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(8月27日)「日本PTA全国研究大会・ひろしま大会」に参加してきました!【第2日目】[2011年08月27日(Sat)]


昨日に続き、「日本PTA全国研究大会・ひろしま大会」に参加するため、広島で朝を迎えました。私たち県Pメンバーは、広島駅前のホテルに宿泊しました。
私は昨夜の広島探検の影響で、ゆったりとした朝を迎えて(^^;)、ホテルの朝食バイキングでちょっと遅い朝食を味あわせていただきました。
いつもそうですが、ついつい食べ過ぎてしまうのがバイキング。和食と洋食と両方を食べて、今日のチャージをしました!おかげで二日酔いも無く、良い朝を迎えました。



2日目は、広島県立総合体育館(広島グリーンアリーナ)にて、「全体会」が行われました。

「記念講演」の講師は、乙武洋匡(おとたけ ひろただ)さんです。
撮影禁止で画像アップはできないため、お話の概要を紹介させていただきます。
(以下は、私が拝聴した内容を要約したものですので、乙武洋匡さんが発言したコメントそのものではありませんので、念のため。)
テーマは、「みんなちがっていい、みんないい」です。


■なぜ小学校教諭になろうと思ったのか
〇今から8年前の2003年。長崎県で親が目を離した隙に子どもがあやめられた残忍な事件があった。しかしなんと、犯人は12歳の子どもだった。また別の場所でも、「インターネットの掲示板での書き込みを見て嫌になった」との理由でカッターナイフを使用した事件があった。それに対して、凶悪犯罪が低年齢化している責任を子どもたちに求めるような論調の報道が多かったのを見て驚いた。しかし、その時に「かわいそうだな・・・」という気持ちを被害者に対してだけでなく、事件を起こしてしまった児童に対しても思った自分がいた。人間はオギャーと生まれた時に、「犯罪者になってやろう」とか思う人は絶対にいない。幸せになりたいと願っていたはずである。事件を起こした児童もそうだったはずである。

〇周りの大人は「つらいよ。苦しいよ」という思いになぜ気付けなかったのだろうか。周りの大人が子どもたちを支えてあげなければいけなかったのではと思った。自分はどうだったのか。かつては、親であり、学校の先生であり、地域の方がいつもさせてくれていたはずであると振り返った。

〇そういったことがきっかけで、「次の世代、子どもたちのために力を尽くしていきたい!」と決意し、大学に入り直し、2年間かけて教員免許を取得して、3年間の教師生活を送った。


■小学校教諭の勤務経験から
〇学校は9割が「杞憂(無駄な心配)」であると思った。
「ああなったらどうしよう → だからやめておこう」ばかりである。

〇例えば、収穫祭を計画したときに、「万が一、給食以外の食べ物を食べさせたら、問題になる」と言って、そのイベントは中止になった。結果、育てたインゲン豆は学校で食べられず、家庭に持っていくことになった。しかしそれは、責任を先送りしているだけだと思った。

〇モンスターペアレンツやマスコミなどによって、学校は今のような姿になってしまったのではないかと受け取っていたが、外部からの圧力に対して臆病になる学校のせいで不利益を受けるのは、まぎれもなく「子どもたち」である。体験できることから遠ざけてしまっているだと確信した。

〇そこで、学校と家庭、教員と保護者の信頼関係を気付いていくことが何よりも大切だと思うようになり、教師という立場である取組を行った。それは・・・・
★毎日のように各家庭に電話をかけた
子どものことを褒めてあげたいときに電話をかけたのである。結果には結びつかなかったけれども頑張ることが大切との思いから、「頑張ったけどダメだった」という通知表には書けないことを随時伝えた。その頑張りを親が知らないのは残念だと思って伝えていた。しかしこれによって、教師と親の信頼が生まれ、ある程度突拍子も無いことをしても、苦情を言われなくなったのである。

〇以前に「だいじょうぶ3組」という小説を書いた。小説とはいいながら、8割〜9割は実体験に基づくことが題材になっている。「桜が咲いているから花見をしない?」と桜の木の下で行う学級会をしたら、すぐさま職員室で問題になった。「他のクラスと違うことをしないで欲しい」と言われたのである。

〇「モンスターペアレント」という言葉を私は悲しいと思っている。本当はモンスターなんていないのではないかと思う。教師と保護者が対峙するように向き合っているのが、よくある今の学校での姿である。これは実は、教師が生み出してしまったものかもしれないと思っている。

〇教師も保護者も、お互いに「思いを同じくするパートナー」という気持ちを持つことが大切だと思う。そのアプローチは異なるが、めざすものは同じなはずである。これをしっかりと共有していれば、対立構造は生まれないはず。信頼関係を築いていくことがいかに大切なのかを実感した。

〇ドラえもんののびたくん。ドジばかりののびた訓であるが、漫画の設定では、あやとりは天才である。僕はそれでいいと思っている。何か一つ光るものがあればいいと思っている。子どもに対して、同じような声かけでも大きく違うことになるのである。
★事例を紹介すると・・・・・
(悪い例)のびた、お前また0点か。勉強もダメ、スポーツもダメ。本当にどうしようもないな。

(良い例)のびた、お前また0点か。勉強もダメ、スポーツもダメ。本当にどうしようもないな。でも、お前はあやとりだけは凄いよな!今度俺にも教えてくれよ(^^)

〇教師生活を送っていたときに心がけたことは・・・・・
〈1〉気付いてあげること。
〈2〉褒めてあげて自信をつけてあげること。
〈3〉その子のよさを他の子どもたちにも伝えてあげること。
特に3番目はとても大切である。

〇ジグソーパズルのようなクラスをつくりたいと思った。お互いに得意なことを活かし、苦手なことを補い合って、支えあって生きていけたら良いなとの思いがあった。それは学校のクラスだけではなく、学校全体も、地域も、まちも、国も、世界も同じではないかと思う。

〇本日のテーマである「みんなちがっていい、みんないい」というメッセージは、誰にだって「出来ないことは必ずある」ということを教えてくれているのである。しかし、このメッセージを忘れてしまうこともある。3月11日に発生した震災のときに、重さ100キロの電動車いすを使用する障害者であるという現実をあらためて見て、「自分は無力なのかな・・・」と消沈してしまうこともあった。そして、次々と被災地にボランティアで向かう友人をツイッターなどで見たときに、更にそんな思いは広がったのである。

〇しかし考え直した。私にもできることがあるはずだと。被災地の方がもう一度、前向きな気持ちを取り戻していくことが大切だと思って、茨城県の北部、福島県、宮城など、5月に1週間行ってきた。子どもたちへの特別授業をやったり、楽天の試合で試球式を「心を込めて投げさせていただきます!」という声で投げたりした。

〇実は正直迷いがあった。みんなが当たり前のことをやるだけで「凄いね!」と言われるのがずっと嫌だったからである。しかし今回、優先すべきは被災地の方に前向きな気持ちになってもらうことではないかと思い、試球式も「投げたい」思って、心を込めて努めさせていただいた。

〇自分はいつのまにか、みんなと同じことにとらわれていた。「みんなちがって、みんないい」というメッセージを忘れてしまっていた。被災地への支援もみんな違っていいのである。そのメッセージを伝えるために、この明らかな体の違いから、皆さんに話しやすい立場にあるのだとあらためて思った。


乙武洋匡さんのお話を聞いて、やはり、教師と保護者がパートナーとして、子どもたちを応援するパートナーだという気持ちを共有して、お互いに信頼関係を築いていくことが何よりも大切だと思いました。

そして、「みんなちがって、みんないい」ということの大切さや、子ども達を社会で守り育っていくことをもう一度真剣に考え直さなければならないと思いました。



全体会の最後は、「がんばろう日本!がんばろうPTA!」という復興支援をテーマにした「原田真二・復興支援コンサート&子どもたちとPTA会員による8,000人コーラス」が行われました。


原田真二さん。
私はあまり知らなかったのですが、当時はかなり有名な方だったそうです。
デビューが1977年なので、私がまだかなり小さい時だったので、知らないのは仕方なかったようです。でも、逆に先入観を持たすに、話を先入観無く聞くことが出来ました。


原田さんがコンサート中に話していた
〇とにかく「感謝」をもつことが大切である。
〇ちょっとした優しさに変化していけば、世界を変えられるはず。我々の行動でどうとでも変えられるはず。
というメッセージには、私と全く同じ考えであり、私の活動の源泉となっている思いであるため、共感してジーンときました。
やっぱり、こういったメッセージはアーティストが言うと、心に響きますね。


最後には、3月11日に発生した東日本大震災による被災地の1日も早い復興を願い、「PTAとしてできること」「PTAしかできないこと」を大会趣旨に組み入れ、この大会を通じてPTAとして継続的に支援することを誓い合うため、子どもたちの笑顔あふれる未来を願い、全国PTAの仲間全員とひろしま大会スタッフ、そして、ひろしま大会の子どもたちと共に「Believe(ビリーブ)」をみんなで一緒に歌いました。広島の子どもたちも、お揃いのTシャツを着て登壇していました。


以上、12時35分ごろ、全てのプログラムが終了しました。
閉会時は、広島県PTA連合会の会長さんの挨拶があり、来年度の開催地である京都府PTA連合会からも挨拶などで、全体会は終了しました。


広島県PTA連合会の皆さま、本当にお疲れさまでした。そして、ありがとうございました。
京都府PTA連合会の皆さまにおかれましては、来年度に向けて、準備等もいろいろと大変だと思いますが、頑張ってください。

今日も京都府P連の皆さんは、出口でお見送り&PRをされていました。
お揃いのTシャツが京都の雰囲気をうまくあらわしていてセンスがあると感じました。
そして更に、京都ということだけあって、着物でのPRがあったのは最高でした。



終了後、広島駅前までシャトルバスで移動して、昼食を食べました。
今回の研究大会について、「とても充実していましたね〜」と振り返りながら、H21&H22の市P連会長さん(現在は県P役員)と3人で、やはり生ビールを飲みながら2日間を振り返りました。

その後、駅前のお土産店でお土産を購入して、14時44分広島発の「のぞみ」に県Pメンバー全員で乗車して帰ったのでした。


今回の日本PTA研究大会。まさにあっという間の2日間でしたが、いろいろな方とも親交が深まり、多くの情報・知識も得られました。
ここで得たことを来週で終わる夏休みで本格的に再開するPTA活動に向けて、大きなエネルギーを得ることが出来ました。

今回は、参加させていただきまして、ありがとうございました。
ささやかですが、広島みやげも購入しましたので、次回会議でお楽しみください!(^^)
この記事のURL
https://blog.canpan.info/mukapcan/archive/509
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コメント
ゆうちんさん、こんばんは(^^)
広島のお土産話を読んでくださってありがとうございます。

こういった研究大会や研修大会など、日本P、県P、市Pなどで開催されていますが、大半の方は「めんどくさい」とか、「絶対に行きたくいない」と言って、結局最終的には役員さんが行くというのが常だと思いますが、そういう方には、批判的な方にこそ、一度でもいいからぜひ行ってほしいと思います。

なぜかというと、素直に参加して、心で話を聞くと、
○多くの学び・新たな気付きが得られる。
○今後の活動へのヒントになる。
○自分の考えがまとまってくる。

特に私は3番目が大切だと思います。

いろいろな人の話を素直に聞くことで、まさに「みんなちがって、みんないい」と思えるようになるとともに、自分も「こういう自分でいいんだ」と、自分自身で認められるようになると思います。

来週から学校も再開しますが、教師と保護者のパートナーをPTA役員の立場で、今後もさりげなくまとめていきたいと思います。

お互い地道に頑張りましょうね!


(追伸)
デジカメの水没はやはり重症みたいですね。どのサイトを見ても、「まずは1週間から2週間乾かして、それで電源入れて動いたらラッキーという感じ」と書かれているので、大変残念だけど、これでは私の活動に支障があると思って、後継機種を本日ネットで緊急購入しました。(ちなみにパナソニックのLUMIXです)

なお、ネット購入したときに、デジタルフォトフレーム一緒に掲載していて、なんとi−pod&i−phoneとのドッキング機能付きという表示を見て、衝動的に同時購入してしまいました(^^;)
ちなみに、これも私の好きなパナソニックなのでした・・・・
明日には到着するようなので、楽しみです。

それにしても、ネットショッピングのページには、「恐るべし工夫だ・・・・・。心を読まれている」といつも思うのでした。
まあ、良い買い物が出来たので、良いですけどね(^^)
今度は水没に気をつけます!
Posted by:PTA会長(ブログ管理人)  at 2011年08月29日(Mon) 01:06

こんばんは〜(*^_^*)

お疲れ様でした〜^^



私も機会があったら是非参加してみ

たいと思いました^^

子ども110番の話も、

みんなでやる!とゆ〜話も、

乙武さんの話も原田さんの話も

パパ会長さんの分かりやすい説明の

おかげでギュッと凝縮していて私も

勉強になりました!(^^)!


いつもパパ会長さんがお話してるこ

とと同じでしたね!さすがです♪


「教師と保護者がパートナーとし

て、子どもたちを応援するパートナ

ーだという気持ちを共有して、お互

いに信頼関係を築いていくことが何

よりも大切」


「〇とにかく「感謝」をもつことが

大切である。

〇ちょっとした優しさに変化してい

けば、世界を変えられるはず。我々

の行動でどうとでも変えられるは

ず」

これは私の課題です^^;

また色々勉強させてください

(*^_^*)

ありがとうございました!



あ、カメラ大丈夫でしたか^^;?

無事を祈っていますね(笑)



Posted by:ゆうちん  at 2011年08月29日(Mon) 00:03

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