NPO法人多文化共生リソースセンター東海のブログ
https://blog.canpan.info/mrc-t/
ja
-
https://blog.canpan.info/mrc-t/archive/471
2018(平成30)年度 事業報告書
平成最後の1年となりました「2018年度事業報告書」をアップしました。令和の時代も、どうぞよろしくお願いいたします。2018年度事業報告書web.pdf
「外国人の子ども」×「発達障がい」
mrc-t
2019-07-30T10:34:41+09:00
平成最後の1年となりました「2018年度事業報告書」をアップしました。 令和の時代も、どうぞよろしくお願いいたします。2018年度事業報告書web.pdf
]]>
-
https://blog.canpan.info/mrc-t/archive/472
中区多文化共生推進課題解決ワークショップを開催しました
昨年度に続き、名古屋市中区役所にて「中区多文化共生ワークショップ2018」(中区委託)を開催しました。本事業は、中区在住・在勤・在学の外国人から、区の多文化共生施策に対する意見を聞いて今後の展開につなげようというものです。昨年度はモデル事業として1回限りでしたが、今年度は4回連続の講座となりました。当団体が事業企画・運営を担い、また県内で多文化共生に取り組む団体・個人にテーブルファシリテーターとしてご協力を得ました。当日は17の国・地域から計73名の外国人にご参加いただき、さ..
成果物
mrc-t
2019-03-24T14:22:03+09:00
本事業は、中区在住・在勤・在学の外国人から、区の多文化共生施策に対する意見を聞いて今後の展開につなげようというものです。昨年度はモデル事業として1回限りでしたが、今年度は4回連続の講座となりました。当団体が事業企画・運営を担い、また県内で多文化共生に取り組む団体・個人にテーブルファシリテーターとしてご協力を得ました。 当日は17の国・地域から計73名の外国人にご参加いただき、さまざまなテーマについて率直な意見交換と今後の改善策の検討を行いました。 詳しくは、下記より報告書をダウンロードの上ご覧ください。
]]>
-
https://blog.canpan.info/mrc-t/archive/468
【報告】「外国人の子ども」×「発達障がい」支援力アップ研修
日時:10月21日(日)10:00〜15:00場所:コミュニティカフェかかぽ参加者:14名2013年から当団体が取り組み始めた外国にルーツ、発達障がいの子どもたちの支援環境づくりの事業では、取り組みを進める中で支援者自身が学ぶ環境、情報の不足があることがわかってきました。今年度は現場支援者が支援力を高めていけるような少人数の連続研修を一般財団法人冠婚葬祭文化振興財団の助成を受け、企画しました。子どもたち一人一人の困り感に寄り添い、その子にとって必要な支援を組み立てていくには、..
「外国人の子ども」×「発達障がい」
mrc-t
2018-10-28T05:34:57+09:00
場所:コミュニティカフェかかぽ 参加者:14名 2013年から当団体が取り組み始めた外国にルーツ、発達障がいの子どもたちの支援環境づくりの事業では、取り組みを進める中で支援者自身が学ぶ環境、情報の不足があることがわかってきました。今年度は現場支援者が支援力を高めていけるような少人数の連続研修を一般財団法人冠婚葬祭文化振興財団の助成を受け、企画しました。子どもたち一人一人の困り感に寄り添い、その子にとって必要な支援を組み立てていくには、まず、子どもの困り感や特性などを把握すること=アセスメントする力が大切となります。今年度はアセスメントに注目していきます。 講師は小牧市学校カウンセラー・心理士の岡谷絵美さん。 まずは、発達障がいについての基礎的な講座。 外国ルーツの親御さんと向き合う時、特に心がけたいことが「発達障がい」という言葉からイメージするもの、国によって捉え方が異なるということ。「言葉」は文化、環境の中で意味が変わっていきます。相手と自分の捉え方は同じという前提に立たずに、まずは起きていることの共有からスタートすること。丁寧にコミュニケーションしていくことの大切さを教えていただきました。そもそもアセスメントとは・・? 利用者に関する情報を収集し、分析する。支援をスタートさせるための現状把握。 アセスメントというと、相手をどう捉えるかということに目が行きがち。 でも、その前に大切なのは、自分(自団体)のアセスメント。 自らの立場、何をする組織、人なのか、さらに、自分が無自覚に持っている価値観や考え方。 そうしたものをしっかりと把握すること。そうするとどんな情報が必要なのかが見えてきます。なんとなくアセスメントしてない?聞いてない? 福祉施設や学校では、「アセスメント」は、行われているけど、一つ一つの質問を何のため、どう活かしていくかを考えずに「いつも聞いてるから」と、なんとなく聞いていた・・そんなことはないでしょうか。アセスメントをきちんとしていれば、途中で目標を変える、高かったら下げるということもできる。アセスメントができていないと、本人のやる気のせいにしてしまったりすることも起きてきます。個人の情報を聞かれる体験 アセスメントについて学ぶために、まずは自分へのアセスメント、自己理解をする。 そして個人情報を聞かれるとはどんな体験なのかを実感するミニワークも行いました。 相手にとっては話したくない、辛いことを話す体験。 話すことで傷ついてきたことかもしれません。 支援者として聞かれるということの実感を心に留めながら聴くということは大切なことであるといことを感じる時間でした。支援者として大切なこと 例えば、「小学校に勤めています」と相手が言うのを聞いて、自分の思い込み、自分が知っていることで無自覚に「わかったつもり」となることで、相手への理解を閉ざしてしまうことがあります。自分でも気づかないうちに起きていることをまず自覚することが大切です。 支援する人は、「自分にもそういう経験がある」ということで、相手のことをわかってあげられると思ってしまいがち。自分に経験があることで自分に引きつけて話を聞くことは、相手が主人公にならなくなってしまいかねない・・。それを、念頭に置くことが大切です。 自分のスタンダードにまず気づく。そして、脇に置くことが大切です。 参加者は直接支援者、中間支援、地域の子どもの支援機関や行政の方、大学院生など幅広い(属性)の参加者が集いました。 無自覚にある自分の価値観、考え方に気付く。シンプルだけど最も難しいこと。 支援の経験年数が増えるほどに難しくなっていくのかもしれません。 みなさんのそれぞれの仕事の中、向き合う人々との中で思い出して、生かしていただけたら嬉しいです。ご参加ありがとうございました!
]]>
-
https://blog.canpan.info/mrc-t/archive/467
設立10周年ー10th anniversary
2018年10月8日、当団体は設立10周年を迎えました。10年にもわたって活動できたことは、これまで支えてくださったすべての皆さまのおかげと心よりお礼申し上げます。本当にありがとうございました。とはいえ、最近は政府による新たな外国人の受入れが急速に進められており、ゆっくりと過去をふりかえる暇はありません。むしろ、わたしたちが活動を始めた10年前と今とのちがいを整理し、今後予測されることへの対処を考えなければなりません。そこで、東海地域の外国人状況について、10年前と今を比較し..
事務局便り
mrc-t
2018-10-09T20:07:07+09:00
10年にもわたって活動できたことは、これまで支えてくださったすべての皆さまのおかげと心よりお礼申し上げます。本当にありがとうございました。 とはいえ、最近は政府による新たな外国人の受入れが急速に進められており、ゆっくりと過去をふりかえる暇はありません。むしろ、わたしたちが活動を始めた10年前と今とのちがいを整理し、今後予測されることへの対処を考えなければなりません。 そこで、東海地域の外国人状況について、10年前と今を比較したデータをいくつか公開します。これが、今後の皆さまとの議論のきっかけになればと思います。各表やグラフをご覧になって、何を思われるでしょうか。ぜひ、ご意見・ご感想をお聞かせください。 *画像をクリックすると拡大して鮮明に表示されます。ご入用の方は、ダウンロードしてご自由にお使いください。 それでは、次の10年も、どうぞよろしくお願いいたします。1.在留外国人数 2.出身地別 在留外国人数 3.在留資格別 在留外国人数 4.外国人労働者 5.日本語指導が必要な児童生徒 いかがでしょうか。限られた公開データを元にしていますので、これだけで今後の予測を立てることはできませんが、何か1つでも新たな気づきを得ていただけたらなら幸いです。 また、近年当団体が注力しいる ①地域日本語教育 、②災害時外国人支援 、③外国人子弟の発達 においても、それぞれ新たな動きも出てきて、注目度が高まっています。これらについても、引き続き皆さまのお力添えを得て、よりよい仕組みづくりに取り組んで参ります。ご関心のある方は、どうぞお気軽にお声がけください。
]]>
-
https://blog.canpan.info/mrc-t/archive/466
2017(平成29)年度 事業報告書
以下に「2016年度事業報告書」をアップします。ご参考ください。2017年度事業報告書.pdf
年次報告
mrc-t
2018-09-09T16:01:02+09:00
ご参考ください。
]]>
-
https://blog.canpan.info/mrc-t/archive/464
日本語通信講座2018 開講式
7月21日(土)、東浦町文化センターにて「家で学べる日本語通信講座2018 in 東浦」の開講式をとり行いました。今年度は在日フィリピン人を対象に、ひらがなから簡単な日常会話を学べる「初級コース」を開催します。定員を超える22名の受講者とともに、約半年間の自宅学習をサポートしていきます。
日本語学習支援2018
mrc-t
2018-07-22T16:18:31+09:00
今年度は在日フィリピン人を対象に、ひらがなから簡単な日常会話を学べる「初級コース」を開催します。定員を超える22名の受講者とともに、約半年間の自宅学習をサポートしていきます。 学習内容は、ひらがなの読み書きから始めて、普段の生活に役立つ会話や知識が盛りだくさん!世界に一つのオリジナル教材で基礎的な日本語力の習得を目指します。 初回はテキストの使い方等を説明した後、プレースメントテスト(コース開始前に行うレベルチェック)を実施しました。ひらがなが一文字も読めない人も、会話には困らないけど文字の読み書きが苦手という人も、半年後にどれだけレベルアップしているか楽しみですね。〓〓〓
]]>
-
https://blog.canpan.info/mrc-t/archive/463
【お知らせ】地域日本語教育アドバイザー派遣2018
今年度も、アドバイザー派遣事業を実施します。今年は愛知・岐阜の2県に派遣します。詳しくはチラシをご覧の上、事務局までお問い合わせくださいませ。アドバイザー派遣2018チラシ.pdf
日本語学習支援2018
mrc-t
2018-07-18T16:08:59+09:00
今年は愛知・岐阜の2県に派遣します。 詳しくはチラシをご覧の上、事務局までお問い合わせくださいませ。
]]>
-
https://blog.canpan.info/mrc-t/archive/462
サポーター募集中
当団体の活動趣旨に賛同し、応援してくださるサポーター(会員)を随時募集しています。下記の用紙に必要事項をご記入のうえ、メールまたはFAXにてお申し込みください。↓↓入会申込用紙ダウンロード ↓↓会員登録用紙.docx会員登録用紙.pdf (送付先) メール: mrc-t@nifty.com F A X : 050-3488-1414
事務局便り
mrc-t
2018-05-10T16:21:04+09:00
下記の用紙に必要事項をご記入のうえ、メールまたはFAXにてお申し込みください。 (送付先) メール: mrc-t@nifty.com F A X : 050-3488-1414
]]>
-
https://blog.canpan.info/mrc-t/archive/465
中区多文化共生推進課題解決ワークショップを開催しました
去る3月22日、名古屋市中区役所にて「中区多文化共生ワークショップ」(中区委託)を開催しました。本事業は、中区在住・在勤・在学の外国人から、区の多文化共生施策に対する意見を聞いて今後の展開につなげようというものです。当団体が事業企画・運営を担い、また県内で多文化共生に取り組む団体・個人にテーブルファシリテーターとしてご協力を得ました。
成果物
mrc-t
2018-04-23T19:35:21+09:00
本事業は、中区在住・在勤・在学の外国人から、区の多文化共生施策に対する意見を聞いて今後の展開につなげようというものです。当団体が事業企画・運営を担い、また県内で多文化共生に取り組む団体・個人にテーブルファシリテーターとしてご協力を得ました。 当日は11の国・地域から16名の外国人にご参加いただき、①新規転入者等へのゴミ捨てルールの周知について、②次年度のワークショップ開催方法等について、の2つのテーマについて率直な意見交換を行いました。 詳しくは、下記より報告書をダウンロードの上ご覧ください。
]]>
-
https://blog.canpan.info/mrc-t/archive/460
【報告】2月11日 外国人の子ども×発達障がい教材活用検討会
平成29年度あいちモリコロ基金助成事業「第2回『外国人の子ども』×『発達障がい』教材活用検討会」を知立市文化センターで行いました。前回、12月17日に続いての2回目の実施。参加されたのは20名で、小学校の先生、地域の支援機関の方、外国人や発達障がいの支援関係者だけでなく、外国人の子どもには直接関わらない、NPO・団体の方にもご参加いただきました。
「外国人の子ども」×「発達障がい」
mrc-t
2018-02-12T12:24:09+09:00
前回、12月17日に続いての2回目の実施。 参加されたのは20名で、小学校の先生、地域の支援機関の方、外国人や発達障がいの支援関係者だけでなく、外国人の子どもには直接関わらない、NPO・団体の方にもご参加いただきました。 講師には、清長豊先生(NPO法人アジャスト代表理事・発達障がい支援専門員)と岡谷絵美先生(小牧市学校カウンセラー)をお迎えしました。 最初にお二人の先生から、今回のテーマである「課題分析」についてお話しいただきました。 清長先生からは、実際の事例をもとに、課題分析とは何かということを伝えていただきました。 発達障がいの子どもたちには、「耳」からの情報よりも、「視覚」の情報が優位で、解りやすいという子どもたちもいます。 視覚に解りやすいように工夫しているのに、授業に集中できないのはどうしてだろう・・・ 丁寧に子どもの行動を見ていくと、実は姿勢が保持できていない、それで先生が伝えることも見えていない・・ということがわかったそうです。 「つまずき」は「教え方」ではなく、「子どもの姿勢」にあったということを発見し、子ども自身が姿勢を保つための工夫をするということをしたという事例を教えていただきました。子どもの「できない、しない」に出会う時、やる気がないから・・根気がないから・・ とやみくもに精神論に答えを向けるのではなく、一つ一つの行動、学習課題を分解して、 つまずいているところを発見する。できるようにする手立てを考えるのが課題分析。 岡谷先生からは、課題分析を行う際の理論について少し触れていただきました。 応用行動分析(ABA)は、「行動の背後にある原因を分析することで、社会生活上の問題を 解決していこうという学問と実践」ということです。 大切なことは、 ・日常ですぐに役立つもの ・集団の参加を助けるもの ・将来の自立に結びつくもの ・保護者や支援者が実行可能なもの 大きな目標ではなく、子どもがすぐにできること、スモールステップであること。 難しいことではなく、子どもの周りにいる保護者や支援者にもできることが大切・・・ その方法があることで、周りの人とも連携や関係が生まれていく。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー講義のあとは、「課題分析」を行い「支援計画を考える」ワーク 「作文が書けない子」と「分数の足し算・引き算ができない子」についての 事例です。 そもそも「作文を書ける」とはどんな力が必要なんだろう? 「分数の足し算・引き算ができる」ということは何がわかっていないといけないんだろう? と皆さんで話し合い。 その子がどんな風に育ってきたのか、どんな保護者なのか、どんなことが苦手で、どんなことが得意なのか・・そんな風に事例に焦点を当てると、ついつい「こうすればいいんじゃないか・・?」という方策に目が行きますが、まずは学習課題について考える時間をじっくりとりました。 作文と分数についての「課題分析」をして、では、この子にはどんなスモールステップ で、取り組んでいくか?を皆さんで考えて発表しました。 とても印象的だったのは、「課題が違う」ということがあるということ。 「分数ができない」のは「分数がわからないから」だと思いがち。 発達障がい特性を持つ子どもの場合は、鉛筆を持って書くというところに課題が あるということもある。 いつもこの課題が「正しい」という目から、「課題が違うこともある」という目を持ち 子どもの様子から手立てを見つける目を持つということが大切であることを感じました。 分数のグループには、日系ブラジル人でかつては、日本の学校で学ぶことの苦労も感じて きた20代の女性も参加していました。 現在は多文化共生や地域の外国人の子どもたちの支援に取り組んでいる方です。 その方がブラジルで学ぶ内容や方法の違いをお話してくださいました。 外国にルーツを持つ子どもたちに教える時に、学習の内容が国ごとに違うということ に、日本で生まれ、日本で育ってきた人は、なかなか気づかないのではないでしょうか。 こんな風に子どもたちがいつしか大人になり、支援者となり、当事者の声を伝え 支援の現場をよりよくしていく・・という状況が生まれていくといいなと思いました。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 最後に講師のお二人からコメントをいただきました。 清長先生からは、子どもに残していきたいものは、 「自己肯定感」・・子どもにとってちょっと頑張ればできる課題をプレゼントする。できる場面をたくさんつくる。 「他者信頼感」・・教材は、子どもと一緒につくればいい。どんな教材がいいかなとアレコレ考えて提供するだけでなく、どうしたらいいかを一緒に考る。一緒に学びの機会をつくるということも信頼関係につながっていくのかなと思います。 岡谷先生からは、支援にはバリエーションがあること、子どもへの視点と課題への視点の両方持ちながら、それらを総合して支援を考えていくこと。 うまくいかない時は「課題があっていないのかも?」と考えてみること。 相手の能力が低いからだと決めてしまうのでもなく、また、支援者に能力がないと落ち込むのでもなく、もう一度課題を考えてみる。それでもやれないという時は、発達障がい特性や情緒的な課題も考えてみる。 今回のこの研修での学びを日々の子どもたちの支援の中で活かしていただき、皆さんの「困った」や「どうしたらいいのかな」が少しでもクリアーになるといいなと思います。
]]>
-
https://blog.canpan.info/mrc-t/archive/459
【報告】12/17 「外国人の子ども」×「発達障がい」第1回 教材活用検討会
平成29年度あいちモリコロ基金助成事業「第一回『外国人の子ども』×『発達障がい』教材活用検討会」をあいちNPO交流プラザにて行いました。昨年度、「外国にルーツがあり、発達が気になる子どもたちをどのように支援していくのか・・・?」そのような問題意識を持った方々が集い、課題を共有するシンポジウムを実施しました。
「外国人の子ども」×「発達障がい」
mrc-t
2017-12-20T14:43:55+09:00
昨年度、「外国にルーツがあり、発達が気になる子どもたちをどのように支援していくのか・・・?」 そのような問題意識を持った方々が集い、課題を共有するシンポジウムを実施しました。 今年度は、シンポジウムでの参加者のご意見を踏まえ、様々な立場、組織で支援に携わる方が集まり、学び合う場を設けていきたいと考えています。 その一つとして話題にのぼったのが支援に活用する教材について。 支援に取り組む方々から、「たくさんの教材があって、どれをどんな場面で使うといいかわからない・・」そんな声を受け、「教材」に焦点を当てた研修会を12月、2月、3月に実施します。 今回、12月17日の企画第1回目。キャンセル待ちが出るほどで迎え、関心の高さと学ぶ場が求められていることを感じました。 講師には、川崎直子先生と藤川純子先生をお迎えしました。 最初にお二人の先生から、外国にルーツがあり、発達障がいの子どもたちの支援の現状や実践、考え方についてお話しいただきました。 川崎先生からは、数年前から日本語教育の指導者の間で、子どもたちの発達の課題があるのではないか??という声が聞かれていたが、行政側もその実態の把握と対策が追いついていないという現状のお話しがあり、まさに今、支援が始まったばかりの問題ということを感じました。 日本語の習得の課題なのか、発達障がいなのか・・どちらかはっきり区別できないことも多く、原因を特定することが大切なのではなく、目の前の子どもにとって、どんな方法がいいのか、自然にやりたくなる、学びたくなる方法は何か・・と考え、実践していくこと。その子の強みを伸ばしていくことの大切さをお話いただきました。 藤川先生からは、外国人の集住地域で教員をされているというお立場ならではのお話をしていただきました。外国人の子どもたちで知的、発達障がいの子どもたちの支援について「教材」という視点からお話いただきました。子どもたちのアセスメント(実態を把握すること)をしっかりと行うこと、その子の障がい特性に合わせた支援を考えていくこと。そして、支援方法については、様々な人がチームになって、知恵を持ち寄って行っていくことの大切さを伝えていただきました。 講話のあとは、「知恵を持ち寄って支援を考える」ワークを行いました。 今回は「漢字が習得できない」「算数ができない」子どもの2つケースについて、支援計画を考えていただきました。 どんな情報を知ることが必要か?を考えることをもとにしてアセスメントの大切さを知るワーク、その子の困り感の背景にあるものは何か?を考えるワーク、最後に支援計画を考えていくワークと、3段階に分けて実施しました。ワークを通して、支援の中で大切にしていること、工夫していること、困っていること・・ を共有できました! 架空のケースではありましたが、皆さんそれぞれが、向き合っている現場にいる子どもたちとの関わりでの工夫、困っていることを持ち寄るような時間となりました。 今回のこのワークは初めての試み。そのため、時間もタイトなスケジュールでもっとじっくり皆さんと話し合い、考える時間を持ちたかった・・という声をたくさんいただきました。 支援に取り組む方々が持っている経験、知恵、情報が集まり、それぞれの現場での支援をより豊かなものにしていく。そこに携わる人たちを応援していく。そんな場を今後もつくっていきたいという思いを強くしました。先生方、みなさんに持ってきていただいた教材もシェアしました。 (じっくり見る時間を取れずにすみません!)
]]>
-
https://blog.canpan.info/mrc-t/archive/458
【ご紹介】人権啓発コースター設置協力店 その3
豊橋市内のラストは、駅から東へ徒歩5分のところにある古民家をリフォームした素敵なイタリアンレストラン「garden dining Kado(かど)」さん。こちらは呑んでよし食べてよし、とにかく何でも美味しいんです!お一人様から団体様まで受け入れてくださる懐の深さも魅力。豊橋でご飯に迷ったら、迷わずこちらへどうぞ!〓〓
主催セミナー・イベントのご案内
mrc-t
2017-12-07T00:00:50+09:00
garden dining Kado(かど) 」さん。こちらは呑んでよし食べてよし、とにかく何でも美味しいんです!お一人様から団体様まで受け入れてくださる懐の深さも魅力。豊橋でご飯に迷ったら、迷わずこちらへどうぞ!〓〓 〜謝辞〜 今回、たくさんの豊橋市内の飲食店さんにご協力いただけたのは、ひとえに地元で長年、多文化共生に取り組んでいらっしゃる「NPO法人フロンティアとよはし 」さんからのお声がけがあってこそでした。理事長の河村八千子さん、本当にありがとうございました〓〓 〜おまけ(ネタバレ)〜 コースターを使った人権啓発は、2015年に香川選手が所属するドイツのサッカークラブ「ドルトムント」が行ったものをパクら・・・もとい、参考にさせていただきました。外国人選手や移民への心無い声に対し、クラブが市内の飲食店の協力を得て「人種差別主義者に飲ませるビールはない! 」と強いメッセージを発しました。 目につくようなトラブルがほとんどない豊橋でも、知らないところで傷ついている人・傷つけてしまっていることはあるかもしれません。今よりもっと、国籍や文化などの「ちがいを豊かさに」感じられるまち、「心の国境」のないまちにしていけるよう、私たちも微力ながら貢献していきたいと思います。〓
]]>
-
https://blog.canpan.info/mrc-t/archive/457
【ご紹介】人権啓発コースター設置協力店 その2
駅前商店街、ときわ通りを抜けてもう少し行くと、少し落ち着いたエリアで大人なお店が軒を連ねています。イケメン店長が笑顔で迎えてくださった、スモモバルさんは、一人でも気軽に入れる韓国料理のお店。チョンマルマシッソヨ〜!(本当に美味しいですよ〜!)駅前店と合わせて2店舗でコースターを使ってくださるとのこと。コマッスンニダ!(ありがとうございます!)〓〓〓
主催セミナー・イベントのご案内
mrc-t
2017-12-06T23:41:27+09:00
スモモバル さんは、一人でも気軽に入れる韓国料理のお店。チョンマルマシッソヨ〜!(本当に美味しいですよ〜!)駅前店と合わせて2店舗でコースターを使ってくださるとのこと。コマッスンニダ!(ありがとうございます!)〓〓〓 続いて、豊橋市民センター(カリオンビル)の向かいにある、「旬魚・炭焼 だるま 」さんへ。大将が自ら毎日仕入れている新鮮なお魚がとーっても美味。常連さんでいっぱいなので、事前予約をオススメします。〓 駅のほうに戻りながらもう一軒。中国人夫婦が営む素敵なチャイニーズレストラン「龍(りゅう) 」。シャイだけど笑顔がステキなママさん(写真右)が、快くコースターを使ってくださいました。謝謝!(ありがとうございます!)〓 (つづく) . . .
]]>
-
https://blog.canpan.info/mrc-t/archive/456
【ご紹介】人権啓発コースター設置協力店 その1
今年度、当団体は愛知県より委託を受け、外国人の人権をテーマにいくつかの事業を実施しています。その一つ、人権啓発イベントとして、「人権週間」である12月4日〜10日の間、豊橋市内の飲食店さんにご協力いただき、“人権啓発コースター”を配布しています。お店で飲み物を注文していただくと、下のコースターといっしょに商品が提供されます(枚数制限あり)。こちらのコースターは、地元企業の豊橋合同印刷株式会社さんにデザイン・印刷していただきました。ありがとうございます!〓人権啓発コースター
主催セミナー・イベントのご案内
mrc-t
2017-12-06T14:29:20+09:00
「人権週間」である12月4日〜10日の間、豊橋市内の飲食店さんにご協力いただき、“人権啓発コースター”を配布しています。 お店で飲み物を注文していただくと、下のコースターといっしょに商品が提供されます(枚数制限あり)。こちらのコースターは、地元企業の豊橋合同印刷株式会社 さんにデザイン・印刷していただきました。ありがとうございます!〓人権啓発コースター
最初にご協力いただいたお店は、JR豊橋駅に隣接している穂の国とよはし芸術劇場PLAT内の「PLAT Cafe Costa-Rica 」さん。コーヒーがとっても美味しいんです。〓〓 つづいて、PLATから徒歩1分のところにある元祖かしわ焼肉「みかわ屋 」さん。こちらの鳥料理は絶品です〓〓〓 そして、駅前の高層階から市内を一望できる「ホテルアークリッシュ豊橋 」さんでは、15Fにある宿泊客とクラブ会員のみ利用できる「クラブフロア」に置いてくださいました!ここでお酒を飲みながら見る夜景は最高にロマンティックです!〓〓 (つづく) . . .
]]>
-
https://blog.canpan.info/mrc-t/archive/455
衆院選2017キーワード
本日、10月10日が公示日となる第48回衆議院選挙に立候補した政党が、「移民」や「難民」、「外国人」など、当団体の活動に関連したキーワードについて、どう考えているのかを各党の政策集から抜き出してみました。(2017年10月12日更新)
事務局便り
mrc-t
2017-10-10T00:00:00+09:00
2017年10月12日更新) 以下、政党名をクリックすると政策集にジャンプします。*「外国人」等について記載あり ■公明党 日本語能力が十分でない子ども等に対 し、日本語指導や学校生活への適応、各教科等の学習や進路の相談、保護者との連絡・意思疎通なども含め、公立小中学校での受け入れ体制や教育委員会等による支援体制を強化します。(p.7) 女性・若手・ 外国人研究者の活用拡大等に向けた改革 を推進します。(p.8) 2020年「訪日外国人旅行者数4000万人」「訪日外国人旅行消費額8兆円」「日本人国内旅行消費額21兆円」の目標達成をめざします。(p.9) 高い資質の通訳案内士の確保とともに全国における有償ガイド行為の普及・促進を図り、訪日外国人旅行者がストレスフリーで快適な観光を満喫できるように環境を整備します。(p.9) 伝統芸能・演劇・ スポーツ等、夜間も含めて楽しめ、また、外国語でも参観できるエンタテインメン トの充実を図ります。(p.9) 文化をビジネスとして成長させるために、伝統行事の通年度化支援や、文化財の解説の多言語化による情報発信、適切な修 理 、美装化 、文化施設の機能強化など文化財への戦略的投資等を推進し、「文化財で稼ぐ」ための基盤を整備します。(p.9) 対内直接投資の拡大に向けた外国企業に対する規制・行政手続きの簡素化等の環境整備を進めます。(p.10) 魅力ある日本文化を国内外に発信しつつ、子どもの文化芸術体験機会の確保、文化芸術の担い手の育成、文化財の保存・活用を通じた国際交流、文化を活用したまちづくりや地域活性化等に取り組み、産業・ 福祉・教育等の分野と連携して、人々の心 をつなぐ「文化芸術立国」を実現します。(p.12) ヘイトスピーチなど、本邦の域外にある国または地域の出身であることを理由として行われる不当な差別的言動を解消するため、人権教育及び人権啓発等の取り組みを強化します。(p.17) 急増する難民申請者問題に対応するため難民認定制度を適正化するとともに、認定難民及び人道的配慮等で保護された外国人への日本語支援等、公的支援を強化します。(p.17) 人間の安全保障の理念が反映された 「持続可能な開発目標(SDGs)」を通じた平和構築、軍縮・核不拡散、保健・感染症、女性の活躍、防災などといった日本が得意とする分野について、太平洋・島サミットといった国際会議の機会も捉えつつ、 ODA や国際機関を積極的かつ戦略的に活用して取り組みを強化します。また、第6回アフリカ開発会議(TICADVI)の「ナイロビ宣言」の具体化を進め、多様な開発課題に直面するアフリカ諸国への支援に 積極的に取り組みます。さらに、シリア人留学生の受け入れをはじめとする中東地域の安定化に向けた取り組みを着実に進めます。その際、政府のSDGs 推進本部の下、国際機関、民間企業、NGOやNPO など多様な主体と積極的かつ戦略的に連携し目標達成に向けた取り組みを進めます。(p.20)■社会民主党 子どもや若者への支援を行うNPO法人等への寄付控除額の拡充や、資産寄付に対する相続税の控除を実現します。 高校授業料は私立高校も含め直ちに無償化します。外国人学校等にも差別なく適用します。 差別や敵意を煽る「ヘイトスピーチ」の根絶に向けて全力で取り組みます。 地方公務員採用の国籍条項を撤廃し、外国人の地方選挙権を実現します。 迫害をのがれ、支援を必要とする難民を、温かく迎える社会をつくります。難民認定のあり方を見直すとともに、自立した生活を安心して送れるよう難民支援を強化します。■日本維新の会 国の行政機関の職員に係る 二重国籍禁止法案(p.9) 公職に係る二重国籍禁止法案(公職選挙法改正法案)(p.9) 日系4世の入国容易化法案(p.10) 外国企業から日本への直接投資を促進。(p.17)■希望の党 性別、性的指向、年齢、人種、障害の有無等に関わらず、 すべての人が輝ける社会を目指します。(p.8) 地域社会の持続性を確保し、中小企業の人手不足を解消するため、国と職種を限定して外国人労働者の 受入れを拡大する。(p.13) ヘイトスピーチを含む人種など差別禁止法の制定(p.14)■立憲民主党 人種や性などによる違いを尊重し、社会を彩る多様性こそが、その社会を豊かで、活力あるものにするのです。多様性は、強さです。あらゆる差別を反対し、社会の分断を許しません。(p.4) 中間支援組織やNPO団体などを支援する「新しい公共」の推進(p.5)■日本共産党 民族差別をあおるヘイトスピーチを根絶します。超党派で成立させた「ヘイトスピーチ解消法」も活用して、政府が断固たる立場にたつことを求めます。■自由民主党 外国人旅行者数5年で約3倍(p.8) 外国人旅行者4,000万人を目指し、地域の特色を活かした観光資源を磨き上げるとともに、 受け入れ体制を強化します。(p.14)■日本共産党 民族差別をあおるヘイトスピーチを根絶しま す。超党派で成立させた「ヘイトスピーチ解消 法」も活用して、政府が断固たる立場にたつことを求めます。(p.15)*「外国人」等について記載なし ■日本のこころ *マニフェスト(公約)未発表 ■民進党 ■自由党 もちろん、この観点からのみ投票を促すものではありませんが、ご参考までに。 見落としや間違い等ありましたらご指摘ください。
]]>