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1500円のご支援でマラリアにかかった子ども10人分を治療する薬が買えます。

【お知らせ】
テレビ東京世界ナゼそこに?日本人〜知られざる波瀾万丈伝〜」に 代表名知の現地の活動紹介されました
放送局:テレビ東京
番組名:「世界ナゼそこに?日本人〜知られざる波瀾万丈伝〜」
日時: 2015年6月15日(月)
詳しくは こちらです
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ミャウミャの巡回医療を経験して [2018年05月29日(Tue)]
こんにちは!
ブログチーム今日子です。
いつもMFCGを応援いただきましてありがとうございます。

本日のブログは、ヤンゴンでインターンシップをされているMFCGボランティア石井彩さんが巡回医療に参加してくださったときの体験記を寄せてくださいましたので掲載させていただきます。

【体験記】
この度、はじめて名知先生の巡回医療に参加させていただきました。
私はヤンゴン市内でインターンシップをしていることもあり、村を訪れることさえ初めての経験でした。

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巡回医療ではPoelagnwaという村に出向き、私も診察時の体重測定など関わることができる部分で少しお手伝いをさせていただきました。

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ミャウンミャのダウンタウンから1時間、Poelagnwaという村へ

そして実際に現地に行って驚いたことは 名知先生率いるMFCGのメンバーの方々は
決して "与える" ことをしないということです。恥ずかしながら私の勝手なイメージの中では、無医療村で無料の治療をし、無料で薬を与える、そんなイメージがありました。

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水溜めは、ボウフラ予防のための蓋で覆われています。蚊を媒体にしたデング熱やマラリアなどの病気が流行することを防ぐためで、健康に暮らすための、村人たちの知恵です。

確かに、団体の皆様のお力により、診察料や医療費は無料で賄われています。
ただ、実際にボランティアに参加して、感じたのは、村人たちの自主性があった上で無料の奉仕をしているということです。

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熱中症対策レクチャー風景

私の参加した会では村人十数人を集めた熱中症対策の講座が開かれていましたが、
講座後に簡単な口頭の確認テストを経て
自分で自主的に理解しよう、行動に移そう…とする村人にだけ最後OS-1をつくるために配合された粉(砂糖8杯・塩1杯)、そしてミネラルウォーターの配布を行いました。

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治療費や薬代は無料

名知先生いわく、無料だからこそ出てくる弊害はとても大きく、寄付文化、与えそして貰う文化が主流なミャンマーだからこそ、
村を回る際には村人の自主性を大切にしているとのことでした。

一人一人が自分で考え行動する。
この流れを作っていくことができれば、
村の中で健康に対する意識が向上していくのではないかと感じました。

最後に、このような貴重な機会をいただき、あたたかく迎えてくださった名知先生、
並びにメンバーの皆さん、本当にありがとうございました!



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Posted by 伊藤 at 08:59
ヤンゴンの日本祭り「Japan Myanmar Pwe Taw 2018」 [2018年05月06日(Sun)]


ブログメンバー/理事の亀山です。

少し前になりますが、2/24(土)にミャンマーのヤンゴンで開催されたイベント「Japan Myanmar Pwe Taw 2018」に行ってきました。”Pwe Taw”とは日本語で「祭り」を意味します。これはヤンゴンの日本大使館やNHK国際放送などがミャンマーに進出している企業・お店などに声をかけ日本をミャンマーの人たちに紹介するイベントで数年前から始まっています。
今年の会場はヤンゴンの中心部、ダウンタウンから車で20分くらいのThuwunna Bhumi Event Parkでした。会場はお昼頃から始まり、各企業や団体のブーステントが立ち並び人気の飲食店などは長い行列ができていました。2月とは言えもう気温が35度くらい、会場はオールコンクリートで照り返しもキツく体感温度は40度くらいでした。テントなど日陰にいないと熱中症になりそうでした。
イベントのメインは何と言っても夜のステージ、日本とミャンマーのミュージシャンたちが3時間に渡り歌や楽器の演奏を繰り広げました。私はステージ撮影をすることになり、3時間撮影し続けてましたが、出番前や後の様子を見たり、聴いたりすることができ貴重な経験ができました。
夕方5時を過ぎると陽が傾き気温も下がり過ごしやすくなってきました、それと共にステージの前は御客さんがどんどん増えてきました。
ほぼ時間通り18:00にヤンゴン市長や駐麺日本大使の挨拶で始まりました。
最初は日本からPrizmaXのステージでした。ここ数年ミャンマーで人気と聞いていましたが観客の盛り上がりが想像以上でした。メンバーのひとり森崎ウィンさんはミャンマー出身の日本育ちで日本語もミャンマー語も流暢に話し両国の架け橋になっています。ここ最近、映画や日本のテレビ番組などで見る機会も増えているのでご存じの方も多いと思います。
次はミャンマーからBillyさん、彼女は最近人気の勝ち抜き番組で準優勝しメジャーデビユーしたそうで実力者なのは私にもわかりました。
続いて、日本とミャンマーの伝統楽器のジョイントで大河ドラマ真田丸のテーマの演奏。琴と笛、そしてミャンマーの様々な伝統楽器の融合が見事で今回のステージで一番印象深かったです。
次は日本からDJ DOMO(NHKのキャラクター)とミャンマー踊りのコラボレーション。
そして、ミャンマーからThar Ngeさん、彼は前述の勝ち抜き番組でチャンピオンになった最近人気のアーティストです。情感たっぷりで唄う歌声は会場が静まりかえる瞬間があり、私もシャッター押すのを忘れそうになりました。
ここで、日本・ミャンマー合作映画「My Country My Home」ダイジェスト映像がスクリーンに映し出され映画に出演しテーマソングを歌う森崎ウィンが登場し会場はさらに盛り上がりました。余談ですが、この映画には私はインレー湖でいつも泊まっているホテルなどでロケが行われ見覚えの有る映像が流れてました。この映画は先月、NHK-BSで放送されたのでご覧になった方も居られるのではと思います。
続いてミャンマーで今一番人気のNi Ni Khin Zawさんが登場。私も彼女の堂々とした立ち振る舞いを見て、歌を直接聞くことができ人気No.1と言われていることに納得できました。
ステージも終盤に差し掛かり日本からAKB48 with BNK48が登場し私でも知っているAKBのヒット曲を唄い会場を盛り上げていました。
そして、今回私が一番聴きたかった、観たかったステージ、ミャンマーからAh Moonさんが登場。私が昨年末に出版した写真集「Myanmar 2005ー2017」に彼女の写真と彼女の歌の歌詞を載せています。昨年8月に彼女の自宅などで撮影していたので出番前の大切な時間にもかかわらず再会を喜んでくれました。今まで音源でしか聴いたことが無かった彼女の歌、やはり歌はステージで聴くのが一番でした。
引き続き、ここで森崎ウィンさんが再登場、今回のイベントの企画で作られたAh Moon作詞と森崎ウィン作曲の歌を披露しました。
最後は出演者全員がステージに並びKiroroのMirai を合唱しました。この曲はミャンマー語でカバーされ人気の有る曲です。他にも乾杯や北国の春など日本の曲がカバーされヒットしているそうです。
この曲は観客の多くの人たちも知っているようでみんなで唄い、会場全体が一つになりフィナーレを迎えました。

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私は3時間の間、時々水を飲むだけで撮影に没頭していました。これだけ集中して撮影をしたのはホントに久しぶりです夜はホテルに戻り翌日は9時過ぎまで熟睡してました。

日本でも東京芝増上寺でミャンマー祭が開催されていますが、それの逆のようなイベントです。近い将来、このイベントにミャンマーで活動しているNPOやNGOも参加する日が来るかもしれません。

最期に私事ですが、今回でこのブログを書くのは最後になると思います。いろいろ訳あって3年務めた理事を辞めMFCGと距離を置くこととにしました。今後はボランティアの一人としてイベントなどお手伝いすることはあると思いますので、何かの機会にお会いすることが有るかも知れませんのでよろしく御願いします。


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Posted by 亀山 at 18:34