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【お知らせ】
テレビ東京世界ナゼそこに?日本人〜知られざる波瀾万丈伝〜」に 代表名知の現地の活動紹介されました
放送局:テレビ東京
番組名:「世界ナゼそこに?日本人〜知られざる波瀾万丈伝〜」
日時: 2015年6月15日(月)
詳しくは こちらです
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ミャンマー料理レストラン「マリカ」さんに聞く@ミャンマー料理って? [2016年08月24日(Wed)]

新たにブログチームに加わったKeikoです。宜しくお願い致します。
初投稿のテーマは高田馬場にあるミャンマー料理レストラン「マリカ」のご主人デビットさんと奥様のロイセンさん。お二人はMFCGが隔月で開催している「ミャンマー料理を楽しむ会」をおいしい料理と優しい笑顔でいつも支えてくださっています。

取材に伺ったこの日はちょうど息子さんがいらしていたので3人でパチリ。数ヶ月前にミャンマーから日本語を勉強するために引っ越してきたばかりだそうです。

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そんなデビットさんに聞きたいことが山ほど!!ということで、第1回「ミャンマー料理って?」、第2回「デビットさんたちが見るミャンマーと日本」と題してブログ2回シリーズでお伝えします。

さて、ミャンマー料理ですが…実は私たちもよく分かっておりません。ミャンマーでは様々な民族がそれぞれの文化を大切にしながら暮らしています。そのため料理も多種多様。

そこでまず、デビットさんの出身地、ミャンマー北部カチン州の代表的な料理「カチンガーオウン」から紹介。「ガー」が魚で「オウン」が蒸し焼き。

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中国とインドと国境を接するカチン州では、隣国の影響を受けているのか、山椒や八角、ターメリックやパクチーなどの香辛料を多く使うそうで、この料理の決め手も絶妙なスパイスの調合。魚をバナナの葉で包んで蒸し焼きにしています。米文化の北部ではご飯にぴったりの家庭料理。本来は竹筒の中に入れて蒸し焼きにするそうで、身体を温める効果があると言われています。

お次は、豚バラを皮付きでパリッと焼いた「ウエッナンターキン」。この「パリッと食感」がミャンマー人にはたまらないそうです。

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本来は生後3ヶ月ほどの豚を丸ごと土の中に埋めてその上で炭火をおこし蒸し焼きにするそうです。この「豚を食す」というのもキリスト教徒が多い北部ならではで、仏教徒が多い南部では豚肉を食べない人も多いそうです。

また、注目して欲しいのが写真左下のソース。ミャンマー全土ではチリソースがメインですが、カチン風は酸味があってパクチーと胡麻がたっぷり。豚肉のジューシーさと良く合います。
貴重な子豚ゆえ結婚式など特別な時に振る舞われるのですが、親戚ご近所、あまりにみんなが大好きであっと言う間になくなってしまうため、家族でこっそり食べるのだとか…。

さてここからは紙面の都合もあり、全国的に食べられている料理を駆け足で紹介。
こちらは「ラペットゥ」。

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半年くらい発酵させたミャンマーのお茶を干しえびやトマト、5〜6種類の豆とあえたサラダ。家庭料理でもありますが、冠婚葬祭の時は食材が別々に並べられ各自まぜながら、しかもデザートのように料理の最後に食べるそうです。私もヤンゴンで食べて大好きになった料理です。

こちらは空芯菜を炒めた「カズンユウエッジョー」。

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今では大きなホテルでも出される料理ですが、もともとはあまり裕福ではない人たちが野生の空芯菜を摘んで売るか食べるかしていたそうです。

こちらはミャンマー風チキンカレー「チェッターペーヒン」(左)と牛肉の柔らか煮込み「アメーダーナッ」(右)。

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「チェッターペーヒン」はふんだんに使われたひよこ豆が鉄分を多く含むということで、軍人は毎朝食べるそう。「アメーダーナッ」は牛肉がお箸で簡単にくずれるほどの柔らかさがポイント。前者の「ヒン」と後者の「ナッ」、実はお肉の煮込み具合の固さを表したもので、その違いをぜひご自身の口でご確認ください!

地域性を大切にしたミャンマー料理。まだまだご紹介したいのですが、ひとまず今回はここまで…。冒頭に述べた通り、次回はデビットさんに日本で驚いたこと、ミャンマーの未来に期待することなどをうかがいます。

☆オリエンタルキッチン マリカ:JR高田馬場駅より徒歩5分/東西線高田馬場駅より徒歩1分
http://tabelog.com/tokyo/A1305/A130503/13099070/



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ミャンマーファミリー・クリニックと菜園の会(MFCG)への参加方法(寄付または会員)はこちらです。
http://mfcg.or.jp/donation/
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また、ミャンマーファミリー・クリニックと菜園の会(MFCG)のfacebook公式ページ もご覧ください。
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Posted by 戸村 at 08:33
ウェッター チンが食べたい! [2016年08月11日(Thu)]

ネーカウンラー?(おげんきですか?) MFCGボランティア会員の鈴木一登と申します。ふだんは栃木県の病院で作業療法士として働いています。

今日は私が大好きなシャン料理のことを書きます。

栃木県はミャンマーとは縁遠く、ふだんの生活でミャンマー人に接することがありません。栃木県にはミャンマー人はほとんど住んでいないと聞きます。ミャンマー人がいないので栃木県にはミャンマー料理屋さんもありません。しかし、むしょうにミャンマー料理が食べたくなることがあります。そんなとき、栃木にいるとどうしようもないので、東京へ出かけるついでにミャンマー料理屋へ行くことにしています。

ひとくちにミャンマー料理といっても、広いミャンマーです。そして他民族国家であるミャンマーの料理は民族ごとに多彩であり、たとえばチン族のチン料理だったり、ビルマ族のビルマ料理だったり、カチン族のカチン料理だったり、シャン族のシャン料理だったりするわけです。

私はミャンマー料理のなかで、シャン族のシャン料理が特に好きです。シャン料理は中華料理に似ていると言われます。たとえばタウンジー(シャン州の州都)のシャン料理屋さんに昼時に行くと、おおきなバットに炒めものを中心としたさまざまのおかずが入っています。バットに炒めたおかずがたくさん並んでいる感じが中国の食堂に似ている感じもします。

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写真 タウンジーのシャン料理屋さん

シャン料理のなかでも、とくに好きなのが「ウェッター チン」という豚肉の料理です。「ウェッター」は「すっぱい」、「チン」は「豚肉」という意味です。つまり「すっぱい豚肉」です。どうやら豚肉を発酵させているようですが、くわしい作り方は知りません。そして名前のわりにすっぱい感じはありません。わかりやすい例でいえば粗挽きソーセージみたいな感じの食べ物です。

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写真 高田馬場ノンインレーで食べられるウェッター チン

発酵食品であるウェッターチンは、午前中から昼くらいまでしか食べられないと聞いています。夕方になると発酵がすすんでしまい「めっちゃすっぱい豚肉」になってしまうそうです。

ウェッターチンを探して街を歩いたことがあります。上述したタウンジーのシャン料理屋さんにはウェッターチンは置いていませんでした。市場に行けば見つかるかも!? と巨大なタウンジーの市場の食堂エリアを歩いてみたらそれっぽい食べ物を見つけました。

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写真 タウンジー市場の食堂エリア

私は日本でしかウェッターチンを食べたことがなかったので、上の写真のようにピンク色っぽい感じの食べ物を想像していたのですが、出てきたのは葉っぱにくるまれたもので、葉っぱを開けると黒ずんだ挽肉のだんごのようなものが入っていました。葉っぱに包んで発酵させたことは想像できたのですが、黒っぽい見た目からなんだかあまりフレッシュな感じはしません。

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写真 タウンジーの市場で食べたウェッター チン?

お昼すぎに見つけたので、もしかしたら発酵がすすんで黒っぽくなっちゃったのかな? とも思いました。めっちゃすっぱかったらどうしよう……。

お店の人が「豚の腸を揚げたものを砕いてまぜて食べるとおいしいよ! 100チャット」というので、それも買ってまぜこんでみて、半信半疑のまま食べてみました……。

あれ!? う〜〜〜ん……、やっぱり……、私が食べたかったノンインレーのウェッターチンとはかなり違う……。でもこれが現地の味なのかな? そうなのかもしれないけど、あんまりおいしくないな……。ウェッターチンさがしは楽しかったけど、味は残念な思い出でした。

最近になって、私が食べたのはウェッター チンではなく、似て非なるインダー族(だったか)の料理であることを、ミニコミ誌『バダウ』編集長の落合清司さんから教わりました。どうりで味がぜんぜん違うわけだ!

またミャンマーへ行って、今度こそ現地のウェッター・チンを探したいです。


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Posted by 鈴木 at 23:11
ミャンマーの豆腐、納豆、味噌 [2016年01月28日(Thu)]


ミンガラバー。MFCGボランティア会員の鈴木一登と申します。ふだんは栃木県の病院で作業療法士として働いています。

 今回は、来月(2016年2月)にMFCGのスタッフと「ミャンマー料理を食べる会」が開催されることもあり、ミャンマーの食事について書いてみたいと思います。

 前回のブログでも亀山さんが書かれているように、ミャンマーの料理にはたくさんの油と香辛料が使われている料理が目立ちます。それは中国の料理とインドの料理から影響を受けているためである、という話を聞いたことがあります。

 日本の郷土料理のように、地域によってさまざまな素材や味付けの料理があります。ミャンマーの西に住むラカイン族の料理と、東に住むシャン族の料理では、沖縄の料理と秋田の料理のように違いがあり、それぞれにそれぞれのよさがあると思います。

 今回の「ミャンマー料理を食べる会」は、高田馬場の「マリカ」というお店で行われます。ミャンマーの北部に住むカチン族の料理が食べられます。

 今から7年ほど前に、マンダレーから船でエーヤワディ河を溯り、カチン州南部のバモーという町まで行ったことがあります。数日間の滞在で食べたカチン料理は屋台の料理が中心でしたが、マンダレーあたりのビルマ族の料理に比べると、油っぽさや香辛料の使用は少なく、地理的に中国に近いせいか、なじみやすく食べやすい味のものが多かったです。

 バモーの市場では豆腐を見つけました。見た目は日本の豆腐にそっくりです。買って食べてみたところ味も日本の木綿豆腐によく似ていました。

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 納豆も見つけました。見た目は日本の納豆にそっくりです。その時はなんとなく敬遠してしまいましたが、食べてみればよかった! と今では非常に後悔しています。

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 味噌のようなものも見つけました。写真の左側に山盛りに積まれているものです。日本の味噌と同じような陳列をしているので味噌だと思ったのですが、もしかしたら違うのかもしれません。

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 中国の雲南省から東南アジアの北部は、日本の食文化のルーツであるという話を聞いたことがあります。バモーの市場を歩いていると、たしかにここには日本と繋がっているなにかがあるようだと感じました。

 よくわからなかったのが、ハンバーグのような形をした茶色い円盤です。豆腐や納豆はカチン州のとなりのシャン州でも見たことがありましたが、ハンバーグ状の円盤はバモーで初めてみました。

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 売っている屋台をたくさん見たので、きっとカチン族ならではの郷土料理のようなものなんだろうなと思っています。そのまま食べるのか、焼いて食べるのか、それとも味噌のように何かに混ぜるのか、そもそもなにから作られているのか謎です。

 このブログを読んだかたで、来月の「ミャンマー料理を食べる会」に参加するかたがおられましたら、「マリカ」の店主に、これが一体なんなのか、聞いてもらえないでしょうか。

 最後に。「マリカ」で食べられる「ジンポー・シャッジャム」というカチン族の混ぜご飯は絶品です! 「食べる会」で出てくるかはわかりませんが、「マリカ」へ行った時には、ぜひ食べてみてください。


「ミャンマー料理を食べる会」

日時:2016年2月6日(土)
時間:19時00分開始〜21時くらいまで
場所:オリエンタルキッチン マリカ
高田馬場駅から 徒歩1分
東京都新宿区高田馬場1-25-29 サンコール 3F
料金:4,000円 ミャンマー料理+飲み放題付きです。ミャンマービールとウイスキーは実費となります。
人数:15人 定員に達しました。次回開催をお待ち下さい。



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Posted by 鈴木 at 22:38
リトル・ヤンゴンの夜 [2015年10月01日(Thu)]

ミンガラバー。MFCGのボランティア会員として、健康相談などのイベントをお手伝いしている鈴木一登と申します。ふだんは栃木県の病院でリハビリの仕事をしています。

今回は、高田馬場のミャンマー料理屋へ行った話を書きます。

栃木県にはミャンマー料理屋がありません。ミャンマー料理が食べたくなった時は、東京まで出てこなければなりませんが、さすがにそのためだけに東京へ出てくるほど裕福ではありません。

そんなわけで、東京でリハビリの講習会がある時、ついでに高田馬場でミャンマー料理を食べて帰ってくることがあります。

高田馬場は「リトル・ヤンゴン」と呼ばれるほどミャンマー人がたくさんいます。ミャンマー料理屋もたくさんあり、ミャンマー人が経営している雑貨屋や美容室もあります。

高田馬場のミャンマー料理店のなかで、私がよく行くのは「ノング・インレー」というシャン族の料理店です。シャン族の料理は中華料理に似たところがあり、日本人にも馴染みやすいと思います。

さて、9月の日曜日、講習会が終わったあと夕方6時頃に高田馬場へ降り立ちました。

JR高田馬場駅早稲田口の駅前では、NLDの支援者たちが選挙活動をしていました。NLDとは「National League for Democracy」アウンサンスーチーさんの政党です。

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道行くミャンマー人にステッカーを配りながら投票を呼びかけていました。ステッカーが欲しかったので声をかけたら、笑顔でくれました。ステッカーには「Time to change Vote NLD」と書かれていました。

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日本なのにミャンマーにいるような気分になり、ちょっと興奮しながらノング・インレーに入り、シャン料理を食べました。

日曜日のミャンマー料理店はいつもそうなんですが、だんだん混んできて、3人の女の子と相席になりました。面白そうなので話しかけてみたところ、てっきりミャンマー人だと思っていたら3人とも中国人でした。

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ひとりはハニ族で、ふたりは漢族でした。ハニ族の子は雲南省西双版納の普洱出身でした。シャン族の料理は故郷の味に似ていて懐かしくてとてもおいしいと、勉強中の日本語で一所懸命説明してくれました。たしかにシャン州は雲南省とも国境を接しているので、味も似ているのかもしれません。

「この料理は雲南にはないけど、とってもおいしいですね」と言っていたのはミャンマーではおなじみのお茶の葉のサラダ「ラペットゥ」でした。「からいの大好きです」と言いながらカウスエに唐辛子を入れすぎて洟を垂らしながら3人で笑いあっていました。

中国の子たちと話していたら、知り合いのミャンマー人のお母さんと彼女の息子さんが偶然お店に入ってきました。そのうちに私や名知さん亀山さんのミャンマー語の先生であるマヘーマー先生も合流しました。思いがけず、なつかしい人たちにも会うことができました。

駅前のNLDの選挙活動にはじまり、日曜日の高田馬場には特別な空気が流れているのかもしれません。ミャンマーが恋しくなったら、また日曜日の夜に高田馬場へ出かけてみたいと思います。

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Posted by 鈴木 at 20:30
無料健康相談会のチラシ配りで覚えた高田馬場・ミャンマー料理店へ [2015年05月31日(Sun)]

MFCGミタァース便りをご覧いただきありがとうございます。
MFCGブログメンバーの篠原です。

先日、ミャンマー料理が食べたくなりミャンマーのお店が集まっている高田馬場・ミャンマー料理店へ、かみさんと二人で行ってきました。高田馬場周辺には、たくさんのミャンマー料理飲食店、雑貨屋さん、ストアなどがあります。ミャンマー料理を知るきっかけになったのは、昨年の夏と冬にMFCG主催の日本にいるミャンマー人対象の無料健康相談会があった際、その広報活動として、MFCG代表である名知さんとこの私の二人で、ここ高田馬場周辺のミャンマー料理飲食店、雑貨屋さん、ストアなどへのチラシ配りです。ちょっと馴染みがある高田馬場、最近では私一人でもこの高田馬場周辺のミャンマー関連のお店は行けるようになりました。実際、二回目のチラシ配りは私一人で、ディープな雰囲気の!?雑居ビルがあり、そこには多くのミャンマー関連のお店が入っていて、ちょっと緊張しながらも、このビルの各フロアにあるお店にもズンズンと行けます。いやぁ〜経験って、ほんと大事、自分の中にある何かしらの高いハードルがあることに気付かされる(笑)。
さて、食の話でも同じで、皆さんはミャンマー料理を食べたことありますか?ぜひ、一回は食べてみてはいかがでしょうか(笑)。お店には、現地の味もあればアレンジされた味もあるので、お店の方と会話しながら料理を注文するのがいいですよ。

まず「ミャンマービール」、さっぱりとした飲みやすいビールです。
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ミャンマーの定番料理とも言える「トーフジョー」、食感、味、ビールのつまみにぴったりです。
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ミャンマーの定番料理「ラペットウ」、お茶っ葉と豆がたっぷり、ビールのつまみにぴったりです。
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ミャンマーの料理「チェッターアルーヒン」(鶏肉とポテトのスパイシー煮込み)。
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ここのお店(高田馬場駅近くのお店「ミンガラバー」)のオーナー、ユユ・ウェイさんと記念に一枚。
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どんな味なんだと聞かれそうですが、グルメレポートが出来ない自分に今、気づいた(笑)では、また。




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ミャンマーファミリー・クリニックと菜園の会(MFCG)の団体ホームページをご覧ください。
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Posted by 鳥澤 at 12:41
ミャンマーのおいしい食べ物〜朝食 [2015年05月20日(Wed)]

こんにちは!
いつもMFCGミタァース便りをご覧いただきありがとうございます。
ブログチームの今日子です。

先週、ミャウンミャでの活動をルポしてくださった岩本さんの記事で、「市場に行き食材を買い朝食を摂りました」などというのを読んでいて、懐かしくなってしまい、以前の写真をふり返ってみていくつかピックアップしてみました(^^)
(岩本さんの記事はこちら→名知さんのミャウンヤの活動を見て、考えた!

何を食べるか考えることからスタートするミャンマーの朝

1995〜96年、ミャンマーはヤンゴンにいたころ、当時は、まだ今のようにオシャレなショッピングセンターもあまりなくて、毎日の買い物はもっぱら朝市。

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道端で商品を並べる路上マーケット

ミャンマーでは、朝食は軽く済まして、午前中料理をし、昼になったらしっかり食べる、というのが一般的でした。
たぶん、そのリズムは今もあまり変わっていないと思います。

その後、おでかけといえば、チャイナタウンやインド街でドリアンやマンゴスチンを買ったり、服を作る生地を買ったり、ときたまレストランに行ったり、といった日々を過ごしていました。

そんななか、ひそかに楽しかったのが、毎日の朝食。

いつも朝は、何を食べるか考えてワクワクしたものです。

ミャンマーの人が朝食に食べるのは、まずナマズのダシのスープで食べるモヒンガ−。
(モヒンガーについてはこちらの記事で詳しく書きました→ミャンマーのおいしい食べ物〜モヒンガー
家から歩いて行けるところに2,3軒おいしい店があって、とっかえひっかえ食べに行きました。

それから、ココナツのスープで食べるオノカウスゥエがあります。
こちらは、ココナツベースのやや甘めのスープで、麺は少し太めの中華麺のようなもの。
そこにお好みで唐辛子やイチャクエ(細長い中華風ドーナツ)、インゲン豆、香草などを好みで入れて食べます。
たいていモヒンガーの店に、オノカウスェもおいてあります。

「数日麺ばかり食べてたから軽くでいいわ」というときには、喫茶店で、ミルクティーと前出のイチャクエを頼み、イチャクエを紅茶につけて食べたりします(^^)
喫茶店には、たいていカマで丸く焼いたチャパティや、パイ生地のようにサクサクの食感がおいしいパラダなどがあって、これまたチョイスが楽しかったりします。

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喫茶店といっても、お店によって中華系やインド系などとあったりして、中華系だとテーブルに肉まんなど中華まんがいくつか置いてあり、食べた分だけお支払する、という方法になっています。

気に入ってたびたびたびたび行っていたのはインド系の店で、そこにはスパイシーなスープや、マトンのスープなどがあって、これがメチャメチャおいしい。
このスープに、チャパティやアルブリ、ドーサといった主食となるものをつけて食べるんです。
写真がなくて、申し訳ないのですが、もしこれからミャンマーに行く方がいたら、ぜひぜひインド系の喫茶店で食べてみてくださいね。
食に関してはMFCGのホームページ「ミャンマーってどんな国?」にも詳しく載っているのでご覧になってください。
上で紹介した「モヒンガー」や「ドーサ」、「ミルクティー」も紹介されています。

フードコートならちょこちょこいろいろ楽しめる

最近は、大きなショッピングモールなどがヤンゴンにも増えていて、フードコートも充実しています。
こういうところでは、モヒンガーはもちろん、アトウッと呼ばれる野菜や肉、麺に唐辛子や油、調味料を混ぜたサラダ風の麺(麺なしもある)や、飲茶など、ミャンマーの伝統的なスナックや軽食はもとより、サンドイッチやドーナツ、ポップコーン、ブラックコーヒーなどもあります。

道路のホコリが舞い込んできてしまいそうな喫茶店には入りにくい、というような人には、フードコートのようなところのほうが安心して食べられるかもしれませんね(^^;)

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10年20年前のころのヤンゴンから考えると、びっくりするほどの大変化です。

買い物するところが増えて、ゲームセンターなんかもあちこちにできて、遊びも多くなるのと同時に、車も増えて2年前に訪ねたときは、何度渋滞にはまったことか(^_^;

とはいえ毎朝のスタートは大きく変わることはありませんでした(少なくとも2年前までは)。

さみしかったのは、もの売りの声が消えたことでしょうか。
以前は、イチャクエや、甘い中華ケーキやおこわ、野菜などの行商が大きな声をあげながら家の横を通りすぎるような光景がありました。
それが目覚ましがわりになっていたりも。

現れるものがあれば、消えるものもあるもの。
何となく年寄りが昔を懐かしむような気持ちです。
今度ミャンマーにいくときはどんな風景が見られるのか、いまから楽しみです。

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Posted by 伊藤 at 15:49
トマトとお餅 [2014年11月26日(Wed)]

MFCGブログチームの亀山です。
先週の今日子さんがミャンマーの食べ物についてでしたので、私も食べ物について書いてみようと思います。とはいえ料理が出来るわけでも無いので私が訪れているシャン州のインレー湖で良く見る食べ物で日本でも馴染みのある「トマト」と「お餅」です。

インレー湖は湖上に暮らす人達が大勢居ます。(私が聞いた話では数十の村で5万人くらい居るそうです)彼らの主な収入源の一つがトマト栽培です。栽培と言っても日本のように畑に植えるのでは無く水耕栽培です。インレー湖には水草がまとまったような浮島のかたまりが沢山浮遊というか流れています。それを集めて流れないように長い竹串を湖にさしてそこにトマトの種を植えて育てています。

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トマトは小さめで堅く、大きさはビワの実くらいでした。生で食べるのは少なく主に加工用として収穫されインレー湖入り口の町、ニャウンシュエに運ばれます。そのままかじったことありますがとても酸っぱかったです。

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ニャウンシュエには日々湖から集められたトマトが大量に運び込まれているようでミャンマーで消費されるトマトの大半はインレー湖産だと聞きました。

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ニャウンシュエのトマト選別出荷しているところを見学したのですが、想像以上の迫力でした。ここで大きさ、色別に木箱に詰めてヤンゴンやマンダレーなど都市部に出荷されます。

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もうひとつの「お餅」ですが、ミャンマーの主食はお米で日本と同じです。お米の種類は細長いタイ米に近い種類が多いそうですがもち米も栽培されています。お米は湖上では無く、湖周辺の陸地に田んぼが広がっています。お米はご飯として食べるほかにお煎餅のようなおやつにしたりしてますが、餅米は日本のお餅のようにしたり、竹に詰めて蒸したりして食べています。今年の8月に訪れた時、インレー湖畔のKaung Dine(カウンダイ村)で見かけた餅つきの様子です。トレーニングなどせず日々の仕事だけで鍛えられた体は引き締まり力強いですが、女性も負けない迫力でした。


Posted by 亀山 at 12:00
ミャンマーのおいしい食べ物〜モヒンガー [2014年11月19日(Wed)]

MFCGミタァース便りをご覧いただきありがとうございます!

MFCGスタッフ今日子です。
初回の自己紹介の記事でも書きましたが、私の夫はミャンマー人なので、家でときどきミャンマー料理を作ったりします。

夫と出会ったミャンマー祭りで食べられなかった「モヒンガー」も、本当はとっても手が込んだ料理なのですが、10年前くらいからインスタントというものが登場!
本場の味とはいかないまでも、モヒンガーらしいものは家庭で食べられるようになりましたグッド(上向き矢印)

先日ミャンマーから帰ってきた友人がおみやげにモヒンガーのインスタントをいただきましたぴかぴか(新しい)

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ここに主要な物は入っています。

1.乾燥ナマズの粉末(魚の粉、と書いてありますが、本来はナマズの粉なので信じます)
2.お米の粉(とろみをつけるためでしょうか)
3.とうがらし
4.揚げニンニク

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これらを2リットルのお湯の中に入れ、たまねぎとかツナ缶などを好みで入れ(こくがでます)、最後にゆで卵をスライスして入れます。これでまろやかに。

あとはそうめん(モヒンガーの麺はお米を発酵させた麺です)でいただきます。

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スパゲティーなどを作りますと「あまり好きじゃない」とブツブツ言う夫ですが、モヒンガーのときは目の色が変わり、スープがまっ赤になるまでとうがらしを入れ、翌朝までニオイが消えないくらいの量のニンニクを入れて食べます。

ミャンマーの人でもそこまでして食べる人はあまりいません(^^;)

モヒンガーはミャンマーでは朝、軽食として露店や店で食べるのが一般的です。
今は少し事情は変わってきましたが、10年、15年前は炭を起こして料理をしていたので朝は軽食で済ませ、市場に買い物にいったり、料理をしたりしてお昼にしっかり食べる、というスタイルでした。

日本のミャンマー料理のお店でもおいしいモヒンガーが食べられます。
ぜひ食べてみてくださいね!

Posted by 伊藤 at 19:08