!
[2016年03月04日(Fri)]
正月も2日目になり、宮崎神宮に初詣にいく予定で昼から出かけたのですが、
雨が降り出し、傘はないし、途中で引き返すことになってしまい、
妻がTSUTAYAによって韓流時代劇のビデオが借りたいということで
神宮店に寄り、
私は先日ビデオ録画していた中国映画「山の郵便配達」を見ることにしました。
「山の郵便配達」という映画は、1999年制作で内容は山岳地帯を歩いて
2泊3日で郵便物を配達する配達人の物語で、父親の後を引き継いで
最初の独り立ちする時に父親が付き添って最初で最後の親子の配達を
人間の機微にそって丹念に映像化した作品でした。
中国の山岳地帯の自然をふんだんに撮影しながら、山道を延々と歩くという
ロードムービーさながらの映画なのですが、ヴィム・ベンダースや
ジム・ジャームッシュの欧米のロードムービーの持つ現代人特有の
孤立した寂寥感がにじんでいるのとは対照的に自然と人間の温かさを
醸し出しているエモーショナルな映画でした。
人間が本来持っていたであろう原初の温かみのある牧歌的な世界を
映像化した映画を中国人の映画監督が作るとこに現代中国の今を捉えた
映画であり、私たち日本人が捨て去った機微を蘇らせる映画だと
感じながら見てしまいました。
雨が降り出し、傘はないし、途中で引き返すことになってしまい、
妻がTSUTAYAによって韓流時代劇のビデオが借りたいということで
神宮店に寄り、
私は先日ビデオ録画していた中国映画「山の郵便配達」を見ることにしました。
「山の郵便配達」という映画は、1999年制作で内容は山岳地帯を歩いて
2泊3日で郵便物を配達する配達人の物語で、父親の後を引き継いで
最初の独り立ちする時に父親が付き添って最初で最後の親子の配達を
人間の機微にそって丹念に映像化した作品でした。
中国の山岳地帯の自然をふんだんに撮影しながら、山道を延々と歩くという
ロードムービーさながらの映画なのですが、ヴィム・ベンダースや
ジム・ジャームッシュの欧米のロードムービーの持つ現代人特有の
孤立した寂寥感がにじんでいるのとは対照的に自然と人間の温かさを
醸し出しているエモーショナルな映画でした。
人間が本来持っていたであろう原初の温かみのある牧歌的な世界を
映像化した映画を中国人の映画監督が作るとこに現代中国の今を捉えた
映画であり、私たち日本人が捨て去った機微を蘇らせる映画だと
感じながら見てしまいました。