「できることもちよりワークショップ&支援チーム立ち上げプロジェクト」名古屋・尾張地区の第三回セッションがウィルあいちにて開催されました。
入り口では恒例の会場調査を。
”困りごとに対して提供できる支援”というテーマで、「支援していること」を赤シールで、「つながりたい分野」を黄色シールで貼っていきました。
提供できる支援、つながりたい支援、両方のシールが多い「仕事」や「社会参加」の分野は、これから連携していく可能性が出てきそうですね。
まずはアイスブレイク。
40人もの人が大きな一つの円に。これからなにをするのでしょう??
答えは、大自己紹介大会でした。
いくつかのものを手渡しながら自己紹介が進みます。
大盛り上がりすぎてみんな走っています…!!
熱気に満ちた自己紹介が終わった後は、今日のセッション本編です。
「あなたやあなたの支援団体が、現在解決に困っていて、
ここにいるみなさんと解決したいケース」について、思いついた人から書き、参加者の前で発表してもらいます。
テーマが出そろったところで、ケースを出した人はケースについて困っていることを書いた「ヘルプカード」をつくります。
たとえば、高齢の両親と同居していて精神疾患をお持ちの方がいる。本人は特に困っていないが、両親が買い物など負担に感じており…
というケースに対しては、
*ヘルパーは数ヶ月先といわれているが、どう家事負担を軽くすればいいか。
*両親は社会参加させたいが、本人はその気がない。どうすれば。
というヘルプカードが。
ヘルプカードを出した後は、それぞれブースにわかれ、ブースに訪れた参加者とともにヘルプカードの解決策について考えます。
テーマが興味深くて、思わずひとつのブースに立ち止まってしまう人がいるほど、それぞれの方が出されたテーマは、とても印象深いものでした。
最後に、ケースを出した人の周りに集まり、ケースを出した人が明日からの次の一歩をどうしようと考えるグループワークを行いました。
ブースを出した参加者の方からは、
似たようなテーマで困っている団体が自分の団体以外にもあることに気づいた、という声や、
次の一歩として紹介された人に連絡を取ってみます、
次に行う支援の方向性をこうしたいと思います、
などという具体的なアクションのコメントも聞かれました。
後日聞いた話ですが、
この名古屋セッションで連絡先をかわした人と、早速連絡を取り、今度会うことになりました、
という動きがあったり、以前よりリファーしやすくなったなど、小さな連携の芽も生まれかけているようです。
今回で、名古屋セッションは全3回終了です。
セッションを追うごとに、緊張がとけ、
意見を出し合うときも意見が活発に出たり、
名刺交換している人が増えてきているなど、
顔見知りが増え、安心な場ががつくられてきている印象をうけました。
名古屋セッションにご参加くださったみなさま、ありがとうございました。
名古屋セッションは終了しますが、「できることもちよりワークショップ」は「支援立ち上げプロジェクト」へとフェーズを移し、これからも続いていきます。
支援立ち上げプロジェクトのはじめの一歩として、 11月に”生活支援戦略”の勉強会を開催予定です。
また支援者が相談できやすい場所づくりも企て中。
どうぞ、ご期待ください。
それでは、名古屋・尾張地区のみなさま、これからもどうぞよろしくお願いいたします!
(草の根ささえあいプロジェクト 上原)
Posted by 草の根ささえあいP×起業支援ネット at 18:15 | 名古屋・尾張地区セッション | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)