MFCGモニターツアーレポートF【9月20日 最終日:ミャウンミャ〜ヤンゴン移動、シュエタゴンパゴタ見学、帰国】ミッチー [2015年11月11日(Wed)]
こんにちは! MFCGの活動を支援しているミッチーです。 ミャウンミャモニターツアーレポート第7弾、最終回です。 7回にわたりおつき合いいただき、ありがとうございました! 【F9月20日 最終日:ミャウンミャ〜ヤンゴン移動、シュエタゴンパゴタ見学、帰国】 今日は最終日。 ヤンゴンに戻り、市内を少々観光して21:45発の飛行機で帰国の予定。 朝6:30にホテルを出発。この日は日曜日で仕事は休みであったが、MFCG号のドライバー、シー・トゥ君が長距離バス乗り場まで送ってくれた。 バスは定刻通り出発、ミャウンミャを離れることに寂しさを感じる。 (来たとき同様、気温30度超の中エアコンなし、満席。) 走ること約4時間、休憩ポイントではなさそうなところで停車、ドライバーたちが何やら慌ただしい。話していることは勿論わからないが、何かトラブルが起こったことは確かだ。その後、バスの後方に行きボンネットを開けて何やら始めた。どうやらエンジントラブルのようだ。 約30分間の修理後、バスは走り出した。・・・ひと安心。あと2時間でヤンゴンだ。 再びバスに揺られながら、ふと運転席の計器類が目に入る。 なんとスピードメーターはじめほとんどのメーター類が動いていない。こんな状態で運転するのか、逆にすごい!!・・・このまま無事にたどり着いてくれ。 祈ることかなわず、その後2度目のトラブルの為ストップ。さっきと同じトラブルのようだ。 今度は、大掛かりな修理を始めた。 様子を見ていると、どこからか切った青竹を探してきて、何やらそれを削り出した。 その後、エンジンルームのゴムパイプの痛んだところを切り離し、その連結に削った青竹を繋ごうとしている。 自分の車でこれをするならまだ分かるが、公共のバスでこれをするとは。この国の人たちの野生心には圧巻だ。 修理を待っている間に後続のヤンゴン行きのバスが来たのでそれに乗り換え、無事ヤンゴンにたどり着いた。 飛行機の出発まで数時間あるので、束の間のヤンゴン観光。やはりシュエタゴンパゴタは外せない。 昨日までとは違い、ここには多くの観光客がいた。中国語、タイ語、そして欧米諸国の言葉など多国籍。 シュエタゴンパゴタはエレベーター完備、情緒という部分では欠けるかもしれないが便利だ。 昨日までの環境とは天と地の差、これが途上国の貧富の差という事をあらためて感じる。 この国の人たちが、より健やかに、より快適に、そしていびつではなく、望むように発展していくのが理想だなと思いながら見てまわった。 ツアーの前までは「名知代表の現地での大変さって、想像上で〜だろうな」だった。 しかし現場は、一日に何度と起こる停電で作業は中断させられ、 エアコンのないところで、いつも汗で体はべたべた。 気を抜けば何ヶ所も蚊に刺され、 不衛生で腹を壊さないために常に周りに意識を向け、 そのうえで、一般的な異国の地で生活をする不自由さがいつも付きまとう、 効率よくとか、スムーズにとか縁遠い環境。 そのうえで業務を進めるなんて、 日本で同じことをする何倍も何十倍も苦労が伴う場所。 精神的にも、肉体的にも強靭でなければ持たない。 そんなところで淡々と取り組む名知代表の凄さ、 そして、一つ一つ実績を築かれる忍耐力、動じ無さ、 本当に現地で目の当たりにすると、つくづく感じた。 そしてその原動力となるのは、「救える命を救いたい」という志。 多くの日本人はこの状況を知ればきっと何かしたいと感じるだろう。しかし、どうしていいのか分からない、直接行動に移しにくいのが現実だと思う。 名知代表と歩きながら、再び心が震え、出逢えた喜びを感じ、貴重な時を過ごせたことへの感謝の気持ちが込み上げてきた。 (右が名知代表) (村人たちに語りかける名知代表) 以上で、モニターツアーレポートを終了させていただきます。お付き合いいただいた方々、本当にありがとうございました。 ※今後もツアーは開催されます。興味を持たれた方は是非ご参加ください。 ※参考:多くの方が気にかける現地で使った虫よけ。 左は名知代表が現地で調達してくださった物(スプレータイプ)、右は出発前にトラベルクリニックで購入した物(米軍御用達、クリームタイプ)。自分は併用したが、どちらか片方の使用でも効果はあると思う。 現地で最後に飲んだミャンマービール、空港にて。どこに行ってもその国のビールってある。すごい飲み物だ。 http://mfcg.or.jp/donation/ ミャンマーファミリー・クリニックと菜園の会(MFCG)の団体ホームページはこちらです。 http://mfcg.or.jp/ また、ミャンマーファミリー・クリニックと菜園の会(MFCG)のfacebook公式ページ もご覧ください。 http://www.facebook.com/mfcg.or.jp/ --------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- |
Posted by
伊藤
at 09:48