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1500円のご支援でマラリアにかかった子ども10人分を治療する薬が買えます。

【お知らせ】
テレビ東京世界ナゼそこに?日本人〜知られざる波瀾万丈伝〜」に 代表名知の現地の活動紹介されました
放送局:テレビ東京
番組名:「世界ナゼそこに?日本人〜知られざる波瀾万丈伝〜」
日時: 2015年6月15日(月)
詳しくは こちらです
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ビルマ方面 戦没者並びに物故者慰霊大法要(2日目) [2017年04月26日(Wed)]


ブログメンバー/理事の亀山です。いつもMFCGをご支援ありがとうございます。

私が前回書いた2008年ビルマ戦没者慰霊法要の続き、2日目をことを書きます。

6:30 
護摩焚きが摩尼宝塔であると聞いたので5:30に起きて準備をしていたら6時過ぎに早くも修行中の若い僧侶たちが布団を畳みに来ました。とてもテキパキした素早さにあっけにとられていると1分もかからず6人分の布団を片付けてしまった。さすが宿坊です。
 
8:30
 戦没者が祀られているビルマ式パゴタのような大きな仏塔にバスで5分くらい走ると駐車場に着きました。大きな杉並木の山道は朝の澄んだ空気で緊張感に包まれ、10分くらい歩くと到着しました。
 
20170423-001.jpg

住職やミャンマー人僧侶がお経をあげる中、参列者が思い思いに線香や蝋燭をともします。私も誰にでも無く多くの犠牲になった方々に手を合わせましす。

10:30
バスで戻りメインのイベントが摩尼宝塔で大法要が始まりました。

強い日差しの中、昨夜の前夜祭のようなお祭り雰囲気は微塵も感じられません。しっかりと本堂をまっすぐ見つめる参列者たち。ビルマ戦線を戦った人、遺族、友人などが見守るなか厳かに進行していきます。
 
20170423-002.jpg

第43回ビルマ方面戦没者並びに物故者慰霊大法要
 
 開会の辞
 奉賛会々長の辞
 献花献茶
 御詠歌隊入堂
 耺衆・法主・庭讃入堂
 参列者合掌 黙祷
 御詠歌隊奉唱
 前讃
 法主 回向文
 祭典委員長祭文
 慰霊文・遺族代表
 読経
 ミャンマー僧読経
 献花在日ミャンマー大使
 
 焼香
 
 般若心経唱和
 後讃
 御詠歌隊唱和
 耺衆・御詠歌隊退堂
 法主 挨拶
 閉会の辞
 
 
このなかで私が一番印象に残ったのが"祭典委員長祭文"でした。93歳の高齢にもかかわらず長い巻物を力強く読み上げます。

『・・我々は欧米列強からアジアを開放することを信念に戦い、敗れ多くの仲間を失い失意の中日本にたどり着いたがそこで待っていた東京裁判で犯罪人扱いにされたことは本当に悔しい・・・』
 
私のような戦後世代は第二次世界大戦を歴史としてしか知りません。戦地で絶望しそうな状況で戦い生き延びた人の生の声、最前線で戦った、思いを初めて聞き、カメラを持つ手も止まりただただ聞き入りました。
 
20170423-003.jpg

祭典委員長が読み終えた祭文は次々に流して足元に落としていきます。私の傍に居た恐らく共に戦い帰ってきた戦友さんらしき人がそれを拾い上げて巻き取ろうとしていました。左手が不自由なようで苦労しながら巻き上げているのをみて私は半分無意義に手が伸びて、手伝いました。今思うと肉筆に触れてこの目に焼き付けたかったのだと思います
 
綺麗な字でなく、修正とつぎはぎだらけで曲がったりしていた文章でしたが力強い文字が刻まれていました。
 
少し経ってからミャンマー僧の読経があり、独特のやさしいイントネーションを聞いているとインレー湖に泊まり早朝から流れているシーンを思い出します。
 
品川のミャンマー大使館から当時の大使夫妻が来られ、献花と挨拶をされていました。その後何度かお目にかかった大使でしたがこの時が初対面でした。人当たりの良く頭の良さそうな雰囲気で、流暢に英語で話をしていたのは印象的でした。
 
12:00
大広間で最期の昼食をとりました。
大きなイベントが終わりくつろいだ雰囲気でしたが、年々減る参列者を残念がる人達の話が方々から聞こえてきました。

昼食後、高野山を降りて街に戻るり、大阪の梅田でお好み焼きを食べ新幹線に乗りウトウトしていたら、夢を見ていたような錯覚を覚えたので、カメラの画像を観て現実を確認しました。

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話は変わりますが、MFCGでは、6月11日の日曜午後に東京日本橋で設立5周年イベントを開催します。
皆座のお越しを名知代表始めメンバーでみなさんのお越しを楽しみにしております。
申し込みはこちらです!


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Posted by 亀山 at 10:00
ボランティア報告! 在日ミャンマー人のための無料健康相談会に参加して [2017年04月20日(Thu)]

ミンガラバー(こんにちは)。MFCGボランティア会員の鈴木一登と申します。ふだんは栃木県の病院で作業療法士として働いていましたが、現在は退職して長期旅行の準備をしています。

MFCGが毎年行っている定期イベントに「在日ミャンマー人のための無料健康相談会」というものがあります。今年も2017年3月5日に、東京早稲田にある早稲田奉仕園でが開催されました。私もボランティアとして参加してきましたので、今日はそれについての報告をしようと思います。


私がボランティアとしてMFCGの「在日ミャンマー人のための無料健康相談会」に参加したのは今回で3回目くらい、1〜2年に1回のスローペースでお手伝いをしています。

無料健康相談会とはどんなものかというと、血圧・BMI測定、尿検査、歯科検診などを含む健診とミャンマー人医師・歯科医師および名知代表による健康相談が主な内容です。とくに日本に住むミャンマー人たちが、自分たちの身体的な不調を母国語で相談できることがおおきな利点だと思います。今回は健康相談に加えて、日本人の弁護士による法律相談窓口も設けられました。

ボランティアスタッフは、午前10時に早稲田奉仕園に集合しミーティングに参加してから、全員で会場設営を行います。それから持ち場ごとにグループにわかれます。受付スタッフ、問診表スタッフ、BMI測定スタッフ、血圧測定スタッフ、尿検査スタッフなどなど。各ボランティア参加者の特性を考慮して、名知代表が持ち場をわりふってくれます。私はほ〜〜んとに少しだけミャンマー語を話せることもあり(いくつかの単語を知っているだけというレベルです)、毎回受付を担当させていただいています。

P3051130.jpg
朝のミーティングの様子

11時にイベントが開始する前から、受付には少しずつ在日ミャンマー人がやってきます。日本に来て数十年の人もいれば、来日してまだ数ヶ月の人もいます。早稲田奉仕園はキリスト教教会でもあるため、クリスチャンが多いカチン族とカレン族の人たちが多いのが特徴です。

受付スタッフがどんな仕事をするかというと、まずはやってきた相談希望者の人に、ご自分の名前と住所を封筒と問診表に記入してもらいます。封筒は後日、検査結果を郵送するために利用します。
相談者の中には日本語がほとんどわからない人もいますが、心配はいりません。ボランティアスタッフの中には日本人ボランティア参加者以上にたくさんのミャンマー人ボランティアさんがいて、彼らはみんな日本語がとても上手です。彼らはいつも私たち日本人スタッフとミャンマー人相談者のコミュニケーションの橋渡しをしてくれています。

受付での必要事項の記入が終わるとエレベーターで相談会会場へ誘導し、問診表のスタッフに引き継ぎをします。
受付仕事というと、次から次へとやってくる人たちを相手にするためなかなか気を抜けないというイメージを持たれるかもしれませんが、そんなことはありません。相談者はたいがい散発的にやってくるので、イベントの間じゅうずっといそがしいことはなく、手の空いた時間にスタッフ間の交流ができるのもボランティアの楽しみです。

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受付中のひとコマ


受付をしていて印象に残ったのは、相談を終えたミャンマー人女性がパンを買ってきて差し入れをしてくださったことです。相談がおわって「ありがとうございましたー!」と笑顔で帰っていった女性が、数十分後に足早に受け付けに戻ってくると、「がんばってください! これはお礼です!」と言ってたくさんのパンが入ったビニール袋を差し出しました。私たち受付がびっくりしているあいだに、彼女は照れくさそうに顔を隠しながら、すぐに走り去っていってしまいました。

それと、早稲田奉仕園で日曜礼拝をやっているカチン族の人たちからも、手作りデザートの差し入れをいただきました。いただいたパンとデザートをみんなで食べながら、ミャンマーを旅行している時に、たくさんの人から食べ物をいただいたことを思い出してうれしくなっていました。

ここ数年は東京から離れて仕事をしていたため、ミャンマー料理を食べにいく機会も多くなく、旅行でミャンマーへ行くこともなかったため、自分のなかでのミャンマーの存在感がだいぶ薄くなっていました。しかし今回のボランティアでミャンマーの人々と触れあいながら彼らの言葉を聴いて話しているうちに、忘れていたミャンマーへの想いが自分の中で高まってきているのを感じました。

この記事を読んだ人で、MFCGの活動に興味がありミャンマーの文化に興味があるかたがいらっしゃいましたら、ぜひ一緒にボランティアをしましょう。日本にいながらミャンマーを感じることができると思います。

6月11日にMFCG5周年記念感謝祭のボランティアさんも大募集していますので、ぜひ事務局へ問い合わせしてみてくださいね!

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終了後のミーティングにて

以前の記事もぜひご覧ください→在日ミャンマー人向けに無料健康相談会を開催! [2017年03月07日(Tue)])

Posted by 鈴木 at 13:46
ビルマ方面 戦没者並びに物故者慰霊大法要(1日目) [2017年04月06日(Thu)]

ブログメンバー/理事の亀山です。いつもMFCGをご支援ありがとうございます。

私は前回(3/2)、鹿児島のシェダゴンパゴダを訪れたことを書きました。そこにあった「ビルマ戦線敵味方全戦没者将兵の慰霊碑」の前に立ったときに2008年7月、高野山で参列したビルマ戦没者慰霊法要のことを思い出したのでその時のことを少し書きます。

正式名称は『第四十三回 ビルマ方面 戦没者並びに物故者慰霊大法要』、場所は高野山にある成福院でした。
参列したきっかけはバンコク在住のDr.T氏(ミャンマーへの縁を作ってくれた方)と群馬在住のO氏(Dr.T氏の学生時代からの友人で、最初にミャンマーへ行ったツアーでご一緒した方)からの誘いでした。

O氏は叔父が第二次世界大戦中マンダレー付近で戦死されたとのことでした。そして彼が昨年マンダレーを訪れた際、ある僧院で旧日本兵の遺留品があるから返還したいと申し出があったそうです。

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それは、出征時にもらった日章旗の寄せ書き、別の戦地(モンゴル)からビルマへ送られた絵はがき(1枚目写真)、当時の女優と思われるブロマイド、馬に乗った戦友の写真、そして疑似機関銃だった(2枚目写真)。疑似機関銃とは、インパール作戦に破れ敗走する日本軍は補給路を断たれ、食べるものも戦う武器すらない状況でも敵と戦うために機銃掃射音に似せたものを使っていたそうです。持ち手を回すと乾いた音がして機関銃のように聞こえなくもないですが、これを持たざる得なかった先人達を思うと複雑です。

O氏はこれらの遺留品を日本に持ち帰り、戦没者が眠る靖国神社に納めようと持参したのですが受け付けて貰えず、厚生労働省に日章旗や手紙にあった名前を調べてに行っても手がかり無しで困っていたところ、ここ高野山の成福院では毎年、ビルマ戦線戦没者慰霊法要があり、このような遺留品も納めてくれることがわかり参加に至ったそうです。
 
式典を翌日に控えた夜、宿泊先の宿坊で開かれた前夜祭の席でO氏は淡々と語り始めた。

「これで僕の"戦後"はようやく終わったよ」・・・とても重く響きました。
 続けて、ここに至までを説明し、その中で「この遺留品を60年以上も大切に保管してくれていたビルマの人たちに我々は感謝の気持ちを強く持たなければならない」と訴えていました。
 
前夜祭には、翌日の式典を控えビルマ戦線から命からがら生き延びて帰国を果たした方々も居られ、当時の話を聞かせていただきました。
自分の両親も終戦のころはまだ子供で戦後の大変な時代を生きてきた話は聞いていましたが、戦地の話はドラマや映画、本で知っている限りでした。しかし、今回、直接戦地で戦い、目の前で多くの戦友を失ってきた人たちの話、自分の判断ミスで多くの部下を死なせてしまったことは言葉にすることすら出来ないと感じた。

長くなりましたので翌日の式典の様子は次回に書こうと思います。


 3枚目の写真は大広間の夕食です。100人分の精進料理を手際よく給仕していました。精進料理のようなメニューでしたがとても美味しかったです。

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Posted by 亀山 at 20:00