CANPAN ブログ検索
Loading
  • もっと見る
Music Dialogue 便り
« Music Dialogue | Main | メディア掲載 »
プロフィール

Music Dialogueさんの画像
検索
検索語句
<< 2017年03月 >>
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
最新記事
カテゴリアーカイブ
月別アーカイブ
日別アーカイブ
http://blog.canpan.info/music-dialogue/index1_0.rdf
http://blog.canpan.info/music-dialogue/index2_0.xml
Music Dialogueディスカバリー・シリーズが始まります![2017年03月12日(Sun)]
17098187_1853861204869574_3522501712906029553_n.jpg

4月から装いも新たにはじまるMusic Dialogueのディスカバリー・シリーズ(全4回+京都での特別公演)。

普段は公開されない音楽づくりの舞台裏を覗き見たり、演奏者の息遣いまで感じられるほどの至近距離で生演奏が聴けたり、演奏者との対話できる時間があったりと、まるでドキュメンタリー番組を見ているかのような感覚でクラシック音楽の魅力が感じることが出来るコンサートシリーズです。クラシック音楽に馴染みのない方でも室内楽の魅力や楽しさを最大限体験してもらえるよう、これまでとは異なる、新しい音楽の楽しみ方を提案します。

第1回では、メンデルスゾーンとブラームスが作曲家として脂の乗っていた壮年期に書かれた作品が取り上げられます。特にメンデルスゾーンの『ピアノ三重奏曲第1番』は、この編成の代名詞的存在。情熱的に燃え上がるロマンティックな音楽は、室内楽入門にもうってつけの定番作品です。

本番数日前の4月17日には、ブラームスのピアノ四重奏曲第3番の初めてのリハーサルを、ピアニストの永野光太郎さん、作曲家/音楽ライターの小室敬幸さんによる字幕解説付きでみていただけます。「初めて」のリハーサルということは、演奏者たちは曲に対してバラバラのイメージを持ちよるので最初は大変だったりする訳ですが、この複数の演奏者による「方向合わせ」のプロセスというものが室内楽の醍醐味ともいえるくらい、見ていても面白いので、この場を皆さんに公開しています。

そしていよいよ本番の21日。
Music Dialogue のコンサートは、観客と奏者が驚くほど近いのが魅力です。会場となるセントレホールはステージがないため、最前列の席からは奏者が目と鼻の先。音楽家たちと同じ空気感を肌で感じながら演奏をお楽しみいただけます。演奏後にはお酒やソフトドリンクを飲みながら演奏者とのダイアローグやお客様同士の交流の時間があります。皆さんがリハーサルや本番の演奏を聴いたときに感じた疑問を直接演奏者に聞くことができるので、気付きをより深めることができるでしょう。

【お申し込み】 https://goo.gl/pVeKDk

 ※ディスカバリー・シリーズ2〜4回目の情報はこちらからご覧になれます。
 
=====

◆Music Dialogue ディスカバリー・シリーズ2017-18 vol.1
【日時】 2017年4月21日(金)19:00開演(18:30開場)
【出演】 酒井有彩(ピアノ)、伊東真奈(ヴァイオリン)、
     大山平一郎(ヴィオラ)、加藤文枝(チェロ)
【曲目】 メンデルスゾーン ピアノ三重奏曲第1番 ニ短調 作品49
     ブラームス ピアノ四重奏曲第3番 ハ短調 作品60

◆「字幕実況中継付きリハーサル」
【日時】 2017年4月17日(月)18:00-19:30 (17:45開場)
   ※途中入退場自由

【会場】 南麻布セントレホール 日比谷線広尾駅より徒歩6分
    http://www.centre-hall.com/access.html

【料金】 (本公演)一般4,000円 学生2,000円 当日精算
     (リハーサル)一般1,000円 学生500円 当日精算
   ※リハーサル、本公演両方ご参加いただく場合には本公演チケット代から500円引きさせていただきます。

【お申し込み】 https://goo.gl/pVeKDk

【共催】 一般社団法人 Music Dialogue、サポート ミュージック ソサィエティ 
【お問い合わせ】 info@music-dialogue.org 03-5791-3070
 

演奏者プロフィール:

酒井有彩 (ピアノ)
文化庁新進芸術家在外研修員、明治安田クオリティオブライフ文化財団奨学生として、ベルリン芸術大学を最優秀で卒業。国家演奏家資格を取得。ポーランド国立放送響、リベイランプレート響 、大阪交響楽団、モディリアーニ弦楽四重奏団などと共演。ヤマハ音楽配信サイト'mysound'でハイレゾ配信中。CHANEL Pygmalion Daysアーティスト。

伊東真奈(ヴァイオリン)
奈良県出身。東京藝術大学音楽学部を経て、同大学院修士課程修了。院在学中にパリのスコラカントルム音楽院に2年留学。松方ホール音楽奨励賞受賞。藝大にて、室内楽定期演奏会出演。卒業時に同声会賞受賞。芸大ハイドンシリーズコンサート、録音などに参加。リゾナーレ室内楽セミナーにて「緑の風賞」受賞。リゾナーレ音楽祭参加。JTが育てるアンサンブルシリーズなど出演。

大山平一郎(ヴィオラ)
英国のギルドホール音楽学校を卒業。1979年にLAフィルの首席ヴィオラ奏者に任命さ れた後、同楽団の副指揮者に任命 される。現在、サンタバーバラ室内管弦楽団音楽監督、CHANEL Pygmalion Days 室内楽シリーズアーティスティック・ディレクター、Music Dialogue 代表。

加藤文枝(チェロ)
東京芸術大学、同大学大学院卒業。学内にて安宅賞、アカンサス音楽賞、三菱地所賞受賞。パリ市立音楽院を卒業。第8回ビバホールチェロコンクール第1位。第7・8回東京音楽コンクール弦楽部門第2位。FLAME国際コンクール第3位。平成23年度京都市藝術文化特別奨励者。ロームミュージックファンデーション奨学生。CHANEL Pygmalion Days アーティスト。
【コンサート開催&聴講募集のお知らせ】MusicDialogue 室内楽塾 in 東京[2017年01月19日(Thu)]
 MusicDialogue 室内楽塾 in 東京
 〜将来の期待される大変優秀な若手音楽家たちは、
 ヴィオラ奏者大山平一郎との共演を通じて何を得るのか?〜

 
16113361_1829510703971291_9132419724684411842_o.jpg15995095_1829510747304620_6375317296231747196_o.jpg

右矢印1 室内楽塾について
MusicDialogueでは、室内楽を通して、若手演奏家が経験豊富な演奏家と一緒に真の音楽創りを学ぶことで、アンサンブルの本質を理解できる優れた演奏家になるためのお手伝いをしていきたいと考えています。指揮者・ヴィオリストとして世界の様々なオーケストラや音楽祭で音楽監督や首席奏者をつとめてきた大山平一郎(MusicDialogue芸術監督)と一緒に演奏しながら、国際レベルでの音楽創りのプロセスを体験していただく機会を提供します。
 
 
右矢印1 塾の成果を披露する「ファイナルコンサート」
〔日   時〕2月5日(日)16時開演
〔会   場〕旧園田高弘邸(自由が丘駅より徒歩8分) 
〔曲目&出演〕
 ❏モーツァルト………ピアノ四重奏曲第2番 変ホ長調,K493
 藤田 祥子(ピアノ)、高橋 和奏(ヴァイオリン)、大山 平一郎(ヴィオラ)、森 和子(チェロ)
 ❏ベートーヴェン……ピアノ四重奏曲 変ホ長調,Op.16
 酒井 有彩(ピアノ)、土岐 祐奈(ヴァイオリン)、大山 平一郎(ヴィオラ)、森 和子(チェロ)
 ❏メンデルスゾーン…ピアノ四重奏曲第2番 ヘ短調,Op.2
 水谷 優希(ピアノ)、藤田 尚子(ヴァイオリン)、大山 平一郎(ヴィオラ)、森 和子(チェロ)
〔料   金〕一般 /学生…2000円
〔お申し込み〕https://goo.gl/4U3fnB
 
 
右矢印1 成長する過程を見学する「レッスン聴講」
〔スケジュール〕 ※入退場自由
2/2(木)14:00-16:30 … メンデルスゾーン
   17:00-19:30 … モーツァルト
2/3(金)11:00-13:00 … メンデルスゾーン
   14:00-16:00 … モーツァルト
   16:30-19:00 … ベートーヴェン
2/4(土)11:00-13:00 … メンデルスゾーン
   14:00-16:00 … モーツァルト
   16:30-19:00 … ベートーヴェン
〔塾長経歴〕 大山平一郎(ヴィオラ)
 http://www.hirasaoffice06.com/artists/view/69
〔料  金〕 一般 …500円(1日)/1000円(通し券)
      学生 … 無料
〔お申込み〕 https://goo.gl/4U3fnB
 
 
右矢印1 主催者情報
〔共  催〕一般社団法人Music Dialogue、住宅遺産トラスト
〔協  賛〕自由が丘街づくり会社ジェイ・スピリット
〔後  援〕自由が丘住区住民会議/自由が丘町会/緑が丘西地区自治会/自由が丘商店街振興組合
〔お問合せ〕メール…info@music-dialogue.org
南麻布セントレホール アンサンブルシリーズ Vol.4[2016年10月25日(Tue)]

Music Dialogueによるセントレホールでのコンサートは、演奏者とお客様をステージで分けないため、息遣いが感じられるほどの至近距離で室内楽が楽しめると大好評。「クラシック音楽がこんなに生き生きと感じられたのは初めて」「演奏者と同じ空気感を肌で感じられるのが他には代えがたい魅力」と有り難い言葉を頂戴しております。

シリーズ第4回目のコンサートの前には、前回大反響をいただいた実況解説付きの公開リハーサルも開催します。指揮者としても世界的に活躍する大山平一郎シェフが、どのように美味しい音楽を調理してゆくのか、普段は公開しない「シェフ大山の秘密の音楽厨房」を皆さまに実況解説付きでご披露します。

今回取り上げる作品は、ドイツ音楽を代表する2つのピアノ四重奏曲。18世紀に活躍したモーツァルトと、19世紀に活躍したシューマンが、ピアノ四重奏曲(ピアノ、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ)のために残した作品が何故、数百年以上も愛され続ける傑作であるのか。公開リハーサルと本番を通して、シェフ大山が皆さまに分かりやすく紐解いていきます。
出演するのは大山の他、今後の日本を背負って立つような期待の若手ばかり。時代や世代を超えた音楽の旅に是非あなたも身をゆだねてみませんか?


【Music Dialogue 南麻布セントレホール アンサンブルシリーズ Vol.4】
〔日時〕2016年12月6日(火)19:00開演(18:30開場)
〔会場〕南麻布セントレホール 日比谷線広尾駅より徒歩6分
〔出演〕岩崎洵奈(ピアノ)
    藤田尚子(ヴァイオリン)
    大山平一郎(ヴィオラ)
    加藤文枝(チェロ)
〔曲目〕モーツァルト…ピアノ四重奏曲第2番 変ホ長調 K493
    シューマン……ピアノ四重奏曲 変ホ長調 作品47
〔料金〕一般4,000円 学生2,000円(お飲み物付) 当日精算
〔お申し込み〕https://goo.gl/lccH8Y
〔共催〕一般社団法人Music Dialogue
    サポートミュージックソサィエティ(SMS)
〔助成〕一般社団法人私的録音補償金管理協会(sarah)
〔お問合せ〕
 メール:info@music-dialogue.org
 お電話:03-5791-3070(SMS)

【公開リハーサル:「字幕で解説 〜音楽作りの現場から〜」】
音楽をより深く知り、味わうには音楽がつくられていく過程を間近で見るのが一番の近道です。リハーサルの内容がよくわかる実況解説をプロジェクターに投影しながら、室内楽の奥深い世界にご案内します!今回は素敵な旧園田高弘邸(吉村順三による設計)での開催になります。

〔日時〕2016年12月4日(日)13:00-14:30(開場:12:45)
〔会場〕旧園田邸(最寄り駅:自由が丘)
    (吉村順三による設計・登録有形文化財)
     ※場所の詳細はお申込み後にお送りいたします。
〔解説〕金子 鈴太郎(チェリスト)
    小室 敬幸(作曲家)ほか 
〔料金〕一般500円(当日精算)
    ※一般の方で6日の本公演にもお越しくださる場合は、
    コンサートの入場料を4,000円から3,500円に割引いたします。
〔お申し込み〕https://goo.gl/lccH8Y
       ※6日のコンサートと同時申込が可能です。




〜演奏者プロフィール〜

岩崎洵奈(ピアノ)
東京藝術大学卒業。ウィーン国立音楽大学大学院にてJ.イラチェック氏に師事。2010年第16回ショパン国際ピアノコンクールにおいてディプロマ賞受賞。審査終了後、審査員のマルタ・アルゲリッチ氏より賞賛を受ける。欧州、中東各地のリサイタルに出演。CHANEL Pygmalion Daysアーティスト。2015年CDデビュー。

藤田尚子(ヴァイオリン)
桐朋学園大学音楽部を卒業。武生国際音楽祭・ヴィオラスペース出演。桐朋学園大学オケ・8音楽大学合同オケ・小澤征爾音楽塾オケにて小澤征爾氏ら指揮のもとコンサートミストレスを務める。第1・2回アトリオン国際室内楽アカデミー修了。2015年より東京フィルハーモニー交響楽団委託契約団員を務める。

大山平一郎(ヴィオラ)
英国のギルドホール音楽学校を卒業。1979年にLAフィルの首席ヴィオラ奏者に任命さ れた後、同楽団の副指揮者に任命 される。現在、サンタバーバラ室内管弦楽団音楽監督、CHANEL Pygmalion Days 室内楽シリーズアーティスティック・ディレクター、Music Dialogue 代表。

加藤文枝(チェロ)
東京芸術大学、同大学大学院卒業。学内にて安宅賞、アカンサス音楽賞、三菱地所賞受賞。パリ市立音楽院を卒業。第8回ビバホールチェロコンクール第1位。第7・8回東京音楽コンクール弦楽部門第2位。FLAME国際コンクール第3位。平成23年度京都市藝術文化特別奨励者。ロームミュージックファンデーション奨学生。CHANEL Pygmalion Days アーティスト。
写真の呪縛から解き放たれた写真とは〜トーマス・ルフの世界を覗く[2016年08月31日(Wed)]
 「大きい!」
 折りたたまれた状態から広げるとポスター大になる「トーマス・ルフ展」(東京国立近代美術館)のパンフレットを見た知人が、こんな声を上げた。思わず、叫んだのだ。トーマス・ルフ(1958年生まれ)は、写真を表現の主体にしたドイツのアーティストだ。

 確かに、バストアップの女性像が大写しになった写真作品をあしらったそのパンフレットは、普段自分たちが撮って楽しんでいる人物写真とはちょっと違った印象を放っていた。

 ルフは「ポートレート」と題されたシリーズで友人を撮った写真を作品として発表した時に、写真の大きさがもたらす鑑賞者の意識の違いに気づいたという。24☓18センチという常識的な<Tイズの作品を展示した時には、見た人は「これは誰それだ」と写った人物のことを話題にした。ところが巨大に引き伸ばした写真を展示すると「これは誰それの巨大な写真だ」と、写真そのものに対して興味を持つようなったというのだ。

 東京国立近代美術館では、210☓165センチという巨大なサイズの写真作品が、最初の部屋で数点展示されている。パンフレットにもその中の1枚を使っていた。実は、ルフの作品はこれまでにも見たことがあったので、展示室で見た時には、パンフレットを見た知人のような驚きはなかった。それでも、大きさは見る自分に絶対的なインパクトを与えながら覆いかぶさってきた。

 パンフレットの話に戻れば、グラフィックデザインを担当したデザイナーは、ポスター大にすることでルフの真意を伝達できると考えて、わざわざ折りたたんだものを広げる仕様のパンフレットにしたのではあるまいか。

 ルフの作品には、なぜこの風景を魅力的に感じるのか? と疑問に思わせるような不思議な魅力を持っているものも多い。何の変哲もない建物を、常人が思いつきそうなアングルで撮っているだけのように見えるのに、なぜか画面に引き込まれる。テレビ番組で宇宙のことなんかたくさん知っているはずの現代人に、銀河が写った宇宙や土星などの写真を提示して、異空間に自分が出かけたのような気分にさせてくれることもある。

 コンピューターを駆使するなどして多様な表現をするルフを象徴するのは、「jpeg」という名のシリーズだろう。圧縮されたデジタル写真の画像の持つ粗さを、魅力に転化しているのだ。たとえば911テロの事件現場を写した写真は、あえて低解像度にした写真を大きく引き伸ばして見せている。写っているビルなどの描写がとにかく粗く、カクカクとした上にかなりぼけている。ノイズ≠ノ満ちた画像だ(実際、圧縮画像特有のこの現象は、「ブロックノイズ」と呼ばれている)。たとえば雑誌にこの写真を載せるとすれば、編集者やグラフィックデザイナーは解像度の高い写真との差し替えをカメラマンに要求するだろう。ところが、ルフの作品では、低解像度による粗さが、近代以降の画家の筆跡を想起させるようなタッチ≠作り出している。

 ルフのもう一つの特徴は、自分でシャッターを押すのにこだわらないことだろう。雑誌やインターネットに掲載されたもの、さらには火星探査機などが撮影した写真をもとに表現する。その際に、元の写真を変容≠ウせることによって、新たな魅力を付加する。ヌード写真やアニメなどの画像がずいぶんと姿を変えて登場するのだ。ここで、変容≠ェキーワードになる。変容≠ヘ、鑑賞すること自体が楽しい。モチーフをどう変容≠ウせるかは、絵画でも重要。そこに画家の個性が表れる。たとえば、ピカソが描いた《泣く女》という絵を見て、モデルとなった女性の顔をリアルに想像できる人はほぼいないだろう。

 音楽でも同じである。音楽作品には「変奏曲」というジャンルがある。元の旋律を変容させることによって、鑑賞者は思ってもみない美しさを体験することになる。変奏は元の旋律がないと生まれない。いわば元の作品は「母」である。「子」はある時には母の生き写しのように、しかしある時には同じ遺伝子を感じさせないほど奔放に育つ。だから、変奏だけを聴いていると、元がどんな旋律だったのか、想像がつかないような例も多い。

 「広告写真はすべてウソ」というルフの指摘が痛快だった。「写真におけるイメージの操作をどう思うか」という記者会見の席上での質問に答えた中で出てきたものだ。広告写真で女優の肌を美しく修正するなどは当たり前。おそらく多くの人が知っている事実である。そもそも「写真は(歴史に登場した)最初から操作されていた」とルフは話す。写真も人間が意識をもって撮れば何らかの意図が入るものだ。加えて近年は、普及が著しいスマートフォンにも撮った写真を加工できる機能がおおむね備わっているので、プロでなくても修正は簡単。もはや「写真」は「真を写す」ものとはいえない時代に突入している。

 それでも、写真というメディアは被写体を比較的忠実に写す機能を持っているために、これまでは再現性に重きが置かれることが多かった。もちろん写真家の個性は発揮され、それが魅力となるのだが、あくまでもメディアとして、写っているのが何かを伝えることが優先されてきたのだ。ルフの面白さは、変容≠ネどによって、そうした写真の呪縛から解き放たれたことにありそうだ。

 最後に一つ。巨大だったり粗かったりという言葉からはルフの表現に大ぶりな印象を持つかもしれないが、それぞれの作品は極めて丁寧、精緻に仕上げられている。だからこそ美しさが際立つのだろう。
(多摩美術大学芸術学科教授 小川敦生)
 
展覧会情報:「トーマス・ルフ」展
 東京展:2016年8月30日〜11月13日、東京国立近代美術館(東京・竹橋)
 金沢展:2016年12月10日〜2017年3月12日、金沢21世紀美術館(金沢市)

====================================
 Music Dialogue@MOMAT「主題と変奏-トーマス・ルフ展によせて」

〔日 時〕
 2016年9月11日(日)13:00開演

〔会 場〕
 東京国立近代美術館 地下講堂

〔出演者〕
 ピアノ:永野光太郎、ヴァイオリン:水谷晃、直江智沙子、
 ヴィオラ:大山平一郎、チェロ:金子鈴太郎 
 ゲストスピーカー:小川敦生(美術ジャーナリスト/多摩美術大学美術学部芸術学科教授)

〔プログラム〕
 モーツアルト………弦楽四重奏曲第15番 二短調 K421から第4楽章
 ブラームス…………弦楽四重奏曲第3番 変ロ長調 Op.67から第4楽章
 ウェーベルン………ピアノのための変奏曲,Op.27
 チャイコフスキー…ピアノ三重奏曲「偉大な芸術家の思い出に」から第2楽章
 お客様とのダイアローグ  

〔入場料金〕
 一般4,000円/学生2,000円
 ※Music Dialogueチケット半券提示で、トーマス・ルフ展の当日券
  (美術館の窓口販売に限る)を購入時に200円引きします。
  先に定価で展覧会を鑑賞した方は、Music Dialogue会場での半券提示で、
  現金200円をお返しします。

〔お申込み〕
 https://goo.gl/RKjuFt

〔主  催〕
 一般社団法人Music Dialogue

〔助  成〕
 一般社団法人私的録音補償金管理協会(sarah)

〔協  力〕
 カワイ音楽振興会

〔お問合せ〕
 info@music-dialogue.org
【演奏会のお知らせ】Music Dialogue@MOMAT「主題と変奏-トーマス・ルフ展によせて」[2016年08月13日(Sat)]

美術と音楽をめぐる「主題と変奏・変容」
〜トーマス・ルフは何を変容させたのか?〜


 「写真を西洋絵画の歴史に例えると、まだ“中世レベル”」と語る、写真家トーマス・ルフ。現代美術の先駆者であるマルセル・デュシャンに大きな影響を受けながら、「写真」のさまざまな可能性を切り開きました。レディメイドというコンセプトで、デュシャンが既成の工業製品を全く新たな作品として見立てた「泉 Fountain」のように、ルフが撮影する対象そのものは目新しくなくとも、鑑賞者には新たな体験をもたらすのです。

 このように既存の「主題」を新たな視点で描き直す「変容」は、美術の歴史上、何度となく繰り返し行われてきたものであると同時に、音楽の分野でも「主題と変奏」という形態で、西洋芸術のなかでジャンルを問わず、根幹に位置するものとして大きな役割を果たしてきました。 

 本コンサートでは、専門家のレクチャーと様々な楽曲の演奏を通じて、美術と音楽で共通する「変奏・変容」の魅力をひもとき、ルフが作品上で試みた革新的な「変容」とモーツァルトやブラームスなどによる変幻自在な「変奏」を楽しんでいただきます。


Music Dialogue@MOMAT
「主題と変奏-トーマス・ルフ展によせて」


〔日 時〕
 2016年9月11日(日)13:00開演

〔会 場〕
 東京国立近代美術館 地下講堂

〔出演者〕
 ピアノ:永野光太郎、ヴァイオリン:水谷晃、直江智沙子、
 ヴィオラ:大山平一郎、チェロ:金子鈴太郎 
 ゲストスピーカー:小川敦生(美術ジャーナリスト/多摩美術大学美術学部芸術学科教授)

〔プログラム〕
 モーツアルト………弦楽四重奏曲第15番 二短調 K421から第4楽章
 ブラームス…………弦楽四重奏曲第3番 変ロ長調 Op.67から第4楽章
 ウェーベルン………ピアノのための変奏曲,Op.27
 チャイコフスキー…ピアノ三重奏曲「偉大な芸術家の思い出に」から第2楽章
 お客様とのダイアローグ  

〔入場料金〕
 一般4,000円/学生2,000円
 ※Music Dialogueチケット半券提示で、トーマス・ルフ展の当日券
  (美術館の窓口販売に限る)を購入時に200円引きします。
  先に定価で展覧会を鑑賞した方は、Music Dialogue会場での半券提示で、
  現金200円をお返しします。

〔お申込み〕
 https://goo.gl/RKjuFt

〔主  催〕
 一般社団法人Music Dialogue

〔助  成〕
 一般社団法人私的録音補償金管理協会(sarah)

〔協  力〕
 カワイ音楽振興会

〔お問合せ〕
 info@music-dialogue.org

―――――――――――――――――――――――――――――
【トーマス・ルフ展】 http://thomasruff.jp/event/
〔開催期間〕2016年8月30日(火)〜11月13日(日)
〔会場〕東京国立近代美術館
〔主催〕東京国立近代美術館、読売新聞社、ぴあ、WOWOW
―――――――――――――――――――――――――――――

〔演奏者プロフィール〕
水谷晃(ヴァイオリン)
桐朋学園大学を首席で卒業。ヴァイオリンを小林健次氏、室内楽を原田幸一郎・毛利伯郎の各氏と東京クヮルテットに師事。在学中Verus String Quartetを結成し、第57回ミュンヘン国際音楽コンクール弦楽四重奏部門で第三位入賞。2013 年4 月より東京交響楽団コンサートマスター。

直江智沙子(ヴァイオリン)
桐朋学園大学を卒業。小澤征爾音楽塾、宮崎国際音楽祭、水戸室内管弦楽団、JT室内楽シリーズ、東京のオペラの森、サイトウキネンフェスティバル松本、プロジェクトQなどに参加。徳永二男氏に師事。現在神奈川フィルハーモニー管弦楽団第2バイオリン首席奏者。

大山平一郎(ヴィオラ)
米国サンタバーバラ室内管弦楽団音楽監督兼常任指揮。Music Dialogue 代表。桐朋学園音楽高校卒業後、英国のギルドホール音楽学校を卒業。1979 年にジュリーニ率いるロスアンジェルス交響楽団の首席ヴィオラ奏者に、その後同楽団の副指揮者に任命される。1999年から5年間、九州交響楽団の常任指揮者、2004年から4年間、大阪交響楽団首席指揮者。2003年に30年にわたりカリフォルニア大学教授職。

金子鈴太郎(チェロ)
桐朋学園ソリスト・ディプロマコースを経て、ハンガリー国立リスト音楽院に学ぶ。2004 年松方ホール音楽賞大賞受賞。2003 年から大阪交響楽団特別首席チェロ奏者。現在は、各オーケストラにゲスト首席として招聘されるほか、トウキョウ・モーツァルトプレーヤーズ首席チェリスト、Super Trio 3℃、長岡京室内アンサンブル各メンバー。

永野光太郎(ピアノ)
ダン・タイ・ソン、クラウディオ・ソアレスの各氏に師事。第2回オーストラリア国際ショパンピアノコンクールにおいて第1位、併せて聴衆賞を受賞。第2回ハリーナ・チェルニー=ステファンスカ記念国際ピアノコンクール第2位、併せてショパンのノクターン賞を受賞。東京ピアノコンクール第1位。

〔Music Dialogue(ミュージックダイアローグ)とは〕
様々な「対話 dialogue」を通じて、室内楽から得られる深い喜びをより広い方々に知っていただくことをミッションとする一般社団法人です。世界的指揮者でありヴィオラ奏者である大山平一郎が芸術監督を務めています。
Music Dialogueは大山を中心にした質の高い室内楽のコンサートをお客様に提供するだけでなく、作曲家や奏者の意図・内面性を聴衆の皆さまにもより深く共有していただくために、作品を通じた作曲家と演奏家との「対話」、演奏家同士の「対話」に加えて、演奏を聞いていただく方々とも「対話」の機会を設けています。
また、様々な異分野で活躍する方々との対話(コラボレーション)を行うことで、新しい室内楽の楽しみ方を提供しています。加えて、私たちはそうした室内楽の普及に加え、国内の若い音楽家を世界一流の音楽家へと育てる活動にも取り組んでいます。若き才能を育てるためにも「対話」は必要不可欠です。
こうした内・外を向いた「対話」をミッションに掲げる私たちの活動は多岐にわたり、演奏場所も音楽専用ホールにとどまらず、美術館や歴史的建造物、ホテルといった、より手軽に対話を楽しむことができる場所を選んで活動を行ってきました。そうした活動は社団法人発足から二年半を経て、少しずつ広がっています。
ウェブサイト:http://www.music-dialogue.org/
6月12日 Music Dialogue in Kyoto Vol.2[2016年05月16日(Mon)]
関西での第二回目の演奏会のご案内です!今回は6/12にハイアットリージェンシー京都にて開催されます。注目すべきは世界的アーティストたちと日本の若きライジングスターとの共演です。元東京カルテットのマーティン・ビーヴァー、イギリスのアカデミー室内管弦楽団の首席チェリストを務めるスティーヴン・オートンといった世界のトッププレーヤーに加わるのは、若干22歳の日本の大学生。熟成された音楽と若さ溢れる音の共演をお楽しみください。


kyoto2_1.pngkyoto2_2.png




【Music Dialogue in Kyoto Vol.2】

〔日時〕2016年6月12日(日)17:30開演(16:30開場)
〔会場〕ハイアット リージェンシー 京都
    JR京都駅よりタクシーで5分
    京阪電車七条駅より徒歩5分
    http://kyoto.regency.hyatt.com/ja/hotel/our-hotel/map-and-directions.html?icamp=propMapDirections
    コンサート:ロビーフロア(1階) ボールルームI
    レセプション:ロビーフロア(1階) ギャラリー

    (※終演後に別途、アーティストを交えたレセプションを開催します。)

〔出演〕マーティン・ビーヴァー、ポール・ホアン(ヴァイオリン)、
    大山平一郎、田原綾子(ヴィオラ)、
    スティーヴン・オートン(チェロ)

〔曲目〕ブラームス: 弦楽五重奏曲第2番 ト長調 Op. 111
    ドヴォルザーク: 弦楽五重奏曲第3番 変ホ長調 Op. 97

〔料金〕コンサート 5,000円(学生1,000円)
    レセプション参加費 7,000円 <限定30名様> ※一般・学生共通価格    

〔お申込〕https://pro.form-mailer.jp/fms/aec3f8fa45980

〔主催〕一般社団法人Music Dialogue
〔協賛〕ハイアット リージェンシー 京都
〔協力〕シャネル・ネクサス・ホール

〔お問合せ〕info@music-dialogue.org



【出演アーティストのプロフィール】

◆Martin Beaver マーティン・ビーヴァー(ヴァイオリン)
2002年から2013年まで世界的に有名な東京カルテットの第1ヴァイオリンとして活躍。ニューヨークのカーネギーホール、東京のサントリーホール、シドニーオペラハウスをはじめ世界各地の主要コンサートホールで演奏し、国際的な評価を得て、全世界で絶賛される。独奏会、合奏会など南北アメリカ、ヨーロッパ、アジア各地で演奏活動を展開し、室内楽では、レオン・フライシャー、リン・ハレル、ピンカス・ズーカーマンなどの演奏家と共演。ヴィクトル・ダンチェンコ、ジョセフ・ギンゴールド、ヘンリク・シェリングの各氏に師事。ベルギー・エリザベート王妃国際音楽コンクール、モントリオール国際音楽コンクール、インディアナポリス国際ヴァイオリンコンクールにて入賞。最近ではイェール大学音楽院のレジデンス・アーティストを経て、現在ロサンゼルスの音楽学校コルバーンスクールの教授としてヴァイオリンの指導に当たるとともに、弦楽室内楽の共同ディレクターを務める。使用楽器は1789年製のニコラ・ベルゴンツィ。

◆Paul Huang ポール・ホアン(ヴァイオリン)
台湾系米国人ヴァイオリニスト。2012年のヤング・コンサート・アーティスツ(YCA)シリーズにてニューヨークおよびケネディ・センターでリサイタルデビューを飾り、高い評価を受ける。ケネディ・センターでのデビュー演奏会について、ワシントンポスト紙は「ホアンは間違いなく、輝かしいキャリアが期待できる才能あるアーティスト」と称賛。2013年にはニューヨークタイムズ紙が、アリス・タリー・ホールでのセントルークス管弦楽団との共演について「バーバーのヴァイオリン協奏曲を見事な解釈で演奏」と絶賛した。台湾生まれ。14歳からジュリアード音楽院にてヒョー・カン、リー・イーハオ両氏に師事。2009年に台湾の奇美文化財団芸術賞を受賞した他、ジュリアード音楽院のコブナー奨学金を受賞している。使用楽器は、シカゴのストラディヴァリ協会の厚意により貸与された、ヴィエニャフスキが使用していた1742年製のグァルネリ・デル・ジェス・クレモナである。

◆Heiichiro Ohyama 大山平一郎(ヴィオラ)
米国サンタバーバラ室内管弦楽団・音楽監督兼常任指揮。シャネル・ピグマリオン・デイズ・室内楽シリーズ・アーティスティック・ディレクター。Music Dialogue代表。桐朋学園音楽高校卒業後、英国のギルドホール音楽学校を卒業。米国インディアナ大学でも研修。1972年から室内楽の分野で、活動を開始(マルボロ音楽祭・サンタフェ室内音楽祭・ラホイヤ・サマーフェスト)。1979年にジュリーニ率いるロスアンジェルス交響楽団の首席ヴィオラ奏者に任命され、1987年にプレヴィンから同楽団の副指揮者に任命される。1999年から5年間、九州交響楽団の常任指揮者、2004年から4年間、大阪交響楽団首席指揮者。2003年に30年にわたるカリフォルニア大学教授職を終える。2007年から3年間、ながさき音楽祭音楽監督を歴任。2005年に“福岡市文化賞”、2008年に文化庁”芸術祭優秀賞”、2014年にサンタバーバラ市の“文化功労賞”を受賞。

◆Ayako Tahara 田原綾子(ヴィオラ)
1994年、神奈川県出身。第11回東京音楽コンクール弦楽部門第1位及び聴衆賞を受賞。第9回ルーマニア国際音楽コンクール弦楽器部門第1位併せて全部門最優秀賞、ルーマニア国立ラジオ局賞を受賞。NHK-FM「リサイタル・ノヴァ」、NHK-BSプレミアム「クラシック倶楽部」、今井信子氏推薦による大阪ザ・フェニックスホール主催の演奏会、JTが育てるアンサンブルシリーズ、宮崎国際音楽祭、ル・ポン国際音楽祭等の他、多数の室内楽演奏会に出演。東京交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団と共演。2015年度宗次エンジェル基金/日本演奏連盟国内奨学生、ロームミュージックファンデーション奨学生。これまでにヴァイオリンを橋本都恵、井上淑子、ヴィオラを鈴木康浩、室内楽を原田幸一郎、毛利伯郎、三上桂子の各氏に、現在は岡田伸夫、藤原浜雄の各氏に師事。桐朋学園大学音楽学部4年に在学中。

◆Stephen Orton スティーヴン・オートン(チェロ)
イギリスノース・ヨークシャーのリポンに生まれる。ギルドホール音楽演劇学校にてウィリアム・プリースに師事する。ボーンマス・シンフォニエッタとシティ・オブ・ロンドン・シンフォニアにて首席チェリストを務め、過去10年にわたりDelméQuartetのメンバーとしても活動した。またロンドン交響楽団とフィルハーモニア管弦楽団のゲスト首席チェリストを務めていたほか、室内楽奏者としても幅広い経験を積んでおり、特にチリンギリアン・カルテットとはシューベルトの弦楽五重奏曲を頻繁に演奏している。1985年9月にはアカデミー室内管弦楽団の首席チェリストに任命され、同オーケストラと数々の協奏曲を共演した他、世界中をまわり数多くのレコーディングを行う。2013年からチリンギリアン・カルテットのメンバーとなった。
5月27日 南麻布セントレホール アンサンブルシリーズ Vol.3[2016年04月26日(Tue)]
広尾にある南麻布セントレホールを本拠地にして、国内外の音楽家や将来性のある若手演奏家に演奏の機会を提供するとともに、音楽を愛する仲間を増やす運動をされているサポート ミュージック ソサィエティ(SMS)さんと共に共催している「南麻布セントレホール アンサンブルシリーズ」。このシリーズの第3弾を5月27日(金)に開催致します。今回は、ベートーヴェンが20代半ばに作曲した知られざる名曲をお届けいたします。

また、特別企画として、5月24日(火)に「読む副音声つき公開リハーサル」を実施いたします。音楽をより深く知り、味わうにはリハーサルを間近で見るのが一番の近道です。今回は、リハーサルの内容がよくわかる同時解説をプロジェクターに投影する画期的な方法で、室内楽の奥深い世界にご案内します!

20160527_omote.png20160527_ura.png



【南麻布セントレホール アンサンブルシリーズ Vol.3】

〔日時〕2016年5月27日(金)19:00開演(18:30開場)
〔会場〕南麻布セントレホール 日比谷線広尾駅より徒歩6分
    http://www.centre-hall.com/access.html
〔出演〕今野 尚美(ピアノ)
    藤田 尚子(ヴァイオリン)
    大山 平一郎(ヴィオラ)
    諸岡 拓見(チェロ)
〔曲目〕ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン
    弦楽三重奏曲 変ホ長調, Op.3 より抜粋
    ピアノ四重奏曲 変ホ長調, Op.16
〔料金〕一般3,500円 学生2,000円(お飲み物付)当日精算
〔お申し込み〕https://goo.gl/lccH8Y

〔共催〕一般社団法人Music Dialogue
    サポートミュージックソサィエティ(SMS)

〔お問合せ〕
 メール:info@music-dialogue.org
 お電話:03-5791-3070(SMS)



【特別企画:業界初!?「読む副音声つき公開リハーサル」】

〔日時〕2016年5月24日(火)18:00-19:30(17:40開場)
〔会場〕南麻布セントレホール
〔曲目〕ピアノ四重奏曲 変ホ長調, Op.16
〔料金〕一般500円(学生無料)当日精算
    ※一般の方で27日の本公演もお越しくださる場合は、
     コンサートの入場料を3,500円から3,000円に割引いたします。
〔お申し込み〕https://goo.gl/lccH8Y
       ※27日のコンサートと同時申込が可能です。



【コンサートの聴きどころ】

大山平一郎が代表を務めるミュージック・ダイアローグは、室内楽での様々な「対話Dialogue」を通じて、音楽文化の醸成を目指している団体です。

1)音楽家同士の対話 Dialogue

大山自身がそうであったように、学生を終えた若い世代の音楽家は、経験豊かな熟練音楽家と室内楽の共演を繰り返してゆくなかで、次世代を担う音楽家として成長していきます。なぜなら、指揮者が中心になって音楽を統率するオーケストラと異なり、室内楽においては演奏家ひとりひとりが対等に「対話」をしながら、密度濃く音楽作りをしていくからです。

今回のコンサートでは、ベートーヴェンが20代半ばに作曲した知られざる2つの名曲に、将来を嘱望される20代の若手音楽家と、中堅音楽家と60代の大山が取り組みます。

作曲当時、才気走る鬼才であった若きベートーヴェンの作品を、3世代にわたる音楽家たちがどんな「対話」としながら音楽作りをしていくのか?普段は非公開のリハーサル現場を、今回は特別に公開。どんな方も置いてけぼりにならずにお楽しみいただけるよう、同時解説をプロジェクターに投影するという画期的な方法でリハーサルを公開いたします。

2)音楽家とお客様との対話 Dialogue

ミュージックダイアローグの企画する演奏会の最大の特徴は、コンサート終了後に、いわゆるアフタートークを実施し、お客様との「対話」する場をもうけることにあります。どんな素朴な質問でも構いません。ドリンク片手に、音楽家たちとざっくばらんに対話してみませんか?
【新企画】Music Dialogue@東京国立近代美術館[2016年01月25日(Mon)]
日本初の国立美術館として、60年以上の歴史をもつ「東京国立近代美術館」で、Music Dialogueの新コンサートシリーズがはじまります。

第1回は美術館の講堂にて、20世紀に作曲された弦楽四重奏曲における最高峰といって過言ではないロシアの巨匠ショスタコーヴィチが遺した「弦楽四重奏曲第8番」、そして神童モーツァルトが晩年に辿り着いた至高の名作「クラリネット五重奏曲」をお送りします。

また本公演では、Music Dialogueの公演としてははじめて「管楽器」が登場します。出演するのは現在、日本で最も注目されている若手クラリネット奏者 吉田誠さん。Music Dialogueお馴染みの水谷さん、枝並さん、加藤さん、そして大山さんと共演し、モーツァルトが作曲した室内楽の名作中の名作をどのように聴かせてくれるのか、大注目の公演です。

【公演概要】
 Music Dialogue@東京国立近代美術館
 日時…2016年2月27日(土)15:00開演 (14:30開場)
 会場…東京国立近代美術館 講堂
    東京メトロ東西線竹橋駅 1b出口より徒歩3分
    http://www.momat.go.jp/am/visit/
 出演…水谷晃(ヴァイオリン)、枝並千花(ヴァイオリン)、
    大山平一郎(ヴィオラ)、加藤文枝(チェロ)、吉田誠(クラリネット)
 曲目…ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲第8番 ハ短調 Op. 110
    モーツァルト:クラリネット五重奏曲 イ長調 K581
 料金…一般 4,000円/学生 2,000円
 お申込み… https://pro.form-mailer.jp/fms/904c5e4691068
 お問い合わせ…info@music-dialogue.org


【アーティストプロフィール】
am.jpg水谷晃(ヴァイオリン)/3歳よりヴァイオリンを木村二郎氏に師事。第56 回全日本学生音楽コンクール名古屋大会第1位。桐朋学園大学を首席で卒業。その間、ヴァイオリンを小林健次氏、室内楽を原田幸一郎・毛利伯郎の各氏と東京クヮルテットに師事。在学中Verus String Quartetを結成し、第57回ミュンヘン国際音楽コンクール弦楽四重奏部門で第三位入賞。日本の弦楽四重奏団の入賞は東京クヮルテット以来、38年ぶりの快挙となった。現在、ヴィルタス・クヮルテットのメンバー。2010 年4 月より群馬交響楽団コンサートマスターに就任。2013 年4 月より東京交響楽団コンサートマスター。


ce.jpg枝並千花(ヴァイオリン)/桐朋学園女子高等学校音楽科を経て、同大学音楽学部卒業。1998年第52回全日本学生音楽コンクール中学生の部全国第1位。2001年第10回日本モーツァルト音楽コンクールヴァイオリン部門第3位入賞。03年第24回ミケランジェロ・アバド国際ヴァイオリンコンクール優勝。04年「井上道義の上り坂コンサート」にソリストとして出演。同年、大友直人指揮、東京交響楽団と共演。これまでに奥村和雄、辰巳明子各氏に師事。06年4月東京交響楽団へ入団。退団後はソロ、室内楽など幅広い分野で活動するほか、日本フィルハーモニー交響楽団等にゲストコンサートマスターとして招かれる。13年7月、名古屋フィルハーモニー交響楽団、東京交響楽団と協演。これまでに2枚のアルバムをリリース。桐朋学園大学音楽学部附属子供のための音楽教室非常勤講師。


ho.jpg大山平一郎(ヴィオラ)/米国サンタバーバラ室内管弦楽団音楽監督兼常任指揮。シャネル・ピグマリオン・デイズ・室内楽シリーズ・アーティスティック・ディレクター。Music Dialogue 代表。桐朋学園音楽高校卒業後、英国のギルドホール音楽学校を卒業。米国インディアナ大学でも研修。1972年から室内楽の分野で、活動を開始(マルボロ音楽祭・サンタフェ室内音楽祭・ラホイヤ・サマーフェスト)。1979 年にジュリーニ率いるロスアンジェルス交響楽団の首席ヴィオラ奏者に任命され、1987年にプレヴィンから同楽団の副指揮者に任命される。1999年から5年間、九州交響楽団の常任指揮者、2004年から4年間、大阪交響楽団首席指揮者。2003年に30年にわたるカリフォルニア大学教授職を終える。2007年から3年間、ながさき音楽祭音楽監督を歴任。2005年に“福岡市文化賞”、2008年に文化庁“芸術祭優秀賞”、2014年にサンタバーバラ市の“文化功労賞”を受賞。


fk.jpg加藤文枝(チェロ)/京都市出身。東京芸術大学音楽学部器楽科卒業。同大学院修士課程卒業。パリ市立音楽院、満場一致の首席で卒業。故 杉山實、ドナルド・リッチャー、河野文昭、ラファエル・ピドゥの各氏に師事。第8回ビバホールチェロコンクール第1位。第7回・第8回東京音楽コンクール弦楽部門第2位。FLAME国際コンクール(パリ)第3位。平成23年度京都市藝術文化特別奨励者。2011・2012年度ロームミュージックファンデーション奨学生。




my.jpg吉田誠(クラリネット)/1987年兵庫県生まれ。5歳よりピアノを、15歳からクラリネットを始める。2006年、東京藝術大学入学後、渡仏。08年、リュエル・マルメゾン音楽院を審査員満場一致の最優秀賞ならびにヴィルトゥオーゾ賞を得て卒業。パリ国立高等音楽院に首席入学。ジュネーヴ音楽院にも首席入学し、研鑽を積んだ。04年、第9回KOBE国際学生音楽コンクール最優秀賞、兵庫県教育委員会賞受賞。05年、国際クラリネット協会主催ハイスクールコンペティション第3位。第9回松方ホール音楽賞大賞。06年、トリノ国際音楽コンクールファイナリスト。07年、第5回東京音楽コンクール木管部門第1位及び聴衆賞を受賞。10年、日本管打楽器コンクール第2位。日本各地でリサイタルを行うほか、ヨーロッパでも積極的に活動。これまでにソリストとして国内外主要オーケストラとも多数共演。小澤征爾、湯浅勇治の各氏の元で指揮も学んだ。
スペシャルコンサート〜世界的ソリストが織りなす室内楽の夕べ[2015年11月29日(Sun)]
アメリカ、韓国、ロシアから、世界的なソリストとして活躍している音楽家たちが2016年1月に来日、東京と京都でスペシャルコンサートを開催します。滅多に集まることのない世界最高峰レベルのアーティストたちによる夢の競演をお楽しみください。

今回演奏するのは、1997年浜松国際・2000年リーズ国際ピアノコンクールに優勝し、これまで100以上のオーケストラと共演しているピアノのアレッシオ・バックス、世界各国で演奏活動をしながら最年少でソウル大学の教授になり話題となったヴァイオリンのジュヤン・ペク、2007年のチャイコフスキーコンクールで2位入賞し、ソリスト、室内楽奏者として一線で活躍している若手チェリストのアレクサンドル・ブズロフ、、そしてMusic Dialogue芸術監督を務めるヴィオラの大山平一郎…世界一流のアーティストたちは、一体どんな競演を見せてくれるのでしょうか。


◇日時:2016年1月13日(水) 19時開演 (18時半開場)
◇会場:すみだトリフォニーホール 小ホール 
 JR総武線「錦糸町駅」北口より徒歩5分
 東京メトロ半蔵門線「錦糸町駅」3番出口より徒歩5分
◇出演:アレッシオ・バックス(ピアノ)、
 ジュヤン・ベク(ヴァイオリン)、大山平一郎(ヴィオラ)、アレクサンドル・ブズロフ(チェロ)
◇曲目
 モーツァルト: ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲 第2番 変ロ長調 K424
 ラフマニノフ:チェロ・ソナタ ト短調 作品19
 フォーレ:  ピアノ四重奏曲 第2番 ト短調 作品45
◇チケット料金:6000円 (学生3000円) 自由席
 チケットお申し込み:チケットぴあ (Pコード 281-521)
 電話予約:0570-02-9999
 インターネット購入:http://ticket.pia.jp/pia/ticketInformation.do?eventCd=1551782&rlsCd=001
 店頭購入:ぴあ窓口、セブンイレブン、サークルK・サンクス
◇主催:一般社団法人 Music Dialogue
◇お問い合わせ先info@music-dialogue.org


【アーティストプロフィール】
◇Alessio Bax アレッシオ・バックス(ピアノ)
1977年イタリア生れ。9歳でバーリ音楽院に入学、16歳で全額奨学金を受け米国の南メソジスト大学に入学、ホアキン・アチュカロに師事。1997年第3回浜松国際、2000年リーズ国際ピアノ・コンクール優勝。これまでに、サイモン・ラトル、ユーリ・テルミカーノフ、ヤープ・ヴァン・ズヴェーデン、ウラディーミル・アシュケナージ、マリン・オールソップ、ジョナサン・ノットなどの指揮者のもと、100以上のオーケストラと共演。世界各地でリサイタルを行うほか、ジョシュア・ベル、スティーヴン・イッサリース、今井信子などと室内楽で共演。2014年にはリンカーンセンター室内楽協会オープニングガラへの出演、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団とのツアー、ジョシュア・ベルとのリサイタルツアーを行う。2009年エイヴリー・フィッシャー・キャリア・グラントを受賞。演奏活動の傍ら、南メソジスト大学で後進の指導にあたっている。ニューヨーク在住。

◇Ju-Young Baek ジュヤン・ペク(ヴァイオリン)
韓国生まれ。カーティス音楽院にて、アーロン・ローザンドに師事する。その後、パリ音楽院で、ジャン=ジャック・カントロフに師事し、首席にて卒業。さらに、ジュリアード音楽院大学院にて、ロバート・マンに師事する。1995年シベリウス国際コンクールおよび1996年パガニーニ国際コンクール入賞。2000年ニューヨーク・ヤング・コンサート・アーティスト国際オーディション優勝。これまでに、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団、フィラデルフィア管弦楽団、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団、サンクトペテルブルク・フィルハーモニー交響楽団、KBS交響楽団等と共演。日本では、 NHK交響楽団、東京都交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団などと共演する。また室内楽奏者として、マールボロ、アスペン、ラヴィニヤ、ザルツブルクの夏、フランスのエヴィアンなどの音楽祭と幅広く出演している。名門ソウル大学音楽学部に20歳代の若き教授として就任し、韓国で大きな話題となった。2010年4月に公開された「のだめカンタービレ 最終楽章後編」ではヴァイオリン協奏曲のソリストとして音の出演を果たす。

◇Heiichiro Ohyama 大山平一郎(ヴィオラ)
米国サンタバーバラ室内管弦楽団・音楽監督兼常任指揮。シャネル・ピグマリオン・デイズ・室内楽シリーズ・アーティスティック・ディレクター。Music Dialogue 代表。桐朋学園音楽高校卒業後、英国のギルドホール音楽学校を卒業。米国インディアナ大学でも研修。1972年から室内楽の分野で、活動を開始(マルボロ音楽祭・サンタフェ室内音楽祭・ラホイヤ・サマーフェスト)。1979 年にジュリーニ率いるロスアンジェルス交響楽団の首席ヴィオラ奏者に任命され、1987年にプレヴィンから同楽団の副指揮者に任命される。1999 年から5年間、九州交響楽団の常任指揮者、2004年から4年間、大阪交響楽団首席指揮者。2003年に30年にわたるカリフォルニア大学教職を終える。2007年から3年間、ながさき音楽祭音楽監督を歴任。 2005年に“福岡市文化賞”、2008年に文化庁”芸術祭優秀賞”、2014年にサンタバーバラ市の“文化功労賞”を受賞。

◇Alexander Buzlov アレクサンドル・ブズロフ(チェロ)
ロシア出身。2001年YCA国際オーディションで優勝。2005年にはリンカーン・センターにてデビューを飾り、スラットキン指揮のセント・ルークス管弦楽団と協演。ロシアではゲルギエフ指揮のマリインスキー劇場管弦楽団やバシュメット指揮のモスクワ・ソロイスツ合奏団など、数々の名門オーケストラや著名な指揮者と共演。エマニュエル・フォイアマン国際チェロ・コンクールで優勝し、聴衆賞も獲得。第63回ジュネーヴ国際音楽コンクール・チェロ部門で2位入賞。第13回チャイコフスキー国際コンクールでは第2位を獲得したほか、ロストロポーヴィチ財団賞も受賞。6歳でチェロを始める。14歳のとき、ロストロポーヴィッチの70歳の誕生日コンサートで演奏を披露。名門モスクワ音楽院でグートマンに師事し、現在、同音楽院で後進の指導にあたっている。
記念すべき関西での第一回目のイベント!(1/11/2016)[2015年10月18日(Sun)]

ついに、Music Dialogueが関西に進出です。
記念すべき第一回目の演奏会は来年1月11日。

秋田アトリオン国際室内楽アカデミーの講師陣4人を京都に招いて演奏会を行います。世界最高峰のアーティストたちによる夢の競演をお楽しみください。

そして私たちがヴィジョンに掲げている室内楽とは一体どのようなものなのか。是非、関西の皆様にも「五感」で確かめていただけたらと思います。

20151013161700.jpg

20151013161836.jpg

***************

Music Dialogue in Kyoto Vol.1〜世界的ソリストたちが織りなす室内楽の夕べ〜

【日時】2016年1月11日(月・祝) 14時開演(13時30分開場)
【会場】京都コンサートホール アンサンブルホールムラタ(地下鉄烏丸線「北山駅」下車5分)
【料金】全席指定 一般4,500円 学生2,500円
【出演】
 アレッシオ・バックス(ピアノ)
 ジュヤン・ペク(ヴァイオリン)
 大山平一郎(ヴィオラ)
 アレクサンドル・ブズロフ(チェロ)

【曲目】
 モーツァルト:ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲 第2番 変ロ長調 K.424
 ラフマニノフ:チェロ・ソナタ ト短調 Op.19
 フォーレ:ピアノ四重奏曲 第2番 ト短調 Op.45

【チケットの問合せ】
 ○京都コンサートホール 075-711-3231(10〜17時、第1・3月曜休)
 ※ホームページからも購入可能です

 ○チケットぴあ 0570-02-9999(Pコード 279-126)
  http://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventCd=1547525

 ※チケット発売:10月18日(日)10時より

【問合せ】一般社団法人Music Dialogue
 info@music-dialogue.org

〈秋田アトリオン国際室内楽アカデミーのホームページ〉
 http://www.kosei-buil.co.jp/atorion/chamber_music_academy.html
| 次へ