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Music Dialogueディスカバリー・シリーズが始まります![2017年03月12日(Sun)]
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4月から装いも新たにはじまるMusic Dialogueのディスカバリー・シリーズ(全4回+京都での特別公演)。

普段は公開されない音楽づくりの舞台裏を覗き見たり、演奏者の息遣いまで感じられるほどの至近距離で生演奏が聴けたり、演奏者との対話できる時間があったりと、まるでドキュメンタリー番組を見ているかのような感覚でクラシック音楽の魅力が感じることが出来るコンサートシリーズです。クラシック音楽に馴染みのない方でも室内楽の魅力や楽しさを最大限体験してもらえるよう、これまでとは異なる、新しい音楽の楽しみ方を提案します。

第1回では、メンデルスゾーンとブラームスが作曲家として脂の乗っていた壮年期に書かれた作品が取り上げられます。特にメンデルスゾーンの『ピアノ三重奏曲第1番』は、この編成の代名詞的存在。情熱的に燃え上がるロマンティックな音楽は、室内楽入門にもうってつけの定番作品です。

本番数日前の4月17日には、ブラームスのピアノ四重奏曲第3番の初めてのリハーサルを、ピアニストの永野光太郎さん、作曲家/音楽ライターの小室敬幸さんによる字幕解説付きでみていただけます。「初めて」のリハーサルということは、演奏者たちは曲に対してバラバラのイメージを持ちよるので最初は大変だったりする訳ですが、この複数の演奏者による「方向合わせ」のプロセスというものが室内楽の醍醐味ともいえるくらい、見ていても面白いので、この場を皆さんに公開しています。

そしていよいよ本番の21日。
Music Dialogue のコンサートは、観客と奏者が驚くほど近いのが魅力です。会場となるセントレホールはステージがないため、最前列の席からは奏者が目と鼻の先。音楽家たちと同じ空気感を肌で感じながら演奏をお楽しみいただけます。演奏後にはお酒やソフトドリンクを飲みながら演奏者とのダイアローグやお客様同士の交流の時間があります。皆さんがリハーサルや本番の演奏を聴いたときに感じた疑問を直接演奏者に聞くことができるので、気付きをより深めることができるでしょう。

【お申し込み】 https://goo.gl/pVeKDk

 ※ディスカバリー・シリーズ2〜4回目の情報はこちらからご覧になれます。
 
=====

◆Music Dialogue ディスカバリー・シリーズ2017-18 vol.1
【日時】 2017年4月21日(金)19:00開演(18:30開場)
【出演】 酒井有彩(ピアノ)、伊東真奈(ヴァイオリン)、
     大山平一郎(ヴィオラ)、加藤文枝(チェロ)
【曲目】 メンデルスゾーン ピアノ三重奏曲第1番 ニ短調 作品49
     ブラームス ピアノ四重奏曲第3番 ハ短調 作品60

◆「字幕実況中継付きリハーサル」
【日時】 2017年4月17日(月)18:00-19:30 (17:45開場)
   ※途中入退場自由

【会場】 南麻布セントレホール 日比谷線広尾駅より徒歩6分
    http://www.centre-hall.com/access.html

【料金】 (本公演)一般4,000円 学生2,000円 当日精算
     (リハーサル)一般1,000円 学生500円 当日精算
   ※リハーサル、本公演両方ご参加いただく場合には本公演チケット代から500円引きさせていただきます。

【お申し込み】 https://goo.gl/pVeKDk

【共催】 一般社団法人 Music Dialogue、サポート ミュージック ソサィエティ 
【お問い合わせ】 info@music-dialogue.org 03-5791-3070
 

演奏者プロフィール:

酒井有彩 (ピアノ)
文化庁新進芸術家在外研修員、明治安田クオリティオブライフ文化財団奨学生として、ベルリン芸術大学を最優秀で卒業。国家演奏家資格を取得。ポーランド国立放送響、リベイランプレート響 、大阪交響楽団、モディリアーニ弦楽四重奏団などと共演。ヤマハ音楽配信サイト'mysound'でハイレゾ配信中。CHANEL Pygmalion Daysアーティスト。

伊東真奈(ヴァイオリン)
奈良県出身。東京藝術大学音楽学部を経て、同大学院修士課程修了。院在学中にパリのスコラカントルム音楽院に2年留学。松方ホール音楽奨励賞受賞。藝大にて、室内楽定期演奏会出演。卒業時に同声会賞受賞。芸大ハイドンシリーズコンサート、録音などに参加。リゾナーレ室内楽セミナーにて「緑の風賞」受賞。リゾナーレ音楽祭参加。JTが育てるアンサンブルシリーズなど出演。

大山平一郎(ヴィオラ)
英国のギルドホール音楽学校を卒業。1979年にLAフィルの首席ヴィオラ奏者に任命さ れた後、同楽団の副指揮者に任命 される。現在、サンタバーバラ室内管弦楽団音楽監督、CHANEL Pygmalion Days 室内楽シリーズアーティスティック・ディレクター、Music Dialogue 代表。

加藤文枝(チェロ)
東京芸術大学、同大学大学院卒業。学内にて安宅賞、アカンサス音楽賞、三菱地所賞受賞。パリ市立音楽院を卒業。第8回ビバホールチェロコンクール第1位。第7・8回東京音楽コンクール弦楽部門第2位。FLAME国際コンクール第3位。平成23年度京都市藝術文化特別奨励者。ロームミュージックファンデーション奨学生。CHANEL Pygmalion Days アーティスト。
「Music Dialogue 室内楽塾 in 東京」を開催しました[2017年02月11日(Sat)]
2月2日〜5日の4日間、自由が丘の旧園田高弘邸にて、Music Dialogue室内楽塾 in 東京を開催させていただきました。

今回は7名の受講生が塾長大山平一郎とともに、3日間みっちりとレッスンを受け、最終日にはファイナルコンサートで演奏していただきました。

受講生の皆さんが4日間を通してどんどん変化していく様子とそのドラマに、聴講に来られたお客様や私たちスタッフも感動しました。また受講生の皆さまからも「充実した学びの時間になりました」というコメントをいただき、今後も何とかこのような機会を提供し続けられるようにがんばらねばという気持ちを新たにしました。

ご協賛いただいた自由が丘の街作り会社 株式会社ジェイ・スピリット 様、そして塾の趣旨に賛同していただき、最初の段階から一緒に実現の方法を考えてくださった一般社団法人住宅遺産トラストの皆さま、本当にありがとうございました!!

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【コンサート開催&聴講募集のお知らせ】MusicDialogue 室内楽塾 in 東京[2017年01月19日(Thu)]
 MusicDialogue 室内楽塾 in 東京
 〜将来の期待される大変優秀な若手音楽家たちは、
 ヴィオラ奏者大山平一郎との共演を通じて何を得るのか?〜

 
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右矢印1 室内楽塾について
MusicDialogueでは、室内楽を通して、若手演奏家が経験豊富な演奏家と一緒に真の音楽創りを学ぶことで、アンサンブルの本質を理解できる優れた演奏家になるためのお手伝いをしていきたいと考えています。指揮者・ヴィオリストとして世界の様々なオーケストラや音楽祭で音楽監督や首席奏者をつとめてきた大山平一郎(MusicDialogue芸術監督)と一緒に演奏しながら、国際レベルでの音楽創りのプロセスを体験していただく機会を提供します。
 
 
右矢印1 塾の成果を披露する「ファイナルコンサート」
〔日   時〕2月5日(日)16時開演
〔会   場〕旧園田高弘邸(自由が丘駅より徒歩8分) 
〔曲目&出演〕
 ❏モーツァルト………ピアノ四重奏曲第2番 変ホ長調,K493
 藤田 祥子(ピアノ)、高橋 和奏(ヴァイオリン)、大山 平一郎(ヴィオラ)、森 和子(チェロ)
 ❏ベートーヴェン……ピアノ四重奏曲 変ホ長調,Op.16
 酒井 有彩(ピアノ)、土岐 祐奈(ヴァイオリン)、大山 平一郎(ヴィオラ)、森 和子(チェロ)
 ❏メンデルスゾーン…ピアノ四重奏曲第2番 ヘ短調,Op.2
 水谷 優希(ピアノ)、藤田 尚子(ヴァイオリン)、大山 平一郎(ヴィオラ)、森 和子(チェロ)
〔料   金〕一般 /学生…2000円
〔お申し込み〕https://goo.gl/4U3fnB
 
 
右矢印1 成長する過程を見学する「レッスン聴講」
〔スケジュール〕 ※入退場自由
2/2(木)14:00-16:30 … メンデルスゾーン
   17:00-19:30 … モーツァルト
2/3(金)11:00-13:00 … メンデルスゾーン
   14:00-16:00 … モーツァルト
   16:30-19:00 … ベートーヴェン
2/4(土)11:00-13:00 … メンデルスゾーン
   14:00-16:00 … モーツァルト
   16:30-19:00 … ベートーヴェン
〔塾長経歴〕 大山平一郎(ヴィオラ)
 http://www.hirasaoffice06.com/artists/view/69
〔料  金〕 一般 …500円(1日)/1000円(通し券)
      学生 … 無料
〔お申込み〕 https://goo.gl/4U3fnB
 
 
右矢印1 主催者情報
〔共  催〕一般社団法人Music Dialogue、住宅遺産トラスト
〔協  賛〕自由が丘街づくり会社ジェイ・スピリット
〔後  援〕自由が丘住区住民会議/自由が丘町会/緑が丘西地区自治会/自由が丘商店街振興組合
〔お問合せ〕メール…info@music-dialogue.org
Music Dialogue 室内楽塾in東京 受講生募集[2016年11月21日(Mon)]
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 私たちMusic Dialogueでは、室内楽を通して、若手演奏家が経験豊富な演奏家と一緒に真の音楽創りを学ぶことで、アンサンブルの本質を理解できる優れた演奏家になるためのお手伝いをしていきたいと考えています。指揮者・ヴィオリストとして世界の様々なオーケストラや音楽祭で音楽監督や首席奏者をつとめてきた大山平一郎(Music Dialogue芸術監督)と一緒に演奏しながら、国際レベルでの音楽創りのプロセスを体験できる、貴重な機会です。
 
 
【期  間】2017年2月2日(木)〜5日(日)

【会  場】旧園田高弘邱(自由が丘)

【募集楽器】ピアノ、ヴァイオリン、チェロ(各3名程度)

【受講内容】
 ・複数の受講生と大山平一郎が共に室内楽を組んでのピアノ・弦楽器のレッスン。
 ・[1〜3日目] リハーサル 1日2〜3時間
  [4日目] ゲネプロ、本番(一般のお客様に公開します)
 ・受講曲は、受講希望曲に基づき、塾長が最終決定いたします。
  ※原則として、ピアノ、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロによる3〜5名程度の編成
  ※編成を考慮の上、希望以外の曲に決まる場合もあります。

【塾長経歴】
 大山平一郎(ヴィオラ)
 アメリカ・サンタバーバラ室内管弦楽団音楽監督兼常任指揮者、シャネル・ピグマリオン・デイズ 室内楽アーティスティック・ディレクター、Music Dialogue芸術監督。桐朋学園音楽高校卒業後、英国のギルドホール音楽学校を卒業。米国インディアナ大学でも研修。1972年から室内楽の分野で、活動を開始(マルボロ音楽祭・サンタフェ室内音楽祭・ラホイヤ・サマーフェスト)。1979年にジュリーニ率いるロスアンジェルス交響楽団の首席ヴィオラ奏者に任命され、1987年にプレヴィンから同楽団の副指揮者に任命される。1999年から5年間、九州交響楽団の常任指揮者、2004年から4年間、大阪交響楽団首席指揮者。2003年に30年にわたるカリフォルニア大学教授職を終える。2007年から3年間、ながさき音楽祭音楽監督。2005年に“福岡市文化賞”、2008年に文化庁”芸術祭優秀賞”、2014年にサンタバーバラ市の“文化功労賞”を受賞。

【対象】
 ・原則として、40歳未満の演奏家を目指し音楽を専門的に学んでいる、またはすでに演奏家としての活動をしている方で、さらなる演奏技術の向上と室内楽の経験を深めたい方。

【受講料】
 25,000円(税込)
 ※交通費、宿泊費、食費等は自己負担となります。
 ※ご入金後のキャンセルによるご返金はいたしません。

【応募方法】
 以下の資料一式を、期限までに事務局宛てに郵送、もしくはメール(mihoito@music-dialogue.org)で送付して下さい。(※応募書類一式は返却いたしませんのでご注意ください。)

 @参加申込書
  ⇒ダウンロード(doc.形式)
 A受講者写真
  ※サイズ自由、カラー
  ※郵送する場合は、写真の裏面に氏名・専攻楽器を記入すること。
 B過去1年以内に自身の演奏を録音した10分程度の音源
  ※CDを郵送、もしくはwavファイルかYouTubeリンクをメールで送付すること。
 C推薦状1通
  ※音楽演奏家による推薦状。様式は問いませんので、推薦者と応募者の関係、
   応募者の特徴、将来性などについて記載して下さい。
  ※これまでに大山平一郎と共演、または指導を受けたことがある方に関しては、
   ABCの提出が免除されます

【応募締切】
 2016年12月11日(日)必着

【選考および通知決定】
 ・応募書類と音源から選考し12月末までに文書にて通知いたします。

【その他】
 ・受講生は、期間中の全レッスンのリハーサル見学が可能です。
 ・受講のために必要な交通・宿泊・滞在・食費は、受講者の自己負担となります。
 ・応募書類は返却いたしません。塾終了後に破棄いたします。

【主催・お申込み先】
 Music Dialogue事務局(担当:伊藤、小室)
 〒102-0082 東京都千代田区一番町19-206
 FAX番号:(03) 5276-8180
 〔伊藤〕mihoito@music-dialogue.org/080-1062-8304
 〔小室〕komuro@artsbridge.co.jp/090-2482-3020
南麻布セントレホール アンサンブルシリーズ Vol.4[2016年10月25日(Tue)]

Music Dialogueによるセントレホールでのコンサートは、演奏者とお客様をステージで分けないため、息遣いが感じられるほどの至近距離で室内楽が楽しめると大好評。「クラシック音楽がこんなに生き生きと感じられたのは初めて」「演奏者と同じ空気感を肌で感じられるのが他には代えがたい魅力」と有り難い言葉を頂戴しております。

シリーズ第4回目のコンサートの前には、前回大反響をいただいた実況解説付きの公開リハーサルも開催します。指揮者としても世界的に活躍する大山平一郎シェフが、どのように美味しい音楽を調理してゆくのか、普段は公開しない「シェフ大山の秘密の音楽厨房」を皆さまに実況解説付きでご披露します。

今回取り上げる作品は、ドイツ音楽を代表する2つのピアノ四重奏曲。18世紀に活躍したモーツァルトと、19世紀に活躍したシューマンが、ピアノ四重奏曲(ピアノ、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ)のために残した作品が何故、数百年以上も愛され続ける傑作であるのか。公開リハーサルと本番を通して、シェフ大山が皆さまに分かりやすく紐解いていきます。
出演するのは大山の他、今後の日本を背負って立つような期待の若手ばかり。時代や世代を超えた音楽の旅に是非あなたも身をゆだねてみませんか?


【Music Dialogue 南麻布セントレホール アンサンブルシリーズ Vol.4】
〔日時〕2016年12月6日(火)19:00開演(18:30開場)
〔会場〕南麻布セントレホール 日比谷線広尾駅より徒歩6分
〔出演〕岩崎洵奈(ピアノ)
    藤田尚子(ヴァイオリン)
    大山平一郎(ヴィオラ)
    加藤文枝(チェロ)
〔曲目〕モーツァルト…ピアノ四重奏曲第2番 変ホ長調 K493
    シューマン……ピアノ四重奏曲 変ホ長調 作品47
〔料金〕一般4,000円 学生2,000円(お飲み物付) 当日精算
〔お申し込み〕https://goo.gl/lccH8Y
〔共催〕一般社団法人Music Dialogue
    サポートミュージックソサィエティ(SMS)
〔助成〕一般社団法人私的録音補償金管理協会(sarah)
〔お問合せ〕
 メール:info@music-dialogue.org
 お電話:03-5791-3070(SMS)

【公開リハーサル:「字幕で解説 〜音楽作りの現場から〜」】
音楽をより深く知り、味わうには音楽がつくられていく過程を間近で見るのが一番の近道です。リハーサルの内容がよくわかる実況解説をプロジェクターに投影しながら、室内楽の奥深い世界にご案内します!今回は素敵な旧園田高弘邸(吉村順三による設計)での開催になります。

〔日時〕2016年12月4日(日)13:00-14:30(開場:12:45)
〔会場〕旧園田邸(最寄り駅:自由が丘)
    (吉村順三による設計・登録有形文化財)
     ※場所の詳細はお申込み後にお送りいたします。
〔解説〕金子 鈴太郎(チェリスト)
    小室 敬幸(作曲家)ほか 
〔料金〕一般500円(当日精算)
    ※一般の方で6日の本公演にもお越しくださる場合は、
    コンサートの入場料を4,000円から3,500円に割引いたします。
〔お申し込み〕https://goo.gl/lccH8Y
       ※6日のコンサートと同時申込が可能です。




〜演奏者プロフィール〜

岩崎洵奈(ピアノ)
東京藝術大学卒業。ウィーン国立音楽大学大学院にてJ.イラチェック氏に師事。2010年第16回ショパン国際ピアノコンクールにおいてディプロマ賞受賞。審査終了後、審査員のマルタ・アルゲリッチ氏より賞賛を受ける。欧州、中東各地のリサイタルに出演。CHANEL Pygmalion Daysアーティスト。2015年CDデビュー。

藤田尚子(ヴァイオリン)
桐朋学園大学音楽部を卒業。武生国際音楽祭・ヴィオラスペース出演。桐朋学園大学オケ・8音楽大学合同オケ・小澤征爾音楽塾オケにて小澤征爾氏ら指揮のもとコンサートミストレスを務める。第1・2回アトリオン国際室内楽アカデミー修了。2015年より東京フィルハーモニー交響楽団委託契約団員を務める。

大山平一郎(ヴィオラ)
英国のギルドホール音楽学校を卒業。1979年にLAフィルの首席ヴィオラ奏者に任命さ れた後、同楽団の副指揮者に任命 される。現在、サンタバーバラ室内管弦楽団音楽監督、CHANEL Pygmalion Days 室内楽シリーズアーティスティック・ディレクター、Music Dialogue 代表。

加藤文枝(チェロ)
東京芸術大学、同大学大学院卒業。学内にて安宅賞、アカンサス音楽賞、三菱地所賞受賞。パリ市立音楽院を卒業。第8回ビバホールチェロコンクール第1位。第7・8回東京音楽コンクール弦楽部門第2位。FLAME国際コンクール第3位。平成23年度京都市藝術文化特別奨励者。ロームミュージックファンデーション奨学生。CHANEL Pygmalion Days アーティスト。
Music Dialogue@MOMAT「主題と変奏 ― トーマス・ルフ展によせて」[2016年09月21日(Wed)]

 去る9月11日に、東京国立近代美術館で「主題と変奏 ― トーマス・ルフ展によせて」と題したコンサートを開催しました。

 東京国立近代美術館での演奏会は2月に続き、ニ回目。今回は、美術館で催されいる展覧会「トーマス・ルフ展」の関連イベントとして開催しているため、演奏の前に弊団体理事でもある小川敦生さん(美術ジャーナリスト/多摩美術大学美術学部芸術学科教授)がレクチャーを行いました。

 「変奏は楽しい」という切り口で、美術における「変容」の楽しみ方、「変容」という目線でみたルフの作品について、分かりやすく解説していただいた上で、今度は音楽の「変奏」へバトンタッチ。

 演奏の前半はモーツァルト、ブラームス、ウェーベルンと、18世紀から20世紀にかけてウィーンの音楽家を通して変奏曲の移り変わりを聴いていただき、後半ではチャイコフスキーの作曲した30分近くある変奏曲、ピアノ三重奏曲から第2楽章をお聴きいただきました。演奏してくださったのは、ヴァイオリンの水谷晃さんと直江智沙子さん、チェロの金子鈴太郎さん、ピアノの永野光太郎さん、そして弊団体のアーティスティックディレクターであるヴィオラの大山平一郎です。

 演奏の後は、恒例の「ダイアローグ」の時間。短い時間ではありましたが、演奏家や聴衆の皆さまから自由闊達な対話が繰り広げられ、色んな角度から「変奏は楽しい」を実感いただいたようでした。


(撮影:平舘 平
写真の呪縛から解き放たれた写真とは〜トーマス・ルフの世界を覗く[2016年08月31日(Wed)]
 「大きい!」
 折りたたまれた状態から広げるとポスター大になる「トーマス・ルフ展」(東京国立近代美術館)のパンフレットを見た知人が、こんな声を上げた。思わず、叫んだのだ。トーマス・ルフ(1958年生まれ)は、写真を表現の主体にしたドイツのアーティストだ。

 確かに、バストアップの女性像が大写しになった写真作品をあしらったそのパンフレットは、普段自分たちが撮って楽しんでいる人物写真とはちょっと違った印象を放っていた。

 ルフは「ポートレート」と題されたシリーズで友人を撮った写真を作品として発表した時に、写真の大きさがもたらす鑑賞者の意識の違いに気づいたという。24☓18センチという常識的な<Tイズの作品を展示した時には、見た人は「これは誰それだ」と写った人物のことを話題にした。ところが巨大に引き伸ばした写真を展示すると「これは誰それの巨大な写真だ」と、写真そのものに対して興味を持つようなったというのだ。

 東京国立近代美術館では、210☓165センチという巨大なサイズの写真作品が、最初の部屋で数点展示されている。パンフレットにもその中の1枚を使っていた。実は、ルフの作品はこれまでにも見たことがあったので、展示室で見た時には、パンフレットを見た知人のような驚きはなかった。それでも、大きさは見る自分に絶対的なインパクトを与えながら覆いかぶさってきた。

 パンフレットの話に戻れば、グラフィックデザインを担当したデザイナーは、ポスター大にすることでルフの真意を伝達できると考えて、わざわざ折りたたんだものを広げる仕様のパンフレットにしたのではあるまいか。

 ルフの作品には、なぜこの風景を魅力的に感じるのか? と疑問に思わせるような不思議な魅力を持っているものも多い。何の変哲もない建物を、常人が思いつきそうなアングルで撮っているだけのように見えるのに、なぜか画面に引き込まれる。テレビ番組で宇宙のことなんかたくさん知っているはずの現代人に、銀河が写った宇宙や土星などの写真を提示して、異空間に自分が出かけたのような気分にさせてくれることもある。

 コンピューターを駆使するなどして多様な表現をするルフを象徴するのは、「jpeg」という名のシリーズだろう。圧縮されたデジタル写真の画像の持つ粗さを、魅力に転化しているのだ。たとえば911テロの事件現場を写した写真は、あえて低解像度にした写真を大きく引き伸ばして見せている。写っているビルなどの描写がとにかく粗く、カクカクとした上にかなりぼけている。ノイズ≠ノ満ちた画像だ(実際、圧縮画像特有のこの現象は、「ブロックノイズ」と呼ばれている)。たとえば雑誌にこの写真を載せるとすれば、編集者やグラフィックデザイナーは解像度の高い写真との差し替えをカメラマンに要求するだろう。ところが、ルフの作品では、低解像度による粗さが、近代以降の画家の筆跡を想起させるようなタッチ≠作り出している。

 ルフのもう一つの特徴は、自分でシャッターを押すのにこだわらないことだろう。雑誌やインターネットに掲載されたもの、さらには火星探査機などが撮影した写真をもとに表現する。その際に、元の写真を変容≠ウせることによって、新たな魅力を付加する。ヌード写真やアニメなどの画像がずいぶんと姿を変えて登場するのだ。ここで、変容≠ェキーワードになる。変容≠ヘ、鑑賞すること自体が楽しい。モチーフをどう変容≠ウせるかは、絵画でも重要。そこに画家の個性が表れる。たとえば、ピカソが描いた《泣く女》という絵を見て、モデルとなった女性の顔をリアルに想像できる人はほぼいないだろう。

 音楽でも同じである。音楽作品には「変奏曲」というジャンルがある。元の旋律を変容させることによって、鑑賞者は思ってもみない美しさを体験することになる。変奏は元の旋律がないと生まれない。いわば元の作品は「母」である。「子」はある時には母の生き写しのように、しかしある時には同じ遺伝子を感じさせないほど奔放に育つ。だから、変奏だけを聴いていると、元がどんな旋律だったのか、想像がつかないような例も多い。

 「広告写真はすべてウソ」というルフの指摘が痛快だった。「写真におけるイメージの操作をどう思うか」という記者会見の席上での質問に答えた中で出てきたものだ。広告写真で女優の肌を美しく修正するなどは当たり前。おそらく多くの人が知っている事実である。そもそも「写真は(歴史に登場した)最初から操作されていた」とルフは話す。写真も人間が意識をもって撮れば何らかの意図が入るものだ。加えて近年は、普及が著しいスマートフォンにも撮った写真を加工できる機能がおおむね備わっているので、プロでなくても修正は簡単。もはや「写真」は「真を写す」ものとはいえない時代に突入している。

 それでも、写真というメディアは被写体を比較的忠実に写す機能を持っているために、これまでは再現性に重きが置かれることが多かった。もちろん写真家の個性は発揮され、それが魅力となるのだが、あくまでもメディアとして、写っているのが何かを伝えることが優先されてきたのだ。ルフの面白さは、変容≠ネどによって、そうした写真の呪縛から解き放たれたことにありそうだ。

 最後に一つ。巨大だったり粗かったりという言葉からはルフの表現に大ぶりな印象を持つかもしれないが、それぞれの作品は極めて丁寧、精緻に仕上げられている。だからこそ美しさが際立つのだろう。
(多摩美術大学芸術学科教授 小川敦生)
 
展覧会情報:「トーマス・ルフ」展
 東京展:2016年8月30日〜11月13日、東京国立近代美術館(東京・竹橋)
 金沢展:2016年12月10日〜2017年3月12日、金沢21世紀美術館(金沢市)

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 Music Dialogue@MOMAT「主題と変奏-トーマス・ルフ展によせて」

〔日 時〕
 2016年9月11日(日)13:00開演

〔会 場〕
 東京国立近代美術館 地下講堂

〔出演者〕
 ピアノ:永野光太郎、ヴァイオリン:水谷晃、直江智沙子、
 ヴィオラ:大山平一郎、チェロ:金子鈴太郎 
 ゲストスピーカー:小川敦生(美術ジャーナリスト/多摩美術大学美術学部芸術学科教授)

〔プログラム〕
 モーツアルト………弦楽四重奏曲第15番 二短調 K421から第4楽章
 ブラームス…………弦楽四重奏曲第3番 変ロ長調 Op.67から第4楽章
 ウェーベルン………ピアノのための変奏曲,Op.27
 チャイコフスキー…ピアノ三重奏曲「偉大な芸術家の思い出に」から第2楽章
 お客様とのダイアローグ  

〔入場料金〕
 一般4,000円/学生2,000円
 ※Music Dialogueチケット半券提示で、トーマス・ルフ展の当日券
  (美術館の窓口販売に限る)を購入時に200円引きします。
  先に定価で展覧会を鑑賞した方は、Music Dialogue会場での半券提示で、
  現金200円をお返しします。

〔お申込み〕
 https://goo.gl/RKjuFt

〔主  催〕
 一般社団法人Music Dialogue

〔助  成〕
 一般社団法人私的録音補償金管理協会(sarah)

〔協  力〕
 カワイ音楽振興会

〔お問合せ〕
 info@music-dialogue.org
【演奏会のお知らせ】Music Dialogue@MOMAT「主題と変奏-トーマス・ルフ展によせて」[2016年08月13日(Sat)]

美術と音楽をめぐる「主題と変奏・変容」
〜トーマス・ルフは何を変容させたのか?〜


 「写真を西洋絵画の歴史に例えると、まだ“中世レベル”」と語る、写真家トーマス・ルフ。現代美術の先駆者であるマルセル・デュシャンに大きな影響を受けながら、「写真」のさまざまな可能性を切り開きました。レディメイドというコンセプトで、デュシャンが既成の工業製品を全く新たな作品として見立てた「泉 Fountain」のように、ルフが撮影する対象そのものは目新しくなくとも、鑑賞者には新たな体験をもたらすのです。

 このように既存の「主題」を新たな視点で描き直す「変容」は、美術の歴史上、何度となく繰り返し行われてきたものであると同時に、音楽の分野でも「主題と変奏」という形態で、西洋芸術のなかでジャンルを問わず、根幹に位置するものとして大きな役割を果たしてきました。 

 本コンサートでは、専門家のレクチャーと様々な楽曲の演奏を通じて、美術と音楽で共通する「変奏・変容」の魅力をひもとき、ルフが作品上で試みた革新的な「変容」とモーツァルトやブラームスなどによる変幻自在な「変奏」を楽しんでいただきます。


Music Dialogue@MOMAT
「主題と変奏-トーマス・ルフ展によせて」


〔日 時〕
 2016年9月11日(日)13:00開演

〔会 場〕
 東京国立近代美術館 地下講堂

〔出演者〕
 ピアノ:永野光太郎、ヴァイオリン:水谷晃、直江智沙子、
 ヴィオラ:大山平一郎、チェロ:金子鈴太郎 
 ゲストスピーカー:小川敦生(美術ジャーナリスト/多摩美術大学美術学部芸術学科教授)

〔プログラム〕
 モーツアルト………弦楽四重奏曲第15番 二短調 K421から第4楽章
 ブラームス…………弦楽四重奏曲第3番 変ロ長調 Op.67から第4楽章
 ウェーベルン………ピアノのための変奏曲,Op.27
 チャイコフスキー…ピアノ三重奏曲「偉大な芸術家の思い出に」から第2楽章
 お客様とのダイアローグ  

〔入場料金〕
 一般4,000円/学生2,000円
 ※Music Dialogueチケット半券提示で、トーマス・ルフ展の当日券
  (美術館の窓口販売に限る)を購入時に200円引きします。
  先に定価で展覧会を鑑賞した方は、Music Dialogue会場での半券提示で、
  現金200円をお返しします。

〔お申込み〕
 https://goo.gl/RKjuFt

〔主  催〕
 一般社団法人Music Dialogue

〔助  成〕
 一般社団法人私的録音補償金管理協会(sarah)

〔協  力〕
 カワイ音楽振興会

〔お問合せ〕
 info@music-dialogue.org

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【トーマス・ルフ展】 http://thomasruff.jp/event/
〔開催期間〕2016年8月30日(火)〜11月13日(日)
〔会場〕東京国立近代美術館
〔主催〕東京国立近代美術館、読売新聞社、ぴあ、WOWOW
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〔演奏者プロフィール〕
水谷晃(ヴァイオリン)
桐朋学園大学を首席で卒業。ヴァイオリンを小林健次氏、室内楽を原田幸一郎・毛利伯郎の各氏と東京クヮルテットに師事。在学中Verus String Quartetを結成し、第57回ミュンヘン国際音楽コンクール弦楽四重奏部門で第三位入賞。2013 年4 月より東京交響楽団コンサートマスター。

直江智沙子(ヴァイオリン)
桐朋学園大学を卒業。小澤征爾音楽塾、宮崎国際音楽祭、水戸室内管弦楽団、JT室内楽シリーズ、東京のオペラの森、サイトウキネンフェスティバル松本、プロジェクトQなどに参加。徳永二男氏に師事。現在神奈川フィルハーモニー管弦楽団第2バイオリン首席奏者。

大山平一郎(ヴィオラ)
米国サンタバーバラ室内管弦楽団音楽監督兼常任指揮。Music Dialogue 代表。桐朋学園音楽高校卒業後、英国のギルドホール音楽学校を卒業。1979 年にジュリーニ率いるロスアンジェルス交響楽団の首席ヴィオラ奏者に、その後同楽団の副指揮者に任命される。1999年から5年間、九州交響楽団の常任指揮者、2004年から4年間、大阪交響楽団首席指揮者。2003年に30年にわたりカリフォルニア大学教授職。

金子鈴太郎(チェロ)
桐朋学園ソリスト・ディプロマコースを経て、ハンガリー国立リスト音楽院に学ぶ。2004 年松方ホール音楽賞大賞受賞。2003 年から大阪交響楽団特別首席チェロ奏者。現在は、各オーケストラにゲスト首席として招聘されるほか、トウキョウ・モーツァルトプレーヤーズ首席チェリスト、Super Trio 3℃、長岡京室内アンサンブル各メンバー。

永野光太郎(ピアノ)
ダン・タイ・ソン、クラウディオ・ソアレスの各氏に師事。第2回オーストラリア国際ショパンピアノコンクールにおいて第1位、併せて聴衆賞を受賞。第2回ハリーナ・チェルニー=ステファンスカ記念国際ピアノコンクール第2位、併せてショパンのノクターン賞を受賞。東京ピアノコンクール第1位。

〔Music Dialogue(ミュージックダイアローグ)とは〕
様々な「対話 dialogue」を通じて、室内楽から得られる深い喜びをより広い方々に知っていただくことをミッションとする一般社団法人です。世界的指揮者でありヴィオラ奏者である大山平一郎が芸術監督を務めています。
Music Dialogueは大山を中心にした質の高い室内楽のコンサートをお客様に提供するだけでなく、作曲家や奏者の意図・内面性を聴衆の皆さまにもより深く共有していただくために、作品を通じた作曲家と演奏家との「対話」、演奏家同士の「対話」に加えて、演奏を聞いていただく方々とも「対話」の機会を設けています。
また、様々な異分野で活躍する方々との対話(コラボレーション)を行うことで、新しい室内楽の楽しみ方を提供しています。加えて、私たちはそうした室内楽の普及に加え、国内の若い音楽家を世界一流の音楽家へと育てる活動にも取り組んでいます。若き才能を育てるためにも「対話」は必要不可欠です。
こうした内・外を向いた「対話」をミッションに掲げる私たちの活動は多岐にわたり、演奏場所も音楽専用ホールにとどまらず、美術館や歴史的建造物、ホテルといった、より手軽に対話を楽しむことができる場所を選んで活動を行ってきました。そうした活動は社団法人発足から二年半を経て、少しずつ広がっています。
ウェブサイト:http://www.music-dialogue.org/
Music Dialogue in Kyoto vol.2が終演しました[2016年06月13日(Mon)]
昨晩のMusic Dialogue in Kyoto vol. 2には多くのお客様にご来場いただき、本当に皆さんの気持ちがつながるような時間をもつことができました。

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多くのお客様から、こんな至近距離で演奏を聴けたのは初めてで、音楽が本当に対話で成り立っていることが実感できたというコメントをいただきました。

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また、円形で演奏したことで、音楽が真ん中から上に立ち上っていく感覚があった、など、色々なことを感じてくださったのだなぁと。

演奏者たちも、この全てが近くつながっている感覚を楽しみながら本当に素晴らしい演奏をしてくれました。

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昨年、Music Dialogueとして京都で継続的に企画を作っていきたいという無謀なご相談をさせていただいた時からずっと応援してくださっているハイアットリージェンシー 京都の皆さまが演奏に感動してくださったことが本当にうれしかったです。

そしてこの企画の実現に多大なるご協力をいただいたシャネル ネクサスホールの皆さまに心から感謝いたします。

南麻布セントレホール アンサンブルシリーズ vol. 3[2016年05月31日(Tue)]
20160527_13-2_s.jpg 今後が期待される若手奏者が、異なる世代の音楽家との共演を通して、室の高い室内楽の演奏を経験することを目的としたセントレホール アンサンブルシリーズ。このシリーズも第3回目となりました。

 今回は20代半ばのお二人、既に何度かMusic Dialogueのコンサートに出演しているヴァイオリンの藤田尚子さんと、初登場となるチェロの諸岡拓見さんが、楽聖ベートーヴェンが同じ年頃に手がけた作品に取り組みました。共演してくださるのは、上野学園大学で教鞭をとる今野尚美さんと、Music Dialogue音楽監督の大山平一郎です。

 まず最初に演奏したのは「弦楽三重奏曲 変ホ長調,Op. 3」からの抜粋(第1, 2, 4 & 6楽章)。リハーサルでは大山から飛んでくる檄に必死に食らいつく若手の2人でしたが、本番では大変堂に入った演奏を聴かせてくれました。

20160527_19-3_s.jpg 続いてはピアノが加わり「ピアノ四重奏曲 変ホ長調,Op. 16」を演奏。初演ではベートーヴェン本人が演奏し、作曲技術だけでなく自分の演奏技術をアピールするために書かれているという側面もあるためピアノの比重が高いのですが、大山さんの助言を受けながら、ピアニストの今野さんは力強さと美しさを兼ね備えた演奏を披露。若手2人も、時にピアノのサポート、時に自分が主役に…と、見事に弾きこなしていきました。

 休憩を挟んで、恒例のお客さまとアーティストによるダイアローグ。会場のお客さまからは「(音以外の表情なども含めて)どこまでが音楽なのか?」といったような哲学的な質問も飛び出し、アーティスト側も普段以上に回答に力がはいり、会場が良い雰囲気に包まれました。

20160527_39-2_s.jpg また今回は特別に、様々な国からの留学生6名をご招待しました。終了後のレセプションでも色々な方と交流されたりと、また違ったダイアローグがなされる場になりました。

 次回のセントレホールは12月6日(火)に、モーツァルトとシューマンのピアノ四重奏を取り上げます。どちらも、数多くの作曲家が手がけた「ピアノ四重奏」のなかで最高峰に位置する作品ですので、お楽しみに。
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