不登校を乗り越えるまでの時間の差(後半)[2019年11月10日(Sun)]
チンパンジーは、鬱症状になってしまいます。
今まで、一緒にすんでいた女性と信頼関係があり
コミュニケーションがとれていたのに
群れでは、誰ともコミュニケーションがとれません。
チンパンジーは、そのまま亡くなってしまいます。
これは、かなり有名な実験です。
人間も、同様です。
コミュニケーションがとれない。
誰にもわかってもらえないと鬱になってしまいます。
もう、お分かりだと思います。
何故、子どもさんによって不登校を乗り越えるまでに時間に差があるのか。
それは、克服するべき場所に
心からコミュニケーションがとれる人
自分の事を考えてくれ、信頼出来る人が居るかどうかの差です。
私は、このお話しを伺った際
子が、信頼出来る先生方と出会い元気になっていった様子を
はっきり思い出しました。
そして、今も子は
その当時の先生方に加えて
大学でも、沢山の先生方や事務の方
友人とコミュニケーションをとり
学生生活を無事に送っています。
人は、絶対に独りでは生きて行けません。
今、苦しむ子どもたちに
どうか、家族とは別に
信頼出来る先生方や友人との出会いがありますように。