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【お知らせ】
テレビ東京世界ナゼそこに?日本人〜知られざる波瀾万丈伝〜」に 代表名知の現地の活動紹介されました
放送局:テレビ東京
番組名:「世界ナゼそこに?日本人〜知られざる波瀾万丈伝〜」
日時: 2015年6月15日(月)
詳しくは こちらです
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2015年3月1日(日)在日ミャンマー人のための無料健康相談会があります。 [2015年02月17日(Tue)]


ボランティア会員としてMFCGの活動に参加している鈴木一登です。
普段は作業療法士というリハビリテーションに関わる仕事をしています。

さて、今年もMFCGによる在日ミャンマー人のための無料健康相談会があります。
なぜ無料健康相談会を行っているのか、どのようなことを行っているのか、そしてなぜ私はそこでボランティアをするのか、考えてみたいと思います。

■なぜ無料健康相談会を行うのか?

在日ミャンマー人は、いったいどのような事情で日本に住んでいるのでしょうか。ビジネス、留学、研究、または難民……、いろいろな事情によりミャンマー人は日本に住んでいますが、なかでも大多数を占めるのは、いわゆる出稼ぎ労働ではないかと思います。

ミャンマーの物価はおおよそ日本の十分の一。ということは、おおざっぱに考えても日本ではミャンマーの10倍のお金をかせぐことが出来ることになります。とはいえ出稼ぎに来ている人も物価の高い日本で生活しているわけなので、かせいだお金から自分たちの生活費を差し引いたお金を故郷に仕送りしているようです。

もちろんすべてのミャンマー人がビザをとったうえで日本で働いているわけです。しかし国民健康保険料を支払っていない人や社会保険に加入していない人もいるため、そういう人の医療費は全額自己負担になってしまいます。また難民申請をしている人は国民健康保険料を支払うことができないようです。

そして、実際に身体に不調を抱え通院しているミャンマー人が、日本人医師とうまくコミュニケーションをとれない言葉の壁の問題があります。日本で処方された薬の詳細を知ることができないまま、不安を抱えつつ内服を続けている人もいます。

具体的な相談としては、たとえば頭がかゆいのでシャンプーを替えたいがどのようなシャンプーがいいのか? それをどこで購入できるのか? あるいは、花粉症なので薬が欲しいが中々病院に行けない、どうすればいいのか? などの相談があります。そうすると、まず薬局で購入してはどうかと提案が出来ます。

在日ミャンマー人にとっては、日本人が病院や薬局を利用できるほどには、医療機関を気軽に利用することが難しい現状があると思います。すこしくらい身体の調子が悪くても、無理をしてしまうこともあるのではないかと思います。

日本に来てバリバリ働いているミャンマー人は丈夫で健康な人が多い印象ですが、しかしMFCGの健康相談会を見ていると、健康面の問題を持っている人がちらほらといることがわかります。相談会では身体の大きな問題点に対処することは難しいかもしれません。しかし小さな問題点が大きくなってしまう前に、なんらかの手立てを打つようにアドバイスすることは可能なのだと思います。


■どんな健康相談を行っているのか?

MFCGの健康相談会が、どのような流れで行われているのか、前回の流れを記します。

1.受付……まず受付で自分の名前や年齢を用紙に記入してもらいます。
2.問診(問診票の記入)……現在の健康状態についてわかる範囲で問診票に記入してもらいます。(ミャンマー語、英語並記)
3.採尿……トイレで自分採尿してきてもらいます。結果はすぐに本人に伝えられます。
4.身長・体重測定……BMI(Body Mass Index:肥満の指標)を割り出し本人に伝えます。
5.血圧測定……測定結果はボランティアが用紙に記入します。
6.医師による相談……名知医師・ミャンマー人医師が対応します。

医療に関わる活動でのボランティアなんて、専門的な知識がいるのではないかと思われることが多いのですが、そうでもないです。上記1〜6セクションでのボランティアの主な役割は、健診に来た人達が1〜6への順路を滞りなく進んで行けるように案内をすることです。案内は指さしを含むボディランゲージで、けっこう伝わります。

もしも、問題を抱えている人がいて、その場での対処が難しい場合は、医師が他病院への紹介状を書くことも行っています。


■なぜボランティアをするのか?

なぜボランティアをするのか、理由は人によってさまざまでしょうが、私の場合、ふたつの理由があります。

1.ミャンマー語の勉強になる。 2.笑顔になる。

1.についてミャンマー人と話す時はミャンマー語に限ります。せっかく少し話せるようになった言葉を忘れないためにも、ミャンマー語を話す絶好の機会として活用させてもらっています。

2.笑顔になれるというのは、抽象的な意味で言っているわけではありません。ミャンマーに行ったことがある人ならばうなづいてくれると思うのですが、ミャンマー人は知らない人同士でも目と目が合った時に微笑みます。それが慣習なのだと思います。もちろんミャンマー以外の国でもその慣習はよく見られますが、日本はそうではないですね。知らない人と目が合った時に微笑んだりしたら不気味に思われますよね。だから日本にいるとどんどん顔の筋肉がこわばっていくような感じがします。逆にミャンマーにいると笑顔を向けられるので、それに釣られこちらも笑顔にならざるを得ず、結果的に顔の筋肉がたくさん使われて軟らかくなるのを感じます。

「楽しいから笑うんじゃない。笑うから楽しくなる」という心理学の有名なことばがあります。笑いの表情が楽しいという感情を引き出すという考え方です。楽しく生きるためには、たくさん笑顔になればいいわけです。私にとって笑顔になるためにはミャンマーの人とたくさん接するのがいちばんです。


在日ミャンマー人のための無料健康相談会
日程:2015年3月1日(日)
主宰:MFCG(ミャンマー・ファミリークリニックと菜園の会)
場所:早稲田奉仕園(地下鉄東西線早稲田駅から徒歩5分)
時間:9時30分集合 健診開始11時〜終了16時

当日は、ミャンマー人ボランティア20名程度も参加します。希望者は終了後にミャンマー料理を食べに行きます! ボランティアでなくとも参加できるので、希望者は事務局までemailにてご連絡ください。
お名前、E-mail、当日連絡ができる電話番号をお書き添えのうえお申し込みください。
問い合わせ・お申し込み先 MFCG事務局 myanmarfcg.info@gmail.com



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開始前のミーティング

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日本語の案内の横にミャンマー語でも案内あり

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全員ではないですがボランティア参加者で写真撮影
Posted by 鈴木 at 21:21