ミャウミャの巡回医療を経験して [2018年05月29日(Tue)]
こんにちは!
ブログチーム今日子です。 いつもMFCGを応援いただきましてありがとうございます。 本日のブログは、ヤンゴンでインターンシップをされているMFCGボランティア石井彩さんが巡回医療に参加してくださったときの体験記を寄せてくださいましたので掲載させていただきます。 【体験記】 この度、はじめて名知先生の巡回医療に参加させていただきました。 私はヤンゴン市内でインターンシップをしていることもあり、村を訪れることさえ初めての経験でした。 巡回医療ではPoelagnwaという村に出向き、私も診察時の体重測定など関わることができる部分で少しお手伝いをさせていただきました。 ミャウンミャのダウンタウンから1時間、Poelagnwaという村へ そして実際に現地に行って驚いたことは 名知先生率いるMFCGのメンバーの方々は 決して "与える" ことをしないということです。恥ずかしながら私の勝手なイメージの中では、無医療村で無料の治療をし、無料で薬を与える、そんなイメージがありました。 水溜めは、ボウフラ予防のための蓋で覆われています。蚊を媒体にしたデング熱やマラリアなどの病気が流行することを防ぐためで、健康に暮らすための、村人たちの知恵です。 確かに、団体の皆様のお力により、診察料や医療費は無料で賄われています。 ただ、実際にボランティアに参加して、感じたのは、村人たちの自主性があった上で無料の奉仕をしているということです。 熱中症対策レクチャー風景 私の参加した会では村人十数人を集めた熱中症対策の講座が開かれていましたが、 講座後に簡単な口頭の確認テストを経て 自分で自主的に理解しよう、行動に移そう…とする村人にだけ最後OS-1をつくるために配合された粉(砂糖8杯・塩1杯)、そしてミネラルウォーターの配布を行いました。 治療費や薬代は無料 名知先生いわく、無料だからこそ出てくる弊害はとても大きく、寄付文化、与えそして貰う文化が主流なミャンマーだからこそ、 村を回る際には村人の自主性を大切にしているとのことでした。 一人一人が自分で考え行動する。 この流れを作っていくことができれば、 村の中で健康に対する意識が向上していくのではないかと感じました。 最後に、このような貴重な機会をいただき、あたたかく迎えてくださった名知先生、 並びにメンバーの皆さん、本当にありがとうございました! ------------------------------------------------------------------------------------------------- ミャンマーファミリー・クリニックと菜園の会(MFCG)への寄付・支援をお願いします→ MFCGの活動に寄付をする MFCG 団体ホームページはこちら→ ミャンマーファミリー・クリニックと菜園の会 MFCG facebook にも「いいね!」をお願いします→ ミャンマーファミリー・クリニックと菜園の会(MFCG)facebook公式ページ -------------------------------------------------------------------------------------------------- |
Posted by
伊藤
at 08:59