インターンプログラム海外研修 インド編[2015年02月03日(Tue)]
こんにちは、インターンの白井です。
いつのまにか2月!!びっくりです
少し時間が経ってしまいましたが、12月22日から1月6日までの間、NGOインターンプログラム( http://www.joca.or.jp/activites/ngo-intern/h26/h26_katsudo/ )の海外研修としてインド&バングラデシュに行ってきました
今回の海外研修の内容をインド編・バングラデシュ編に分けて紹介していきたいと思います。
インドでは当団体の加盟団体認定NPO法人ムラのミライ(旧:ソムニード)の活動地である南インドのアーンド・プラデシュ州ビシャカパトナムに行ってきました!
研修に参加する前に読んだ本がこちらとこちら
『途上国の人々の話し方‐国際協力メタファシリテーションの手法』
(著)和田信明、中田豊一
みずのわ出版 2010年出版
『南国港町おばちゃん信金‐「支援」って何?”おまけ組”の共生コミュニティの創り方』
(著)原康子
信評論 2014年出版
援助や支援は、援助する側の勝手な「思い込み」で事実が変わってしまうことがあります。そんな「思い込み」ではなく、しっかり「事実」を聞き出す質問。それが、事実質問です。
簡単そうでと〜〜〜〜っても難しいこの事実質問の研修をフィールドで実践してきました
街の中やお家の中、いろんなものに目を向け、気付く力をつける。
まずはひたすら観察まさに24時間研修です
まずは、パタパトナムの地元のマーケットと
マーケットの近くにあるヒンドゥー寺院に行きました。
そのまち歩きをする中で、気になったものを一つ選び、そこから30個の事実質問を考えてみたり
私が選んだのは服屋さんの入り口に吊るされていたこの人形です。
「これは何ですか?」「何で出来ているんですか?」「いつから吊るしてあるんですか?」
「その前は…」 ・・・・
これが本当に難しい。。。。参加者で共有してフィードバックを頂きました
研修所から1時半程車を走らせたところにある、山岳少数民族のブータラグダ村に24時間ホームステイもしてきました。
英語が通じない場所で、できることは、身振り手振りで気持ちを伝えることだけ。
ムラのミライと村の方々の信頼関係…すごいっ
村の女の子たちが歩いて30分のマーケットに行ったり、脱穀のお手伝いをしました。
後半からは、ムラのミライが支援している3つの村でフィールドワークをしました。
ここで使うのも「事実質問」
「これは何ですか?」「だれがつくったんですか?」「いつ作ったんですか?」「これをつくる前はココには何がありましたか?」・・・・などなど
フィールドワークから戻ってきたら、振り返り。 それが3日間続く…
私がホームステイしたブータラグダ村ではシードバンク(種子の貯蓄)についてインタビューを行いました。こちらが貯蔵庫
コミュニティで事実を聞き出す難しさを痛感しました。まだやっと一歩踏み出したばかり。
心に残った言葉は
最後に前川さんが話してくれた、「Who are you?」 あなたは一体誰なんだ?
という言葉。
自分がインドに住む村人だったら、、、いきなり外国人がムラに来たら、「えっ?誰この人?」となりますよね。
まずは相手のことを考えること。そして自分の立場を自分自身が理解すること。
丁寧に自己紹介を行い、質問してもいいか許可を取る。
セルフエスティームを挙げて、相手が話しやすい場をつくる。
今回受け入れて頂いたムラのミライの前川さん(写真左)とラマラジュさん(写真中央)。
そして、同じタイミングで研修を受けたムラのミライ関西事務所でインターンをしているあやさん(写真左)。
予想をはるかに超える発言を連発してくれ、つねに笑いが絶えませんでした
ムラのミライでは2月末にファシリテーター研修があります!
気になった方はぜひ参加してみてください。
バングラデシュ編はつづく
いつのまにか2月!!びっくりです
少し時間が経ってしまいましたが、12月22日から1月6日までの間、NGOインターンプログラム( http://www.joca.or.jp/activites/ngo-intern/h26/h26_katsudo/ )の海外研修としてインド&バングラデシュに行ってきました
今回の海外研修の内容をインド編・バングラデシュ編に分けて紹介していきたいと思います。
インドでは当団体の加盟団体認定NPO法人ムラのミライ(旧:ソムニード)の活動地である南インドのアーンド・プラデシュ州ビシャカパトナムに行ってきました!
研修に参加する前に読んだ本がこちらとこちら
『途上国の人々の話し方‐国際協力メタファシリテーションの手法』
(著)和田信明、中田豊一
みずのわ出版 2010年出版
『南国港町おばちゃん信金‐「支援」って何?”おまけ組”の共生コミュニティの創り方』
(著)原康子
信評論 2014年出版
援助や支援は、援助する側の勝手な「思い込み」で事実が変わってしまうことがあります。そんな「思い込み」ではなく、しっかり「事実」を聞き出す質問。それが、事実質問です。
簡単そうでと〜〜〜〜っても難しいこの事実質問の研修をフィールドで実践してきました
街の中やお家の中、いろんなものに目を向け、気付く力をつける。
まずはひたすら観察まさに24時間研修です
まずは、パタパトナムの地元のマーケットと
マーケットの近くにあるヒンドゥー寺院に行きました。
そのまち歩きをする中で、気になったものを一つ選び、そこから30個の事実質問を考えてみたり
私が選んだのは服屋さんの入り口に吊るされていたこの人形です。
「これは何ですか?」「何で出来ているんですか?」「いつから吊るしてあるんですか?」
「その前は…」 ・・・・
これが本当に難しい。。。。参加者で共有してフィードバックを頂きました
研修所から1時半程車を走らせたところにある、山岳少数民族のブータラグダ村に24時間ホームステイもしてきました。
英語が通じない場所で、できることは、身振り手振りで気持ちを伝えることだけ。
ムラのミライと村の方々の信頼関係…すごいっ
村の女の子たちが歩いて30分のマーケットに行ったり、脱穀のお手伝いをしました。
後半からは、ムラのミライが支援している3つの村でフィールドワークをしました。
ここで使うのも「事実質問」
「これは何ですか?」「だれがつくったんですか?」「いつ作ったんですか?」「これをつくる前はココには何がありましたか?」・・・・などなど
フィールドワークから戻ってきたら、振り返り。 それが3日間続く…
私がホームステイしたブータラグダ村ではシードバンク(種子の貯蓄)についてインタビューを行いました。こちらが貯蔵庫
コミュニティで事実を聞き出す難しさを痛感しました。まだやっと一歩踏み出したばかり。
心に残った言葉は
最後に前川さんが話してくれた、「Who are you?」 あなたは一体誰なんだ?
という言葉。
自分がインドに住む村人だったら、、、いきなり外国人がムラに来たら、「えっ?誰この人?」となりますよね。
まずは相手のことを考えること。そして自分の立場を自分自身が理解すること。
丁寧に自己紹介を行い、質問してもいいか許可を取る。
セルフエスティームを挙げて、相手が話しやすい場をつくる。
今回受け入れて頂いたムラのミライの前川さん(写真左)とラマラジュさん(写真中央)。
そして、同じタイミングで研修を受けたムラのミライ関西事務所でインターンをしているあやさん(写真左)。
予想をはるかに超える発言を連発してくれ、つねに笑いが絶えませんでした
ムラのミライでは2月末にファシリテーター研修があります!
気になった方はぜひ参加してみてください。
バングラデシュ編はつづく