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大人の社会科見学〜森林の仕事〜 [2011年04月22日(Fri)]
雑誌「住む。」の取材2日め。

長屋作りに関わった地元の職人さんたちを取材するというので

池竹さんと山田家が同行しました。

藤野の山に入り、清水林業さんの伐採の現場を見学。

30度のものすごーい斜面で

立派なもみの木がずらっと倒されていました。

藤野にもみの木の自然林があることが意外で

「今年のクリスマスツリーは、本物でしたいなあ」

などとのんきに下から眺めてたら

ごろんごろん!と丸太が転がってきて

ずいぶん離れていたはずなのに、思わず逃げてしまう迫力。

どんなにベテランが扱っていても、木は、はねることがあるそうで

「この仕事は保険料が高いんだよ」との言葉が妙にリアルに響きました。

こ、こわい・・・。

プロは年輪を見るだけで、その木の枝払いの時期や

どんな斜面に立っていて

どの方角からの風が受けていたか、その「生い立ち」が全てわかるそう。

手相を見るように、年輪を見ながら説明してくれる職人さんの話が面白く

関心することしきり。

それから午後は、藤商木材さんの製材の現場を見学。

何度かおじゃまさせて頂いていたけれど

実際に丸太が板状に製材されるのを見るのは初めてで

これがまだ面白く!!

ちんちん電車のようなもの?(藤商さん曰く『佐野川線だよ〜』)に

乗りながら、次々と木がスライスされていく様に

みんな目が釘付けでした。

藤商さんのすばらしい仕事ぶりと、人生訓にも通ずる木のお話は

6月21日発売の「住む。」でぜひどうぞ(笑)。

せっかくの機会だからと一緒に見学した藤野在住40年の方も

「いや〜、森や木のことって本当に勉強になる。製材も初めて見た」

と感動していて

わたしたちも移住2ヶ月で、このような体験ができてとてもラッキーでした。

大人の社会科見学、ぜひシリーズ化したい!

人や自然という、みじかな所にすばらしい資源がたくさんあって

それをひとつひとつ発見していくのが、とても楽しい毎日です。

(ai)

追伸:
我が家のmacだとなぜか画像がアップできず、ただいま原因究明中です。
画像が見たい方はお手数ですが、個人blog「白ひつじ野良り暮らり」の方をご覧ください。
http://ameblo.jp/nora-hitsuji/
「大地を守る会」の見学会 [2011年04月11日(Mon)]
週末は、有機宅配のパイオニア「大地を守る会」の会員の方々が

里山長屋の見学にいらっしゃいました。

その数、なんと100名以上(バス5台)。

予想以上の反響に、2回に分けて山田より説明させて頂きました。

大地を守る会には自然住宅事業部というのがあり、

わたしたちもお世話になった藤野の創和建設(株)さんと共同で

健康と環境に配慮した自然素材の住宅を

建設するプロジェクトが持ち上がっているそう。

国産無垢材を使用した心地よい家が、藤野にたくさん増えそうな予感!

大きな開発にさらされることなく残された里山の自然、

シュタイナーやパーマカルチャーに関心の高い若い世代の移住ブーム、

そして都心へのアクセスの良さ。

藤野にはすばらしいエコヴィレッジになるポテンシャルがいっぱい。

なんだか面白いことになりそうです。

(ai)
引っ越して1ヶ月 [2011年04月07日(Thu)]
みなさん、こんにちは。

おかげさまで無事完成した長屋に、メンバー全員が引っ越して1ヶ月半。

その間に様々なイベント、そして震災と、めまぐるしい毎日で

久しぶりの更新となってしまいました。

東北や関東で被災された方々には、心よりお祈り申し上げます。

今後、次の新しい暮らしへの復興の中で

ますます人と人とのつながりや

環境、エネルギー政策が見直されることと思います。

わたしたちも長屋に引っ越してすぐの震災で

長屋的暮らしの重要性とありがたさを実感しました。

震災後の2週間

長屋では毎晩コモンミールが開催されました。

食卓を囲みながらさまざまな情報を共有したり

一緒に原発のニュースを見守ったり

ひとりでは不安になってしまうこんな時こそ

みんなで集まって世間話をするだけでも

こんなに安心感が得られるものなんだと

暮らしをシェアする喜びを実感しました。

また、その他にもコモンハウスは

地元のNPOと協力して、被災地への支援物資の提供場所として使用されたり

原発に頼らない持続可能な暮らしについて考える

「これからのこと」集会が開催されたりと

多くの方々との交流の場として活用されました。

見学会の時にみなさまにお伝えした

「地域に開かれた場でありたい」というわたしたちの想いが

すぐにみなさまからの要望により行動となって現れた事に

深い感慨を覚えました。

これからも、持続可能な暮らしのサンプルとして

里山長屋暮らしのご報告ができればと思います。

どうぞよろしくお願いいたします。

(ai)