山あり谷あり、喜びありのカンコーズ村@ミャウミャでの家庭菜園作り [2016年03月02日(Wed)]
MFCGを応援していただき、ありがとうございます。 ブログチームの長沢です。 今回は、昨年の8月に活動をスタートした家庭菜園活動の状況をお伝えします! MFCGの活動は、巡回診療・保健衛生・家庭菜園の3つです。 一時的な医療支援では根本的な解決にならないため、MFCGは3つの活動をひとつにつなげて支援を行っています。やがてミャンマーの人たちがMFCGの支援の手をはなれ、自立した生活ができるようになることが、MFCGの目的です。 2015年8月、MFCGが支援する12の村の1つ、カンコーズ(Kaunt Kaw Su)村で、家庭菜園活動がスタートしました。まずは3日間、ヤンゴンからミャンマー人の専門講師を招いて有機農業について学びました(以前の記事→https://blog.canpan.info/myanmarclinic/archive/63)。 木酢液やグルコースを使うなど、本格的な指導を受けて仕込んだキノコがスクスクと育っているという報告もあって、日本側のスタッフも成長を楽しみにしておりました(→https://blog.canpan.info/myanmarclinic/archive/66)。 ところが1月末に一時帰国した名知から「乾季のせいか、キノコがダメになってしまった」と聞き、スタッフ一同肩を落としました。 しかし、その一方で木酢液を使って育てたナスとトマトが、なんと昨年の3倍ほども成長が早かったそうなのです! 専門家が教えると作物の成長が目に見えて違うようで、講習参加者の女性は「講師に教えてもらった通りにやった成果です」と喜んでくれているそう。「喜んでもらえるとやっぱり嬉しい!」と名知も喜んで話していました。 家庭菜園作りの実習は、今年も7月に同じ村で行う予定です。 家庭菜園の輪がどんどん拡がり、栄養のある、体に害のない有機野菜を食べることで、自立へ繋がることを願っています。 名知は、2月下旬から現地入りしています。 MFCGでは、私達の活動に興味関心をもってくださったり、様々な形でサポートしてくださっている方々に向けて、今年も活動報告会を行うことにいたしました。 報告会では代表の名知仁子医師が現地のリアルな活動内容をお話するだけでなく、様々な企画をご用意しております。ぜひお誘い合わせのうえ、お越し下さい。皆様にお会いできることを、MFCGスタッフ一同楽しみにお待ちしております。 【日時】 2016年3月26日(土) 14時〜16時(開場13時30分) 【場所】 JICA東京(東京国際センター)セミナールーム411 ・(京王新線)幡ヶ谷駅下車(南口出口)徒歩8分 ・(地下鉄千代田線・小田急線)代々木上原駅下車(北口1出口)徒歩12分 http://www.jica.go.jp/tokyo/office/access.html 【入場料】 1,000円 ※当日受付にてお支払いください。お釣りのないようご協力いただけますと幸いです。 【予約申込】 当日受付が混雑することが予想されますが、以下のページからあらかじめ予約をしていただけると、当日スムーズにご入場いただけます。 https://docs.google.com/forms/d/1-zdA9FToDRos3r0w2XD0yCTPv6nuFG1t-tZWryTgimQ/viewform?fbzx=-4940776497716591000 --------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- ミャンマーファミリー・クリニックと菜園の会(MFCG)への参加方法(寄付または会員)はこちらです。 http://mfcg.or.jp/donation/ ミャンマーファミリー・クリニックと菜園の会(MFCG)の団体ホームページはこちらです。 http://mfcg.or.jp/ また、ミャンマーファミリー・クリニックと菜園の会(MFCG)のfacebook公式ページ もご覧ください。 http://www.facebook.com/mfcg.or.jp/ --------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- |
Posted by
長沢
at 21:25