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砂田麻美監督、来館! [2012年02月12日(Sun)]
なんだか最近「ステマ」という言葉をよく聞くようになりましたね。
最初はてっきり「ステキなマーケティング」の略だと思っていました、どうも、芋色眼鏡です。

ステルスはいかんよ、ステルスは!ねぇ!?
マーケティングするなら、正々堂々と勝負でございます。

ということで宮崎キネマ館は「マジマ宣言」、
「マジでマジメなマーケティング」をさせていただきます。

以下マジマ↓


11日と12日、「エンディングノート」の監督、
砂田麻美さんのトークショー&舞台挨拶が実施されました。



(c) 2011「エンディングノート」製作委員会



段取り第一の熱血サラリーマン・砂田知昭氏は、
定年を迎えてまもなく、進行性の癌に侵される。
残してゆく家族に迷惑をかけないようにと、
「上手に死ぬ」ための段取りを始める様子を、
末の娘がカメラで追い続けてゆく、というドキュメンタリー作品。


「死」を扱うドキュメンタリーでありますが、この映画、
エンタテイメントとうたっております。

もともと、カメラに縁が深かった砂田家。
麻美監督がカメラを持って家族を撮影し始めたのはなんと中学生のときだという。

そういうわけで、本作に登場する映像も、もともとは映画にするつもりは無かったのだそう。

父を追うカメラを通じて、監督からお父さんへの愛が伝わってきて、なんだかほっこりしてしまう。

お父さんのユニークなキャラクターも相まって、笑ってしまうシーンもしばしば。


こんな風に死ねたらいいな。
芋色が映画を観た後に抱いた感想でした。

ちゃんと死ぬためにはちゃんと生きないといけない、と思うわけです。
そして初孫が生まれたばかりの両親に是非とも観せたい。





昨日のトークショーで砂田監督が、
「自分の父親が街中のあちこちでポスターになっていたり、
チラシになって配られていたりするということは、経験した人にしかきっと分からない」

とおっしゃっていました。

確かになんだか複雑な気持ちがするように思います。

少し父親が遠くに離れていってしまったような。

もし自分が監督の立場だったら、やはり不思議な気持ちになるのでは、と想像した次第でした。




そんな「エンディングノート」、
宮崎キネマ館では2月11日から3月9日までの上映となっております。

たくさんの方に観ていただきたい良作でございます。

ご来館をお待ちしております笑顔
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コメント
>売れ残り左平次さま
コメントありがとうございます。
私も、父と娘といえば小津監督作品を浮かべてしまいます。
誰の視点、という感じでも無い様な、淡々とした作風と、やはり淡々とした笠智衆さんが魅力的ですね。

本作は娘からお父さんへのラブレターのような、そんな温かさを感じます。
Posted by: 芋色眼鏡  at 2012年02月15日(Wed) 16:52

追記 父と娘を描いた作品が少ない、と思いきや、小津映画を忘れとりました!昨晩、DVDで「東京暮色」をみてたんですけど、笠智衆パパ、やっぱ弱いなぁ(笑)。あと、向田邦子作品もそうですよね。
Posted by: 売れ残り佐平次  at 2012年02月14日(Tue) 13:49

娘が父の人生をフィルムに収める…「ディア・ピョンヤン」を彷彿させますね。これもキネマ館で観たんだっけ。父母と息子、母と娘の葛藤や情愛を描いた傑作は数あれど、父と娘を題材にした作品て案外少ないような。例えばイーストウッド映画は「ミリオンダラーベイビー」を別にすると、基本は(擬似的な)父と息子の物語ってことになるわけで。娘(というより女性)って、成長するごとに強く、怖くなっていくからなーwなかなか描きにくいのかもしれない。でも、女性の父親に対する視座や距離感が男性の私には興味深いなぁ。
Posted by: 売れ残り佐平次  at 2012年02月14日(Tue) 13:32