秋田アカデミーの様子をご紹介![2016年01月06日(Wed)]
今朝の「秋田さきがけ」社会面で、八重奏の写真とともにアカデミーを大きく取り上げていただきました!
昨晩のアレッシオによる基礎クラス(秋田の中高生対象)。
ショパンのスケルツォ4番を弾かれたのですが、色々な学びがありました。
1回目の演奏が終わると、アレッシオが「この曲は同じことが何度も繰り返されるからコントラストを考える訳だけれど、ショパンはそれをどうやってほしいか、事細かに教えてくれているんだよね」と。
例によって部分部分を分解していくと、フレーズの長さや始まる音がちょっとずつ違っていて、それもすごく不自然になっていたり。でもそれを本当にやってみると、同じ音のならびでも全く違って聞こえる。生徒さんに「全部弾けててすごく自然な演奏だったけれど、ショパンはわざと不自然なことをたくさんもりこんでいるからそれをしっかり分かった上でお客さんにも分かってもらうように演奏できるといいと思う」というコメントがすごかったです。
特に息をのんだのは、「普通だったらここから pp(ピアニッシモ)」にするのが自然だけど、この「次」の音の下にppが書いてあるでしょ」と言われてそれを生徒さんが試してみると、それだけで一気にそのフレーズの浮かび上がり方が何倍にも幻想的になったこと。すごい作曲家というのはこういうところに表れるんだと体感できた瞬間でした。
生徒さんも言われたことをどんどんその場で変えていける力量があったので、1時間で全然違う曲になっていきました。
終了後、本人やお母さまなどからこんな風な曲の掘り下げ方や考え方には今日初めてふれました、本当に勉強になりましたと、心からの言葉をかけていただき、アカデミーの意義をあらためて感じられました。
昨晩のアレッシオによる基礎クラス(秋田の中高生対象)。
ショパンのスケルツォ4番を弾かれたのですが、色々な学びがありました。
1回目の演奏が終わると、アレッシオが「この曲は同じことが何度も繰り返されるからコントラストを考える訳だけれど、ショパンはそれをどうやってほしいか、事細かに教えてくれているんだよね」と。
例によって部分部分を分解していくと、フレーズの長さや始まる音がちょっとずつ違っていて、それもすごく不自然になっていたり。でもそれを本当にやってみると、同じ音のならびでも全く違って聞こえる。生徒さんに「全部弾けててすごく自然な演奏だったけれど、ショパンはわざと不自然なことをたくさんもりこんでいるからそれをしっかり分かった上でお客さんにも分かってもらうように演奏できるといいと思う」というコメントがすごかったです。
特に息をのんだのは、「普通だったらここから pp(ピアニッシモ)」にするのが自然だけど、この「次」の音の下にppが書いてあるでしょ」と言われてそれを生徒さんが試してみると、それだけで一気にそのフレーズの浮かび上がり方が何倍にも幻想的になったこと。すごい作曲家というのはこういうところに表れるんだと体感できた瞬間でした。
生徒さんも言われたことをどんどんその場で変えていける力量があったので、1時間で全然違う曲になっていきました。
終了後、本人やお母さまなどからこんな風な曲の掘り下げ方や考え方には今日初めてふれました、本当に勉強になりましたと、心からの言葉をかけていただき、アカデミーの意義をあらためて感じられました。