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11月2日、3日イベントの時間、場所の変更案内 [2008年10月31日(Fri)]
 11月2日、3日の河口湖現場見学会+「木の家 勉強会」+全体基本方針検討会について、時間、場所が一部変更になったので、ご案内いたします。
 
【11月2日(日)】
★9:00 藤野駅集合になります。
河口湖の家の建築現場に10時頃到着したいと考えています。
※参加したい方は、車の手配等ありますので、早めにお知らせください!
 お知らせなく、当日藤野駅にいらしても車が足りないのでご案内できません。

【11月3日(月・祝)】
★10:00頃〜16:00頃まで 「里山長屋暮らし」全体基本方針検討会
場所 緑の休暇村キャンプ場(青野原いやしの湯隣)
 http://www.tsukui.ne.jp/kankou/camp/midorikyuka.htm
※PCキャンプを行っている場所です。
下記の記事も参照ください。
 「キャンプだホイ!全員集合!」
 https://blog.canpan.info/nagaya/archive/33
お問い合わせいただければ、バスの時間などをご案内できます。

◆参加申し込み・問い合わせ方法◆
『里山長屋暮らし』 satonagaya-owner@yahoogroups.jp
当日は連絡がとれなくなりますので、前日までにお願いします。
 
第2回設計ワークショップ報告 その3 [2008年10月31日(Fri)]
 第2回設計ワークショップ報告 その3

 午後からは、篠原の里でワークショップのつづきをしました。
 現地で見て感じたうえで、どのようにデザインしていきたいかを話し合いました。
 

《植物》
・果樹を植えたい。
 イチジク、ブルーベリー、柿、梅、柑橘系、木いちごなど
・シンボリックな木を植えたい。

《傾斜の利用》
・雨水をためやすい。
 低地で水をためて、風力などを利用してポンプアップして雨水利用ができそう。
 
《建物のレイアウト》
・模型を使って、建物のレイアウトを考えました。
 共用部分の位置、入り口、駐車場、各家の配置など。



 いろいろと、模型を動かしてみたうえで、やっぱりこんな配置がいいのかな〜
と、話し合いました。

 あっという間に時間は過ぎます。
 今日はここまで。
 
 このあと、建設予定地に再び戻り、ご近所さんに挨拶回りをしました。
 とっても、楽しい暮らしができる予感がしました。

(Mik)
藤野ふる里まつり [2008年10月31日(Fri)]
 お昼どきに、メンバーみんなで、藤野ふる里まつりに遊びに行ってきました。
 予想以上にたくさんのブースが出て、
 予想以上にたくさんの方が集まっていました。

 藤野の町を愛し、伝統を引き継ぎながら新しい町づくりをしていきたいという
 たくさんの方の思いが結集し、たくさんの団体が力を合わせていて、
 心強く思いました。




 舞台でも、ひっきりなしに出し物をしていました。

 あちらこちらで見知った方に出逢い、語り合い、
 見知らぬ方とも噂だけ聞いていた方ともご縁をいただき、
 楽しいひとときを過ごせました。
 超接近遭遇しながらお会いできなかった方もいらしたので、
 またお会いしに行きたいと思っています。

 藤野は、こういうお祭りやイベントが多いな〜
 藤野に行くたびに、何かのイベントに遭遇します。
 来年は、ひょっとしたらどこかで出店を出したり
 主催メンバーの一員として参加しているかも?
 来年の今ごろは、まだ家を建築中なのでわからないけど、
 さ来年は家ができている予定なので、確実に参加してるだろうな〜

(Gen)
第2回設計ワークショップ報告 その2 [2008年10月31日(Fri)]
第2回設計ワークショップ報告 その2

 山田さんが、測量機を借りて来てくださって、どんなものか、どのように使うのかを教えてくださいました。
 レンズをのぞいてる場所と同じ高度の場所がどこなのか、今、レンズをのぞいている場所と測りたい場所とで、どのくらいの高低差があるのかがわかります。
 

 道路と、購入した土地のなかのいちばん低いところの高低差は、4〜5mありました。
 見た目以上の高低差があることに驚きました。
 ただ、建築予定地だけで比較すると、差は1mもないくらいでした。

 土地の形状の模型が、登場しました。
 山田さんが事務所の方と先日、雨の中土地の計測をして、急ピッチで造ってくださったそうです。
 ありがとうございます!


 模型は、言うならば、土地のミニチュア版。
 同じ100分の1の縮尺の模型で、家も造ってくださいました。
 この風景の中に家を建てるとどのように見えるのだろう?
 家の大きさ、広さ、高さをイメージしました。

 そのあと、れんげの種を1kg分蒔きました。ばらまくだけなので、あっという間に終わりました。チューリップの球根も植えました。もともと畑だった土地なので、土はふかふかでした。


 ここで、午前中のワークショップは終わり。
 今日、行われている「藤野ふるさとまつり」で、昼食をいただくことにしました。

第2回設計ワークショップ報告 その3
https://blog.canpan.info/nagaya/archive/38
へつづく

(Mik)
第2回設計ワークショップ報告 その1 [2008年10月31日(Fri)]
 第2回設計ワークショップ報告 その1

 2008年10月26日、第2回設計ワークショップを行いました。
 現地調査をしたり、現地とその周辺の資源を観察したり、地形を生かした土地の使い方を話し合ったり、現地の模型を使って家の配置のシミュレーションをしたりました。

 集合して、まず建設予定地に向かいました。
 今回は、「観察」がテーマ。
 土地や植物を観察しながら、山田さんが用意してくださった「敷地図」に書き込みました。
 植物の先生、池竹さんにいろいろな植物を質問しながら端から端まで見て歩きました。


《主な植物》
・くず
葛粉を採りたい! と思ったのですが、すりおろしてこして、上澄みを捨ててという作業を何度も繰り返して精度をあげるそうで、かなり手間暇がかかるようです。
今年は、無理かな〜

・わらび
来年の春には食べられますね!

・桐
生長が早く、女の子が生まれて植えると、お嫁に行くときにはタンスができるくらいに育つそうです。

・いちょう
雄の木なので、銀杏はなっていませんでした。

・ひのき
いい香りです。枝打ちをしたほうがいいそうです。

・栗
いががたくさん落ちていましたが、実はもう誰かが持って行っていました。

・よもぎ
次回摘んで帰って、よもぎ茶にしようかな〜

《鳥のさえずり》
建設予定地の隣のひのき林に、たくさんの鳥が来ていて、とてもにぎやかでした。

《日当たりについて》
南面には栗や若い桐の林があり、くずのつたがからまっています。

《水の流れ方》
北側、道路側から斜面になっているので水が流れてきます。



こういったことを、確認することができました。

第2回設計ワークショップ報告 その2
https://blog.canpan.info/nagaya/archive/36
へつづく

(Mik)
キャンプだホイ!全員集合! [2008年10月30日(Thu)]
10月30日〜11月3日まで、パーマカルチャーセンタージャパン(PCCJ)の関係者、卒業生の有志でワークショップ中心のキャンプをします。
 キャンプを楽しみたい、パーマカルチャーに興味がある、ワークショップに参加してみたいという方は、期間中いつでも参加できますので、お出かけになってみてはいかがでしょうか。

 「里山長屋暮らし」のワークショップも開きます。
 2日の15時頃から「木の家 勉強会」を行います。

(Mik)

****転送*******

<PCキャンプ IN 藤野2008 -キャンプだホイ!全員集合!->
開催日:10月30日(木)13:00-11月3日(月)
開催場所:緑の休暇村キャンプ場(青野原いやしの湯隣)
http://www.tsukui.ne.jp/kankou/camp/midorikyuka.htm
途中参加、部分参加、全然OKですから日帰りでもぜひぜひ集まって素敵な時間にしよう。
結構冷えると思うので暖かい格好でね。

<参加申込みについて>
参加を希望される方は、下のフォームまでご連絡ください。
http://app.formassembly.com/forms/view/39634

<参加費用>
入場料:1,000円
宿泊費:1,000円/泊
駐車費:1,000円/日

テントをもっている方が少ないので、バンガローを3棟借りました。
多くの方はバンガローに宿泊することになると思います。
バンガローに宿泊の方は2000円/泊です。
テント持参の方は最初の案内と変わらず1000円/人/泊です。

入場料は期間を通じて一人1000円です。
全期間を参加される場合には入場料1,000円+1,000円×4泊=5,000円になります。
また、車でこられる方の中で藤野駅からキャンプ場までの送迎や荷物運びに協力してくれる方募集中です!
食事代とワークショップ参加費用はそれぞれ別に紹介していますのでご確認ください。費用の支払いは参加当日に受付でお願いします。

<食事>
食事は基本自炊です。薪は事務局が準備します。
自炊が無理な方は1食分材料費300円!うまいご飯を一緒に作ろう!

<テント宿泊グッズ>
PCCJの空きのテントもありますのでテントを持っていない方でもお気軽に。
参加者のなかでテントとかキャンプグッズを持ってこれない方は事務局までご連絡ください。

<防寒・寝袋について>
藤野の夜は寒いです。都内より5度くらい低いと思っても大げさではないですので寝袋は必ずご持参ください。
PCCJから借りられる寝袋はすでに借主がすべて決まっています。
自分は寝袋にフリースのインナーを準備して行きます。去年の同じ時期はその装備でぽかぽかでしたよ。

<送迎・アクセス>
車でこられる方は駐車スペースの関係などがありますので事前にご連絡ください。
また、キャンプ場⇔藤野駅の送迎便は1日2回往復運行します。
 キャンプ場9:30発→藤野駅10:00発(初日のみ13時15分発)
 キャンプ場15:30発→藤野駅16:00発
の定期便を2本毎日運行します。それ以外の時間はバスを利用いただくことになります
初日(30日・木曜日)のみ藤野駅9:30発の運行を13:15発としますのでご注意ください!

それ以外の時間の公共交通機関を利用したアクセスでお願いします。
JR藤野駅からバス「牧野」行き又は「やまなみ温泉」行き20分「やまなみ温泉」下車、乗換え「東野」行き「奥相模湖」下車5分

<物販ブースを設置します>
今回のキャンプは物品販売ブースを常設します。
現時点で有機野菜、酒、アクリルたわし、麻のお菓子、染物、布等‥多くの販売・交換ブースが設置される予定です。

<ワークショップ>
今のところ、以下のワークショップが予定されています。
・ダイナミック&クリエイティブファシリテーョンワークショップ(デジャーデンゆかりさん)(予約制で定員になりました)
・藤野の森の散歩ツアー(田端さん+池竹さん)
・竹の楽器つくりワークショップ(パンダさん+みっちー)
・布草履を作ろう!(のぞーる+ちーちゃん)
・パーマカルチャー・ハーバリスト〜魔女になってみる?(あんじゅさん+妙ちゃん)
・設楽さんと語る(設楽さん)
・星の観覧会(こーじさん)
・クリスタルボウルヒーリングワークショップ(小川さん)
・木のバターナイフ作りワークショップ(さくっぺ)
・木の家勉強会(山田さん:里山長屋暮らしチーム)

<イベントスケジュール一覧>
10月30日(木)
 13:00       開場
 14:00-17:00 クリエイティブ&ダイナミックファシリテーション・ワークショップ
10月31日(金)
  09:00-11:00 クリエイティブ&ダイナミックファシリテーション・ワークショップ
  13:00-17:00 クリエイティブ&ダイナミックファシリテーション・ワークショップ
11月1日(土)
  午前 布草履ワークショップ
  午後  森の散歩ツアー/竹の楽器作り
11月2日(日)
11月3日(月)
  午前中 設楽さんとディスカッション
 14:00−解散

それと、みなさん皿や椀、箸、コップは持参してくださいね。無いととても不便です。
あと、懐中電灯はあると便利です。

(Mik)
河口湖現場見学会+「木の家 勉強会」+全体基本方針検討会 [2008年10月28日(Tue)]
 案内が、また直前になってしまいました。
 来週の11月2日、3日を利用して、河口湖現場見学会+「木の家 勉強会」+全体基本方針検討会を企画しました。

 詳細については、調整があるかもしれませんが、決まり次第このブログでお知らせします。
※変更を「11月2日、3日イベントの時間、場所の変更案内」
  https://blog.canpan.info/nagaya/archive/39
 でお知らせしました。
  
 建築士の山田貴宏さんが手掛けている、河口湖のお宅で、里山長屋暮らしの参考になる家を見学させていただきます。
 上棟が済み、現在木の骨組みの状況です。構造がよくわかります。
 建坪15坪、2階建てで、すべて国産の無垢の木(杉、檜、松)を使った木組みの家です。
 ソーラーシステム「そよ風」(http://www.kankyosouki.co.jp/)を搭載する予定です。
 こちらは、車で参加できる方のみの対象となります。
(申し訳ありません。どうしても参加したい、という方はお知らせください。
 同乗してもいいという方の参加がありましたら、便乗することができるかもしれません。)
 その後は、藤野に戻って、「木の家 勉強会」を開きます。
 今回は「パーマカルチャーコミュニティキャンプ IN 藤野2008」とコラボレーションします。
 「木の家 勉強会」は、緑の休暇村キャンプ場で行います。
 ものづくりのワークショップ、物販などもあります。とてもにぎやかなイベントになりますよ〜!
 「パーマカルチャーコミュニティキャンプ IN 藤野2008」に関しても、後日お知らせします。
 一部参加でもかまいませんので、お気軽にお問い合わせください。

◆スケジュール◆
【11月2日(日)】
★10:00 藤野駅集合
山田さんの車を先頭に、河口湖の家の建築現場にご案内します。
見学後、PICA山中湖ヴィレッジ(http://yamanakako.pica-village.jp/)でパーマカルチャーガーデンを見学&昼食。
その後、藤野へ戻ります。
※車で移動しますので、車でいらっしゃる方、便乗できる人数(まだ不確定です)が、参加できます。
また、お車でいらっしゃる方に同乗をお願いする場合がありますが、その是非もお知らせください。

★15:00頃〜 「木の家 勉強会」
場所 緑の休暇村キャンプ場(青野原いやしの湯隣)
 http://www.tsukui.ne.jp/kankou/camp/midorikyuka.htm
山田さんから、木の家に関する基礎知識や特徴、使用する木の種類などのお話をお聞きします。

★温泉〜夕食〜緑の休暇村キャンプ場にて宿泊
宿泊したい方はお知らせください。

【11月3日(月・祝)】
★10:00頃〜16:00頃まで 「里山長屋暮らし」全体基本方針検討会
場所 篠原の里(旧篠原小学校)2階音楽室にて
神奈川県相模原市藤野町牧野2881
http://www.ops.dti.ne.jp/~shinoba/access2006.html

 共用スペースの使い方、目的、エネルギー削減のための工夫、共有とプライベイトの境界線、各長屋の間取りなどを話し合います。
※メンバー中心の話し合いをさせていただいて、一般参加の方々には、オブザーバーとして、その話し合いを聞いていていただくという形式をとらせていただく予定です。

◆参加申し込み・問い合わせ方法◆
『里山長屋暮らし』 satonagaya-owner@yahoogroups.jp
当日の連絡先は、お申し込み、お問い合わせいただいた方にお知らせします。

(Mik)
第2回設計ワークショップのお知らせ [2008年10月17日(Fri)]
第2回設計ワークショップのお知らせ

秋が深まる中、家造りのプロセスの一環として、現地の状況把握、資源探しの
ワークショップを行ないます。
◇どんな植物が生えているのかの調査をします。
◇五感を使って太陽や風を感じてみます。
◇土地の高低差などの計測。
◇薪や落ち葉で焚き火をします。
◇来年の春に花が咲くように、れんげの種を蒔きます。チューリップを植えま
す。

◆スケジュール◆
【10月26日(日)】◎小雨決行
★10:00 藤野駅集合
※東京・新宿方面から下りの中央線で、藤野駅にいらっしゃる方は、10:01着の
電車でおいでください。
※大月方面から上りの中央線で、藤野駅にいらっしゃる方は、9:46着の電車で
おいでください。
車で送迎します。車でいらっしゃってもかまいません。お申込みの際、交通手
段もお知らせください。
また、お車でいらっしゃる方に同乗をお願いする場合がありますが、その是非
もお知らせください。

★10:10〜12:30 現地調査ワークショップ

★13:00〜14:00 「カフェレストランshu」にて昼食
(http://www17.plala.or.jp/shu/home/index.html)

★14:30 第2回設計ワークショップ
場所 篠原の里(旧篠原小学校)2階多目的室
神奈川県相模原市藤野町牧野2881にて
http://www.ops.dti.ne.jp/~shinoba/access2006.html
◇現地調査ワークショップの感想、発表
◇住まい、共有部分の設計についての話し合い
※この話し合いでは、メンバー中心の話し合いをさせていただいて、一般参加
の方々には、オブザーバーとして、その話し合いを聞いていていただくという
形式を予定しています。

★17:00 解散〜藤野駅まで車でお送りします。

※スケジュールは、変わることがあります。
そのつど、ご相談させていただきます。

◆参加費◆
300円(場所代・お茶代など)+100円(駐車場代)
※昼食代は含みません。

◆参加申し込み・問い合わせ方法◆
『里山長屋暮らし』 satonagaya-owner☆yahoogroups.jp 
(☆を@に変えてお送り下さい。)
当日の連絡先は、お申し込み、お問い合わせいただいた方にお知らせします。

(Mik)
第1回設計ワークショップ [2008年10月09日(Thu)]
2008年10月7日(火) 10:00〜16:30
第1回設計ワークショップ ビオフォルム環境デザイン室にて

■議題項目
1 共有部の機能について
 ・日本的「長屋暮らし」のイメージについて掘り下げた議論
 ・外部への開放性について
2 共有部があることをふまえて、各個別住戸の間取りの役割の再認識と確認
 ・日本の家の間取りの変遷
 ・核家族から拡大家族への間取りのあり方について
3 現地観察ワークショップについて
4 今後のスケジュールについて

■1 共有部の機能について
・日本的なシェアってなんだろう?
 いろり、かまど、井戸・・・
・伝統的に使っているものを、長く大切に使い続けたい。
・昔はものを持っていなかった。私物が少なかった。
・地域の風習や風土を前提とした民家の造りを参考にするのはよいのでは?
 町屋の土間、しきり(ふすまなど)で区切る部屋など。
・昔の「長屋」がどんな風情だったか?
 いい意味での「おせっかい」があった。
・「プライベート」という概念があまりなかったのかも。
 現在参加する世帯の意見として、共有部では構わないが、各個別住戸では、「音」と「視線」のプライバシーを守りたい。
・現代の各個別住戸に必要な「プライバシー」と昔の伝統的な家の間取りの自由度とのバランスの取り方が重要。ハンドルの遊びのようなもの。
・プライベート−半パブリック−パブリック というような空間のグラデーションが必要かも。
・カフェでも、入る基準はテラス席のように外への開放感が連続しているかどうか、ということがチェックポイントになったりする。
・「季節によって衣替えする家」にしてはどうか?(夏は日当たりよく、冬は温かい)
・バリアフリーは大事な要素。

■2 共有部があることで各個別住戸の間取りの役割の再認識と確認作業
・欧米=個室、壁で部屋を分ける。
 日本=仕切りで部屋を分ける&仕切りをはずせば大きな部屋になる。多機能。
・典型的な現代の間取りにとらわれず、共有部を意識した各住戸の間取りを再認識して検討してみたい。
・将来家族が増えた場合の対応、使い勝手の変化に対応するためにはどうしたらよいか?

■3 現地観察ワークショップについて
・(設計用データとして役立つかどうかは別として)家造りのプロセスの一環として楽しんで現地の状況把握、資源探しのワークショップをしてみたい。
 太陽、風、植物、土地の状況、パーマカルチャーガーデン展開への基礎情報収集など。
・水平器を使って、現場の土地の高低差などを計測する。
・私たちだけでなく、ワークショップにして、プロジェクトに興味のある方に参加してもらうのがよい。

 今回のワークショップでは、山田さんが設計計画を考えていく上でキーポイントになる内容が、いくつか出て来たようでした。
 また、私たちも実際に住む間取りやイメージを膨らませながら、話し合いができたと思います。
 その空間の目的や概念についても掘り下げて考えることができて、よかったと思いました。

(Mik)


新築工事計画書その2 [2008年10月09日(Thu)]
2008年10月2日(木)
 山田さん作成の『藤野プロジェクト(仮称)新築工事 計画書 その2』が、メンバーの各家庭に届きました。
(その1は小山家が参加する前に作られたもようです。)

 内容は、
◇本プロジェクトの背景、コンセプト
◇基本的な計画内容
◇スケジュール
◇コスト など
というものです。全16ページでずっしりと厚みがあります。
 スケジュールを見ると、10月〜12月が話し合いの時期であり、この3か月の話し合いで設計するので、施主にとっても、建築士にとっても大事な3か月になるようです。

 『住まいについてのインタビュー』というシートもあり、家族の生活についての現状況と希望、家作りについての希望などの質問事項ががたくさん書かれていました。

 このシートをもとに、山田さんが各世帯ごとに個別にヒアリングを行います。

山田さんより
「このアンケートの意図は皆さんの思いやアイディアを私に伝えていただく、ということはもちろんですが、皆さんが住まいに対する意識を無意識から引き上げる作業になると思います。これまで漠然と『こうした空間がほしい』と思っていたものがよくよく考えてみると実はいらないのではないか? と疑問符がつきはじめたり、『この空間で自分は何をするのか?』などということを再度自分に問い直してみたり、ということをお考えいただければよいかな、と思います。
 産業社会を支えた『核家族』の居住形態がこの『共住』への移行によって、『拡大家族』にかわりつつあります。その時の『間取り』は、これまでの考え方と様相が異なってくると思うのです。そんなことを意識しながら、答えていただければと思います。」
 
 それぞれの家庭が描く、家という概念について、住まいに抱く夢、願望、目的について掘り下げる作業です。

 小山家は、今まで家に対しての執着がなかったのですが、誰もが気持ちいいと感じる空間を作りたいな、風通しがよく、みんなが集まれる空間をつくりたいな、と考えて、図書館でいろいろと本を借りて来てイメージをふくらませています。

山田さんとの個別ヒアリング
●小山家 10月5日(日)
●小林家 10月9日(木)
●池竹家 10月14日(火)

(Mik)
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