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【お知らせ】
テレビ東京世界ナゼそこに?日本人〜知られざる波瀾万丈伝〜」に 代表名知の現地の活動紹介されました
放送局:テレビ東京
番組名:「世界ナゼそこに?日本人〜知られざる波瀾万丈伝〜」
日時: 2015年6月15日(月)
詳しくは こちらです
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ヤンゴンの若者に人気のJunction Squareへ [2016年08月16日(Tue)]


ブログメンバー/理事の亀山です。
8/5から8/14まで約2年ぶりにミャンマーへ行って来ました。ミャンマーと言ってもMFCGの活動しているミャウンミャでは無くインレー湖とヤンゴンに滞在してきました。私自身、2005年から9回目のミャンマーで元々インレー湖に写真撮影に通っていました。インレー湖で撮影した写真で写真展を開催したり、写真集を出版したりと写真作家活動をしているため今回は次回写真展(2017年12月)に向けての撮影が目的でした。ミャウンミャへは別の機会で行こうと計画中です。
そんな中、今回はヤンゴンの若者に人気の場所、Junction Square Shopping Centerへ行って来ました。
私は撮影を続けているインレー湖やMFCG活動地ミャウンミャは都市部では無いですが、今のミャンマーを知るためにこのような場所を見ておくのも意味があると考えました。
ダウンタウンからタクシーに乗り若い運転手さんに行き先を告げると、なんとも楽しそうに車をスタートさせ、こちらも期待が高まりました。タクシーを降りてまず目に入ってきたのがKFCの文字。牛肉をほとんどたべないミャンマーの人たちにも鶏肉メインでヤンゴンでも人気のお店だそうです。

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店舗のメインエントランスには巨大広告や電光掲示板などバンコクやシンガポール、香港のショッピングモールを変わらない雰囲気でした。

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エントランスを入ると高い吹き抜けにエスカレータと派手な装飾、程よい空調や無難なBGMが流れ完全に今風の世界が広がっていました。

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建物の1階にはCity Martが入り輸入品中心の高価な品揃えででした。エスカレータで上がると専門店が建ち並び、奥には和食、洋食中華、ビルマ料理の並ぶレストラン街がありました。

若い客層は7割くらいロンジーでは無くジーパンや短めのスカートなどでタナカを顔に塗っている人もあまり見かけませんでした。店内を歩き回る人の手にはスマートフォンとヘッドホン、ベンチで休む友達連れと数人組も話をするより各々スマホの画面に夢中の様子でした。

そしてバーゲン品らしき売り場の店員さんたちも接客は緩めでスマホの画面に。

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ヤンゴンの街中はもとより、インレー湖の市場でも若者だけで無く中年層もスマートフォンが普及し始めているのを沢山目にしました。聞けば安いモデルで6000円程度、一般的な売れ筋で15,000円~20,000円くらいはするそうです。彼らの収入から考えると安くは無いですが、手が出ないほどでも無く、便利で楽しさを知れば手放せなくなるのはどの国でも同じようです。

数年前までミャンマーでは加入電話はほとんど普及すること無く、電話といえば街中の店頭にあった貸し電話でした。私も何度かヤンゴンからインレー湖へかけた記憶があります。そしていわゆる携帯電話も高価でごく一部の人たちしか持っていませんでした(聞いた話ですが$5,000くらいだったそうです)。PCのインターネットもネットカフェが一般的でした。
そのような状況が一変し一気にスマートフォンが普及し始めています。

今回の撮影で私は何人かに今のミャンマーが良くなるために何が必要かという質問をしてきました。その中である村のリーダーの男性が「知識」、「何が最善か判断する知識が必要」と答えてくれたのが印象深かったです。スマートフォンはその知識を得るに有効な手段にもなるはずです。軍事政権から民政移管と過渡期にあるミャンマー、次に訪れるのがとてもたのしみです。
ミャンマーに古き良きアジアの世界を求める観光客が居るのも事実だろうと思いますが、私はそこに暮らす彼らの望む方向に変わっていくことを願いつつ、撮影を続けて行きたいと改めて思いました。

ヤンゴン滞在最終日、ミャウンミャからMFCGカーで来た名知と合流し、私は初めてMFCGカーに乗ることが出来ました。てっきりバスで来るのだと思っていたのですが、ちょうど車の保険の更新などあり車で来たそうです。ただヤンゴンの渋滞は聞いていたとおりで動かないときは本当に動きませんでした。20~30分の距離でも1時間以上かかってしまうのは日常茶飯事だそうです。
車も人も多く、賑やかなヤンゴン、いろいろと課題問題は山ほどあると思いますが大きな可能性を持っていると実感出来ました。

最後の写真はJunction Square の反対側、ここにも大きな建物がいくつも建設中でした。名知が活動報告などで口にする「変わる都市部と取り残される農村部」のフレーズが頭に浮かんできます。

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Posted by 亀山 at 22:38