CANPAN ブログ検索
Loading
  • もっと見る
Music Dialogue 便り
« 2015年12月 | Main | 2016年02月 »
プロフィール

Music Dialogueさんの画像
検索
検索語句
<< 2016年01月 >>
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            
最新記事
カテゴリアーカイブ
月別アーカイブ
日別アーカイブ
http://blog.canpan.info/music-dialogue/index1_0.rdf
http://blog.canpan.info/music-dialogue/index2_0.xml
【新企画】Music Dialogue@東京国立近代美術館[2016年01月25日(Mon)]
日本初の国立美術館として、60年以上の歴史をもつ「東京国立近代美術館」で、Music Dialogueの新コンサートシリーズがはじまります。

第1回は美術館の講堂にて、20世紀に作曲された弦楽四重奏曲における最高峰といって過言ではないロシアの巨匠ショスタコーヴィチが遺した「弦楽四重奏曲第8番」、そして神童モーツァルトが晩年に辿り着いた至高の名作「クラリネット五重奏曲」をお送りします。

また本公演では、Music Dialogueの公演としてははじめて「管楽器」が登場します。出演するのは現在、日本で最も注目されている若手クラリネット奏者 吉田誠さん。Music Dialogueお馴染みの水谷さん、枝並さん、加藤さん、そして大山さんと共演し、モーツァルトが作曲した室内楽の名作中の名作をどのように聴かせてくれるのか、大注目の公演です。

【公演概要】
 Music Dialogue@東京国立近代美術館
 日時…2016年2月27日(土)15:00開演 (14:30開場)
 会場…東京国立近代美術館 講堂
    東京メトロ東西線竹橋駅 1b出口より徒歩3分
    http://www.momat.go.jp/am/visit/
 出演…水谷晃(ヴァイオリン)、枝並千花(ヴァイオリン)、
    大山平一郎(ヴィオラ)、加藤文枝(チェロ)、吉田誠(クラリネット)
 曲目…ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲第8番 ハ短調 Op. 110
    モーツァルト:クラリネット五重奏曲 イ長調 K581
 料金…一般 4,000円/学生 2,000円
 お申込み… https://pro.form-mailer.jp/fms/904c5e4691068
 お問い合わせ…info@music-dialogue.org


【アーティストプロフィール】
am.jpg水谷晃(ヴァイオリン)/3歳よりヴァイオリンを木村二郎氏に師事。第56 回全日本学生音楽コンクール名古屋大会第1位。桐朋学園大学を首席で卒業。その間、ヴァイオリンを小林健次氏、室内楽を原田幸一郎・毛利伯郎の各氏と東京クヮルテットに師事。在学中Verus String Quartetを結成し、第57回ミュンヘン国際音楽コンクール弦楽四重奏部門で第三位入賞。日本の弦楽四重奏団の入賞は東京クヮルテット以来、38年ぶりの快挙となった。現在、ヴィルタス・クヮルテットのメンバー。2010 年4 月より群馬交響楽団コンサートマスターに就任。2013 年4 月より東京交響楽団コンサートマスター。


ce.jpg枝並千花(ヴァイオリン)/桐朋学園女子高等学校音楽科を経て、同大学音楽学部卒業。1998年第52回全日本学生音楽コンクール中学生の部全国第1位。2001年第10回日本モーツァルト音楽コンクールヴァイオリン部門第3位入賞。03年第24回ミケランジェロ・アバド国際ヴァイオリンコンクール優勝。04年「井上道義の上り坂コンサート」にソリストとして出演。同年、大友直人指揮、東京交響楽団と共演。これまでに奥村和雄、辰巳明子各氏に師事。06年4月東京交響楽団へ入団。退団後はソロ、室内楽など幅広い分野で活動するほか、日本フィルハーモニー交響楽団等にゲストコンサートマスターとして招かれる。13年7月、名古屋フィルハーモニー交響楽団、東京交響楽団と協演。これまでに2枚のアルバムをリリース。桐朋学園大学音楽学部附属子供のための音楽教室非常勤講師。


ho.jpg大山平一郎(ヴィオラ)/米国サンタバーバラ室内管弦楽団音楽監督兼常任指揮。シャネル・ピグマリオン・デイズ・室内楽シリーズ・アーティスティック・ディレクター。Music Dialogue 代表。桐朋学園音楽高校卒業後、英国のギルドホール音楽学校を卒業。米国インディアナ大学でも研修。1972年から室内楽の分野で、活動を開始(マルボロ音楽祭・サンタフェ室内音楽祭・ラホイヤ・サマーフェスト)。1979 年にジュリーニ率いるロスアンジェルス交響楽団の首席ヴィオラ奏者に任命され、1987年にプレヴィンから同楽団の副指揮者に任命される。1999年から5年間、九州交響楽団の常任指揮者、2004年から4年間、大阪交響楽団首席指揮者。2003年に30年にわたるカリフォルニア大学教授職を終える。2007年から3年間、ながさき音楽祭音楽監督を歴任。2005年に“福岡市文化賞”、2008年に文化庁“芸術祭優秀賞”、2014年にサンタバーバラ市の“文化功労賞”を受賞。


fk.jpg加藤文枝(チェロ)/京都市出身。東京芸術大学音楽学部器楽科卒業。同大学院修士課程卒業。パリ市立音楽院、満場一致の首席で卒業。故 杉山實、ドナルド・リッチャー、河野文昭、ラファエル・ピドゥの各氏に師事。第8回ビバホールチェロコンクール第1位。第7回・第8回東京音楽コンクール弦楽部門第2位。FLAME国際コンクール(パリ)第3位。平成23年度京都市藝術文化特別奨励者。2011・2012年度ロームミュージックファンデーション奨学生。




my.jpg吉田誠(クラリネット)/1987年兵庫県生まれ。5歳よりピアノを、15歳からクラリネットを始める。2006年、東京藝術大学入学後、渡仏。08年、リュエル・マルメゾン音楽院を審査員満場一致の最優秀賞ならびにヴィルトゥオーゾ賞を得て卒業。パリ国立高等音楽院に首席入学。ジュネーヴ音楽院にも首席入学し、研鑽を積んだ。04年、第9回KOBE国際学生音楽コンクール最優秀賞、兵庫県教育委員会賞受賞。05年、国際クラリネット協会主催ハイスクールコンペティション第3位。第9回松方ホール音楽賞大賞。06年、トリノ国際音楽コンクールファイナリスト。07年、第5回東京音楽コンクール木管部門第1位及び聴衆賞を受賞。10年、日本管打楽器コンクール第2位。日本各地でリサイタルを行うほか、ヨーロッパでも積極的に活動。これまでにソリストとして国内外主要オーケストラとも多数共演。小澤征爾、湯浅勇治の各氏の元で指揮も学んだ。
秋田アカデミーについての記事[2016年01月12日(Tue)]
本日の読売新聞夕刊で、秋田アトリオン国際室内楽アカデミーや13日のすみだトリフォニー小ホール(東京・錦糸町)での公演について、取り上げていただきました。

今回の一連のプロジェクトについて、いくつかの媒体で取り上げていただきましたが、どの記者の方も、このようなプロジェクトをやる意味について深く理解しようとしてくださったことが嬉しかったです。

12-1.jpg
秋田アカデミー最終日![2016年01月09日(Sat)]
アトリオン国際室内楽アカデミー2016は、先ほど教授陣とマスタークラス受講生による発表会、修了式をもって閉講となりました。11名の受講生の皆さま、お疲れ様でした!

12グループ、丸3時間に及ぶプログラムでしたが、どの曲も本当に素晴らしい「音楽」に仕上がっていました。大体どのグループのリハーサルも最初からみていましたが、色々と指摘されたことや課題だったことにそれぞれが真剣に取り組んだ結果、素晴らしい演奏が生み出されたと思います。

「先生たちの音楽に圧倒されて、その違いに落ち込んだ」と話してくれた受講生もいましたが、この「差」を体験すること自体が次につながると信じています。

9-1.jpg

9-2.jpg

さて、1月11日はアカデミーの講師陣による演奏会が、京都コンサートホール アンサンブルホールムラタにて開催されます。
http://www.kyotoconcerthall.org/calendar/?y=2016&m=01#key13986

京都公演やMusic Dialogueについて、京都新聞で取り上げていただきました。今後も継続的に京都で面白い企画を作っていけたらと思っています。
1月11日の演奏会、13:15から当日券も販売しますので、どうぞお越しください!
http://www.kyoto-np.co.jp/sightseeing/article/20160108000045
秋田アカデミーでのMusic Dialogue[2016年01月08日(Fri)]
アカデミー受講者と先生たちが、リハーサル以外の場で対話する時間(Music Dialogue) を作りました。

8-1.jpg

本番で最高を出し切るための準備、本番に向けてのメンタルなもっていき方についてなどの話も出ました。F1の選手がコースを思い浮かべながらイメージトレーニングをするように、音楽家でも最初から最後まで完全に本番と同じように頭の中で、指を動かさずに弾いてみる練習をすると深いレベルで体が覚えるためにメモリースリップがなくなったり自分を客観視できるようになる、など。

あと、大きな本番にそなえるためには、その前に小さな本番(演奏の場)を6回つくるという先生の話もありました。

どれだけ練習しても本番で実力を出し切れなければどうしようもない(言い過ぎかもしれませんが)というプレッシャーと常に向き合っている演奏家にとって、このような話は本当に切実です。

8-4.jpg

その後は、今晩の受講生と講師によるコンサートに向けて、次々と12グループのゲネプロ中。弾き終わると、一緒に弾いていない先生もそれぞれの楽器に対してテクニカルなことも含めてアドバイスしています。

一番主なコメントとしては、ホールで演奏するときには表現したいことを、これくらいと思っているのの150%くらいやらないと全然伝わってこない、ということで、それを実現するためのテクニック的なことを教えるという感じでした。

本番が楽しみです。

8-3.jpg
秋田アカデミーのリハーサルの様子[2016年01月07日(Thu)]
産経のネット版「産経ニュース」で、アトリオン国際室内楽アカデミーや、来週の京都と東京での公演を含むMusic Dialogueの活動について取り上げていただきました。是非ご一読いただければ嬉しいです!
http://www.sankei.com/entertainments/news/160107/ent1601070013-n1.html


7-1.jpg

アカデミー2日目は、9:30〜20:30と先生・受講生の両方にとって長い一日でした。それぞれの曲の2回目のリハーサルが始まりました。最初のリハーサルでは主に交通整理や色々な確認をするわけですが、2回目は内容を深めていくための時間になります。

7-2.jpg

同じ時間帯に2〜3グループがリハーサルをしているので、色々なところをのぞいてみると、どの先生たちもほぼ同じことを伝えようとしていて、面白いなぁと。

「なんとなく書いてあることを弾くのではなく、1つ1つの音をどういう風に弾きたいのかというということを自分で決断した上で、その意図がはっきり伝わるような弾き方をして」

「自分では100%やっていると思っていても客席には10%くらいしか伝わっていないから、150%くらい表現しないと」

「p(ピアノ)と書いてあるから音量を下げたとしても、感情の激しさとがなくなるわけではなくて、むしろもっと内にこめた激しさを表現してほしい」

などなど…

アカデミーをする上で先生たちの「音楽で何を大切にしているか」という方向性が似ていることはとても大切だと思っています。

7-3.jpg
秋田アカデミーの様子をご紹介![2016年01月06日(Wed)]
今朝の「秋田さきがけ」社会面で、八重奏の写真とともにアカデミーを大きく取り上げていただきました!

6-2.jpg

昨晩のアレッシオによる基礎クラス(秋田の中高生対象)。

6-1.jpg

ショパンのスケルツォ4番を弾かれたのですが、色々な学びがありました。

1回目の演奏が終わると、アレッシオが「この曲は同じことが何度も繰り返されるからコントラストを考える訳だけれど、ショパンはそれをどうやってほしいか、事細かに教えてくれているんだよね」と。

例によって部分部分を分解していくと、フレーズの長さや始まる音がちょっとずつ違っていて、それもすごく不自然になっていたり。でもそれを本当にやってみると、同じ音のならびでも全く違って聞こえる。生徒さんに「全部弾けててすごく自然な演奏だったけれど、ショパンはわざと不自然なことをたくさんもりこんでいるからそれをしっかり分かった上でお客さんにも分かってもらうように演奏できるといいと思う」というコメントがすごかったです。

特に息をのんだのは、「普通だったらここから pp(ピアニッシモ)」にするのが自然だけど、この「次」の音の下にppが書いてあるでしょ」と言われてそれを生徒さんが試してみると、それだけで一気にそのフレーズの浮かび上がり方が何倍にも幻想的になったこと。すごい作曲家というのはこういうところに表れるんだと体感できた瞬間でした。

生徒さんも言われたことをどんどんその場で変えていける力量があったので、1時間で全然違う曲になっていきました。

終了後、本人やお母さまなどからこんな風な曲の掘り下げ方や考え方には今日初めてふれました、本当に勉強になりましたと、心からの言葉をかけていただき、アカデミーの意義をあらためて感じられました。
秋田アトリオン国際室内楽アカデミーのマスタークラス開講![2016年01月05日(Tue)]
アトリオン国際室内楽アカデミー2016のマスタークラス(1/5〜1/8)が始まりました。

午前は先生たちのフォーレのリハーサル、お昼過ぎに開講式があり、すぐにレッスンが始まりました。みんな初回のレッスンで緊張気味ですが真剣そのもの。

これから合わせをしていく前に室内楽のレパートリーを自分の楽器の先生に見てもらう時間は貴重です。

5-1.jpg
5-3.jpg

それぞれの先生とのレッスンが終わった後、リハーサルが始まりました。今年はメンデルスゾーンの八重奏も。

5-5.jpg
5-7.jpg
秋田アトリオン国際室内楽アカデミー2016開催![2016年01月04日(Mon)]
本日より、秋田のアトリオン音楽ホールにて、アトリオン国際室内楽アカデミー2016(1/4〜1/9)が始まりました!
http://www.kosei-buil.co.jp/atorion/chamber_music_academy.html

4-1.jpg

中学2年生の基礎クラスのレッスンから始まりました。「表現」の大切さについての話から。音楽の作り方についてのエッセンスやヒントがたくさん提示され、それを試してみる1時間でした。

4-2-1.jpg
4-2-2.jpg

ピアニストのアレッシオのレッスンでは、バッハのフーガとベートーヴェンのピアノソナタOp.10-3を練習しました。
フーガでは3つの声部を独立させていくための練習の仕方をstep by stepで説明。ベートーヴェンのソナタの方は、いかに「コントラスト(対比)」や「驚き」というものがこの曲の構成に大きく影響しているかをセクションごとに説明し、「ベートーヴェンの曲は、書いてあることに忠実に従うことと、なぜそう書いてあるかを理解することの両方が大切」とも。

彼の教え方や指摘ポイントは常に論理的なのですが、全体像を最初に俯瞰してみたあとに、部分部分をズームして詳細を検証、その後、詳細が分かった上で全体をもう一度検証という流れがとても分かりやすいというか、ものすごく腑に落ちます。小さい時にこういう考え方や見方にふれることで、その後の音楽への取り組み方が全く変わるだろうなぁと。

4-3.jpg

夕方にヴァイオリンのジュヤンが韓国から到着。その後すぐに1時間だけ、講師4名によるフォーレ ピアノ四重奏2番の1回目の合わせでした。ジュヤンは今回初めての参加で、アレッシオとは初共演。でも4人が似た方向性を持った音楽家たちなので、どんどん進みます。

明日は午前中にフォーレのリハーサルがあり、お昼から開講式、そのあと20時までレッスンとリハーサルというスケジュールです。